第2回北陸オフ使用パーティ〜瞑想スイクン+2枚眼鏡パーティ〜

3/23開催の第2回北陸オフに参加してきました。


あらかじめ、パーティの6匹のメンバーを提出すれば素敵なパーティカードを作っていただけたのですが、直前までパーティは決まっておらず。
そんな中で予選は6-1で同率1位になり直接対決で勝っていたので1位通過。しかし、決勝トーナメントの1回戦で敗れてベスト16でした。


ベスト16という成績は微妙ではありましたが、直前の準備不足も踏まえると久々に予選を抜けられたことだけでも最低限の目標は達成できたと言えるでしょうか。


〜パーティ〜
ライコウスイクンバンギラス、FCランドロスラティアスナットレイ



ライコウ おくびょう プレッシャー
189-×-97-142-120-183 H.188 B.16 C.52 S.252
10まんボルト、めざめるパワー(氷)、バークアウト、まもる@ものしりメガネ


スイクン ずぶとい プレッシャー
207-×-149-118-136-129 H.252 B.4 C.60 D.4 S.188
ねっとう、れいとうビーム、めいそう、ねむる@カゴのみ


バンギラス ようき すなおこし
183-173-133-103-124-124 H.60 A.148 B.20 D.28 S.252
いわなだれかみくだくだいもんじ、まもる@きあいのタスキ


○FCランドロス ようき いかく
164-197-111-×-101-157 A.252 D.4 S.252
じしん、ばかぢから、いわなだれ、とんぼがえり@こだわりハチマキ


ラティアス おくびょう ふゆう
171-×-113-144-150-178 H.124 B.20 C.112 S.252
りゅうせいぐんサイコショック、めざめるパワー(地)、トリック@こだわりメガネ


ナットレイ のんき てつのトゲ
181-115-166-×-168-22 H.252 A.4 D.252
タネマシンガン、ジャイロボール、やどりぎのタネ、まもる@たべのこし


瞑想スイクンが強そうだと思ったのでここから構築をスタートします。
スイクンの型は「水技、何か、瞑想、眠る@カゴの実」で確定です。スイクンは積む前の火力が高くないので、序盤から居座っても取り巻きから順々に崩されやすいのが課題になります。これを解決するために味方のサポートができる凍える風型を考えていたものの、案はまとまらず。
結局、前日の夜にホテルでそれっぽく考えただけのものでオフに参加することにしました。上述の問題は「先発で盤面を作ってから後発で出す」方向で解決しようとしています。


>ライコウ(選出:先発6+後発1=7)
スイクンを上から特殊打点で強襲できるポケモンをバークアウトで弱体化させることができるポケモンとして採用。地面技が一貫しやすくなっていますが、ランドロスガブリアスには先手を取れます。
技構成はメイン攻撃技でもある10万ボルトと守るが確定。また、先述の通りバークアウトを採用。そして、地面技の一貫性による被害を少なく抑えるために最後の1枠はめざめるパワー氷を採用しました。
努力値配分ですが、まずはバンギラスと併せて雨を見れるようにC161キングドラのジュエル流星群耐え。素早さはライコウミラーでの打ち合いも考えると最速にしたく、特攻に関してはトルネロスを10万ボルトで確定1発にできるところを最低ラインとしつつ、物知り眼鏡を持たせたときに無振りのボーマンダランドロスをめざめるパワー氷で一撃にできるようにしました。
物知り眼鏡を持たせた理由ですが、上記の通りに最速と必要な耐久を確保すると火力が足りなかったのが理由です。その中で達人の帯も候補にはありましたが、バークアウトが刺さらない場面では10万ボルトを選択する機会が多いと思ったので、有効な発動機会は多くなると思いました。あまり使ったことがないアイテムでしたが、前週のTGAローテオフでパーティにアドバイスを受けて採用することができたので、自然と採用できた意味では個人的には収穫でした。


>スイクン(選出:先発0+後発7=7)
今回のパーティの主軸ポケモン。8試合で7回選出しています。基本的には後発から繰り出して瞑想を積むことで相手のスイクン突破ソースをなくすことが勝ち筋となりそうです。
技構成は最初に書いた通りに熱湯・瞑想・眠るまで確定です。残りの1枠は無難に攻撃範囲を補える冷凍ビームにしました。
努力値配分は、まず素早さを最速バンギラス抜き。特攻は気休めながら少し上げておきたかったので、冷凍ビームでやや耐久に振ったランドロスを一撃にできるように設定。特殊耐久は瞑想やバークアウトで補えるので、素早さを少し伸ばしてから残りはすべて防御に振りきりました。
持ち物は眠るからすぐに回復して展開に移れるようにするカゴの実。


>バンギラス(選出:先発2+後発3=5)
天候パーティへの対策として採用しました。また、ラティオスボルトロスに対してはライコウで弱体化を狙う方針ではありましたが、特攻を弱めているだけではダメージレースで勝ちきることができないので、ラティオスボルトロスを倒せる対策ポケモンとしての意味合いもあります。
技構成はまずバンギラスが攻撃範囲を広げることができる岩雪崩と噛み砕くが確定、守るも立ち回りの選択を増やすために欲しい技です。残り1枠に何を入れるかですが、今回のパーティはナットレイへの有効打が少ないように思えたので炎技を持たせます。ハッサムへのダメージや鉄のトゲによる反動も考えてここでは炎のパンチではなく大文字を採用しました。
持ち物は気合の襷にしました。バンギラスの耐えたい攻撃は鋼・格闘・虫・地面など多彩なのですべてに耐性を持つ意味では相性は良いアイテムでしょう。また、雨状態の相手にバンギラスを交代で繰り出す際に予想以上の高火力や急所などを引いてしまった場合の対策にもなります。
気合の襷を持たせたことで配分をどのようにするかですが、今回は育成が間に合わなかったので既に持っていた個体を流用しました。素早さは最速、A200ハッサムの虫食い耐え、C161キングドラのジュエル75%濁流を砂状態で最大乱数以外耐え、残りを攻撃に振って噛み砕くでラティオスが1発程度になっています。


>FCランドロス(選出:先発2+後発3=5)
スイクンの苦手な電気技やライコウの苦手な地面技を無効にできることから相性が良さそうなポケモンとして採用。威嚇によって物理耐久を補うことができるのがやはり強力です。
ランドロスは攻撃種族値が高いものの味方が浮いていなければ主力攻撃である地震を使うことができません。そこで今回は地震以外の技でも火力を出せる拘り鉢巻きで採用することにしました。守るもなく耐久に不安が残りますが、ライコウのバークアウトでラティオスなどの攻撃を耐えるようにはできます。
技構成は味方にも一貫するとはいえ最も安定して火力を出せる技である地震、タイプ一致の火力であればそこそこ期待ができる岩雪崩、威嚇を使いまわす際にも便利な打点になる蜻蛉帰りが確定。最後の1枠を馬鹿力・ストーンエッジ・大爆発のどれかにしたいと思っていましたが、スイクンは守るを使えなかった上にラティアスにも拘り眼鏡を持たせてしまったので大爆発はなし。バンギラスを攻撃する際に地震を打ちづらそうだったことから馬鹿力を採用しました。
使い回しの個体で、努力値配分は攻撃と素早さに振り切っています。素早さは最速クレセリアに先手で蜻蛉帰りを打ちたいので性格を陽気にするのは絶対でしょう。


>ラティアス(選出:先発6+後発0=6)
バンギラスナットレイと相性の良いポケモン。また、スイクンの苦手な電気タイプを即座に処理するためにはドラゴンポケモンがいると非常に便利でランドロスとの相性も悪くありません。おかげで選出回数は多くなりました。
残念ながら個体は使い回しなので技構成もいじっておりません。流星群・サイコショック・トリックまでは確定です。最後の1枠はめざめるパワー炎が良いと思っていたのですが、その個体がおらずメタグロスに対する打点は欲しかったのでめざめるパワー地面です。
ドラゴン技の火力が欲しかった点を考えて持ち物は拘り眼鏡にしました。ドラゴンジュエルで補助技を入れてみるのも面白かったかもしれませんが、トリックを使用することで相手の行動を制限する立ち回りもしたかったので拘り眼鏡です。
努力値配分は過去の記事()に掲載している一番上のものです。ラティオスの攻撃をn発耐えるポケモンをn発で倒す耐久高めの配分です。


>ナットレイ(選出:先発0+後発2=2)
スイクンが苦手なポケモンを逆に起点にして詰みを狙えそうなポケモンであり、ライコウを選出していない際には流星群を受けることができなくなってしまうのでそれを受けることもできる鋼ポケモンとして採用しました。
技構成は一般的な構成に近いですが、パワーウィップではなくタネマシンガンを採用しています。一番対処してほしい相手はトリトドンであり、そのトリトドンが身代わりを持つことも多くなったので身代わりごと貫通して処理できるようになっています。
宿り木の種で詰めることを考えて努力値はすべて耐久振り。草技もタネマシンガンなので、少し努力値を振って確定数が変わる相手が特にいません。性格が呑気なのはオフの前日にこの技構成が実現できるナットレイの個体がこれしか用意できなかったからで、耐久の配分は何がベストだったかは分からないです。
持ち物はナットレイの耐久を底上げできる食べ残しです。