第13回東北ポケモンオフ 簡易レポート

7/4開催の第13回東北ポケモンオフに参加してきました。


今回のオフは非公式大会バトルロードグロリア2015本選への参加資格を掛けた予選大会を兼ねていました。
結果は予選を5-1で2位通過するも準決勝で敗退して総合4位。上位2名が本戦出場権を得られるので、3月に行われたヴィクトリアリーグ予選大会に続きあと一歩及ばず勝ちきれないところが残念です。



使用パーティは以下の6匹です。詳細は別記事で書きます。
★ガルーラ
ニンフィア
クレセリア
★FCランドロス
ヒードラン
モロバレル


対戦に関する雑感とオフに参加した感想を続きから。



今回は「立ち回りの趣向を変えることを意識したこと」「強いパーティジャンル・強いポケモンの型を選べたこと」「運が良かったこと」の3つがそれなりに上位に行ける結果をもたらしたと考えています。
しかし、構築として見るとかなり粗削りで、同じジャンルのパーティでもっと安定して勝てる構築を組めるプレイヤーが存在しているのが事実です。1匹の種族・持ち物・技・努力値配分で大きく差が出るため構築は繊細なものだとあらためて実感したと同時に差をひしひしと感じました。


また、「立ち回りの趣向を変えることを意識したこと」ですが、これは日本代表決定戦の試合を観戦した際に「ポケモン対戦の勝敗において大きく差を生むのはプレイヤーの立ち回りの力量だ」と感じたことが発端となっています。
試合中の思考や選択も当然含みますが、立ち回りの幅が広く持てたりそれを明確にイメージできるようにできていると構築段階でも「こういう立ち回りで処理できるから大丈夫」という風に構築の幅を広げることができるようになります。そのため、良い構築を組むためにも試合に勝つためにも立ち回り能力を磨く必要があると感じて、その方法の模索の一つとして立ち回りの幅の広げ方について考える機会を設けたのが今回の取り組みでした。
結果的にはまあまあ良かったようにも見えますが、総合的に振り返るとただただ相手との噛み合いが良かっただけだと言えます。準決勝や放送・動画化もされた3位決定戦では酷い立ち回りで敗戦しているため、今回の経験も活かしつつ確固たる実力を身に着けるために今後も考えていければと思いました。


また、久々に関東以外のオフ会に参加したので以下で印象に残ったことを記しておきます。


○運営の不手際に優しい(?)
良し悪しの問題ではなく、今回のオフを客観的に見たときに「予選ブロック分けの人数調整のミス」「決勝戦の放送画面が止まる」が運営的にはやや不手際だったのかなと思います。どれだけ気を遣ってもそういうことは起こりえるので起こったことに関しては特に何も思っていないのですが、予選ブロック分けの人数調整は「〜ことが起きてしまったので、〜という形で対処しようと思いますが、それでよろしいでしょうか?」という対応をしており、その姿勢が素晴らしいなと思いました。それが正しくてそうあるべきだという話ではないのですが、参加者に納得をしてもらうための姿勢が伝わってきました。参加者側としても、そういう対応なら納得しやすいし協力もするのではないかな、と。
最近、オフ運営に関する意見は不手際に対して手厳しい印象がありましたが、オフ会を開催してくださるありがたみ、オフ会の開催・運営に参加者の協力もあってオフ会がスムーズに進行するということ、をあらためて感じる良い機会となりました。


○自己紹介でのアピール
HALさんのブログで「東北オフ自己紹介・傑作選」が紹介されていましたが、全体的に自己紹介で自分の色を出す話題を提供する方が非常に多かったです。
特に面白くもない無難なことを言って自己紹介を済ませる私のような人間からすると、他の参加者の方々が自己紹介の時間をすごく大事にしているのだと感じました。



○決勝トーナメントの組み合わせ
今回は予選8ブロック上位2名ずつで16人が予選抜け。決勝トーナメントの組み合わせはまず1位通過した方々でくじ引きをしてトーナメントの位置決めを行い、次に2位通過した方々をそれぞれ予選同ブロック1位通過の方と決勝戦まで当たらないように別の山に振り分け、それからくじ引きを行うという形式でした。
なんとなくですが、最近参加していたオフは「Aブロックを2位通過した人はFブロック1位通過の方と対戦」と決勝トーナメントの対戦相手が運営サイドによって自動的に決められているような気がしていたので、なんとなく新鮮でした。
巡り合わせは勝負事を語る上で大きく関わってくる要因の一つであるため、それをコントロールする(自動的に決めてしまう)のはできれば避けたいかなと思った瞬間でした。


○表彰式の時間
今回の会場が施設がそうだったこともあり、片付けを終えたときには3人掛けテーブルが横に3つ並んでそれが縦に10列以上を成す会議室のような形式になりました。行程順は「片付け→表彰式」で、今回のオフの参加人数とキャパシティ的には全員が椅子に着席して表書式を過ごすことができました。施設によっては机を全て片付ける場所もあるため、全員が整列された席に着席するなどはなかなかできることではありませんが、落ち着いた状態で表彰式を迎えることにもなんだか新鮮味を感じました。
最近参加していたオフは参加人数の問題などもあるでしょうが、運営時間がやや押し気味になってしまうことも多くあるように感じます。特にそれは悪いことだとは思っておらず、むしろ起こりうるトラブルをなんとか乗り切る運営の方々の手腕が素晴らしいなと感じることの方が多いです。ただ、それはそれで別として、余裕のある状態であることは意外と大事だなとあらためて感じさせられました。


○二次会の存在
今回は運良く予選を勝ち上がり決勝トーナメントもそこそこに駒を進めましたが、おかげでサイドイベントなどにも参加はしておらず全く交流を持てていない状態でした。しかし、二次会があったおかげでなんとかお話をする機会を作ることができました(残念ながら一部の方々としかお話できませんでしたが)。
これは幸いなことに決勝トーナメントでそこそこの戦績を残せていたことが要因として大きいと感じていて、「ワイルドと申します」と名乗ったときに「あ、今日スクリーンで対戦してた方か」と思ってもらえたので認知されやすく話が進みやすかったような気がします。
なので、二次会が交流の良いきっかけになると感じて意外と大事な取り組みだと思いました。また、その反面で「あまり知り合いがいない状態でオフに参加して予選敗退という結果に終わった」ときの二次会は交流するにも難易度が高いので、必ずしも良い取り組みとは言えないところが難しく感じました。


関東で参加しているオフとは違う雰囲気を味わうことができて新鮮な気持ちになれたのが収穫としては大きかったです。
バトルロードグロリアは日本全国での王者を決めるために各地方から強者を募る良い企画ではありますが、私のように各地方のオフ会の雰囲気を味わうために遠征参加をするきっかけ作りとしても機能しているのだと感じました。


主催のじゃるさんをはじめスタッフの方々、参加者の皆さま、お疲れ様でしたー♪
実りのある時間を過ごさせてもらい、とっても良かったです。