「UNIDOL 2015 SUMMER」行ってみ・・・というよりCottonCandy見に行きました

8/28開催の「UNIDOL 2015 SUMMER」に行ってきました。


イベントの概要としては、女子大生がユニットを組みステージでアイドルのコピーダンスなどのパフォーマンスを披露して日本一のユニットを決めるというものです。


お目当ては京都女子大学のCottonCandyというユニット。前回にあたる14年冬に行った記事にも書きましたが、彼女たちが関西予選を抜けて東京に来る限りは参加しようと考えていたので、今回も参加することにしました。
・・・とは言いましたが、1週間前に「前回一緒に観てた友人が舞台に立つ側になるので、良かったら行きませんか?」とびりーさんに誘われるまではUNIDOLの存在を忘れていました((



びりーさんの友人のパフォーマンスは敗者復活戦は14:15ごろから。私はお昼過ぎまで予定があり時間も押してしまったため間に合うかどうか賭けとしてタクシーでお台場まで向かうことにしましたが、なんと財布を家に忘れてしまっていたようで・・・。
びりーさんが友人のパフォーマンスを見届けてから来てもらうのを待つことにしたのですが、Suicaのチャージで支払いができることを思い出してなんとか支払いは完了。しかし、ここで残金はほぼ尽きてしまいランチも食べれないのでそのまま会場に向かおうとすると、私服で建物の外に向かうCottonCandyとナチュラルにすれ違う。すれ違う人とよく目が合うことに定評がある(?)のですが、ドタバタした後で不意を突かれると意外とどきっとするものなんですね・・・。


結局、5番目のグループのパフォーマンス時に会場に到着。パンフレットをいただきましたが、敗者復活戦だけで21組もパフォーマンスがあって1年前の2倍くらいの規模になってて驚き。これをMCを2回挟んで7チームごとに3回やっていて相当ハードなスケジュール。
因みに、本選も総勢16組と非常に多いです。過去2回は1組ごとに覚えてる限りの感想を書く形式にしていましたが、「覚えていない+頑張って記憶に残しておく努力もしていない」ということで箇条書きにしておきます。

  • 敗者復活戦のMCの女性の方(森あんな、というらしい)が平井理央に似ていた。サロペットはあまり惹かれないアイテムでしたが、その方の衣装のスキニーな感じが魅力的に見えた。
  • 予選も見始めた最初の方はちゃんと覚えていたのですが、すっかり忘れてしまった・・・ひとつ印象的だったのは、「とりあえず振付だけ覚えました」ように見える方がいたことで、大会が認知されて参加ユニットが増えて敷居が低くなったのかなと感じました(自然なことなので悪いことだとは思っていない)
  • 割と前の方で見ていたのですが、真後ろでコールの代わりにホイッスルを吹くひとがいたり、と耳に響く感じで体力消耗に影響があったような気がします(決して迷惑ではなく、そもそもそれなら移動すればいいのではいう話ですが、良い位置で見れるメリットを優先していたので)
  • 敗者復活戦の投票で「投票はkimowota☆7に!」と付箋を貼られたContory GirlsのCDをいただく。なるほど、このような使い方があるのですね。なお、私は既に投票済みでしたが、敗者復活戦を抜けたみたいなので配布したのが功を奏したのかもしれませんね。
  • Highdolパフォーマンス、そのうちジュニドル・エレドルが現れるのかと思って怖くなってしまった・・・実際のアイドルもそれくらいの年齢から活躍している方々が多いとはいえ、目の当りにしてみると観客の大人の方々怖いのでは・・・。
  • OPENING GESTのアンミラン。「アン」の字に関しては後々東京パフォーマンスドールが登場したときに名前を見て納得。なぜカタカナで書いたかというと変換で出てこない((
  • MCのシソンヌ、たぶんMCは3人も必要なく手持無沙汰そうで大変そうでした。
  • 16チームの打ち分けが敗者復活戦+総選挙で4チーム、関西から2チーム、九州から1チーム、東海から1チーム、関東2大会の1位〜4位で合計8チーム。地方大会の規模が分からないですが、関東の占める割合がまだまだ高い。。
  • お目当てCottonCandyは13番目の登場。この登場位置はかなり大事で、採点が審査員+会場投票であるため投票時に記憶に残りやすい終盤の方が良いです。因みに、登場順は予選の通過順位を基準に決められているようで、今回は関西から2チーム出場になり1位2位の序列ができてそのようになったと思われます。
  • 言われて気付きましたが、明治大学のCopiaがいない。
  • SADJDのメンバーの方、1年前の敗者復活戦で2人でパフォーマンスしてたひと・・・?と思いましたが人違いなのかどうか(書き残す割には調べるほどの気力もないという)
  • 2回目のMCの前までをほぼ覚えていない・・・。「踊りは膝の使い方が大事」に加えて「上半身をしなやかに」と思った記憶はある。その後、東京パフォーマンスドールを見て「プロだな…」と感じました。
  • そして、そこから最後までノンストップってまたハードな組み方・・・。
  • SPH mellmuseは自ら老舗を名乗り過去に入賞の実績もあるだけにレベルが高かったと思いました。個人的に過去2回が「人数の多さで賑やかしている」という印象だったので、そのイメージが変わりました。
  • わせ女なんて呼ばないではラストユニドルらしい。「わせよば部長のまりりんさん」というキーワードだけ記憶していたので、ただ彼女を見てました((
  • こうやって振り返ってみると、入賞したチームのことは記憶に残ってるようで、記憶に残りやすいチームが入賞するのは必然なのではと思いました。
  • 全体的に「とにかくみんなで盛り上がれる曲を詰め込みました」というセットリストが多かった印象があります。でんぱ組曲がほぼなくてびりーさんは残念。
  • 最後のシークレットゲストはGEMとCheeky Parade。Cheeky Paradeの曲がセットリストに多かったので、生歌を見て惹かれるものがあるのではと思いましたが、特には・・・という感じでした。


思っていたよりも項目が多くなっていました((
ということ、ここからはCottonCandyの感想になります。


まずセットリストは以下の5曲。


幸いにも知ってる曲が4曲でした。
今回のパフォーマンスはそれぞれの曲の間に小芝居が組み込まれていて、それが次の曲への布石となりラストの「北川謙二」まで一本に繋がるような演出になっていました。この演出は非常に良く、特に「都会っ子純情」「仮契約のシンデレラ」は台詞パートで始まる曲などはその台詞パートを連想させるような小芝居でイントロが流れる前に期待させてくれる感じがありました。


まず1曲目は「パレオはエメラルド」。UNIDOL SUMMERですから夏らしい曲でスタートするのが良く、その中でもセットリスト全体を考えたときに明るさ・テンポをとってもバランスがとれる1曲目の選択だったなと思います。
これまでひとみさん・みとさんしかちゃんと認識していなかったのですが、事前にさえなさんを認識したことによって前列3人という視点ができました。自動車免許をとる前後で標識が視界に入るようになる経験をしたことある方も多いと思いますが、それに似た感覚で見え方が変わるので知っておくことは大事だとあらためて感じていました。


簡単な自己紹介をしつつ「最近、彼氏と別れた(フィクション)」芝居から2曲目「都会っ子純情」。ちょうど1年前に京都にちなんだ着物風衣装でのパフォーマンスがありましたが、そのときからずっとリーダーのひとみさんの存在感が圧倒的。ダンスの細かいことは良く分かりませんが、細く長い手足から繰り出される躍動感ある動きがかっこいい、それに尽きます。
尺の都合でBメロの「でもね でもねだけど♪」の部分がカットになってしまった(あそこがあるからかっこいいと思っている)のは残念。あと、「仮契約のシンデレラ」に向けて退場するとき、ひとみさんもっと美しい歩き方ができた気がします(?)


3曲目は「仮契約のシンデレラ」。こちらは大人びたかっこよさを見せる「都会っ子純情」とはテイストが打って変わり、みとさんがセンター。個人的にはひとみさんとみとさんの対照的な感じのバランスが好きなので、この2曲の移り変わる感じが楽しめました。あとこれはなんとなくですが、みとさんが大人っぽくなった気がして最初「これがみとさんでいいんだっけ?」って思った記憶があります。
この間の小芝居だったか分かりませんが、彼氏いないネタに観客側の反応が目立つようになりました。小芝居はさすがに台詞を言うので精一杯で余裕がない・・・さすがに求めるものが厳しいですかね。


4曲目の「デモ サヨナラ」が今回唯一知らなかった曲でしたが、タイトルから分かるように切なく深々と流れていくようなメロディでした。先述したように「とにかくみんなで盛り上がれる曲を詰め込みました」感のあるセットリストが多い中で、こういうテイストの曲をしっかり組み込んでアクセントをつけているバランス感がすごく良かったです。
この曲は背景で「彼氏と別れる経緯」(フィクション芝居)の映像を流していたのですが、授業中に手紙を回すシーンで授業中寝てるひとがちらっと映る部分が妙にリアリティがあって好きです。


そして、最後は「そういえば彼氏名前なんて言うん?」からの「北川謙二」。これはCottonCandyと言えばコレという定番曲であり、ラストにふさわしい曲です。
パフォーマンス終了後の映像に「※この話はフィクションで実際には別れていません」と書きながら「※そもそも彼氏もいません」というオチまでしっかりつけてあったのが面白かったです(オチがあることが重要なのでそれが事実かどうかは関係ない)。


そんなわけで、パフォーマンスもさることながら、映画のような構成で各曲それぞれが違うテーマ性を持ったセットリストが非常に良かったです。
彼女たちの目標は「3位以内入賞」で「なんで優勝じゃないんだろう」と思ったこともありましたが、過去2回を見ている限りはアウェー(関東)で戦うのは予想以上に厳しいことのようです。それでも、今回3位に入賞していたので次回以降は更に上を目指すようなパフォーマンスを期待したいですね。


「彼女たちが関西予選を抜けて東京に来る限りは参加しよう」と考えてはいたものの、正確にはひとみさん・みとさんのいるCottonCandyが好きだったので、実はこれはあと何回かしか見れないのでは・・・と思っていたのですが、いわゆる1期生(?)が引退するらしい・・・?
たまたまUNIDOLの存在を知って参加した回に初めて登場した彼女たちに惹かれて、パフォーマンスを見たのはたったの3回ではありましたが、「同じ時代に生まれて・・・」という表現では大げさながらも、巡り合えたことがとても幸せですね。
UNIDOLにはまた気が向いたら参加してみようと思います・・・なんて言いながら次回も平然と通ってるかもしれませんけどね((