「NANA MIZUKI LIVE FLIGHT 2014 横浜スタジアム」
8/3の水樹奈々のライブで横浜スタジアムに行ってきました。
○セットリスト
1.「VIRGIN CODE」
2.「NEXT ARCADIA」
3.「革命デュアリズム」
- MC1-
4.「Million Ways=One Destination」
5.「Don't be long」
- メンバー紹介-
6.「Fun Fun★People」
7.「ドラマティックラブ」
8.「笑顔の行方」
- MC2-
9.「DESIRE-情熱-」
- MC3-
10.「空時計」
11.「FATE」
- Team ヨーダ紹介-
12.「GUILTY」
13.「still in the groove」
- MC4-
14.「undercover」
15.「アンティークナハトムジーク」
- Short movie-
16.「Vitalization -Aufwachen Form-」
17.「アパッショナート」
18.「ETERNAL BLAZE」
- MC5-
19.「New Sensation」
20.「Rock you baby!」
21.「POWER GATE」
- MC6-
22.「ミラクル☆フライト」
〜アンコール〜
23.「時空サファイア」
24「セツナキャパシティー」
- MC-
25.「innocent starter」
- MC-
26.「DISCOTHEQUE」
〜Wアンコール〜
27.「アオイイロ」
元々すごく興味があって友人と一緒に一般発売日に申し込みをしたのですが、敢えなく売り切れ・・・行きたかったと思いながらツアーのセットリストを見て「やっぱりすごく良さそうじゃないか…」となっていたところ、昨年のLIVE CIRCUSでもチケットをとってくださったあみーさんが「友人が3連番の席を確保したから」ということで、その1席を譲ってもらえることになり行くことになりました。
開場と開演の時間を知らないまま、15時半に横浜スタジアムへ到着。西武ドームと違って、何度も野球を観に来たことはありますが、ライブで来るのは初めてでした。
なにやら開場時間は推していたようですが、座席は一塁側内野・・・の上から数十列目くらいの位置。前日の茅原実里の1階席と比べるとものすごく遠いです。そして、問題なのは横浜スタジアムは明治神宮球場のように座席が折りたためないので、ライブを立ってみるとなると一人あたりのスペースがかなり狭くなっており、やや身の危険を感じました。あと、西日がちょうど眩しい時間でしたね。
ツアーのセットリストを見てしまった割には1曲目が何だったかは覚えておらず。ただ、イントロが流れて「そりゃそうだよな…」と思いながら「VERGIN CODE」がスタート。これが聴けるだけで相当な満足度になるのだろうと予想していましたが、全くその通りでした。横浜スタジアムは野外なので物を飛ばすのは難しいのではないかと思っていましたが、今回も飛行機を飛ばしていました。アリーナが滑走路みたいになっていて(滑走路は走らない)着陸場所があって面白かったです。
そして、2曲目の「NEXT ARCADIA」。これも以前のライブで戦闘機を飛ばしていて飛行機にまつわる曲でありながらCASTLEのときもトップを張れる曲だっただけに便利だなぁと思いました。
3曲目は「革命デュアリズム」。セットリストを見たときにこの曲があったことだけ覚えていて、ライブでどう聴けるのかをものすごく楽しみにしていたのですが、西川パートはまさかの会場全体での熱唱。水樹が一人で歌い上げても満足度高いと思っていたら、みんなで歌っていいなんてこれはずるい、楽しいに決まっています。
挨拶のMCが入って「Million Ways=One Destination」。歌い始めはとても穏やかなのですが、そこを丁寧に歌い上げている声がすごく印象的でした。
MCでは「新アルバムを引っさげてのツアー」「熱く熱く飛び回れるような曲を用意した」という風に述べていましたが、私からすると「SUPERNAL LIBERTY」は激しい曲を多数取り揃える最近のアルバムの傾向とは違うものだと思っていたので、そこが矛盾しているような気になっていました((
「Don't be long」を終えてCherry boysの紹介。今回は「FLIGHT」ということで「THUNDER BIRD」のパロディネタでした。椰子の実が倒れたり額縁が喋ったり壁が反転したり、と懐かしい感じで面白かったです。いつの間にか毎回歌がつくようになっていて、サビがパロディのネタとしている音楽を彷彿させるような始まり方をするので面白いですね。
メンバー紹介を終えて、扇子を持って出てきてから「Fun Fun★People」。個人的にこの曲は結構好きであり、片手に扇子・片手にマイクというのがシュールで良かったです。サビの「fu fu〜」「oh yeah!」が楽しい(私はサイリウム振ってもないし声も出してない)。
「ドラマティックラブ」はかわいい。いつのまにか扇子がどこかいってた気がしますが、これも好きな曲ですごく良い流れでした。
「笑顔の行方」はドリカムの2人が作詞作曲に携わっているのかと思いきやカバーだったことを後のMCで知りました。大玉転がしみたいに大きな風船をアリーナに投げ入れる演出がありましたが、風が一方的に吹いているせいでぐだぐだになってる感じでした。曲のこの流れは良かったのですが、やはりさっき言った思い切り飛び回れるには反しているような・・・(
「笑顔の行方」がカバーだったことの話から、ここでカバー曲を歌うスペシャルコーナー。昔の楽曲が全く分からなくて困りましたが、聴くなら「DESIRE」が良いと思っていたところサイコロで出たのはメンバーに選んでもらう当たり目!・・・会場の雰囲気がほぼ一色だったので、その流れで「DESIRE」になりました。
「DESIRE-情熱-」って旋律的には激しい曲のような音程の取り方をしていて、実際は低音で緩やかな楽曲というイメージがありそれが魅力なのかもしれませんが、どうもそのギャップに慣れることができません。昔、知り合いが「DESIRE」をアレンジして曲調を速く音も上げてロックに歌う姿を見ていた印象が強いせいでしょうか。因みに、そのせいでSPEEDの「WHITE LOVE」も曲調を速くロックにした方が印象的であり原曲に馴染めません((
「空時計」「FATE」のバラードを歌い上げ、Team ヨーダの紹介。いつからかTeam ヨーダの紹介にも歌が作られるようになっている気がします。水樹がステージを離れる時間は休憩モードという風潮があった気がしますが、メンバー紹介に歌を取り入れることで気持ちを離さずに見続けられている方々が多いように見受けられました。
Team ヨーダの紹介ということは次はダンス曲が来るというところでズバリと「GUILTY」。「SUPERNAL LIBERTY」の中でもトップレベルに好きな曲でとても楽しかったです。
ダンス曲を続けるだろうというところで「Gimmick Game」なのかと思いつつもなんか違うよなと思っていたら「still in the groove」。この2曲は大雑把なカテゴライズをすれば似ている曲であることは間違いないですが、ここで「Gimmick Game」ではなく「still in the groove」を持ってこれる水樹奈々がすごいなぁと感じていました。しかし、自分の中で2曲の明確な違いを言葉で説明できなくてなんだか気持ちが悪いです。。
衣装が大人セクシーということもあって「undercover」「アンティークナハトムジーク」と哀愁も少し漂う大人な曲が2曲続きました。ピンクの衣装に「GUILTY」の歌詞が書いてあってかわいい。「undercover」は「Silent Bible」の中で一番好きな楽曲で、ここで聴けて良かったですね。
上でshort movieと書きましたが、内容は全くショートじゃありませんでした((
あおいちゃんが悠木碧だというのはなんとなく理解できても課長が誰なのか分からない・・・しかし、思った以上に好き放題なコーナーでラジオのトークのような展開がされています。なぜムービーを収めるにあたいこのような映像にしようと思ったのか、前日の茅原実里と言い今の時代にはコメディが求められているのでしょうか(
悠木碧らしき人がポケモンセンターヨコハマがどうこう言ってて水樹が鳴き真似っぽいことをしていたので「映画で声優やってたからそのノリなのかな」と思っていましたが、ポケモンに取り組んでいる人の割には水樹が何の声優をやっていたか分からない・・・あみーさんと話をしてビクティニだと分かったものの今度は何の映画だったか分からない・・・うーん。。
OPの映像と繋がってこれは「Vitalization」しかないだろうと思っていたので予想通りだったのですが、予想外な出来事が一つ。水樹が空を飛んでいる・・・屋外の会場なのに高いところにいてしかも空間の移動が速い。
どうやらシルクドゥソレイユなどで使われるような海外のテクニックの一つらしく、観ているこちらとしてはものすごく危険な感じがしましたが、だからこその躍動感があってとても見応えはありました。本人のMCでも言ってましたが、ドレス系の衣装で空を飛ぶと近くに来たときに見上げてもいいものなのか分からないだろうねと思いました((
「アパッショナート」「ETERNAL BLAZE」と熱い曲でヒートアップしたところで「New Sensation」「Rock you baby!」「POWER GATE」と明るい曲を3連発。その雰囲気のまま、ラストはLIVE FLIGHTなんだからこれしかないという「ミラクル☆フライト」で締めてひとまず終了。
アンコールは「時空サファイア」「セツナキャパシティー」という初々しさを感じさせるような曲でスタート、リリースから10年経ったらしい「innocent starter」を歌い上げて「DISCOTHEQUE」。似た系統の曲として「Lovely Fluit」の存在があったせいか「DISCOTHEQUE」を聴くの自体がとても久しぶりで良かったです。
水樹に関わらずアンコールもダブルアンコールも茶番っぽく終わりを引き伸ばしているみたいであまり好きではなかった(そのうちトリプルアンコールとかになりそうでこわい)のですが、アンコール終了の際の挨拶が短かったことからダブルアンコールあることは察しました。でも、いつもよりアンコール終了時の挨拶が短い気がしていたのでちょっと好感。
そして、ダブルアンコールで歌い上げるのは横浜ベイスターズ(今はこの呼び方は古い…)のチームカラーである「アオイイロ」。ここでまたシルクドゥソレイユお手製のワイヤーアクションを使用していて非常に見応えがありました。
・・・大雑把に振り返るとこんな感じでした。
たぶん去年もそうだったのですが、水樹ライブは各パートに統一感のある楽曲を揃えることができるしそのレパートリーの多さに驚かされることが多く、完成度が高いように感じます。エンディングからダブルアンコールまでの流れが好きでない私ですが、アンコールの引き際が綺麗だったこととあのワイヤーアクションをもう一度見れるならダブルアンコールがあっても良いと思えたことから、今回の場合はむしろ好感を覚えてなかなか満足度の高いライブとなりました。
「SUPERNAL LIBERTY」と言えば、「Ladyspiker」もなかなか好きな曲なのですが、組み込む場所がなかった気がするので無理に入ってこなくてよかったです。強いて言えば「JET PARK」とかあっても良かった気がします。
そういえば、「空気抵抗のない体型」を受けて「GUILTYみたいな衣装も着れるようになったもん〜」と言ってましたけど、むしろその方がセクシーだとは思いませんか?(
楽しい思い出を振り返るべく、このセットリストを一人でカラオケに行って歌いきるというものを後日やってみたのですが、2時間の利用では見事に「DISCOTHEQUE」までしか歌えず「アオイイロ」で締めることができなかったのがかなしかったです。。
3連番の席をとってくださったあみーさんの友人とそこに私を誘ってくださったあみーさんに感謝です。ありがとうございました…!