ジャパンカップスプリング2013 レポート

一応、公式大会であるのでちょこっとだけ参加したレポートを残しておこうと思います。
2本のロムで登録していましたが、合わせて30戦くらいしてどちらもレートは1500台だったと思います。



とりあえず、1本目で使ったパーティが・・・


ヤミラミ イカサマ、猫騙し、鬼火、挑発@脱出ボタン
ドータクン サイコキネシス、威張る、日本晴れ、トリックルーム@ラムの実
ドサイドン 地震、岩雪崩、アームハンマー、身代わり@キーの実
ヒードラン 噴火、ソーラービーム、大地の力、守る@黒い鉄球
トゲキッス エアスラッシュ、毒々、この指止まれ、神秘の守り@先制の爪
ロトム 10万ボルト、ボルトチェンジリーフストーム、トリック@拘り眼鏡


こんな感じでした。
元々あまりやりこむつもりもなかったのですが、他人の家に行って大会をやる企画を立てていたので1本目は適当に遊ぶことにして、2本目は様子を見ながらちょっと狙ってみるくらいの感じでいました。


とりあえず、ガチガチのトリパを使ってみたいと思ったところから始まっていて、ドータクンシャンデラを採用することを考えたのですが、シャンデラがこの上なく頼りなかったです。
まず、シャンデラトリックルームを使ってから自ら高火力で殴れるトリックルーム要員ですが、耐久が低いためトリックルーム起動時に体力を消耗してしまうと攻撃する機会をあまり作ることができません。しかも、シャンデラトリックルーム要員としては最遅でもすばやさ76と遅くないためトリトドンズルズキンニョロトノバンギラス・・・などに先手を許してしまうことも考えられます。特に、スイッチトリパと呼ばれるパーティやその対策として敢えて素早さを下げるポケモンも目立っているので1ターン目に消耗してトリックルームを使ったのに2ターン目にはシャンデラが縛られているということが考えられます。
そのため、シャンデラの持ち物は強制ギプスにして行動回数を増やせるようにするか一度攻撃できたときに火力を出せるジュエルが候補だったのですが、気合の襷を持たせないとある程度攻撃を耐えてくれることもできないのでトリックルーム起動に不安が残ります。耐久に努力値を割くにしてもやや能力値が足りないのでシャンデラの起用を諦めました。


ということで、トリパでもきつくなる鋼タイプに強いアタッカーとしてヒードランを使用することにしました。ヒードランは噴火を覚えている個体も存在してまるでカイオーガのようだと思ったところからグラードンみたいな存在のドサイドンを採用。トリックルーム起動直後にすぐ殴れる体勢を作るためトリックルームの起動役には脱出ボタンを持たせたヤミラミを採用。残りの2匹は適当にトゲキッスロトムを連れてきました((


まず、勘違いしていたことが一つ。「A205くらいのローブシンの威張るドレインパンチロトムニョロトノが一発!」という経験をしていたためA201程度のドサイドンの威張る地震ニョロトノを倒せるつもりでいたのですが、ローブシンには鉄の拳の補正があることを忘れていました。。。これではニョロトノを前にして日本晴れ+攻撃から入り威張る+地震を決めなくてはいけないので手順を踏み過ぎでトリックルームを有効に活用できていません。この程度の火力しかないのであれば、ハッサムズルズキンローブシンニョロトノモロバレルの相手がきついドサイドンをわざわざ採用する理由もなかったと思います。


それから使う前から分かっていたことですが、殴れないドータクンはやっぱり弱いと思いました。
最初は「サイコキネシス、ラスターカノン、草結びorめざめるパワー、トリックルーム@命の珠」での運用を考えていたのですが、威張るを入れないとなるとドサイドンにも命の珠が欲しくなりどちらに持たせるかが決まりません。また、日本晴れの補助がないとヒードランを有効に使うことができないと思いました。ツイッターで「ドータクンドーミラーを同時に採用したい」と発言しましたが、これは補助に徹する型のドータクン(すなわちドーミラー)と殴れるドータクンを採用して臨機応変に扱いたいと思ったからです。
ドータクンの持ち物に関しては事故防止のラムの実でしたが、数値の低いポケモンをわざわざ採用しているのだから保険アイテムよりも数値の底上げをするアイテムを持たせた方が強いと思いました。


ヒードランは主力攻撃の噴火の威力がHPに依存しているのにシャンデラ同様に中途半端な素早さだったのが気に入らなかったので黒い鉄球を持たせました。ドータクンを殴れない型にしたのでヒードラントリトドンを殴らなければならずソーラービームを採用。残りは熱風を入れたかったのですが、ヒードランドータクンで並べたときに相手のシャンデラに無抵抗なのはさすがにまずかったので仕方なく大地の力を採用。強力そうなアタッカーを2枚入れていたので使い捨てる感覚で守るよりは熱風を入れていた方がよかったかもしれません。
カイオーガは自ら雨を降らせて火力を上げているので黒い鉄球を持っても機能しますが、ヒードランはそれができないのが残念ですね。あとカイオーガの隣にはディアルガを並べて攻撃できるのですが、ヒードランの隣にも高火力アタッカーを置きたかったですね。もちろん、それができないからカイオーガが強いのですが・・・(


ヤミラミは特に感想なし。ドータクンの威張る+イカサマが強力で相手の霊獣ランドロスを一撃にできたりクレセリアを半分削れるのは強かったです。トゲキッスも特に感想はなく持ち物を適当にしているところから真剣さがうかがえますし、ロトムに至ってはどういう場面で使うのかさえ分かっていません((


という感じで、17戦ほどしたところズルズキンハッサム入りの構築が多いように思いました。個人的な経験ですが、wi-fi大会ではメタ対象をメタっていくよりもそれを使った方が勝ちを稼ぎやすい印象があったので、2本目のロムはズルズキンハッサムを使って対戦したいと思いました。


そして、ありあわせで最初に考えたのが・・・
ボルトロス@電気ジュエル
FCランドロス@拘りスカーフ
バンギラス@気合の襷
ラティオス@ドラゴンジュエル
ズルズキン@拘り鉢巻
ハッサム@鋼のジュエル
・・・で、こんな感じで対戦しようとポケモンを交換して送ろうとしたところで、2本目のロムでは霊獣フォルムが使えないことに気付きます((


仕方がないので、別のパーティを考えて・・・
ニョロトノ@オボンの実
キングドラ@ドラゴンジュエル
ライコウ@ラムの実
霊獣ボルトロス@拘り眼鏡
ズルズキン@拘り鉢巻
ハッサム@鋼のジュエル
・・・としてボルトロスを育成してポケモンを交換して送ろうとしたところで、再び霊獣フォルムが使えないことに気付きます((


・・・・・・・・そういうわけで、特に高くもなかったモチベーションをなくしてしまいましたが、真剣勝負の立ち回りをしてくる人が多い機会なので何かしら対戦はしようと思い以下のパーティを使いました。


レパルダス イカサマ、猫騙し、アンコール、嘘泣き@悪のジュエル
ウルガモス 熱風、虫のさざめき、蝶の舞、守る@ラムの実
キノガッサ 種マシンガン、マッハパンチ、キノコの胞子、守る@気合の襷
スイクン ハイドロポンプ、冷凍ビーム、追い風、吠える@水のジュエル
ボルトロス 10万ボルト、めざめるパワー氷、電磁波、挑発@電気のジュエル
ラティオス 流星群、サイコキネシス、日本晴れ、守る@命の珠


使われると非常に厄介なポケモンばかりなのに、使ってみるとイマイチという印象が残りましたが、おそらく選出方針なども何も決めずに取り組んだからでしょう。とりあえずウルガモスを軸に苦手な相手をどうするかという選出をすることが多かったです。
シャンデラに強いポケモンスイクンしかいないせいでトリトドンと組まれた場合やハイドロポンプをはずしてしまったせいで不利になるという局面が多かった気がします。また、バンギラスに対してもウルガモスキノガッサは条件付きでしか強くなれないため、スイクンの負荷が非常に重かった気がします。追い風からの拘り鉢巻ガブリアスは強そうだと思ったのですが、適度に耐久にも振ってある個体がいなかったこととレパルダスの嘘泣きを消して日本晴れにするのが面倒だったことから試しませんでした。


昨年とは違いせっかくの公式大会に参加できる機会でしたが、特に真剣に戦うことなく終わってしまいました。
レートを上げるために対戦しなければいけないという感じを受けてモチベーションを上げることができていないようなので、このような形で結果を出すためのモチベーションを獲得するためには、まず実績というものに興味を持つところから始めないといけないような気がしました。


ツイッターはそこそこ見ていたのですが対戦に関する愚痴が多いことが気になりました。正確には愚痴ではなくもう少しひどいものでしたが((
ツールの使い方は人それぞれ自由でいいと思うので愚痴をつぶやいてることくらいは気にならないのですが、公開アカウントはフォローしているかしていないかで情報が入るかどうかが大きく変わるものの基本的には誰でもツイートを見ることができます。公開アカウントを使っている私もそうですが、発言には責任を持って行いたいものです。
特に、wi-fi大会では通信エラー関連の話題が挙がることが頻繁にあります。対戦中に接続が切れてしまったとしても相手が故意に切断をしていないという証拠がないとすれば、相手が故意に切断をしたという証拠もないはずです。その様子がツイッターで見えることは多々ありましたが、対戦相手が知り合いだった場合には「不具合で切れちゃったから仕方ないね」という風に対応しておきながら相手が知り合いではなかった場合に名前などを晒し上げるなど対応の違いがあったりします。先述してる通り、故意に接続を切ったかどうかはどちらの証拠もないため、故意に回線を切られたと虚偽の報告をしてしまっているかもしれませんし、もし自分がそういう立場に置かれて嘘が事実として成り立ってしまった状況を考えてみると・・・・・・。


通信エラーに関しては根本的な部分に不満を持っているためwi-fi大会自体に否定的な方も多いとは思いますし、私もwi-fiで予選を行うよりは会場で行ってくれる方が嬉しいと思いますが、大会当日に予定があって参加できない方でもゴールデンウィークとなれば時間を作って少しでも参加ができるというメリットもあったりはします。
プレイヤーは会場かwi-fiのどちらかで大会をやる前提で考えている人が多いためwi-fiでの大会に否定的な考え方をしたくなると思うのですが、そもそも運営側がwi-fi大会をやるか大会を開催しないかで考えていたのかもしれませんし、今年も大会を開催してくださったことに関して感謝の気持ちを忘れてはいけないと思います。


ポケモンのゲーム自体を昔からやっているからなのか、私にはwi-fiを利用して離れていても通信ができるという技術にさえまず感心で、更には知らない人とでもランダムにマッチングして対戦することができるという技術には驚きです。その割には普段ランダムマッチには全く興味を示していませんが((
それだけですごいと思ってしまうとシステムに多少(?)問題がある程度では気にならないというか仕方のないことだと思えてしまいます。電化製品が日進月歩の技術によってどんどん進化していったように、次回作ではより便利なシステムであることを期待したいですね。
今年の終りにはもう既に新作が発売されているので、来年の大会に期待したいですね。個人的な予想ではそう大きく変わる気はしないのであまり期待はしていないのですけど((