44パーティ案(ゼクロム、ゴルダック、カイオーガ、ナットレイ)

BWGSのネタ。机上論すぎて怖いです。


ゼクロム 雷撃、逆鱗、岩雪崩、ボルトチェンジ@拘りスカーフ
ゴルダック 水浸し、金縛り、アンコール、守る@ソクノの実
カイオーガ ハイドロポンプ、雷、絶対零度、守る@食べ残し
ナットレイ 種爆弾、ジャイロボール、宿り木の種、守る@オボンのみ



ゼクロムを使った構築。不利な相手と対面しても交代などを見てから逃げられる拘りスカーフゼクロムボルトチェンジが面白いと思ったので、後ろにカイオーガを置いて天候を奪うところから始めました。ゼクロムの隣のポケモンは雨の恩恵を受けるポケモンにしたかったのですが、カイオーガは耐久重視の配分になると思ったのでルンパッパではなくゴルダックにしてみました。最後のポケモングラードンに圧倒的に不利でなくドラゴン技や電気技にも交代で出せて耐久が低くはないポケモンということでナットレイにしました。


まず、今回のコンセプトであるゼクロムゼクロムは攻撃種族値150から繰り出す雷撃が非常に強力なのですが、素早さが90しかなくて自分より速いポケモンに対しては雷撃がはずれることも考えると安定しないです。なので、タイマン性能を上げるべく拘りスカーフを持たせます。ゼクロムは攻撃範囲が広くなくて使う攻撃技は少ないので、拘りアイテムを持たせてもそこまで支障は出ません。メイン技の雷撃とタイマンが強い逆鱗、初手で不利な相手と対面しても逃げつつ後ろからカイオーガを出して天候を奪うことができるボルトチェンジ、は必須だと思います。最後は比較的自由で安定感を持たせるためにドラゴンクローやクロスサンダーを入れてもいいと思います。


次にゴルダック、特性はすいすいです。ルンパッパと違って初手でゼクロムのサポートはできませんが、交代にあわせて水浸しやゼクロムを止めにくる相手に対して金縛りアンコールをしているだけでも強く、カイオーガで天候を奪ってからの金縛りやアンコールが非常に強力です。また、水浸しを使えるのでゼクロムの雷撃が通りにくい相手に対しても無理やり突破することができるようになります。守るも欲しいので攻撃技がない構成になってしまいましたが、伝説枠のポケモンに火力を委ねることができるGSルールならではの構成じゃないでしょうか。努力値配分はどうするのがいいかまだ明確になっていませんが、すいすいで最速カイオーガを抜けるようにはしておきたいです。初手の特性発動順でゼクロムが拘りスカーフだと割れてしまうことが多いので、ゼクロムが放置される可能性は低くゴルダックは初手から動かすこともできるのではないでしょうか。


後発の伝説枠のカイオーガゼクロムが反撃でやられる相手がいたら積極的にボルトチェンジで逃げてくる可能性が高く、ゴルダックナットレイも雨状態だとかなり強いポケモンになるのでカイオーガを何度も場に出すことが多くなるので持ち物はそれにあわせて食べ残し。努力値配分も穏やかで物理耐久を重視したものになるかと思います。技は、ある意味メインでもある雷と場持ちさせる意味で守るが必須。積極的に攻撃するカイオーガではないので、水技は攻撃したい相手を迅速に削れるハイドロポンプ、最後は水浸しで電気技を打つしか対処のしようがないナットレイに対して使える絶対零度です。耐久にかなり振る点とゴルダックの技が相手の交換を誘発しやすいことから絶対零度の試行回数は増えますし、そこで当ててしまえば相手がカイオーガナットレイを倒す手段がなくなるという状況も発生するので便利な技だと思います。


最後のポケモンナットレイゼクロムに飛んでくるドラゴン技やカイオーガに飛んでくる電気・草技を半減できて伝説枠との相性がいいです。また、ナットレイは耐性の多いポケモンで有効打を複数持っているポケモンはそう多くないのでゴルダックの金縛りやアンコールでナットレイが動かしやすくなります。カイオーガで天候を奪うサイクルでユキノオーバンギラスの消耗を狙えるように攻撃技にジャイロボールを搭載します。パワーウィップと種爆弾はお好みかと思いますが、宿り木の種しか回復手段がないナットレイに対して種爆弾の方が有利である点や命中率を重視して種爆弾にしてみます。カイオーガで天候を奪うためにカイオーガからの交代先として扱われることになるので消耗を抑えるために食べ残しを持たせたかったのですが、カイオーガに渡しているのでオボンの実で代用。弱点を突かれる技はカイオーガで受けるか金縛りで封じればいいと思ったので半減の実よりもこちらかと。


ゼクロムが主軸なのかあやしくなりましたが、44の構成にシナジーのあるものをコンパクトに詰め込むことはできたような気がします。
ゼクロムクロスサンダーが主力では火力が足りないので雷撃を打ち続けるしかなく、命中85の不安定さから勝率はある一線を越えられなさそうなので、ゼクロムの雷撃に依存しすぎない構成の方が良いかと思います。そういう意味では絶対零度や金縛りアンコールなどの勝ち筋を残せるので、そこそこ戦える構築なのではないのでしょうか。