9/28開催の第23回伝説厨オフに参加して来ました。
今回は参加者が少なく、11人による総当たり戦を行い、上位4名が決勝トーナメントに進出という形でした。
総当たりは8-2で2位。負け試合は9-1で1位となったミーサさんとの直接対決とBさんに3匹選出をした2敗で済みました。決勝トーナメントでは決勝戦まで駒を進めるものの、負けてしまい準優勝という結果に終わってしまいました。
〜パーティ〜
ゼルネアス、イベルタル、ミュウツー、クチート、Wロトム、キュウコン
○ゼルネアス おくびょう フェアリーオーラ
207-×-118-174-118-166 H.44 B.32 C.180 S.252
ムーンフォース、マジカルシャイン、ジオコントロール、まもる@パワフルハーブ
○イベルタル おくびょう ダークオーラ
202-×-116-177-122-166 H.4 B.4 C.204 D.44 S.252
あくのはどう、バークアウト、デスウイング、ねごと@こだわりスカーフ
○ミュウツー おくびょう プレッシャー
182-×-112-203-112-200 H.4 B.12 C.228 D.12 S.252
サイコブレイク、10まんボルト、シャドーボール、はどうだん@とつげきチョッキ
○クチート いじっぱり いかく
157-121-105-×-103-70 H.252 A.36 D.220
(157-143-145-×-143-70)
じゃれつく、アイアンヘッド、ふいうち、まもる@クチートナイト
○キュウコン おくびょう ひでり
149-×-102-126-121-167 H.4 B.52 C.196 D.4 S.252
オーバーヒート、かえんほうしゃ、ねっぷう、エナジーボール@こだわりメガネ
○Wロトム おだやか ふゆう
156-×-147-131-148-107 H.244 B.156 C.44 D.60 S.4
10まんボルト、おにび、でんじは、まもる@オボンのみ
※ゼルネアスとイベルタルは非理想個体
※決勝戦のみミュウツーの技を「10まんボルト⇒かえんほうしゃ」に変更
テーマは「イベルタルが使いたい」、コンセプトは「初手クチート」です。
XYで伝説戦をするのがおそらく最後だと思われます。考えてみたい案自体はまだまだあったのですが対戦できるレベルになりそうなものはほとんどない状態だったので、BW同様にラストはテーマ重視で組むことにして、6世代のパッケージにもなりながらまだ一度も使ったことがないイベルタルを使うことにしました。
イベルタルの特徴としてはタイプ一致で特性のダークオーラが乗った悪技の通りが良いことが挙げられます。しかし、悪技を半減できるフェアリータイプ(特にその中でもメジャーなゼルネアスとメガクチート)に対して全く打点がないことがネックとなっており、伝説枠のポケモンがこれらに無抵抗だということで補完が難しいです。また、悪技の通りが良いと言っても実際はカイオーガの水技の方が火力的にも通りが良いため、イベルタルの悪技で単体を殴り続けるくらいならカイオーガをお膳立てして攻撃を仕掛ける方が良いです。
さて、そんなイベルタルを採用する理由を見つけてあげる必要がありますが、やはり特徴はダークーオーラにあるため、強化された通りの良い悪技を打てるポケモンを2匹並べて打ち続ける構築方針が良さそうです。しかし、タイプ一致で悪技を打てるポケモンを採用するとどう考えてもフェアリー対策ができなくなることから、タイプ不一致で強力な悪技である不意打ちを打てるメガガルーラとメガクチートに注目しました。ここではゼルネアスやメガクチートに対して弱くならないメガクチートを採用することにします。
イベルタルとメガクチートを並べて悪技を中心にガンガン攻める方針がここでできあがりました。歩調を合わせるためには初手で2匹を並べることになりますが、初手にメガクチートを置いておけば相手のゼルネアスの展開を防ぐことができるので、こちらも3匹目にゼルネアスを採用することにしました。ジオコントロールを使うゼルネアスは先に積んだ方が勝ちなので、メガクチートで相手のゼルネアスを牽制しておくことでミラーには強くなれます。また、ゼルネアスが戦いにくい相手はダークオーラ悪技をゴリ押しして縛ることでゼルネアスが積みやすい展開を作ることができそうです。
このようにして、イベルタルを使いたいというテーマと初手クチートというコンセプトが成り立ちましたが、残りの3匹を決めるのが問題でした。
ゼルネアスを勝ち筋として考えにくい場合の伝説ポケモンを採用したいのですが、匹敵するくらいに制圧能力の高いカイオーガしか見つかりません。しかし、イベルタルに拘りスカーフを持たせると決めていたため、カイオーガで制圧能力を保つためには追い風やトリックルームといった技の使用が考えられます。すると、イベルタルを選出しづらいときにカイオーガとゼルネアスを選出することになり初動が遅い部分がどうしてもネックになってしまいます。また、現在ゼルネアスをメガクチートで対策することにしているので、クチートを縛れるポケモン+ゼルネアスの並びに強いポケモンを入れる必要があります。
そこで採用することにしたのが突撃チョッキを持たせたミュウツーです。ミュウツーは高い素早さから安定した削り能力がある点が優秀なので、突撃チョッキで特殊耐久を補うことで炎タイプやゼルネアスといったポケモンの前でも強気に動かすことができます。不意打ちに弱い点をクチートの威嚇でカバーできているのも優秀です。
残り2匹としてはなんだかんだカイオーガが辛いことから天候変化要員は入れておきたいと思い、クチートと同時に採用できないことからリザードンを諦めてキュウコンを採用。最後の1匹はホウオウに対して安定して打点を持ててグラードンとカイオーガにそれなりに耐性のあるロトムを採用しました。
>イベルタル(選出:4/11 先発3+後発1)
今回の構築のテーマポケモン。クチートと並べて通りの良い悪技を連発することで相手を削り、ゼルネアスの起点を作ります。クチートと並べたときにファストガード+拘りスカーフしおふきと動かれるのがまずいので、持ち物は拘りスカーフにしてカイオーガを先手で攻撃できるようにしました。
タイプ一致のまともな物理技がないため特殊技中心の構成で採用。メインの悪の波動に加えて、範囲攻撃であり特攻を下げる追加効果のあるバークアウト、タイプ一致のデスウイング、の3つを確定。最後の技は何を入れてもあまり使う機会はなさそうなので、申し訳程度の眠り対策として寝言を覚えさせておきました。
拘り眼鏡型で育成したものを使い回しているので、C222カイオーガの雨75%しおふきを最高乱数以外耐え、A194メガガルーラの捨て身タックルを最高乱数2回以外耐え、素早さ最速で残り特攻に配分して拘り眼鏡デスウイングでH201D118イベルタルを2発、拘り眼鏡気合い玉でH207D158バンギラス(砂状態でゼルネアスの拘り眼鏡ムーンフォース耐え)を1発、という調整になっています。
>クチート(選出:11/11 先発10+後発1)
今回の構築のコンセプトポケモン。クチートは後発から繰り出して不意打ちで相手を縛ったり威嚇を掛けながら戦う使い方が多かったのですが、初手から繰り出すことで相手の展開を防ぐ使い方もできそうです。
技構成は対ゼルネアスに便利なアイアンヘッド、ダークオーラの恩恵を受ける先制技の不意打ち、クチートを大事に扱うための守るは確定。最後の技はカイオーガなどに等倍で通る技が欲しく叩き落とすかじゃれつくの選択になり、どちらもゼルネアスイベルタルの特性の恩恵を受けられます。しかし、全抜きするためになるべく後発から死に出しをさせたいゼルネアス以外が悪・ドラゴンタイプに弱いことが気になるので無難にじゃれつくを選びました。
努力値配分はC202カイオーガの雨75%しおふき耐え、残りを攻撃に配分してイベルタルの悪の波動+メガクチートの不意打ちでH175B111D160カイオーガをほぼ倒せるようにしています。また、今回は計算ミスなくダークオーラの恩恵を受けて無振りカイオーガを不意打ち2発で倒すことができます((
>ゼルネアス(選出:11/11 先発0+後発11)
先発のポケモンで相手を削って積むチャンスを作ってから一気にジオコントロールで畳みかけるためのポケモン。ジオコントロールを使うために持ち物は当然パワフルハーブ。
技構成はジオコントロールを使う最も基本的な構成としています。主力攻撃のムーンフォース、積み技のジオコントロール、ゼルネアスを大事に扱う守る、範囲攻撃が便利なマジカルシャイン、の4つです。既に何度も書いているのですが、ゼルネアスの+2ムーンフォースはC222カイオーガの雨しおふき耐えポケモンを一撃で倒す火力で相手を倒すことで身を守るのでマジカルシャインよりも優先度は高いです。
努力値配分は以前の厳選の妥協ラインの記事にあるものをベースにしています。素早さは最速でカイオーガの雨75%しおふき耐え、メタグロスのコメットパンチ耐えを意識して相手のゼルネアスを+2ムーンフォースで倒せる程度の特攻となっています。
>ミュウツー(選出:7/11 先発7+後発0)
イベルタルが出しづらいときに繰り出すことが多くなる伝説ポケモン。予想していた通り選出回数はイベルタルを上回りました。特に、この構築で厳しくなっている炎ポケモンを相手にするために採用しているので持ち物は突撃チョッキ。
技構成としてはまず炎ポケモンへの打点となりタイプ一致で一貫するサイコブレイク、次にディアルガへの打点として波動弾、クレセリアへの打点としてシャドーボール、最後は火炎放射を入れてクチートを攻撃できるようにもしたかったですが、ファイアローを一撃で倒すことができないことが気になったので10万ボルトを採用しました。決勝戦で柚樹さんと再戦をしたときだけ10万ボルトを打つ対象がいないので火炎放射に切り替えました。
努力値配分はまず素早さをミラーも意識して最速に設定、次に威嚇込みでA146ファイアローの命の珠ブレイブバードを2発耐える物理耐久とC183ゼルネアスの+2ムーンフォースを耐える特殊耐久を確保して、残りを特攻に振りました。これでゼルネアスをギリギリ半分削れるかどうかというところは気になりますが、威嚇と突撃チョッキで耐久を確保したミュウツーはそこそこ強かったと思います。
>キュウコン(選出:8/11 先発1+後発7)
ゼルネアスに隙を見せない天候変化要員として採用。特にカイオーガから天候を奪うことでゼルネアスやメガクチートを守り、相手の交代があれば積み技を使ったり大ダメージを一貫させることができます。せっかくゼルネアスに先手で打点を持てるポケモンであることから火力を増強して拘り眼鏡を持たせることにしました。
拘り眼鏡を持たせるので基本的に攻撃技4つで技を埋めることに。まず最も威力が高いオーバーヒート、範囲攻撃が便利な熱風、カイオーガへの打点としてエナジーボールを採用。炎タイプで命中100の技がなかったので最後は火炎放射としました。技に余裕があるなら寝言なども採用しておきたかったです。
努力値配分はまず素早さを最速にしてゼルネアスに先制できるようにします。拘り眼鏡なので火力を重視して配分しますが、最低限の耐久ラインとしてA146ファイアローの命の珠ブレイブバードを最高乱数以外耐えとC222ディアルガの大地の力耐えを確保はしました。一応、晴れ火炎放射でHP振りギルガルドを倒せる程度の火力はあります。
7回選出はしましたが、3回しか行動していませんでした。しかも、キュウコンを攻撃役として扱った試合だけ負けていて扱い方を間違えていたので、反省が必要です。
>Wロトム(選出:3/11 先発1+後発2)
ホウオウに対して圧倒的な強さを誇ることから採用を決めたポケモン。地面と炎と水に耐性があるのでクチートの交代先としても優秀です。耐性だけで数値が足りないポケモンなのでその数値を補うために持ち物はオボンの実。
技構成はファイアローを倒すための10万ボルトが確定、ゼルネアスに隙を見せずに選出できるようにするために電磁波を入れて、クチートやガルーラに弱くならないように鬼火を採用。最後は身を守るための守るとしました。
努力値配分はオボンの実を持たせるのでHPを偶数にすることを意識しながら、特殊耐久をC183ゼルネアスの拘り眼鏡ムーンフォース耐え、物理耐久をA177メガガルーラの猫騙し+捨て身タックルをオボンの実込みでほぼ耐えられるように配分。残りを特攻に振ることでH153D90ファイアローを10万ボルトで14/16で落とせるようにしました。
以下が簡単な対戦レポートとなります。
○1戦目 vs 柚樹 さん 勝ち 3-0
自分:イベルタル クチート ゼルネアス 【キュウコン】
相手:ミュウツー ボルトロス カイオーガ クチート(モロバレル ゼルネアス)
イベルタルに電磁波を撒かれるもクチートが麻痺しない状態でボルトロスを処理。カイオーガはダークオーラ込みの不意打ちで削りながら、ゼルネアスがジオコントロールを積んで勝ち。イベルタルのバークアウトでミュウツーの特攻を下げてメガクチートが動けたこと、バークアウトが身代わりを壊せなかったものの本体にダメージを入れて命の珠反動ダメージでミュウツーが退場するところまで削れたところが印象的だった試合。
○2戦目 vs シンノスケ さん 勝ち 2-0
自分:ミュウツー クチート キュウコン ゼルネアス
相手:モロバレル ゼルネアス ガルーラ カイオーガ (ファイアロー ディアルガ)
サイコブレイク+アイアンヘッドで1ターンで2匹を処理。キュウコンで天候を奪いながらゼルネアスのジオコントロールを見せつつメガクチートで攻撃を重ねて勝ち。
○3戦目 vs Bさん 負け
制限時間切れのためこちらの選出数が3匹となり、規定により負け
○4戦目 vs FON さん 勝ち 3-0
自分:ミュウツー クチート Wロトム 【ゼルネアス】
相手:ファイアロー モロバレル レシラム ゼルネアス (グラードン ガルーラ)
こちらはクチートを一旦ロトムに交代。追い風を決められるも相手がミュウツーを倒す算段で集中攻撃を仕掛けたところを突撃チョッキで耐えて反撃でレシラムに大きく削りを入れたことからメガクチートが一貫するようになって勝ち。
○5戦目 vs ヤトム さん 勝ち 2-0
自分:ミュウツー クチート キュウコン ゼルネアス
相手:エルフーン テラキオン カイオーガ ゼルネアス (リザードン ナットレイ)
袋叩きコンボはテラキオンにサイコブレイク+エルフーンにアイアンヘッドからエルフーンに不意打ちで止められますが、エルフーンは気合いの襷ではなかったので1ターン目に倒れる。死に出しカイオーガにキュウコンを投げながらミュウツーで削りを入れて、威嚇の入ったテラキオンと削れた晴れ眼鏡カイオーガの並びにゼルネアスのジオコントロールを使ってペースを握り勝ち。
○6戦目 vs ほこ さん 勝ち 3-0
自分:イベルタル クチート キュウコン 【ゼルネアス】
相手:カイオーガ ルンパッパ ヘルガー グラードン (Bキュレム ニャオニクス)
キュウコンを繰り出して天候を奪い、じゃれつくを打つと交代で出てきたヘルガーが倒れる。天候は雨に戻されるもルンパッパは不意打ちで倒してカイオーガにはバークアウトを当てながら地震の打ちづらいグラードンを地道に攻めて勝ち。
○7戦目 vs ウォーター さん 勝ち 2-1
自分:ミュウツー クチート ゼルネアス Wロトム
相手:カメックス ゼクロム ホウオウ ウツボット (グラードン ランドロス)
追い風を決められるも威嚇のおかげでミュウツーがゼクロムとホウオウの集中攻撃を耐えてホウオウを不意打ち圏内まで持っていき、その状態でゼルネアスのジオコントロールを決めることができたので勝ち。相手のウツボットが眠り粉を持っていたら正直厳しかったです。
○8戦目 vs 炎の命 さん 勝ち 3-0
自分:ミュウツー クチート キュウコン 【ゼルネアス】
相手:ジガルデ オオタチ ゼルネアス エンペルト (ミュウツー コジョンド)
ミュウツーに麻痺を撒かれながらじゃれつくでジガルデを処理。怒りの前歯を受けたメガクチートとエンペルトゼルネアスが対面してキュウコンで天候を奪いながらゼルネアスを処理しにいくとハイドロポンプをかわしたのでそのままゼルネアスを処理することができて勝ち。
○9戦目 vs みこと さん 勝ち 3-0
自分:クチート Wロトム ゼルネアス イベルタル
相手:デデンネ ゼルネアス グラードン ファイアロー (ルギア バンギラス)
デデンネのほっぺすりすりと甘えるでメガクチートが弱体化するもゼルネアスにはロトムで電磁波を入れているので動きやすい状態。拘りスカーフイベルタルのおかげでゼルネアスがファイアローに晴れフレアドライブを打たれずに済んだのでゼルネアスとイベルタルで攻撃を重ねて勝ち。
○10戦目 vs ミーサ さん 負け 0-1
自分:ミュウツー キュウコン クチート ゼルネアス
相手:ゴウカザル ゼルネアス クチート ディアルガ (カイオーガ モロバレル)
初手でキュウコンを出したのは良かったものの、ゼルネアスに対してオーバーヒートでも熱風でもなく火炎放射を打ってしまったため、ミュウツーでゼルネアスを処理せざるをえなくなりゴウカザルの処理が遅れる(冷静に考えるとここはゼルネアスの攻撃をミュウツーが耐えて反撃する前提なのでミュウツーでゴウカザルを処理しなかったのがミス)。そのせいでメガクチートがゴウカザルから痛手を負ってしまったのが大きな敗因となりました。因みに、そのターンはなぜかゼルネアスがゴウカザルに先制できると勘違いをして動かしてしまいましたが、気付いていたとしてもできることはあまり変わらなかった気がします。
勝てば予選1位だっただけに残念。。
○準決勝 vs B さん 勝ち 4-1
自分:イベルタル クチート 【ゼルネアス キュウコン】
相手:ドーブル ガルーラ ディアルガ グラードン (クチート カイオーガ)
ドーブル対策が薄いのでダークホールを避けたりすぐに起きることを期待した戦い方をすることにした結果、ドーブルはトリックルーム型だったらしく、それをイベルタルが一撃で倒す、その後じゃれつくを避けたディアルガに対してイベルタルが悪の波動を急所に当てたことでメガクチートのオーラ込み不意打ち圏内とすることができたので勝ち。
グラードンとクチートの存在があやしいと思いながらもトリックルームだとあまり考えていなかったので、キュウコンではなくロトムを出すのが結果的には正解でした。
○決勝 vs 柚樹 さん 負け 0-2
自分:ミュウツー クチート キュウコン ゼルネアス
相手:クチート ボルトロス カイオーガ ゼルネアス (モロバレル ミュウツー)
初手はクチートを守らせてボルトロスで麻痺を撒いてくる可能性が高く、クチートには威嚇を入れているので一度殴られてもなんとかなりそうなことから放置してサイコブレイクとじゃれつくを集中。相手クチートが守った間にミュウツーが電磁波を浴びながらもボルトロスを倒す。相手の死に出しはカイオーガ。
ミュウツーが突撃チョッキでカイオーガの攻撃を耐えるので、サイコブレイクをカイオーガに打ちます。こちらのメガクチートは威嚇を受けて不意打ちをカイオーガに打っても大きなダメージをもらうことは明らかなので守るを使用。カイオーガのハイドロポンプを守って、相手メガクチートのアイアンヘッドでミュウツーが半分削れずに済むも怯んで動けず。
キュウコンを繰り出して天候を晴れにしながらメガクチートを動かすか退かせて威嚇をリセットするのが良さそうですが、柚樹さんがそれをぼそっと呟いていたのを見て別の選択肢がないかを考えてみる・・・なんてしているうちに「キュウコンはメガクチートの不意打ち+スカーフカイオーガの水技で縛られている」という序盤に考えていたことを忘れてしまい、「キュウコンでメガクチートを縛りながらゼルネアスで積む」方針に頭が切り替わっていました。キュウコンを交代で出さなかった結果、相手メガクチートの不意打ちでミュウツーを倒されて、カイオーガの雨ハイドロポンプをメガクチートがギリギリでしっかり耐えるも、こちらのメガクチートは相手のカイオーガを不意打ちで3割ほど削っていただけ。
ゼルネアスを繰り出してメガクチートを相手の不意打ちで倒してもらい、ゼルネアスのジオコントロールを目論むもメガクチートを縛るはずのキュウコンが不意打ち+ハイドロポンプで倒されてしまい負け。
最後にゼルネアスと満タンのメガクチートが対面した場面で「耐久に配分したメガクチートは拘り眼鏡ムーンフォースを2発耐える(1.5×2)から、ジオコントロールしたムーンフォース急所も耐える(2×1.5)」という話をしていたら本当に急所に当たってきっちりメガクチートが耐えていたのはおもしろかったです。
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というわけで、悔やまれる形で優勝を逃してしまいました。
このルールはカイオーガに弱くならないことを念頭に置いて構築することもあるからか対策が最も難しいポケモンはメガクチートだと思っていて、今回のオフでも9勝のうちゼルネアスが場に出ないで勝った試合が4試合もあることからメガクチートの強さが伺えたと思います。
しかし、準優勝まで進むことができたのはトリックルームや電磁波を軸に置いた構築にあまり当たらなかったことが大きかったと思います。
主催のミーサさん、参加者の皆さま、お疲れ様でした。
次回は予定では全ポケモン解禁の制限ありバトルらしいのでルールは違いますが、都合が合うようなら参加して優勝を狙いたいと思います。