wi-fi大会 “Winter Friendly” 使用パーティ

2/15〜17にかけて“Winter Friendly”というwi-fi大会が海外のPGLで開催されていました。


海外のwi-fi大会なので海外バージョンのBW2がないと対戦ができないのですが、面白そうなルールだったのでこの大会に参加するためだけに新しくソフトを買ってきました((
しかし、実際には21戦ほどしたところで上位を狙うために組まれたようなパーティとは全く当たらず全勝したところで1日目が終わり、その後の私のスケジュールの都合でそのまま閉幕を迎えました。
駆け込みで6匹を集めたこととローテーションバトルの経験が深くないことからツッコミどころは多数ありますが、感想などを含めて一応記事にして残しておきたいと思います。


〜パーティ〜
アルセウス、ルギア、ディアルガグラードン、ホウオウ、パルキア



アルセウス いじっぱり マルチタイプ
196-189-140-×-140-172 H.4 A.252 S.252
しんそくかわらわり、ドラゴンクロー、つるぎのまい@いのちのたま


○ルギア おくびょう マルチスケイル
212-×-150-110-176-178 H.244 D.12 S.252
エアロブラスト、おいかぜ、リフレクター、ひかりのかべ@ひかりのねんど


ディアルガ ひかえめ プレッシャー
207-×-144-190-130-127 H.252 B.28 C.20 D.76 S.132
りゅうのはどうだいもんじれいとうビームはどうだん@こだわりメガネ


グラードン いじっぱり ひでり
182-222-161-×-135-111 H.52 A.252 B.4 D.196 S.4
じしん、いわなだれ、なげつける、つるぎのまい@くろいてっきゅう


○ホウオウ しんちょう プレッシャー
213-150-140-×-191-113 H.252 B.236 S.20
せいなるほのお、ブレイブバード、おいかぜ、はねやすめ@たべのこし


パルキア おくびょう プレッシャー
166-×-120-202-140-167 H.4 C.252 S.252
あくうせつだん、かえんほうしゃトリックルーム、まもる@きあいのタスキ


環境の中心であるアルセウスはノーマルタイプで使用すると最初から決めていました。ノーマルタイプ以外で使うとするならばリフレクターや光の壁を貫通できる瓦割りを無効化しながら相手のアルセウスの前で積み技を使用できるゴーストタイプが候補になるのですが、ゴーストタイプのアルセウスはノーマルアルセウス構築への対策的な意味合いが強いように感じていてあまり使う気にはなれませんでした。積みに対する対策の筆頭候補である素早さコントロール技に対して弱くならないノーマルアルセウスを使用する方が様々な構築と数多くの対戦を繰り広げるwi-fi大会では適当なポケモンだと思ったこともあり、やはりノーマルアルセウスで構築を考えることにしました。
次に採用したいと思っていたポケモンがルギアです。ルギアはただでさえ耐久がずば抜けて高いのにマルチスケイルという強力な特性まで持ち合わせているのでサポートポケモンとしての性能が非常に高く、対策の薄い相手に対してはルギアで壁を貼ってアルセウスで積むだけで一気に全抜きができてしまいます。
ルギアの苦手な相手として浮上するのがゼクロムとホワイトキュレム(以下Wキュレム)です。特に、ゼクロムは拘りスカーフを持っていた場合に特性のテラボルテージでマルチスケイルを貫通してルギアを一撃で落とすことができるので、電気技を受けられて且つゼクロムを一発で殴れるポケモンを配置してゼクロムに圧力を掛けていきたいところです。Wキュレムに関しても拘り眼鏡を持っているか拘りスカーフを持っているかは実際に動いてもらうまで判断ができないことが多く、特性のターボブレイズでルギアを射抜いてくるポケモンであるため安易に動かれないようにしたいところです。そこでこちらはディアルガを採用したいと思いました。
アルセウス+ルギア+ディアルガという主軸が「積み(物理)+補助(耐久・素早さ)+拘り火力(特殊)」となりバランスは非常に良いものだと思えたので、ここから構築を開始することにしました。


・・・しかし、色々と経過した結果。まず、トリックルームからグラードンを繰り出された場合に攻撃が一貫してしまうこととグラードンホウオウという並びを作られた際に晴れ聖なる炎がこちらのポケモンに一貫してしまいアルセウス+ディアルガではホウオウを崩すことができない点が気になりました。どうにも対策が思いつかなかった結果、自分でグラードン+ホウオウの晴れ構築を使用すればいいという発想に至ったのでグラードン+ホウオウを主軸として採用できる側面もパーティに持たせたいと思いました。
これで自然に5匹が決まってしまったものの、実際に繰り出せるのは4匹であることと中途半端な素早さのポケモンが揃っていることからパーティ製作が進まず大会開始期間が迫ってきてしまい、私が時間を多めに割けるのは初日だけだったので仕方なくそのままの5匹を使用することにしました。最後の1匹はトリックルームを覚えるポケモンが1匹は欲しかったのですぐに用意ができるという意味でもパルキアミュウツーが適切な選択でしたが、ミュウツーテラキオンなどを上から叩くことができるもののサイコブレイクが抜群の通りの良さを誇るようには思えず、いくつか耐性のついているパルキアの方が気合の襷なしでも動かすことができると思ったことからパルキアを採用しました。


>アルセウス
環境の中心的存在であるため様々な人と何試合も試合をこなす以上はスペックが高いポケモンを軸に構築するのが自然な方針だと思うので、今回軸にしたポケモン。クリスマスカップでも猛威を奮ったようにやはり圧倒的なスペックを持ち合わせています。
まず、失敗だったのが持ち物を深く考えずに命の珠にしてしまったこと。一度剣の舞さえ使ってしまえばカイオーガパルキアキュレムを神速の一撃で葬り去ることができるという圧倒的な火力に惹かれて命の珠を選択したのですが、剣の舞を積む際に聖なる炎や熱湯や雷など追加効果で状態異常になる技を受ける機会が多く、その技を使うポケモンを含む並びでアルセウスを動かして積むということが難しかったので状態異常の保険となるラムの実を持たせた方が良かったように思えます。命の珠を持たせるのであれば構築内に癒しの鈴を採用するべきなのですが、癒しの鈴を覚えるという理由だけでポケモンの選出枠を1匹分使ってしまうのは構築のパワーを落としてしまっているとしか思えず、パルキアミュウツージラーチは癒しの鈴を覚えることはできなかったので採用を見送ってしまいました。
技構成に関しては、神速と剣の舞は確定。この2つの技だけで多くの追い風構築やトリックルーム構築を対策することができるようになっています。残りの2枠に関しては相手の壁展開に対する対策としての瓦割りが確定。最後の技はゴーストアルセウスに打点となる技が欲しくシャドークローを採用するべきかどうか迷ったのですが、ゴーストアルセウスの隣にはディアルガがいる確率が非常に高いような気がしてわざわざアルセウスを動かすのに一貫性の低い技を使ってうまく受けられてアルセウスが消耗してしまう展開を避けたかったために断念。代わりに一貫性の取りやすい技としてドラゴンクローを採用することにしましたが、おおよそ神速で事足りていたのでややピンポイントでもシャドークローを採用した方が良かったと思います。
努力値配分は攻撃と素早さにすべて振り切りました。残りの4ですが、アルセウスは耐えたい攻撃をおおよそ耐えてくれるだけの耐久を持っているのでHPに振っておきました。
わざわざ一つ前の記事を執筆するくらいに本当にラムの実を持たせるべきでした。


>ルギア
素早さが高く先手で補助技を打ちやすく、全ポケモン中トップクラスの耐久を誇る上にマルチスケイルという夢特性で耐久の底上げができるポケモン。更には、地面の一貫性を消してくれるところまで評価できます。
技構成はサポート役として一番使用したい技であるリフレクターと光の壁が確定。残りの枠には攻撃技と素早さ操作技を一つずつ入れたいと思っていましたが、ローテーションバトルでは対面が安定しないせいで電磁波や凍える風が狙ったポケモンに入れづらく素早さ操作技は全体に影響を及ぼすものの方が強力だと考えられることが多いです。そういったこともあり、素早さ操作技には追い風を採用しました。最後の攻撃技は深く考えたわけではないですがエアロブラストで一応ヌケニンも倒せるようになっています。他に候補を挙げるならばテラキオンに抜群を取れて追加効果を狙えるサイコキネシスでしょうか。
努力値配分は素早さの最速を切ることはできず、火力は全く求めていないのでHPと素早さにほぼ振り切っています。オボンの実を持たせることも考えていたのでHPは212以上をキープさせたくて、特防に努力値を回したことでC244Wキュレムから拘りスカーフ冷凍ビームを受けたときに光の壁を貼ることができればオボンの実で回復して次の冷凍ビームを耐えられるようになりました。
しかし、持ち物は光の粘土にしました。補助ポケモンで展開を進めるということは展開をしている間に相手に隙を見せるということで、スペックの高いポケモンが並んでいるはずなのでルギアを動かす回数をなるべく少なくて済むようにしたいと思ったことが最も大きな要因です。wi-fi大会ということで汎用性をかなり重視した判断ですが、ヤチェの実などルギア対策の対策ができるアイテムも候補には挙がるでしょう。
個人的には、追い風はあまり良くなかったような気がしていて、持続ターンが4ターンと短く相手のアルセウスの神速による追い風+高火力対策をケアしつつその間に攻め切るのが難しいと感じたことがまず一つ。次に、追い風を有効に活用するために素早さに努力値を振って火力か耐久のどちらかに支障が出てしまう可能性があることが一つ。一応、もう一つ付け加えておくとアルセウスを軸に置いたせいかアルセウスを大事に扱いたくなりアルセウス+ルギア+何かの並びでアルセウスが積極的に動かしづらく動かすときも神速を打っていることが多かったこと。最後の点は私の立ち回りがまずかったとして、他2点に関してはこのルールで共通して言えることかもしれません。


>ディアルガ
鋼タイプの耐性を利用してドラゴン技を打っていけるポケモンとして評価していたので、それを最大限に発揮できるように拘り眼鏡を持たせて採用しました。ルギアとの並びの相性が良さそうです。
技構成は、メインウエポンの竜の波動の次にディアルガアルセウスの並びに対して打っていける波動弾をまず採用。グラードンを繰り出して晴れ状態にしたところで火力が上がりグラードンアルセウスに一貫する大文字を採用。最後の1枠はルギアグラードンの並びなどに一貫しやすい冷凍ビームを採用しました。
打ち合いに強いという部分を活かすために努力値配分は対ドラゴンを見据えて配分しました。拘り鉢巻ブラックキュレムの逆鱗を耐えるためにHPをベースに配分したところA222グラードン地震を耐えそうなのでそこまで振りました。特殊耐久はC222ホワイトキュレムの拘り眼鏡吹雪やC222ディアルガの拘り眼鏡波動弾を耐えるように配分。素早さを拘りスカーフパルキアを抜くついでにガブリアスまで抜けるように配分して残り少ない分を特攻に回しました。
この努力値配分の様子を見ても感じるようにディアルガをやや過大評価しすぎていたように思えます。ディアルガに対して様々な性能を求めた結果、対ドラゴンの打ち合いには強くなったものの他への汎用性という意味ではとても抜群とは言い難いです。拘り眼鏡ディアルガがドラゴンの打ち合いに強いというのは序盤における並びを見たときに感想であり、実際には火力素早さも中途半端なために終盤までのトータルで見るとドラゴンと打ち合えるポケモンかと言えばそうでもなく拘り眼鏡で使用したのはあまりよろしくなかったように思えます。試合終盤までのトータルでの動きを見て評価できなかったのは私の考察不足であり打ち合いの際に先手を取ってダメージを受けにくいパルキアの方が拘り眼鏡を持たせるポケモンとしては適切だったように思えます。


>グラードン
相手のカイオーガの水技を軽減するためとこのルールのトップメタであると思っていたディアルガアルセウスという並びに対して地震が一貫しやすくなっているということからそれらの対策として採用したポケモン。持ち物は初手でカイオーガや普通のユキノオーと対面しても天候を奪うことができる黒い鉄球にしました。
技はメイン攻撃技の地震とルギアホウオウを中心に浮いているポケモンにダメージを与えられて怯みを狙えて命中PP共に安定しているい岩雪崩を採用。積み技として剣の舞を採用して遅い素早さからの全抜きを目指せるようにして最後の技には持ち物をなくして自ら素早さ操作をすることができるようになる投げつけるを選びました。普段GSルールで使用することも多いグラードンですが、守るを入れる必要性が薄いので剣の舞を積んだ状態から黒い鉄球投げつけるの火力を出すことができるという点に惹かれてしまったというのも大きいです。
努力値配分ですが、個体の用意が間に合わなかったためクリスマスカップで使用していた個体の使い回しです。アルセウスの拘り鉢巻神速を高乱数で2発耐えるようになっています。
安易に黒い鉄球で採用してしまったのは大きなミスだったように思えます。カイオーガを使う側に回った場合に手動雨乞いを仕込む技スペースが見当たらなかったので初手で天候を奪えればかなり有利なように思えましたが、手動雨乞いを仕込んでいるパーティがないわけではなく交代や死に出しでカイオーガが出てくるまでにカイオーガ対策として光の壁やアルセウスの積みなどの準備はしておく必要があるのでグラードンを繰り出したから解決というのは対策として甘すぎたように思えます。更に、素早さを遅くしてしまっている関係でトリックルーム展開に持ち込まないと後手に回ることも多く周りの素早さも中途半端なポケモンが多かったため扱いにくい印象を受けました。
また、ローテーションバトルでは対面が安定しない関係で読みをすべてはずしてしまった場合には、地震を無効化され続けながら当てたいポケモン地震を当てる前に力尽きてしまう可能性も全くないわけではありません。なので、グラードンを主軸で使用する際には相手がどの選択肢を取っても一定のリターンを得られるように地震の一貫性を高められる重力を使用するべきだったように思いました。


>ホウオウ
構築が迷走していた頃にホウオウを使いたいと思ったもののどう使うかを決めきれずにサポートのできるホウオウという候補もあり、自分でホウオウを捕獲するのが間に合わなかったので別の方に慎重個体でお願いをして急遽用意していただきました。結局、構築から抜けかけていたルギアをやはり採用することにしたのでなんとも中途半端な型になってしまいました。
技構成はいたって普通のものです。ルギアを入れない場合にはリフレクターや光の壁を採用することも考えていましたが、羽休めを抜かなくてはいけないのが不安でしかなく素早さも微妙なので中途半端なサポート役にしかならなかったでしょう。
努力値配分はHPと防御にすべて振り切りました。これでアルセウスに一度剣の舞を積まれたりグラードンからうまく岩雪崩を合わせられても耐えることができるようになっています。
聖なる炎・羽休めによるココドラ対策という意味合いがこのパーティではかなり大きかったのですが、個人的には努力値なども含めてこのパーティとは合ってなかったように思えます。


>パルキア
数合わせで深く考えていないので解説することがあまりありません((
気合の襷を持たせて切り替えしのトリックルームを使えるようにしているので努力値は特攻と素早さに振り切っています。技はターン稼ぎとプレッシャーが相まって強い守るを採用してサブウエポンにはヌケニンナットレイなどを意識して火炎放射を一応入れています。
努力値を振っている際にも思ったのですが、やはりこちらに拘り眼鏡を渡す方が正解だったような気がしてなりません。拘り眼鏡ルギアは相手のスカーフドラゴンの奇襲が怖いと思っていましたが、スカーフドラゴンであればルギアで壁を貼ってしまえばよくて拘り鉢巻・眼鏡のドラゴンであればパルキアの同速以外は先手を取ることができます。拘りスカーフにしても雷撃や冷凍ビームでルギアを倒せる技を選べばパルキアを一撃で仕留めることはできず、パルキアに奇襲を掛けるドラゴン技を選んでいたらルギアが生き残ることができるのでよくよく考えると相手の攻撃が一貫しているとは言えなかったようです。


伝説ポケモンの数値の扱いに慣れている部分があったおかげか単体での考察は捗ったものの、6匹の構築にする際に生じる不都合な部分の上手な補完方法が分からなかったのでやはりローテーションバトルの勉強不足な感じは否めませんでした。しかし、大会で結果を残すために組まれたようなパーティには当たらなくても実戦で回せばどの部分に無理が生じているかが見えてきやすかったので、分からないルールはやはり脳内で考えを続けるよりもとりあえず対戦してみる方が良いと改めて感じました。
今回のルールは事前に対戦をするためにはレベルを100にしなくてはいけなかったので、50レベルで育成を終えたい私は準備する時間があったとしても事前練習はしなかったでしょうけどね・・・(