エルフーンの遺伝経路について。
袋叩きとアンコールの両立ができないのは有名な話ですが、
タマゴグループは植物、妖精。
遺伝技は、しぜんのめぐみ、アンコール、くすぐる、うそなき、くさぶえ、おきみやげ、ふくろだたき、すりかえ、なやみのタネの9つです。
表示するのは覚える最終進化系です。(*)付きはレベルアップで覚えるポケモン。また、♀しかいないポケモンは省きます。
○アンコールを遺伝できるポケモン
タブンネ、トゲチック(*)、ピッピ(*)、ライチュウ、キマワリ、プラスル(*)、マイナン(*)、ウツボット、マリルリ
○くすぐるを遺伝できるポケモン
エネコロロ、クチート、チェリム、ドダイトス、ラフレシア、ルンパッパ、ピクシー、ライチュウ、ウツボット、モジャンボ(*)、マリルリ
○うそなきを遺伝できるポケモン
エネコロロ、キノガッサ、クチート、パチリス、ピクシー、プクリン、プラスル、マイナン、オニゴーリ、マリルリ
○くさぶえを遺伝できるポケモン
キマワリ(*)、ノクタス、ロゼリア(*)、チェリム、メガニウム、ドレディア、フシギバナ、マスキッパ、マラカッチ、ユキノオー(*)
「しぜんのめぐみ」「なやみのタネ」に関しては第4世代で遺伝の技マシンと教え技が存在するので多数のポケモンが覚えます。
○しぜんのめぐみを自力or遺伝で覚えて遺伝できる
キノガッサ、クサイハナ(*)、タマタマ(*)、メガニウム(*)、トロピウス(*)、ハスボー(*)、パラセクト、キマワリ、ハピナス、ウツボット、モジャンボ(*)、ユキノオー、ロゼリア
○なやみのタネ
キノココ(*)、キマワリ(*)、ノクタス、スボミー(*)、ダーテング、タマタマ(*)、チェリム(*)、ナットレイ、ドダイトス、ワタッコ(*)、フシギバナ(*)、マスキッパ(*)、ウツボット、マラカッチ
では、遺伝技の両立について考えます。
まず、数の少ない「すりかえ」です。ノクタスしか覚えませんが、ノクタスもスリーパーから遺伝をする必要があるので「くさぶえ」は同時遺伝できません。同時遺伝できるのは技マシン系の「しぜんのめぐみ」「なやみのタネ」のみです。
次に、「ふくろだたき」です。これもダーテングしか覚えませんがドーブルから遺伝をする必要があります。同時遺伝できるのは技マシン系の「なやみのタネ」のみです。因みに、「なやみのタネ」はダーテングの遺伝にもなっているので、5世代だけでもできます。
「おきみやげ」もワタッコしか覚えませんが、ワタッコはレベルアップで覚えることができます。同時遺伝できるのは技マシン系の「しぜんのめぐみ」「なやみのタネ」と「アンコール」です。ピッピなどからアンコールを遺伝したハネッコを用意すれば可能です。因みに、ワタッコは「なやみのタネ」もレベルアップで覚えます。
「くさぶえ」は覚えるポケモンが何匹かいますが、他の技と同時遺伝をすることを考えると、キマワリのみが「アンコール」を同時遺伝させることができます。つまり、「くさぶえ」と同時遺伝できる技は「しぜんのめぐみ」「なやみのタネ」「アンコール」の3つです。
残る「くすぐる」「うそなき」「アンコール」ですが、3つ同時の遺伝が可能です。ただし、この3つを同時に覚えるのはピッピしかいないので、「しぜんのめぐみ」の同時遺伝はできても「なやみのタネ」の同時遺伝はできません。「なやみのタネ」を遺伝させるならば「くすぐる」と他の技は同時遺伝できません(ウツボットは「アンコール」も覚えますが「アンコール」と「くすぐる」の親が違います)。また、「なやみのタネ」を入れながら「アンコール」「うそなき」の同時遺伝もできません。「アンコール」だけであればキマワリウツボット、「うそなき」だけであればキノガッサで可能になります。
最も強力だと思われている「アンコール」を持っている可能性がないと断言できるのは、「ふくろだたき」「すりかえ」を見せてきたときだけです。以上のように複数の技を使ってきたときに「アンコール」なしと断言できる場面はあります。