第9回伝説厨オフ 第二部レポート

第9回伝説厨オフが終わりまして。
最近では定番のように会場を使える時間が残っていたので第二部と称して、wi-fi大会“クリスマスカップ”ルールでの対戦会が行われました。参加人数は11人で2リーグの予選に分けて、各リーグの1位同士が決勝を行うというものでした。


クリスマスカップのパーティはまだ全く考えていなかったもののアルセウスの使用感を一応確認してみたかったので、友人からアルセウスをお借りしてその型からそれっぽく寄せ集めで組みました。すると、3-1で同率1位となり直接対決で勝っているので決勝に進みましたが、決勝で負けてしまい準優勝でした。


〜パーティ〜
コジョンド けたぐり、猫騙し、挑発、ワイドガード@気合の襷
ミュウツー サイコブレイク、波動弾、光の壁、守る@エスパージュエル
アルセウス 神速、地震、剣の舞、守る@命の珠
カイオーガ ハイドロポンプ、波乗り、冷凍ビーム、守る@水のジュエル
パルキア 流星群、亜空切断、ハイドロポンプ、波動弾@拘り眼鏡
ギラティナO シャドーダイブ、ドラゴンクロー、影打ち、追い風@白金玉



とりあえず、アルセウスを使ってみたかったので友人からお借りしてきました。お借りしたときの技構成と持ち物から構築を組み始めて即興で思いついた6匹がこれです。パルキアカイオーガはそれっぽく育成していた個体がいたのでそれを使用しました。
剣の舞アルセウスを軸にということで構築を開始。伝説ポケモンが並ぶ中、アルセウスで剣の舞を積むためには流石に何かしらのサポートがないといけないと思ったので、コジョンドが脳内に浮かんだのでそのまま採用。猫騙しでアルセウスの苦手なポケモンを止められてワイドガードカイオーガを中心に範囲攻撃からアルセウスを守ることができること、猫騙しの効かない挑発で変なコンボや補助技を止められて守るも封じられること、単純にコジョンドの素早さからのけたぐりとアルセウスの神速だけで剣の舞に依存せずに戦えると思ったことからです。
続いて、相手のアルセウスに隙を見せないようにするべくアルセウスから気を逸らすことができそうなポケモンとしてパルキアカイオーガを採用。かなり地震の一貫性がかなり辛いと思ったことからあまり強いとは思えなかったギラティナのオリジンフォルムを試験的に採用してみることにしました。
ここまでで相手のパルキアとのミラーや速いアルセウスに圧力を掛けづらいと感じたので最後はミュウツーを採用しました。
始める前としては、カイオーガパルキアで拘り眼鏡を取り合ってしまうのが一番の問題点でしたが、カイオーガに拘り眼鏡を渡してしまうとアルセウスを使う際に地震が打てなくなってしまいます。アルセウスで剣の舞を決める以上はアルセウスが倒れるまでに相手に大損害を与えられるようにしておきたいです。神速すら打てないアルセウスを作るのが理想の対策ですが、神速しか打てないアルセウスを作ることで1:1交換の犠牲で済ませるというのが現実的な対策なので、範囲攻撃である地震の存在は重要性が高くカイオーガが守れないために地震を打てない場面を作ってしまってはいけないと思いました。


簡単に対戦メモだけ残しておきます。
しかし、アルセウス入りと戦ってるのは5戦のうちたったの一度なので参考になるかどうか・・・(


○1戦目 vs マ さん 勝ち
自分:ギラティナO コジョンド パルキアアルセウス
相手:カイオーガ ルンパッパ クレセリア グラードン (マニューラ ホウオウ)

カイオーガ猫騙しを打ちながら追い風をするとルンパッパは身代わり。カイオーガにけたぐりとドラゴンクローを集中して落として、ルンパッパの雨珠ハイドロポンプコジョンドが襷で耐える。クレセリアを死に出しされるものの挑発でトリックルームを止めながらシャドーダイブで消える。コジョンドのけたぐりでルンパッパの身代わりを壊しながらシャドーダイブグラードンに受けられるものの、死に出しのパルキアの亜空切断でグラードンを倒したのでそのままクレセリアを殴って勝ち。


○2戦目 vs わっち さん 勝ち
自分:ミュウツー カイオーガ アルセウス パルキア
相手:ミュウツーキュレム ホウオウ テラキオン (コジョンド ナットレイ)

→初手でミュウツーが光の壁を貼ると、サイコブレイクと珠流星群の集中攻撃をカイオーガが耐える。しかし、ハイドロポンプミュウツーにはずしてしまう。キュレムを削りながらカイオーガを捨ててアルセウスで剣の舞を積もうとするとミュウツーが鬼火をアルセウスに当ててくる。しかし、ジュエルサイコブレイクと神速の集中でなんとかミュウツーを倒して、ホウオウも神速で半分削りながらキュレムを倒す。最後はパルキアアルセウスと半分削れたホウオウ+満タンテラキオンの並びになりテラキオンに神速+亜空で集中するとホウオウが守るを使ってくれたので、岩雪崩にも怯まずテラキオンを処理する。火傷ダメージでアルセウスが倒れてしまうものの、最後は光の粉を持っていたらしいホウオウに亜空切断をしっかり当てて勝ち。


○3戦目 vs スープ さん 負け
自分:パルキア カイオーガ ギラティナO アルセウス
相手:カイオーガ コジョンド アルセウス ディアルガ (バンギラス ミュウツー)

パルキア猫騙しを受けて、スカーフカイオーガから雷を受ける。ジュエル波乗りでコジョンドを襷まで持っていったので、次のターンにパルキアの後ろからギラティナを繰り出してカイオーガを守らせると相手のコジョンドが飛び膝蹴りを打っていたので反動で自滅。カイオーガが縛られている状況で死に出しでアルセウスが出てくる。ギラティナのドラゴンクローではアルセウスを3割しか削れず剣の舞を積まれた後はパワフルハーブシャドーダイブギラティナが倒されて、命の珠神速ではジュエル波乗りを受けたカイオーガを倒しきれず雷を被弾してしまい相手のアルセウスにも素早さで負けて神速さえ打たせてもらえず順当に負け。コジョンドの死ぬタイミングが絶妙でした。


○4戦目 vs ぴくるす さん 勝ち
自分:ギラティナO カイオーガ アルセウス パルキア
相手:ルギア バンギラス パルキア ギラティナ (コジョンド カイオーガ)

→勝たないとチャンスが残らない試合。 ギラティナシャドーダイブを選択しながらカイオーガでジュエル波乗りを打つと、バンギラスから交代でパルキアが出てきてルギアの電磁波でカイオーガが麻痺するもしっかり動く。これでもシャドーダイブバンギラスに受けられて面倒になると思っていたところにルギアが身代わりで居座ってくれたおかげで影打ちで電磁波1匹を犠牲にルギアの処理に成功する。最終的にはパルキアアルセウスで縛りながらパルキアギラティナを処理できるような対面に持っていくことができたのでそのまま流れを掴んで勝ち。


○決勝戦 vs うぃww さん 負け
自分:コジョンド パルキア ギラティナO アルセウス
相手:メタモン キノガッサ ディアルガ グラードン (カイオーガ ミュウツー)

→バトルビデオ:83-49090-02228
相手のメタモンパルキアに変身。守るがないことが分かっているので、猫騙し+亜空切断で集中してパルキアを処理するもののキノガッサのキノコの胞子でコジョンドが眠らされてしまう。コジョンドギラティナに交代しながらキノガッサに向けて亜空切断を打つと、襷で耐えられて胞子でパルキアも眠り。ディアルガトリックルームを決められる。影打ちでキノガッサを狙いながらパルキアは居座り。竜の波動ならプレートを持っていない限り耐えると思っていると、相手はキノガッサグラードンに交代してギラティナの影打ちを受けて、ディアルガの流星群でこちらのギラティナが倒される。ここでアルセウスの起点ができたので死に出し。
トリックルームを逃げ切るためには2回は守るを使わねばならないので、パルキアに流星群が飛んで地震が飛んでくると思いながらもアルセウスは守る。すると、相手はディアルガグラードンに対して威張る。ラムの実で混乱を回復したグラードン地震が飛んでくるもパルキアが確実に攻撃を耐えるので最速で起きれば勝てる可能性があると思っていると急所に当たってパルキアが倒れてしまう。
2連守るを決めながら相手ディアルガアルセウス側に攻撃してコジョンドが生き残るものの、トリックルーム最終ターンにキノガッサを死に出しされてマッハパンチ+晴れ炎のパンチでアルセウスが倒されてしまって負け。
初手ですが、相手のメタモンが拘りスカーフを持っていようが、私のパルキアは特攻を抑えたパルキアの亜空切断は耐えるようになっているのでキノガッサを狙っておくべきだったと思います。流星群を先手で打たれてパルキアが倒れたとしてもギラティナが流星群を耐えるようになるので違う展開になっていたでしょう。またディアルガを一撃で倒して2回目のトリックルームを防ぐことしか考えていなかったため最終ターンに剣の舞を使いましたが、ここで地震を打っていれば地震を打つ回数が増えて急所を引きやすくなったような気がします。


というわけで、通算3-2でアルセウスには一度しか当たらないという微妙な成績ながら入賞してしまったので景品をいただいてしまいました。


選出はほとんどしませんでしたが、ミュウツーが強かったように思えます。また、オリジンギラティナも影打ちは非常に強かったですが、アルセウスに対して剣の舞の隙を作りやすくなってしまうのが難しいように感じます。逆鱗を当てられるならばまだ良いのでしょうが。
パルキアは最初から「ふがいない」と表現を続けていたのですが、難しいポケモンのように思えました。カイオーガは強いことは強いのですが、潮吹きのない構成で単体で出すとやはり仕事ができずに終わってしまうことも多くあると思いました。
使う機会はありませんでしたが、このルールでは火力の高い攻撃が飛び交うため「耐えて補助技を使い体勢を建て直す」という使い方でしか小技が機能しないと思ったので、その対策をかねてクレセリアモロバレルに挑発を打てるように猫騙しの効かないコジョンドに挑発を入れておけたのは良かったと思います。


この経験を経てなのか、12/16のクリスマスカップルールのオフ会で優勝という結果を残すことができたので良い経験だったのではないでしょうか。