ローテ用ビルドアップローブシンの配分案。
ここでは持ち物はオボンの実ということにします。
私が最初に考えていたローブシンのイメージはビルドアップという積み技を見せながら頃合いを見計らってトリックルームを貼るスイッチ的な扱いをすると思っていたので素早さを65付近で考えていたのですが、どうやらトリックルームを積極的に使うくらいの方がいいみたいです・・・と検索した結果が仰っていました((
素早さは45〜57までのお好みで良いかと思います。ここまで素早さを下げたことによりブルンゲルユキノオーバンギラスに先手で動かれるという関係ははっきりとするようになり、後攻のしっぺ返しが発動しやすくなっています。45〜57付近でメジャーなポケモンはすぐに思いつきませんが、トリックルームから攻め切ることを考えるなら下手に速くして後手になるよりは最遅にしてしまった方が良いと思います。57程度だと電磁波を絡めて戦う戦術も取れなくはないですね。
ビルドアップを積むことで火力と物理耐久は補うことができるので特殊耐久中心に配分したいです。シングルバトルでは、ローブシンで場に出ている物理のポケモンに対してビルドアップを仕掛けていくこともありますが、ローテーションバトルでは相手の場に特殊攻撃を主体とするポケモンもいる可能性があるので特殊耐久を上げておくことで動かしやすさを上げることができます。
○ローブシン ゆうかん こんじょう
212-176-115-×-114-45 H.252 D.228 残り28
ドレインパンチ、マッハパンチ、ビルドアップ、何か@オボンのみ
・A182ガブリアスの+2地震耐え
・C200ジバコイルの拘り眼鏡雷耐え
・Aランク+1のストーンエッジ急所でマルチスケイルB120カイリューに最低166ダメージ
・Aランク+1のマッハパンチ+命の珠ダメージ×2でH186B81ドリュウズ1発(最低ダメージ150)
(・Aランク+1のドレインパンチでH183B116ガブリアス確定2発)
実数値こそ変わりますが、調整はこれをベースに考えていくことにします。ジバコイルにあわせて調整したのはあくまで特殊の大火力の目安であり、まだまだ特殊耐久を上げたいところです。性格を生意気にして攻撃をガブリアスを2発で倒せるラインに抑えると特殊耐久は上がりますが、攻撃を7程度落としたのに対して特防の実数値は4程度しか変わらなかったので、トータル的には性格を生意気より勇敢で考えた方が良いかと思います。
〜配分案1〜
○ローブシン ゆうかん こんじょう
212-177-116-×-116-45 H.252 A.4 B.4 D.244 (余り4)
・C161キングドラの命の珠雨ハイドロポンプ耐え(0.98〜1.00の乱数以外)
・C150トゲキッスのエアスラッシュをオボン込みで2発耐え
・A167トルネロスのアクロバット耐え(最大乱数以外)
・A187ドリュウズの+2地震耐え(0.99〜1.00の乱数以外)
・Aランク+1のドレインパンチ+後攻しっぺ返しでH183B116ガブリアスを確定で1発ずつ
・A204カイリューの拘り鉢巻逆鱗耐え
・A147パルシェンの+2氷柱針をオボン込みで6回耐え
→最低限の攻撃ラインは確保できている感じがあったので、特殊耐久に特化させてみた配分。「ビルドアップ1回のドレインパンチ+しっぺ返しでガブリアス確定2発」の値を示すために攻撃に振っていますが、攻撃に振った努力値を特防に回すことでキングドラからの乱数を1つ変動させることができるので、おそらくそちらの方が実用的な配分と言えるでしょう。この防御に努力値が入ることで下2つの調整は成り立っています。
因みに、トゲキッスのC150はエアスラッシュでH183D105ガブリアスを確定3発(H156D130ラティオスが高乱数3発にする値です。
〜配分案2〜
○ローブシン ゆうかん こんじょう
209-178-119-×-115-45 H.228 A.12 B.28 D.236
(・Aランク+1のドレインパンチ+後攻しっぺ返しでH183B116ガブリアスを確定で1発ずつ)
・Aランク+1のドレインパンチ+マッハパンチでH151B115キングドラを確定で1発ずつ
・後攻しっぺ返し+マッハパンチでH155B101ラティオスを確定で1発ずつ
・A147パルシェンの+2氷柱針をオボン込みで6回耐え
・A167トルネロスのアクロバット耐え
・A187ドリュウズの+2地震耐え(最大乱数以外)
・C16キングドラの命の珠雨ハイドロポンプ耐え(0.97〜1.00の乱数以外)
→配分案1がジバコイルの拘り眼鏡雷を耐える耐久+αなら、この配分案はジバコイルの攻撃をギリギリ確定で耐える配分。配分案1に比べるとオボンの実の回復量も落ちていますが、物理耐久と攻撃がやや上がっています。ローブシンで処理したい相手のうちの1匹であるドリュウズの剣の舞地震を耐える乱数を一つ上げているのが配分案1と違う大きなポイントだと思います。
〜配分案3〜
○ローブシン ゆうかん こんじょう
212-183-115-×-111-45 H.252 A.52 D.204
・A182ガブリアスの+2地震耐え
・C200ジバコイルの拘り眼鏡雷耐え(0.99〜1.00の乱数以外)
・C182ヒードランの大文字をオボン込みで2発耐え
・Aランク+2の後攻しっぺ返しでH207B134ブルンゲル1発(最低乱数以外)
・ドレインパンチ+マッハパンチでH125B201パルシェンを1発ずつ(最低ダメージ124)
→逆に最初に決めたベースには従わず、どこまで攻撃を伸ばせるかを計ったかのような型。先述している通り、ジバコイルからの攻撃はあくまで目安であるため確実に耐える調整でないからといって大きく支障が出るということはないかと思います。
ジバコイルからの攻撃はあくまで目安にしているだけであり、実際にビルドアップを積む際にも光の壁などのサポートがないと不安が残る部分があるのでアバウトなHDベースの配分であれば問題はないと思います。問題は、考えた配分案を実戦でどのように起用して行動していくかというところにあるので、机上で配分を考えるだけでなく早く実践に取り組みたいところです((