wi-fi大会「バトルレジェンド」が開催されます。
伝説ポケモンなどランダムマッチで使うことができないポケモン(以下、伝説枠)を2匹まで構築に入れても良いというルールで、この記事では伝説枠ポケモンに対する第一印象みたいなものを殴り書きしています。
基本的にはやはりアルセウスの数値が高すぎると思っているので、これと合わせて数値で相手を壊せるようなパワーのあるポケモンを軸に構築を作るのが良さそうだと感じています。なので、アルセウスと共にほぼ全試合選出することになるであろうもう1匹の伝説枠もシビアな評価となっていて、ほとんどの伝説枠はパワーが低い点で適当なことしか書いておりません((
また、実際の大会ではレベルは100になりますが、ここでのダメージ計算は目安が分かれば良いということで50レベルで行っています。
〜アルセウス〜
○アルセウス
〜アルセウスと並ぶくらいのパワーがある〜
○カイオーガ
○ゼルネアス
〜アルセウスと相性が良くパワーを発揮できそう〜
○ダークライ
○ジラーチ
〜単体でのパワーが高いがアルセウスとの相性がやや気になる〜
○ミュウツー
○ディアルガ
○グラードン
○イベルタル
○ゼクロム
○ルギア
〜単体でのパワーが少し劣りアルセウスとの相性が特に抜群なわけでもない〜
○ギラティナ
○パルキア
○ミュウ
○ホウオウ
〜弱くはなさそうだが伝説枠を割くのがややもったいない〜
○レシラム
○ビクティニ
○レックウザ
○Wキュレム
〜弱すぎることはなさそうだが伝説枠を割くのがもったいない〜
○Bキュレム
○デオキシス
○ゲノセクト
○ケルディオ
〜あまり使う理由が思いつかない〜
○ジガルデ
○メロエッタ
〜全然使う理由が思いつかない〜
○シェイミ
○マナフィ
○セレビィ
- 圧倒的高種族値
・圧倒的な数値の高さを誇るため所持しているなら基本的に採用しない理由はなさそう
→とはいえ、火力はずば抜けていないのでノーマル以外は展開が少し遅くなりそうなのは気になる
・見せ合い画面では持ち物が分からないのでタイプが分からない
→どのタイプも強いが特に目立つものだけピックアップ
- 物理アルセウス
・高耐久からの剣の舞神速が非常に強力(拘り鉢巻ファイアローのブレイブバードより強い)
・神速はファストガードで防がれてしまうので神速への依存度が高いと厳しい
・鬼火の命中率上昇により後攻からでも鬼火を打ってせめてもの抵抗ができるポケモンの増加
・伝説枠で採用できるポケモンに制限があるため、アルセウスへのダメージソースをイカサマに頼る一般ポケモンが増えそう
・伝説ポケモンを倒すには命の珠がないと火力が足りないので色々不安
・+2物の怪シャドーダイブはHP振りディアルガさえ一撃になる
- 特殊アルセウス
・技の威力は高いが特攻がずば抜けて高いわけではないので瞑想を使いたい
→一度瞑想すれば+2ゼルネアスのマジカルシャインやカイオーガの雨しおふきも2発耐える
→瞑想前提だと展開がやや遅いので電磁波に弱い
・鬼火も覚えるがアルセウスで打つよりも取り巻きで打った方が良いかもしれないので吟味
・タイプの筆頭はゴースト、フェアリー、鋼辺り
→ゴーストは裁きの礫の一貫性がとりやすいことと猫騙しに強いこと、ミラーが面倒なのとノーマルの処理速度が遅い
→フェアリーも攻撃の一貫性がとりやすく弱点が少ないので数値のゴリ押しに向いている
→鋼は相手のフェアリーアルセウスに強い、グラードンやリザードンの一貫を止めるのが難しい
→岩は砂嵐で特殊耐久1.5倍、電気は麻痺しない、草はカイオーガに強いがファイアローがきつい、など
・展開は遅くなるがちなので、展開の速い伝説枠を軸にしてそれに強いポケモンをアルセウスで対策する形にしたい
- 雨降らしによる圧倒的火力
・カイオーガの雨75%しおふきの火力はラティオスの拘り眼鏡流星群を上回る
→拘り眼鏡まで考えると水半減程度では交代による受けが間に合わない
→伝説枠で安定して水を受けられるポケモンも少ない上に制限により採用しにくい
→一般枠で水を受けるとなるとできるポケモンが限られてくる
→運用的にはゼルネアスやアルセウスに隙を見せにくい拘りスカーフが有力?
・天候変化要員は1匹はパーティに欲しい
- 少ない弱点と高い特殊耐久
・弱点は2つしかなく特殊耐久が高いのでしおふきがなくても強い
→雷が弱点ではあるが、特殊耐久が高いので一致技では一撃で倒すのは難しい
→ハイドロポンプが強いのでHPを削れば対処できるものだと油断はできない
→物理耐久を上げればアルセウスの神速なども耐えるが、今回は伝説枠に制限があるのでその方が汎用性を落としそう
○ゼルネアス
- 攻守に優れるフェアリータイプ
・弱点は毒と鋼という威力の低い技になり一撃死することが少ない
→参考までに無振りゼルネアスで一撃で倒せるのはA173ドクロッグのダストシュード程度の火力
・フェアリーの攻撃技は一貫性がとりやすい
→フェアリーオーラで火力が上乗せされているので数値でゴリ押していきたい
- ジオコントロール
・パワフルハーブを持たせると1ターンで使用できて特攻特防素早さを2段階上げることができる
→+2ムーンフォースはC222ディアルガの拘り眼鏡流星群を上回る火力
・電磁波に弱い
→瞑想アルセウスを組み合わせるとなると互いに瞬発力がないのがやや痛い
- 拘り眼鏡
・ムーンフォースでHP振りアルセウスを6割削ることができる
→アルセウスの先手瞑想には弱くなりがち
・構築的にも基本的にカイオーガがやや面倒
→鋼を倒すことも加味してメガリザードンYと組み合わせて使いたい
・ドーブルと違って耐久が高い
→アルセウスの+2神速やファイアローの拘り鉢巻きブレイブバードくらいなら耐える
・ドーブルと違って素早さが高い
→拘りスカーフで先手をとることをはじめ、葉緑素ダーテングですら素早さで勝てない
→ファイアローより素早さが遅いので拘りスカーフ以外は先手挑発が辛い
・ナイトメアの定数ダメージ
→一般ポケモンの気合いの襷を削ることができる
・相手を眠らせることができるのは強力だが伝説枠を残り1匹しか採用できないので構築パワーが落ちる
→神秘の守りが分かりやすすぎる対策であり、それをされた場合のパワーがやはり弱い
○ジラーチ
- ゼルネアスより速い鋼
・ゼルネアスに先手をとってアイアンヘッドを打つことができる
→やや攻撃に振らないと無振りゼルネアスは確定2発にならない
- 天の恵みアイアンヘッド
・ジラーチより遅いポケモンは6割の確率で動けない
・電磁波を覚えるところも優秀
- この指止まれ
・鋼の耐性を利用して隣のポケモンを守ることができる
→ガルーラのけたぐりでほとんどダメージが入らないので噛み砕くがないとかなり有利
・伝説枠を割くだけあってパワーのあるポケモンを隣に置きたいが基本的に相手のカイオーガが辛い
・ノーマルアルセウスをけたぐりで確定1発
→アルセウスがノーマルじゃなくてゴーストとかフェアリーだと選出が失敗に終わる
・強化アイテムを持ったファイアローに縛られているのがだいぶ良くない
・特性が不眠なのでダークライには強い
→残念ながら一撃では倒せない
・物理耐久が下がることで一般枠の先制技にかなり弱くなっているのが痛い
→逆手にとって鬼火を打つことも可能
・先手のサイコブレイクでアルセウスを大きく削れるのは偉い
→ゼルネアスやカイオーガといったポケモンにもサイコブレイクは一貫している
・不意打ちやシャドーダイブの対策になる身代わりはぜひ採用したい
・単体攻撃しかできないので1:1交換に終わりやすいのが運用で難しいところ
- 鋼タイプとして耐性の弱体化
・ゴースト悪を半減できなくなってしまった
→剣の舞込みでシャドーダイブを耐えないので交代で出すのは危険
・フェアリー技が弱点にならず弱点を突けるドラゴンなので需要はある
・ノーマルアルセウス対策の格闘技需要増加の被害に遭いそうではある
- 使い方が分かりにくい
・技の威力が低いので強化アイテムを持たせないとパッとしない
・特殊耐久も中途半端な高さなのでゼルネアスやカイオーガに対して安定しない
→突撃チョッキを持たせて補完ができる
・火力が弱くならないトリックルーム要員として扱う方が良いかもしれない
→幸い、火力を出すだけなら一般ポケモンでもそれなりにできる
→敢えてアルセウスではなくグラードンと組む方が使いやすいかもしれない
○グラードン
・伝説枠に地震が一貫しやすい
→裏を返すと伝説は2匹しか出てこないので一般ポケモンで対策される可能性はある
→味方に地震が一貫する可能性もあり、特にアルセウスとの並びではなかなか難しい
・後手に回ると鬼火を受けてしまうので先手をとれる素早さ操作技は必須
・地面のジュエルがないのがかなり痛手でアルセウスを半分削れない
○イベルタル
・シャドーダイブを受けられる唯一の伝説枠
→剣の舞に合わせてイカサマを選ぶとノーマルアルセウスも中乱数で倒せる
→アルセウスのタイプがフェアリーだった場合に相当厳しい
・バンギラスとゼルネアスを同時に対処するハイスペックポケモンに鋼アルセウスを採用できる
→その2匹とメガクチートを除けば悪が一貫しやすいのでそこそこ強い
・先制技として不意打ちを使うことができる
○ゼクロム
・電気タイプなので麻痺しない
→特殊アルセウスは電磁波に弱くなりがちなので、伝説のもう1匹が電磁波に強いだけで嬉しい
・電気タイプで物理耐久が高めなので一般枠の不意打ちやブレイブバードに強め
・電気の一貫性がとりやすい
→カイオーガアルセウスゼルネアスをはじめ電気が一貫しやすい
→単体攻撃且つ命中に難がある点が問題点
○ルギア
・物理特殊共に耐久が非常に高い
→マルチスケイルも込みで一撃死することが少ない
・展開が遅くなるので状態異常には弱い
→一般枠もルギアに合わせて展開遅めの取り巻きになりそう
→ルギアが状態異常になるだけで相手の一般枠に仕事をされてしまっている気がしてならない
・単体でのパワーがなくて困らないように瞑想と羽休めは確実に欲しいので技スペースが厳しい
→電磁波を入れて取り巻きやアルセウスをサポートするのが良さそう
→アルセウスは物理型で物怪プレートを持たせたシャドーダイブにしたりするのが良さそう
・・・・・・・・
現状だとこれより下の伝説ポケモンを使おうとはあまり思わないので、これより下はこれまでよりも雑な書き方になります。大会までの時間的にもこれより下の伝説枠の運用を考えるよりも刺さる一般枠を探す方がよっぽど建設的でしょう。
個人的には
アルセウス+カイオーガ
アルセウス+ゼルネアス
アルセウス+ダークライ
のどれかで組みたいと思っています。
○ギラティナ
・猫騙しや神速を受け付けずカイオーガにも弱くはない
→電磁波や鬼火を中心に戦っていくことになるので展開は遅め
→ギラティナの弱点を突くゴーストやフェアリーのアルセウスが辛く、回復手段が眠るしかないので間に合わない
・オリジンギラティナのシャドーダイブを受けるのは困難
→相手のゴーストアルセウスやゼルネアスが厳しい
→不意打ち抜群でがっつり削られるのも痛い
○パルキア
・水1/4の抵抗でカイオーガに後出しができる伝説枠
→さらに先手をとって攻撃できるのも優秀
→アルセウス込みで考えると電気が一貫しやすくなっていて雷を打たせてしまう点のは少し気になる
・ゼルネアスより速いドラゴンタイプ
→雨命の珠ハイドロポンプでゼルネアスが一撃
→攻撃のはずれをケアできないのがつらい
→因みに亜空切断の急所は強いが急所のダメージが1.5倍なのがあやしい
○ミュウ
・伝説枠で唯一猫騙しを覚えることができる
→猫騙し使うだけならメガガルーラの方がスペックは高そうである
・変身、サイトチェンジなど技の種類が豊富
→結局、うまく変身を決めないとパワーが足りない
○ホウオウ
- 耐性の優秀な炎タイプ
・特殊耐久が高いのである程度戦っていける
・火傷にならないので鬼火弱体化しない物理アタッカーとして扱える
・カイオーガ耐性がどうしようもない点だけ気になる
○レシラム
・フェアリー等倍のドラゴンタイプ
→どちらかというとカイオーガに弱点を突かれない炎タイプというべき
・晴れ蒼い焔の火力が高い
→残念ながら雨状態でメガクチートを倒すには火傷を引かないと倒せない
○ビクティニ
・命がけのダメージが207になる
→不意打ちが抜群だったり先制技がかなりつらい
→ゼルネアス辺りは意識しておいた方が良いかもしれない
・晴れVジェネレートでないとメガガルーラを一撃にできない
○レックウザ
・エアロックが強力
→メガシンカポケモンの多くがカイオーガに対して居座れるようになる
・元々、隣に火力の高い一般ポケモンを置いて使うのが良いが、アルセウスが壮大な壁
・メガガルーラがいるので性格下降補正を防御に掛けるのは厳しい
○Wキュレム
・カイオーガに対して強いように見えるが実はそうでもない
→カイオーガに対してダメージを稼げるのがドラゴン技のみで高い特殊耐久を前に拘り眼鏡でも1発は耐えられてしまう
・アイデンティティはなんといっても吹雪
→メガシンカがあるとはいえユキノオーの性能にどこまで期待が持てるか
○Bキュレム
・カイオーガには滅法強い
・逆鱗を打つのがアイデンティティだったためフェアリータイプの登場がかなり痛手
○デオキシス
・けたぐり+神速でノーマルアルセウスに勝てる
→相手のアルセウスがノーマルでないと負ける
・サイコブーストの威力は140のまま
○ゲノセクト
・貴重な鋼タイプだがゼルネアスと同速なのが痛い
・特防の方が高いゼルネアスを前にダウンロードを発動させてアイアンヘッドを打つ
→攻撃振りでちょうど確定1発
- 水耐性があってガルーラに先手をとれる
・神秘の剣の威力が低いのでガルーラを一撃にするには命の珠
○ジガルデ
・オーラブレイクがゼルネアスとイベルタルがいる場合なら強い
→攻撃する能力がないのでどのように構築でパワーを出すかは考えなくてはならない
○メロエッタ
・ノーマルタイプなのでシャドーダイブを受けられる
→滅びの唄の使い手として強い
○シェイミ
・バトルボックス固定なのでスカイフォルムは使えないらしい
○マナフィ
・蛍火が使える
・相手にカイオーガがいたらうるおいボディで雷などの麻痺を回復できる
○セレビィ
・草タイプなので怒りの粉には強くなっている