ヴィクトリアリーグトウキョー 参加レポート

3/28開催のヴィクトリアリーグトウキョーに参加してきました。


当日予選に参加しましたが、4-3で132人中56位。
「○××○×○○」と序盤での敗戦が目立ったためオポネントでも高い位置にいけませんでしたが、31位が5-2のラインなので結局6-1程度の戦績を残さないと予選は抜けられなかったでしょう。
負け試合3つのうち2つはもう少し運が良ければというものでしたが、その程度で簡単に負けてしまう構築であるのが問題であり、それを拾えてもその後に勝てた保証はないですし、勝ち試合には運が良くて勝った試合もありました。
構築は別の記事で反省します。


また、当日はポップチャンネルの放送や会場のエキシビジョンと合わせて試合の解説役を務めさせていただきました。結局、最後までヴィクトリアリーグ本戦の権利を勝ち取ることはできなかったので、あんぐらオフ・アリーナオフ・DEXオフ・ヴィクトリアリーグ本戦と全ての試合で解説をさせてもらったことになります()
過去の対戦もライトさんやタッツーさんが動画をアップしてくださっているので、自分が解説した試合はどういう風に話をしていたかを一応確認していて、今回もおそらく見返すと反省点がたくさん浮かんでくると思いますが、以前の反省点を活かした話し方はできたような気がします。
会場では3位決定戦と決勝戦のみスクリーンで放映という形になりましたが、ポップチャンネルでは本戦トーナメントの一部を裏で放映していたので、自分が予選で対戦したのと同じくらいの試合数を解説していた気がします。。生放送でコメントをいただけるのですが、それについては全く見れていませんでした。せっかくなので、どういう方々が観てくださってるのかも意識した話し方ができれば良かったですね。


最後に、参加者としての感想を。


スイスドロー形式の対戦競技に参加するのは初めてでした。私の戦績が奮っていなかったときに名前も実績もある方々がなぜか同じ位置にいて苦戦しているようだったのを見ると、対戦オフ会でよくある総当りとスイスドローではなにか戦い方が違うのかもしれないという疑問が浮かびました。
スイスドロー形式自体は130人近い規模を管理するため進行が滞ることも予想されましたが、予定していた7試合を回すことができていたので、良かったなと思います。今回は当日予選枠が8つしかなかったので好成績ながら敗退という方も多かったですが、5-2ラインが31位だったことからもうまく上位を絞ることができるので、私のように早い段階で負けがついてしまった方のモチベーション低下さえどうにかできるなら他の対戦オフ会でもやってみるのは面白そうですね。


本戦トーナメントはダブルイリミネーション方式、大雑把に言うと1回までは負けても良いトーナメント方式ですが、優勝まで最も試合数の多くなる人だと9戦も試合をすることになるくらいで、非常に時間がかかりますし実際に進行は遅れていました。
私はポップチャンネルの放送で解説をしつつ本戦トーナメントの試合を観戦することができたので楽しむことができましたが、本戦が始まってから優勝者が決まるまで5時間近くはかかっていたはずで、会場で観戦する方々にとっては本戦トーナメントの試合の様子も見づらくて退屈な時間がかなり続いていたのではないかなと予想していて(実情を分かりませんが)、もしそうならその辺りは改善が必須なように思います。
因みに、ダブルイリミネーション方式が採用されている理由としては「相性や運が悪くて1回負けて終わってしまっては真に実力のある人を計りきれないため」という意図があるようですが、たまたま今回の結果だけ見れば決勝戦に進んだしあさん・はやとさんは負けなしでウィナーズトーナメントファイナルまで進んでいましたね。



さて、ヴィクトリアリーグですが、当日配布されたパンフレットにあった言葉からも普通の対戦オフ会ではなく大会を目指している姿勢が伺えました。
最近の対戦オフ会は競技人口やオフ会の数が増えたこともあって(そうすると真剣に勝ちに行く人の割合が減って巡り合わせの要素が強い結果になりやすかったり、など)入賞することの価値が以前よりも低くなっているようには私も感じています。今回の取り組みはそこに価値があることを再認識させて、対戦文化の環境をより良く発展させていこうという目的の一環でしょうか。
そのためには、主催や一部の人間だけでなく対戦参加者全体に「これは大会である」という特別な価値観を抱いてもらう必要がありそうですが、大会を取り仕切る関係者の方々や上位へ駒を進めた方々以外にまだそれが広く浸透していないようになんとなく感じました。
とはいえ、目先の反省点なんかはこれから解決していけば良いだけの話なので、ひとまずしっかり大会をやりきったところが良かったと思います。こういうことはまず思ったことを実行することが大事だと考えていて、実際に行動に移したことによって思いがちゃんと顕在化されて参加者に伝わったと思いますし、参加者がどれくらいの熱感でいるかの把握もできたと思います。また、中にはその思いに火をくべられたような方もいるのではないかと思っていて、そういう連鎖で物事は動いていくということを考えると良い一歩目だったんじゃないかなと思います。


主催のエルムさん、スタッフの方々、参加者の皆さま、お疲れ様でしたー♪