エルフーンってあんまり使われないんですかね。
置き土産からつなげる構築は結構ありそうですけど。
この間、毒菱パルシェンのパーティが現れたので全抜き構築が今後どうなるかはよく分かりませんが、最近ではラティオスが壁を貼ってきたりメタグロスがステルスロックを撒いてきたりする時代で、そのポケモンたちに挑発をぶつけるのは攻撃をされたときに非常にリスキーです。じゃあ、挑発して後ろにつなげられればいいということでエルフーンを候補に挙げます。多彩な補助技をちらつかせることで同じような全抜き構築の起点作りを潰しつつ味方の起点作りができそうな気がします。
置き土産は絶対に欲しいので、今回は草笛やすり抜けは候補に入りません。その他に欲しい技は、挑発、アンコール、光の壁、甘える、宿り木の種、追い風、日本晴れなどがあります。
そもそもアンコールが強力なので初手で相手は下手に補助技を使うことができません。それでも使ってきそうな相手は挑発で黙らせることができます。挑発してる間に攻撃を受けたとしても優先度+1の置き土産で先手退場ができるので、続くポケモンが即座に電磁波や吠えるを受けることがなくなります。光の壁や甘えるは置き土産だけじゃ足りないと判断したときに。宿り木の種は身代わりと一緒に持たせればエルフーン単体で選出しても最悪戦える可能性を残すこともできます。追い風や日本晴れは後ろのポケモン次第かと思います。
持ち物はメンタルハーブか気合の襷かオボンの実でしょうか。気合の襷なら相手が連続攻撃を打たない限りはほとんどの攻撃を耐えることができるので何か+置き土産という行動が取りやすいです。メンタルハーブなら何か+置き土産の何かの後に不意の挑発やアンコールを受けてもそのまま置き土産に繋ぐことができます。特に、追い風入りだと相手の悪戯心に先手挑発を受けた後でも追い風で2ターン目には先手置き土産を使うことができます。まあ、繋いだポケモンが挑発されてしまいますが。オボンの実は途中で回復を挟むことで連続攻撃に対する耐性(特に対パルシェン)を上げることができます。
気合の襷型は相手の先制技や悪戯心に強くするために素早さをできるだけ伸ばすのがよさそうです。
ここでは、メンタルハーブを持たせる型の努力値について考えます。
○エルフーン ずぶとい いたずらごころ
167-×-132-×-102-147 H.252 B.116 D.52 S.84 余り4
・A204カイリューの鉢巻神速2発耐え
・A182ガブリアスの鉢巻逆鱗耐え
・A204バンギラスの鉢巻ストーンエッジ+砂×1耐え
・C182ラティオスの流星群耐え
優先度+2の神速が厄介なカイリューの攻撃を耐える配分です。鉢巻神速を2発耐えるので挑発で龍の舞を防いでから置き土産ができます(持ち物補正がなければ炎のパンチ+神速も耐えられます)。特殊攻撃もラティオスの流星群なら耐えるので不一致技で弱点を突かれる程度なら耐えることができます。何か+置き土産を目標にしているので、氷の礫が入っていることが多いマンムーの前で動くために素早さに残りを振っています。
A147パルシェンの氷柱針1回のダメージが最大で42になるので5回で210。オボンの実を持たせれば回復量込みでHPは207〜208になるので高乱数で耐えることが可能です。オボンだとHPは偶数にしておきたいですが、シングルバトルではおそらくほぼ無意味ですよね((