6/6〜6/8にかけて開催されていたwi-fi大会「爆速!シングルバトル!」に参加しました。
ちゃんと考察をする時間も構築を用意する時間もありませんでしたが、興味だけはあったのでカロスダブルで使っていたポケモンを流用してパーティを用意したくらいですが、感想などを簡単に記しておきます。
戦績は日毎に7-3,5-5,8-2で合計20-10となり、最終レートは1643でした。
ガルーラ 捨て身タックル、猫騙し、大文字、冷凍ビーム@ガルーラナイト
ゲンガー シャドーボール、ヘドロ爆弾、鬼火、挑発@気合いの襷
バンギラス ストーンエッジ、地震、氷の牙、竜の舞@バンギラスナイト
ガブリアス 逆鱗、ドラゴンクロー、地震、ストーンエッジ@拘り鉢巻き
マリルリ 滝登り、アクアジェット、じゃれつく、腹太鼓@オボンの実
ファイアロー フレアドライブ、ブレイブバード、追い風、剣の舞@命の珠
選択時間は選出が30秒で技選択が15秒と非常に短いです。また、カロスマーク限定のルールであり、ボルトロスヒードランクレセリアなどは使えません。脳内でカロスダブル流用という思考を置いていたので、これを聞いたときに制限時間を利用した判定勝ちを狙う目的でなければ、とりあえず攻め速度が早そうなファイアローとハッサムとガブリアスが強いように思えました。しかし、この3匹だと相手のロトムやゲッコウガやファイアローが面倒なように思えたのでハッサムをガルーラに変更。ガルーラを繰り出して1匹倒しつつ、ファイアローに交代して追い風、追い風でガルーラかガブリアスを出してそのまま制圧という方針で組むことに。
残りの3匹はガルーラを初手に出しにくいときに出しやすそうなゲンガーを採用して、ファイアローに対してバンギラス、ドラゴンに対してマリルリ、とこちらは起点的な動きができるようにしました。
カロスダブルにいないポケモンを忘れがちでしたが、特にポリゴン2とバシャーモに困りました。また、過去作品の教え技が使えないルールでしたが、どの技が使えないかを意識していなかったのでハイパーボイスやイカサマを警戒して立ち回りを崩してしまったのが良くなかったです。
ガルーラはガブリアスを倒したりハッサムで起点にならないように物理特殊を両立していますが、カロスダブルで実際に使用しなかった個体なので、特性が早起きになっていたことに初手のギルガルドに猫騙しを無効化されて気付きました((
たぶん猫騙しが必要なくて、不意打ちにするとガルーラで不意打ちしながら退場してファイアローで処理して追い風という展開もできました。
ファイアローは追い風を使いたかったので命の珠を持たせることに。剣の舞が入っていた個体に追い風を覚えさせたのでそのまま残っています。火傷したメガクチート相手にアイアンヘッドを耐えながら剣の舞、不意打ちをかわしながら剣の舞、不意打ちより優先度の高いブレイブバードでメガクチートを倒しながら次のソーナンスを倒したところでだけ役に立ちました。
ガブリアスは物理耐久に配分してあってマリルリの+6アクアジェットを耐える個体もいましたが、火力重視の個体を使用。逆鱗か地震が一貫しているときに繰り出すことが多く、地震でギルガルドを一撃にできるのが偉かったです。
ゲンガーは一貫性のとりやすいシャドーボールと威力と追加効果が優秀なヘドロ爆弾、物理ポケモンに対する鬼火と面倒なポケモンを封じる挑発で、ダブルバトルで守るを入れているスペースを有効に使えてかなり強く感じました。気になる点は2点あり、一つは意外と火力が高いせいで倒してもらって起点にしようと動いたときに、相手のポケモンが蓄積ダメージと同時に倒れてしまうことが何回かあったことでしょうか。もう1つはゲンガーの同速勝負をしなければならない場面が多く、それによって勝った試合や負けた試合があるところでしょうか。
バンギラスは竜の舞からの制圧力を意識して攻撃と素早さに振り切った配分で使いたかったのですが、意地っ張りしかいなかったので仕方なく代用。メガルカリオを意識して噛み砕くではなく地震を採用しています。ガブリアスに接触せずに済むのも良い点です。意地っ張りにしたことでパーティ全体で面倒なゲッコウガを竜の舞1回で抜けないことがかなりの痛手になっており、火傷して逆鱗状態のガブリアスの前で2回竜の舞を使っても最速拘りスカーフを抜くことができないのが残念です(実際の試合では3回竜の舞を使用しましたが、2回舞った時点でガブリアスを抜いていたようです)。
マリルリはギルガルド意識の地ならしやメガフシギバナ意識の陽気最速恩返しを使用することも考えましたが、アクアジェットの威力が低いのは困りそうなことなどから結局HAベースに。腹太鼓できそうな試合でしか繰り出しませんでしたが、腹太鼓を使って相手を壊滅させることはあまりできませんでした。また、腹太鼓を警戒して動いてくることを想定して、その行動に対する動きをした結果、腹太鼓をした方が良かったという場面が非常に多く見受けられたので1:1交換になりそうでも選出した以上は無理やり腹太鼓した方が良さそうでした。
一番印象的だったのはマリルリでカイリューに対してじゃれつくを打って弱点保険を発動させられながら竜の舞をされて負けた試合です。弱点保険だと予想しつつ時間がなくじゃれつくを打ってしまいましたが、打った後もこちらにはゲンガーが残っていて相手の技構成が「逆鱗、地震、神速、竜の舞」だったので、マリルリをゲンガーに代えて逆鱗を打たせてから逆にマリルリの起点にするという動きができたことに選択直後に気付いて、ゲンガーマリルリの縦の相性の良さに気付けたと同時に勝つための構築なら事前にこの辺りのことは意識して組めるようにしておきたいと思いました。
選出時間が足りずにメガバンギラス前提の選出で一番上に配置されていたガルーラが3匹目として選出されることが2,3回あり、技選択も選択直後に間違えたと気付くことが非常に多かったです。技選択時には「感覚的に最初に思いついた選択肢をベースにそれで良いのか、他により良い手がないかを探す」という思考方法をしていますが、感覚的に最初に思いついた選択がそもそも間違いであることが多いと気付くことができたので、ここの精度を上げられるようにすればその他のルールでも立ち回りのミスは少なくなりそうですし制限時間との向き合いにも余裕を持って戦えそうなことは分かりました。
なので、問題はその精度をどのようにしてあげるかになるでしょう。