第12回伝説厨オフ 対戦レポート(予選5-0 1位通過 決勝1-1 準優勝)

第12回伝説厨オフの対戦模様です。


今回は参加者が24人だったので、6人の予選ブロックが4つという組み分けでした。
BW2発売以降の伝説厨オフは毎度接戦ながらも予選3位以下の成績でしか予選を突破できていなかったので、パーティに疑問を抱きながらも1位抜けができて非常に良かったです。


使ったパーティはこちら↓↓
http://d.hatena.ne.jp/acewild53/20130327/1364310165



○1戦目 vs ウォーター さん 勝ち 3-0
自分:ミュウツー ユキノオー ズルズキン カイオーガ
相手:エテボース ギラティナO ホウオウ コバルオン (Bキュレム ウインディ)

相手のパーティがカイオーガの非常に薄いのでトゲキッスのこの指止まれでカイオーガを守りながらカイオーガで制圧したいところですが、トゲキッスよりも速い猫騙し持ちのエテボースがいるのでこの初手では出しづらいです。全体的に威嚇が刺さるポケモンが多いので一般ポケモンズルズキンの選出をまず確定します。キュレムを選出するかどうかですが、相手のキュレムと同速対決をしなければならない点とホウオウに対して薄いという点が気になるのでミュウツーを選出します。最後の1匹はトゲキッスユキノオーですが、エテボースの気合の襷を削れたりギラティナに打点を持てることを重視してユキノオーを選出しました。シャドーダイブを受けられるようにズルズキンは後発。
相手の初手はエテボースギラティナ猫騙しはおそらくミュウツーに飛んできますが、守るを使ってもユキノオー猫騙しが飛んだ場合はギラティナシャドーダイブで身を隠されてしまい不利になってしまうので、どちらも動かします。波動弾をエテボースに打ちますが、猫騙しでミュウツーは怯み。相手のエテボースは命の珠のダメージ。相手のギラティナシャドーダイブで潜り、こちらのユキノオーの吹雪がエテボースにだけ当たり霰ダメージと合わせて残り3割程度。
シャドーダイブはおそらくミュウツー側に打っていると思われますが、ミュウツーを失うには早すぎるのでここはズルズキンに交代。ズルズキンの威嚇が入ればユキノオーに集中攻撃が来ても耐えると思われるのでユキノオーギラティナにダメージを与えるべく吹雪を選択。相手のエテボースはダブルアタックをミュウツー方向に打っていたのでズルズキンが4割ほど削れる。ギラティナシャドーダイブユキノオーに飛んでいて半分削れて、返しの吹雪でエテボースを倒してギラティナを半分削る。相手の死に出しはホウオウ。
ズルズキンユキノオーもホウオウが苦手なのですが、後ろのカイオーガミュウツーで攻撃を受けることができないので仕方なくどちらも捨てることにします。ズルズキン猫騙しをホウオウに打ち、ユキノオーはドラゴンクローなら耐えられるので吹雪でホウオウを削りながらギラティナシャドーダイブを使わなかった場合にダメージも入れられるように動きます。相手はギラティナコバルオンに交代、猫騙しと吹雪でホウオウを3割削り、コバルオンも2割ほど削れる。
この状況で2匹とも縛られているようになりましたが、こちらの死に出しでミュウツーカイオーガを並べることができれば逆転することができそうです。ホウオウに羽休めを使われてコバルオンに1匹倒されるのが一番やられたくないことですが、コバルオンにけたぐりを打ちながらユキノオーは吹雪を選んでおきます。すると、コバルオンインファイトズルズキンを攻撃してズルズキンは倒れる。ホウオウはユキノオーに電磁波を打ってユキノオーは痺れて動けず。死に出しはミュウツーが普通でしょうが、ここではウォーターさんのコバルオンは素早さが最速でないことと電磁波を持っているということを知っていたのでカイオーガを死に出し。
カイオーガでしおふきを選択。万が一相手のコバルオンが速く先手でインファイトを受けてしまった場合はコバルオンを倒しきれない可能性もあるのでユキノオーコバルオンに草結びを打っておきます。相手はホウオウを交代させてギラティナを繰り出して、カイオーガが最初に動いてしおふきでコバルオンギラティナを倒す。
ラストホウオウ1匹になったので、ユキノオーを引っ込めながらミュウツーを繰り出してしおふきを打つと、再生力で回復したHPからイトケの実を発動して攻撃を耐えられ、電磁波でカイオーガが麻痺する。しかし、ミュウツーは次のターンに先手で動けるのでそのまま残り1割程度のホウオウを倒して勝ち。


○2戦目 vs サイマル さん 勝ち 4-0
自分:トゲキッス カイオーガ ユキノオー ミュウツー
相手:ギラティナ レパルダス ドクロッグ カイオーガ (ホウオウ FCランドロス)

ホウオウの処理を考えるとやはりミュウツーカイオーガを選出しておきたいところです。この2匹では相手のカイオーガに対するマークが甘いのでユキノオーも選出はしたいです。最後の1匹をズルズキンにするかトゲキッスにするかですが、レパルダスギラティナの組み合わせは猫の手シャドーダイブの可能性もありこの指止まれを活かしていきたいです。ズルズキンは威嚇こそありますが、打点を持ちやすい相手が少ないのでトゲキッスを選出。相手のカイオーガ対策や吹雪への切り替えを考えてユキノオーは後発。
相手の初手はレパルダスギラティナ。実ははっきり見ていなかったのですが、エフェクトが明らかに短かったのでギラティナはプレッシャーではない模様。この時点ではまだ型が分からなかったのですが、おそらく猫騙しを打つならトゲキッスに飛ぶと思われるので思い切ってトゲキッスユキノオーに交代しながらカイオーガで吹雪。すると、相手のレパルダスはバークアウトを打ち、ユキノオーカイオーガの特攻が下がってしまう。しかし、カイオーガの吹雪がギラティナの急所に当たって一気に赤ゲージまで削れる。レパルダスは残り4割程度。ここでギラティナは瞑想を積んできました。更に、食べ残し持ちだと分かる。
バークアウト覚悟でも素直にカイオーガは吹雪を打ちます。カイオーガ交代で吹雪を避けてくる可能性も考えてユキノオーレパルダスに草結び。相手ギラティナは守るを使い、レパルダスはバークアウト。特攻を下げられながらも吹雪でレパルダスを倒して草結びはギラティナには通らず。相手の死に出しはカイオーガ。天候は霰から雨状態へ。
相手のカイオーガの持ち物は分かりませんが、相手にホウオウがいないことも分かったのでこちらのカイオーガを温存しておく必要性も薄くなりました。相手のカイオーガが拘りスカーフだった場合にはミュウツーが不利になってしまうのでユキノオーは温存しておきたくトゲキッスに交代。カイオーガは相手カイオーガに向けて雷を打っておきます。最初に動いたのはこちらのカイオーガで雷で相手のカイオーガが残り4割。相手カイオーガは波乗りでトゲキッスが6割削れてオボンの実で回復、カイオーガも次の珠ダメージで倒れるところまで削れる。ギラティナは眠るを選択して体力を回復。これは素眠りになるので個人的には嬉しい状態。
相手のカイオーガの波乗りを耐えるためにこちらのカイオーガユキノオーに交代、トゲキッスは追い風を使うことでユキノオーカイオーガを縛れるようにします。ここで相手もカイオーガドクロッグに交代。ギラティナが眠りターンを消費してトゲキッスの追い風が決まる。
追い風を決めたことでドクロッグ猫騙しを吸うことができるようになりました。トゲキッスにアンコールがあるので、ギラティナには次のターンにアンコールを当てればよいのでここはわざわざこの指止まれを使うよりも2体でドクロッグを集中した方が良さそうです。エアスラッシュで7割削れたドクロッグユキノオーの吹雪で倒れて、ギラティナは2割削れる。相手のラストはカイオーガ
カイオーガユキノオーの草結びで縛れているので素直に攻撃。トゲキッスギラティナにアンコールを打って眠るで固定させます。これは素直に決まって草結びでカイオーガを倒して、目を覚ましたギラティナはアンコールで再び眠る。
このあとはユキノオーミュウツーに交代。相手の眠るが決まるようにエアスラッシュシャドーボールを打ちながら、目を覚ましてアンコールが切れる前に追い風を選択。ちょうどここでアンコールを当てて眠るで回復してもらってからジュエルサイコブレイクエアスラッシュで集中攻撃を掛けていき、ギラティナを倒して勝ち。
結局、初手の吹雪急所のおかげでギラティナには一度も攻撃をさせなかったことが大きかったですね。


○3戦目 vs くじゃ さん 勝ち 2-0
自分:Wキュレム ミュウツー ズルズキン ユキノオー
相手:ギラティナ コジョンド パルキア バンギラス (グラードン トゲキッス)

第9回・10回の伝説厨オフで優勝したFONさんのパーティをコピーしたものだと思われます・・・というか、くじゃさん自身からそのように聞いていました((
パルキアバンギラスを強く意識していきたいので、ギラティナコジョンドにも強いズルズキンの選出がまず確定。また、カイオーガは水技がしおふきしかないこととコジョンドギラティナの追い風が厄介であることから残り2匹の伝説ポケモンを選出することにしました。最後の1匹をトゲキッスにするかユキノオーにするかですが、コジョンドの気合の襷が厄介だったので先制技があるユキノオーを選出することにしました。初手に選出するポケモンですが、相手のギラティナをフリーに動かしたくないので初手でキュレムを出すことにします。ここでユキノオーズルズキンを先発で出してもキュレム猫騙しが飛んできた場合にアドバンテージを得にくいのでミュウツーを先発。
初手はキュレム猫騙しが飛んでくることが見えています。ミュウツーがどちらに攻撃を加えるかですが、ミュウツー以外はけたぐりでダメージを受けやすいためにコジョンドを放置することができないのでミュウツーコジョンドサイコブレイクを打ちます。キュレムギラティナに流星群を打つか交代するかになりますが、2ターン目にキュレム方向にけたぐりが一貫してしまうので交代します。ミュウツーに集中攻撃が来てもいいようにズルズキンを繰り出します。相手は猫騙しをキュレムに打っていて、ミュウツーサイコブレイクでジュエルを消費してコジョンドが気合の襷で耐える。ギラティナは追い風。
ズルズキン猫騙しでコジョンドを処理することもできますが、ここでコジョンドを倒してしまうとパルキアギラティナの並びを作られてしまいそれはかなり厳しい気がしました。パワフルハーブだとほぼ断定できていたのでここではギラティナに集中攻撃を仕掛けます。まずコジョンドのけたぐりでズルズキンが残り半分程度、ギラティナのパワフルハーブシャドーダイブが急所に当たってしまいミュウツーが一撃で倒されてしまう。ズルズキンの噛み砕くでギラティナが半分ちょっとまで削れる。こちらの死に出しはユキノオー
コジョンドを縛るために氷の礫を打ちます。ズルズキンはやることがないのでギラティナに噛み砕くを打ちますが、氷の礫でコジョンドの処理に成功してからギラティナシャドーダイブで闇に消えたので噛み砕くは決まらず。相手の死に出しはパルキア
パルキアユキノオーズルズキンの1匹しか攻撃ができないだろうと思っていたのでけたぐりをパルキアに打ちながらユキノオーで吹雪を打ってどちらの攻撃も通せるようにします。シャドーダイブユキノオー方向で威嚇もあって半分もダメージを受けず。ここでパルキアが選んだ技は吹雪でかなり焦りましたが、ズルズキンユキノオーも赤ゲージで耐えました、パルキアは拘り眼鏡持ち。ユキノオーの吹雪でギラティナを倒して、削れたパルキアもジュエルけたぐりで次のターンの天候ダメージで倒せるところまで削る。相手はラストのバンギラスを死に出しして天候は砂状態。
バンギラスに対して威嚇を入れ直したかったり天候を奪い返したいのですが、ズルズキンはこのターンの天候ダメージで倒れてしまうので温存してもバンギラスに勝つことはできません。しかし、ユキノオーキュレムに交代してもこのターンに倒されてしまう可能性も高くユキノオーバンギラスとのタイマンに挑まなければなりません。そのため、温存すべきはキュレムだろうと思いここはどちらも居座ります。ユキノオーは守るを使って、ズルズキンは動けたときのためにバンギラスにけたぐりを打っておきますが、パルキアの吹雪で倒れてしまう。砂ダメージで相手のパルキアが倒れて、こちらもラストのキュレムを死に出し。
お互いにバンギラスに一番ダメージの取りやすい技を選ぶと、大地の力で特防がダウン。ユキノオーもおそらく同速に勝って草結びを当てることができたので特防ダウンもありそのまま倒すことができたので勝ち。


○4戦目 vs 春日 さん 勝ち 3-0
自分:ミュウツー カイオーガ ズルズキン トゲキッス
相手:ゴウカザル レックウザ メタグロス カイオーガ (グラードン クレセリア)

こちらとしてはメタグロスが非常に重たいです。更にゴウカザルもきつめでありレックウザの気合の襷やクレセリアトリックルームを考えるとまずキュレムは選出できず。キュレムを選出しないとなるとレックウザも重くなるのでまず選出を決めたいのはミュウツーミュウツーではメタグロスクレセリアが重めなのが気になるのでカイオーガの選出も確定。ここからトリックルーム下のグラードンクレセリア対策にズルズキンの選出を決めて、最後をトゲキッスにするかユキノオーにするかです。ユキノオーを選出しないと相手のカイオーガがやや重いように思えるのですが、ユキノオーではメタグロスに全くダメージを与えられないのでトゲキッスを選出してこの指止まれを使いながら伝説枠のポケモンを守る方が良さそうに思いました。カイオーガに対しては拘りスカーフであればトゲキッスが余力を持って攻撃を耐えられるので追い風で対抗していくことにします。先発は相手のゴウカザルレックウザに強めなミュウツークレセリアで始まるトリックルームパーティに圧力を掛けられるようできるカイオーガ
相手の選出はゴウカザルレックウザの初手。特性順でカイオーガが拘りスカーフを持っていないことは割れてしまいました。ミュウツーを大事に扱いたいので守るを使いながらカイオーガズルズキンに交代して2ターン目に猫騙しから有利な展開を作っていきたいです。ゴウカザル猫騙しはミュウツーに飛んで守る。レックウザの流星群でズルズキンが一気に赤ゲージまで削れてレックウザに命の珠のダメージ。
レックウザが命の珠を持っていたのでゴウカザルが気合の襷を持っている可能性が高いです。したがって、ここはミュウツーサイコブレイクレックウザを縛りながらズルズキン猫騙しでゴウカザルを止めつつ気合の襷を削りにいきます。相手はゴウカザルメタグロスに交代したので猫騙しのダメージは全く入らず。レックウザも守るを使っていたのでミュウツーの攻撃は守られてしまいます。
相手の後発にいたポケモンメタグロスだったことからラストはカイオーガと予想。なので、最悪こちらはカイオーガを温存してトゲキッスで追い風を決められれば勝ち筋を残せそうです。そのためにミュウツーレックウザを倒しにいきます。ズルズキンは動けたときのためにメタグロスに攻撃をしておきますが、レックウザの神速でズルズキンは倒れてしまう。メタグロスは大文字を警戒して守るを使ってくれたおかげでジュエルサイコブレイクレックウザを落とすことに成功。相手の死に出しはゴウカザル、こちらの死に出しは追い風展開も考えてトゲキッス
レックウザを倒せたのでミュウツーをやや雑に扱うことにします。ゴウカザルの襷は削っておきたいのでサイコブレイクを打ちトゲキッスで追い風をしてどちらに猫騙しが飛んできても次のターンにはゴウカザルを縛れるようにします。相手のゴウカザルミュウツー猫騙しを打ったので少しHPが削れてミュウツーが怯み。トゲキッスが追い風を決めてからメタグロスのコメットパンチはトゲキッスにはずれる。
メタグロスカイオーガの攻撃で倒せることとゴウカザルが守るを持っていることは少ないことから、このターンはゴウカザルに集中攻撃を仕掛けます。追い風下なのでトゲキッスも先制することができて集中攻撃でゴウカザルを倒す。メタグロスのコメットパンチはミュウツーに飛んでいたのでミュウツーが残り2割ちょっと。相手のラストはカイオーガ
この指止まれでミュウツーを守りながらカイオーガサイコブレイクを打つと、相手のメタグロスバレットパンチ。これがトゲキッスの急所に当たって一気に4割ちょっと削れる。ミュウツーサイコブレイクカイオーガに通り、これが急所に当たって一撃でカイオーガを倒す。
相手はメタグロス1匹となり、後発カイオーガを出してしおふきをすれば勝てるのでミュウツートゲキッスを捨てることにしますが、バレットパンチをアンコールしたりしながらミュウツーで波動弾を打っているうちに殴り勝つことができ、メタグロスを倒して勝ち。


○5戦目 vs 音速小僧 さん 勝ち 1-0
自分:トゲキッス カイオーガキュレム ユキノオー
相手:トゲキッス ディアルガ ユキノオー カイオーガ (ギラティナ ラティアス)

この時点で私の予選抜けは確定していたようですが、この試合の勝敗で2位抜けが音速小僧さんになるか春日さんになるかで大きく変わってくるようです。
相手のパーティを見ると特殊に偏ったポケモンが多く威嚇が刺さりにくい上に素早さも遅く攻撃することしかできないズルズキンの選出をはずしたいのでトゲキッスユキノオーの選出が確定します。ミュウツートゲキッスに攻撃を吸い寄せられてしまうことに加えてディアルガギラティナラティアスがあまり得意ではないのであまり選出したくありません。また、全体的に吹雪が刺さっていることもありカイオーガキュレムを選出することにしました。
初手はトゲキッスカイオーガvsトゲキッスディアルガ。この指止まれを使いながら2匹を攻撃できるこちらの方が有利なので素直にこの指止まれ+しおふきを選択。相手のディアルガは守るを使い、しおふきで相手のトゲキッスを8割削り、そのトゲキッスが追い風。
相手に追い風を使われてしまったのでこちらも追い風で対抗していきたいところです。カイオーガを動かすかどうかですが、相手のトゲキッスは処理しておきたかったので、動かすことにしてしおふき。ここでダメージを負ってしまっても追い風から吹雪を打つポケモンへとスイッチが利きます。相手はトゲキッスを引っ込めてユキノオーを繰り出してディアルガで吹雪。カイオーガの急所に当たってトゲキッスカイオーガが共に4割ほど削れます。カイオーガのしおふきで相手のディアルガユキノオーが3割程度削れて、こちらのトゲキッスも追い風を決める。
ディアルガの吹雪で半分削れなかったので次の吹雪も耐えそうです。ということでカイオーガで吹雪を打ちながらトゲキッスユキノオーエアスラッシュという安易な選択をしましたが、ディアルガが打ってきた技は流星群だったのでトゲキッスが倒れてしまう。しかし、相手のユキノオーは守るを使っていたのでカイオーガは吹雪でディアルガを残り4割ほどまで削りながら生き残る。こちらの死に出しをユキノオーにするかキュレムにするかですが、相手がカイオーガを出して天候を奪ってきたときに雨から天候を変えられるようにユキノオーを残しておきたいのでキュレムを死に出し。
追い風下でこちらの2匹の方が素早いためここは2匹で吹雪を選択。それ以外の選択となるとディアルガユキノオーのどちらかが生存してしまいキュレムカイオーガが倒されてしまいます。相手が交代でカイオーガを繰り出してきた場合は吹雪が必中じゃなくなるのでまずいですが、2匹で吹雪を打っていけばどちらかは当たってくれる可能性は高いのでなんとかなりそうです。実際には相手のディアルガが守る。キュレムカイオーガの吹雪でユキノオーを削りきって倒す。ここで相手は追い風が切れて、相手の死に出しはカイオーガキュレムカイオーガから攻撃をもらいにくいのでここはカイオーガは引っ込めてユキノオオーを繰り出して吹雪を打ち、ディアルガを確実に倒しに行きます。ディアルガの2連守るは失敗してキュレムの吹雪でディアルガが倒れてカイオーガには2割ちょっとのダメージ。カイオーガも吹雪を打ってきてキュレムがギリギリ半分削れず、ユキノオーは半分以上削れてしまう。相手のカイオーガは拘り眼鏡。相手はラストのトゲキッスを死に出し。
トゲキッスに追い風を使われてしまうのが一番まずいので、キュレムは居座って吹雪。ユキノオーは守るを使って相手のトゲキッスが守るを使いキュレムが倒れてしまった場合でも氷の礫でトゲキッスが2連守るを決めない限りは倒せるようにしておきます。相手のトゲキッスは守るを使ってこなかったのでキュレムの吹雪でトゲキッスを倒してカイオーガも残り5割ほどまで削る。返しのカイオーガの吹雪をキュレムがギリギリで耐える。
ユキノオーはどうせ吹雪で倒れてしまうので2連守る。キュレムが吹雪で倒されてカイオーガを死に出ししたときに吹雪を避けて草結びを当てられる可能性があることと相手の吹雪をダブルダメージにするために生存を図ります。しかし、2連守るは決まらず、キュレムの吹雪が通った後にキュレムユキノオー共に吹雪で倒されてしまう。ラストのカイオーガを死に出し。
カイオーガカイオーガの同速対決のように思えますが、キュレムへの吹雪のダメージを見る限り性格補正を特攻に掛けているようだったので、素早さの高いこちらのカイオーガが先制できて雨状態で必中になった雷を当てて勝ち。


○準決勝 vs しのぶ さん 勝ち 1-0
自分:トゲキッスキュレム カイオーガ ズルズキン
相手:グラードンロトム パルキア バンギラス (ヤミカラス ミュウツー)

初手は相手がロトムグラードンだったので後発はパルキアバンギラスと予想。まずはロトムカイオーガの攻撃圏内に入れることが優先だったので、大地の力か流星群のどちらかをロトムに打つことにしますが、おそらく特殊耐久にほぼ特化しているので流星群では倒せずキュレムが置物になってしまいます。なので、大地の力を打ちます。トゲキッスは追い風を打って相手に消極的な行動があればいつでもアンコールを狙っていけるようにします。相手はグラードンが守る、ここでキュレムの大地の力がロトムの急所に当たってロトムが何もせずに倒れる。トゲキッスは追い風。相手の死に出しはパルキア
トゲキッスグラードンへのアンコールが安定しています。キュレムが大地の力で拘ってしまったのでパルキアがやや面倒なことになっていますが、相手の残りがグラードンバンギラスであるため後発のカイオーガズルズキンでなんとかなりそうです。ということでキュレムを捨ててパルキアに大地の力。ここで相手はグラードンバンギラスに交代、トゲキッスのアンコールは不発に終わる。キュレムの大地の力で3割ほど削れていたパルキアが亜空切断を打ち、キュレムが次のターンの砂ダメージで倒れるところまで削れる。
パルキアバンギラスを並べられたところでやや困るもののアンコールを見せたから守ってくる可能性も低くパルキアに集中攻撃を安易に仕掛けるとパルキアは守る。フリーになったバンギラスの岩雪崩でトゲキッスが削れてオボンの実で回復して残り6割ほど、キュレムは倒れる。ここで死に出しはカイオーガ
追い風最終ターンなのですが、相手のパルキアは前のターンに守るを使っていたのでトゲキッスでアンコール。カイオーガは一貫しているしおふき。相手はここでバンギラスパルキア共に守る、パルキアの2連守るが決まって追い風が切れる。
追い風が切れてしまったので、トゲキッスは追い風。ここで追い風を使っておかないと亜空切断と岩雪崩で倒されてしまう可能性も高いです。カイオーガは無難に守るを選び、トゲキッスが倒れてもズルズキンカイオーガの並びを作れるようにしておきます。相手はバンギラスグラードンに交代、パルキアの亜空切断をカイオーガが守り、トゲキッスが無傷のまま追い風を決める。
晴れ状態にはなってしまったものの、バンギラスを引きずり出せれば水技の火力は元通りになるのでグラードンを倒すために積極的にしおふき。トゲキッスはこの指止まれを使ってカイオーガを守るべきかエアスラッシュパルキアを怯ませるべきか少し考えますが、状況はあまり良くないので勝つためにはエアスラッシュ怯みを狙った方が良いと判断。カイオーガの晴れしおふきがグラードンを7割、トゲキッスエアスラッシュを合わせて受けたパルキアが残り2割ちょっとまで削れて怯んで動けず。グラードンは岩雪崩だったのでトゲキッスが残りHP13まで削れてしまうものの、カイオーガは体力をまだ6割残す。
しおふき+エアスラッシュで両縛りになったので素直に行動。相手はパルキアが守るを使い、グラードンがしおふきで倒れる。ラストのバンギラスが死に出しされる。
パルキアが倒せそうなのでしおふきを打ちながらエアスラッシュパルキアに打ちましたが、ここは命中100のアンコールで守るを固定するのが正解でした。そんなミスをしてしまうせいなのかパルキアには2連守るを決められてバンギラスに岩雪崩を打たれる。しかし、トゲキッスにははずれて、カイオーガが砂ダメージと合わせて残りHP12まで削れる。命の珠の反動ダメージで倒れるものの砂ダメージは耐えることができます。そして、このターンで追い風も切れる。
トゲキッスカイオーガ共に残り体力がわずかでパルキアには先制されてしまいます。まず、カイオーガはどちらかに攻撃を通してしまったら命の珠の反動ダメージで倒れてしまい、攻撃をパルキアに守られた場合にはトゲキッスと共にバンギラスに倒されてしまいズルズキン1匹になるまでが早くなってしまうので守るが確定。トゲキッスはおそらくパルキアに倒されるとは思いますが、動けたらラッキーということで追い風を選択しておきます。ここでパルキアはしっかりトゲキッスを攻撃して亜空切断でトゲキッスが倒れる。バンギラスは噛み砕くを打っていましたが、カイオーガは守る。こちらはラストのズルズキンを死に出し。
満タンのズルズキン+砂ダメージで倒れるカイオーガvsHP赤ゲージのパルキア+満タンのバンギラスで砂状態という局面。ズルズキンを残すことができればバンギラスには勝てるのでパルキアを倒してしまいたいところです。なので、ズルズキンパルキア猫騙しを打ちます。砂ダメージも考えればズルズキン猫騙しだけでパルキアが倒せて、ジュエルけたぐりが決まればヨプの実を持っていてもバンギラスを倒せるであろうと考えると、カイオーガが攻撃をする理由はなくむしろ命の珠の反動で倒れてしまいシングルダメージの岩雪崩がズルズキンに入ってしまう方がまずいです。そういうわけで、カイオーガは守る。ここで相手はパルキアバンギラス共に守る。カイオーガの2連守るは決まらなかったものの影響なく、砂ダメージでカイオーガが倒れる。
ズルズキン1匹になったものの、パルキアが次の砂ダメージで倒れそうだったのでズルズキンは見切り。パルキアバンギラスの攻撃を守って、パルキアが砂ダメージで倒れる。
ズルズキンバンギラスのタイマンになったので岩雪崩怯みからけたぐりの攻撃圏内に入れられなければ勝ちだと思ってけたぐりを打ったところ、相手はけたぐりから入ってきたので急所に当たっても耐えそうなHPを残していたことから返しのジュエルけたぐりでヨプの実を貫通して一撃で倒せたので勝ち。
2連守るをあっさり決められたりしましたが、初手のロトムへの急所や8ターン目のバンギラスの岩雪崩がトゲキッスにはずれたことは非常に大きく運はなかなか良かったと思います。


○決勝戦 vs 勝海 さん 負け 0-3
自分:Wキュレム ズルズキン ユキノオー カイオーガ
相手:Wロトム パルキア ディアルガ バンギラス (グラードン クレセリア)

私視点のバトルビデオ:58-25015-00150
勝海さん視点のバトルビデオ:59-05656-40238
ミュウツーロトムパルキアには強いもののクレセリアの処理に時間がかかってしまいます。相手の選出はパルキアバンギラスがほぼ確実です。クレセリアの構成が読めませんが、ミュウツーキュレムに対して素早さ操作技を使うことができるのでおそらく出てくるだろうと思われます。というところで、ミュウツーパルキアにしか強くなさそうなので選出をせず。こちらはバンギラスグラードンクレセリアに強くなれるズルズキンカイオーガが確定。カイオーガが吹雪でドラゴンを攻撃するために霰に切り替えられるユキノオーの選出も確定。最後の1匹はパルキアに先制して強打できるWキュレムにしました。初手でドラゴンポケモンが来ても猫騙しでキュレムを守れるようにズルズキンキュレムの先発。吹雪が刺さるような構成になっていた場合にはズルズキンユキノオーに交代しながらまたすぐにズルズキンに交代する方針です。
初手の並びを見てロトムが来てしまったので意外と焦ります。この選出だとおそらく相手にクレセリアはいないのでこちらのカイオーガに先制できるポケモンパルキアだけとなります。なので、パルキアに優先的にダメージを与えるべく猫騙しと流星群をパルキアに集中します。ロトムに攻撃しても流星群を耐えられてしまう可能性が高く特攻を下げさせられて光の壁などを貼られてしまうとパルキアの処理に時間がかかってしまいます。ここは相手が両方守るを使ってくれたおかげで猫騙しを使っただけで終わります。
キュレムは使い捨てで行動は変わらずパルキアに流星群。ズルズキンパルキア方向に攻撃してハバンの実を持たれている場合にも集中で倒せるようにしていきますが、ここでパルキア側にけたぐりを打つか噛み砕くを打つか迷います。交代で出せそうなポケモンはいないことと流星群でパルキアを倒せた場合にズルズキンの攻撃がロトムに流れることを考えて噛み砕くを選択。最初に動いたキュレムの流星群でパルキアが一撃で倒れる。ロトムは放電を打ってこれにより共にダメージは1割ちょっとしかないもののキュレムズルズキンも麻痺してしまう。ズルズキンは噛み砕くでロトムを4割程度削る。相手の死に出しはディアルガ
キュレムパルキアを倒すという仕事をこなしてくれました。麻痺してしまったこともあり交代して後ろに負荷をかけてしまう方がまずいので居座って攻撃します。ズルズキンは相手のバンギラスのために温存しておかなければならないのでディアルガが拘り眼鏡を持っている場合も考慮してユキノオーに交代します。すると、相手はロトムバンギラスに交代。それからズルズキンユキノオーに交代したので天候は霰。相手のディアルガは守るを使って、こちらのキュレムロトム方向に流星群を打っていましたがはずれてしまう。ここでディアルガの食べ残しが確認できました。
食べ残しを持っているディアルガはおそらく身代わりを持っている型でしょう。ユキノオーが気合の襷を温存できているので、身代わりを残させないように吹雪を打ちます。キュレムは居座って攻撃しますが、バンギラスは吹雪で削ることができるので、ディアルガ側に攻撃して相手が身代わりを安全に使える回数を少なくさせます。相手のディアルガは身代わり、ユキノオーが先に動いて吹雪で身代わりを破壊してバンギラスを3割ちょっと削る。バンギラスの岩雪崩はユキノオーにだけ当たって残り半分以下。キュレムは動いてディアルガに流星群を当てますが、思ったよりは削れず残り4割ちょっと。
おそらくユキノオーバンギラスは同速だったのではないかと思いますが、ユキノオーバンギラスに先手を取れたことによって、ディアルガは身代わりを使いづらくなったのではないでしょうか。ユキノオーが同速に負けるのは怖いのでユキノオーズルズキンに交代します。キュレムは動けたらディアルガ方向に攻撃を加えておきカイオーガのしおふきを一貫させやすくするように動きます。しかし、ここで相手のディアルガは身代わり。バンギラスの岩雪崩がキュレムズルズキンに当たりキュレムは残り半分、ズルズキンも残りHPが7割程度になります。
相手がなかなかキュレムを倒してくれないので困っています。相手の残りがロトムなのでここは方針を変更します。ユキノオーに交代することでカイオーガを死に出しできるようにします。竜の波動とけたぐりの集中攻撃がズルズキンに来た場合にはおそらくズルズキンが倒れてしまいますが、カイオーガを死に出ししてユキノオーの氷の礫でディアルガの身代わりを壊しながらしおふきを一貫させることができます。竜の波動と岩雪崩だった場合にはズルズキンが一度動くことができますし、怯みや麻痺で動けなくてもユキノオーを一度守らせてズルズキンを捨てることができればカイオーガを死に出ししてズルズキンが倒れたときと同じ状況を作り出せます。相手がとった行動は竜の波動をズルズキンに打ちながらバンギラスで岩雪崩。ここで岩雪崩がズルズキンには当たらなかったもののユキノオーが倒れてしまいやや想定外。ズルズキンは痺れて動くことができず。因みに、バンギラスに向けてけたぐりを打っていました。死に出しはカイオーガ
カイオーガを出してしおふきを打つとバンギラスが倒れます、ロトムに交代してきても相当なダメージを稼げます。ディアルガの身代わりを破壊することができるので、ここでディアルガが竜の波動をカイオーガに打っていればズルズキンが動いてけたぐりでディアルガを倒すことができます。ズルズキンに竜の波動が飛んでいた場合はズルズキンが倒れてしまいますが、カイオーガがHPを大きく残した状態を保つことができるので有利な展開だと言えるでしょう。ここで相手はバンギラスロトムに交代。カイオーガのしおふきでディアルガの身代わりを壊してロトムを赤ゲージまで削り、ロトムはオボンの実で回復。ディアルガは竜の波動をカイオーガに打っていて残りHPが半分ほどになりますが、ズルズキンの攻撃を通せると思いきやここでも痺れて動けず。
カイオーガのHPが削れてしまったこともありしおふきではディアルガを処理することができないので吹雪を打つかロトムに雷を打つかになります。後ろのキュレムではバンギラスに勝つことができないので、ズルズキンカイオーガを残さなければいけません。となると、目の前にいる相手を確実に倒しにいくしかないのでカイオーガロトムに雷を打ちます。相手ディアルガはどちらかしか倒せないのでズルズキンディアルガに向けてけたぐりを打ちます。相手のロトムバンギラスに交代、雷が当たって残り3割ほどとなり追加効果で麻痺状態。ディアルガの竜の波動でズルズキンは倒されてしまう。ラストのキュレムを死に出し。
カイオーガの雷でバンギラスが麻痺したことによって、麻痺したキュレムバンギラスに先制できるようになっています。そのため、カイオーガディアルガを倒すことができればキュレムの大地の力でバンギラスを縛ることができるので、後続のロトムにまで一貫した攻撃を打つことができます。しかし、ここは相手は一旦冷静にディアルガを守らせてバンギラスも守る。
次のターンに吹雪を打って当てることができましたが、ディアルガバンギラスにそれぞれ残りHP2と3で耐えられてしまいディアルガの竜の波動でキュレムを倒されてバンギラスの岩雪崩でカイオーガが倒されて負け。


というわけで、前回に続いて準優勝で終わってしまいました。
しかも、グラードンの入ったパーティに勝つためにキュレムを採用してみたのに最後はグラードンを選出されずに負けてしまうという体たらくでございます((


主催のミーサさん、参加者の皆様お疲れ様でした♪