殻を破るアバゴーラの配分案

シングルのアバゴーラの配分。


無振りの性格補正がない状態で

149-128-153-103-84-52 残り努力値508


からスタートします。



まず、アバゴーラの特徴と言えば特性の頑丈と殻を破るです。
殻を破るを使うポケモンのほとんどは殻を破るを使うタイミングを作りやすくするために持ち物を気合の襷することが多いです。しかし、アバゴーラは特性の頑丈によって気合の襷を持っているように動かすことができるので、持ち物の枠を自由に使うことができます。ここはジュエルなどを持たせて積んでからの火力を増強するのもいいですが、積みポケモンの弱点である状態異常の対策ができるラムの実を持たせたいところです。


努力値の指針ですが、殻を破るを使って相手を突破したいので素早さは最低でもボルトロスを抜ける値が欲しいので、必然的に性格補正は素早さにかける必要があります。残念ながら最速にしても最速バンギラス@スカーフよりも遅いのですが、どうせ値は2しか変わらないのだからなるべく最速にしてライコウやスターミーなども抜けるようにしておいた方がよさそうです。
因みに、ミラーになった場合ですが、ハイドロポンプ+アクアジェットでは無振りアバゴーラは倒れないのですが、殻を破るを使用するとハイドロポンプ+アクアジェットの圏内に入ってしまいます。


殻を破るをしてから使える技はストーンエッジ、滝登り、アクアジェット、噛み砕く、地震、じたばた、ハイドロポンプ、波乗り、冷凍ビーム、目覚めるパワー、など。攻撃の方が種族値が高いので物理技を中心とした構成にするのがよさそうです。それでも特攻が低すぎるわけではないので、物理耐久の高い相手には特殊技を使って突破することも狙えます。ただ、攻撃範囲が広いわけでもなく特攻に性格補正をかけることもできないので、特殊をメインとする構成は取りづらいです。


アバゴーラ むじゃき がんじょう
151-159-153-103-75-92 H.12 A.244 S.252
ストーンエッジハイドロポンプアクアジェット、からをやぶる@ラムのみ
・ランク+2のアクアジェットでH185B81ドリュウズ1発(0.85〜0.87の乱数以外)
・ランク+2のストーンエッジでH201B178ヤドラン2発
・ランク+2のハイドロポンプでH215D136カバルドン1発(0.85〜0.88の乱数以外)
・ランク+2のハイドロポンプでH214D127カバルドン1発
・ランク+2のハイドロポンプ+ステルスロックでH172D91エアームド1発
・地球投げ3発耐え


アクアジェットドリュウズを先手で倒すために攻撃を重視した配分。攻撃を160まで上げるとB80のドリュウズに対しては乱数1つ分上がりますが、このアバゴーラにはラッキー+エアームドなどを突破してもらうことも求められているので地球投げを3発耐える方を優先するべきかと思いました。
エアームドグライオンのようなポケモンを突破するために水技がハイドロポンプになっているせいでバンギラスを1発で倒すことができるなくなっているので滝登りも十分採用価値はありそうです。実際、上のように配分をすると滝登りでもH215B138カバルドンも高確率で倒せますし、怯みが狙える点と命中が安定している点が評価できます。
HPは満タンか頑丈発動状態しかほぼ考慮していませんが、殻を破るを使ってから型破りのオノノクス@スカーフの逆鱗は陽気でも乱数上2つを除く感じでしか耐えられません。



ジュエルに関しては、全く計算していませんが、パルシェンと同じ程度の特攻だと考えれば特殊方面は理解できるのではないでしょうか。ノーマルジュエル+じたばたはヤドランも倒せるみたいですね。


ポテンシャルは十分に高いのですが、メインに添える必要のある技の命中が80しかないことから、実際に採用しても机上論ほどには機能しにくそうです。積むことができても当てられなければどうということはない。