1000ピースのジグゾーパズルをやってみた。

「1000ピースのジグゾーパズルをやってみた」のでメモ。


パズルの題材は、2014/11/18の茅原実里の10周年バースデーライブのライブグッズとして発売されていたものです。彼女の1stシングルである「純白サンクチュアリィ」のジャケットがジグゾーパズルを模したものとなっており、そこから10年間の道のりとして行ってきたライブの風景を描いた画をパズルにすることで、原点に立ち返りそこから1つずつピースを埋めていく・・・というような素敵なコンセプトを持ったグッズとなっております。
そして、気が付くと買ったまま1年経ちそうでした((


なお、予想工程時間は5時間でした・・・。<開封>

  • ジグゾーパズルは枠を縁取った土台があって、その基盤にピースを展開するものだと思っていた
  • テーブルにピースを広げて作成するつもりだったが、20×50のピースが40cm×70cm程度のテーブルに収まるはずがなかった、結局は床で作業することに・・・
  • ピースを収納してた袋は開閉式だったら紛失も防ぎやすそうですが、そこまで求めてはいけないのか…。


<作成>

  • 最初の作業手順は「ピースをすべて表にする」「枠部分になるピースを集める」、これで30分
  • 枠部分になるピースでまず枠を構成する・・・予想していたけれど枠部分になるピースを集めきれていない((
  • ひとまず集まったもので作業を進めてスペースを空けてから枠部分を再度探すもやはり集まりきらない
  • ライブの瞬間を撮った画なので暗い背景が多い、色盲気味なひとにはやさしくない…(
  • パズルの完成系の画は大元の箱に描かれているのですが、その画の枠位置とパズルの枠位置が同じとは限らない・・・という先入観トラップ
  • 最後は黒いドレスのピースでほぼ判断がつかなかったので何も考えずにひたすら当てはめて当たるところを見つけるだけ、ピースの穴の形から予想はできるので、手元のピースは形ごちに分けておくのが良い


<ここまでの作業時間・およその進捗>

  • 1日目 10時間(2割)
  • 2日目 1.5時間(4割)
  • 3日目 2時間(6割)
  • 4日目 1.5時間(7割)
  • 5日目 2.5時間(9割)
  • 6日目 3時間(完成)

合計21.5時間・・・こう書くと結構長い。。。<糊付け・パネル選び>
糊付けするときは下敷きがあった方がいい…ですが、下敷きになりそうな素材もないので諦め。床で作業していたので糊を塗る際に髪の毛が落ちると大変でした・・・。
パネルは最初にネットで種類を見たものの材質などの種類が多くてよく分からない。そのため実際に自分の目で見ようとお店に行ってみるものの合うサイズがない。パネルサイズがA2,A3という形式なので50cm×75cmの掛け算のようにサイズができているジグゾーパズル用のパネルではかったのかもしれない。ということで、結局はネットで購入。<今後の注意点まとめ>
・糊付けするために下敷きを用意してから作業する
・ピースを広げられるスペースを確保する
・それができたら枠組みピースを最初に数が合うまで用意
・似た部分になりそうなピースは集める
・ピースは形ごとに分けておくと良い
・あとはがんばる<感想>
作業は楽しかったです。最初はいかに早くクリアできるかを考えていたものの作業効率も悪く途中でスピードに関しては諦めました。しかし、慣れてくると感覚的に「これだ!」と選んだピースが思ったようにハマることも多くなって、それを繰り返してるうちに完成が見えてくる・・・という感じで飽きることなく進みました。「ピースを失くさない限りは完成させられる」というゴールがはっきりしていていたこともあり、時間はかかったものの苦労した感覚は最後までありませんでした。
作り方は「枠部分のピースを集めて枠を確定させる」「画の場所ごとのピース群を作る(できればピースの形の分別もする)」「枠部分に特徴のあるヶ所からひとまず埋めていく」が基本になると考えて実行しました。アプローチは悪くなかったと思うのですが、それを実践するには作業スペースが狭すぎたのが一番の反省点でしょうか。ピースを見落としてしまい時間がかかった感は否めません。
因みに、完成品ですが50cm×75cmでした。結構大きいです。


良い経験になったと思う部分は「効率の良い進め方を考えるのも大事ですが、最終的にはがむしゃらに回数を稼ぐ本質に落ち着く」ということです。
極端な話だと1ピースを1ヶ所ずつ当てはめて試行回数を稼けばいつかは完成するので、なるべく効率の良い方法を考えて短い時間で作成するところにパズルの醍醐味はあると思います。そう思って取り組んだものの、作業時には「なるべく少ない試行回数で完成させたい」という思いもありましたが、ピタリとハマるピースを見つけるのには時間がかかるため、試行回数の少なく済むように頭を使ったとしても作業時間で見ると普通にやるよりも多くかかってしまいます。
パズルの本質は数を重ねて正解に辿り着くところであって、戦略はあくまでそれを効率良く行うために立てるものでしかありません。スポーツにしろポケモンにしろ、やみくもにパフォーマンスをするよりは戦略を立てて効率良い方法を考える方が良いですが、最後はパフォーマンスを発揮できるかどうかが勝負を決めるので、良い戦略を立てること以上に良いパフォーマンスを発揮するのが大事だということですね。世の中の多くのことに共通する当たり前のことではありますが、あらためて気付かされました。


取り組んでいるうちは楽しかったのですが、日を跨いで作業していたのでテーブルも床も毎日そのまま放置で他のことができない状態でした。それはそれで使命感(義務感?)にはなりましたが、比較的時間に余裕がある期間でないと取り組めないと思ったので、今後ジグゾーに新しく着手する予定もしばらくなさそうです。毎日少しずつ…という作成のやり方もあると思いますが、不慮の事故や紛失で道が途絶える可能性を考えると悠長には取り組めないですね((
そういえば、パズルに夢中だったせいで、ふと目を閉じた瞬間思い浮かぶ情景がジグゾーパズルのように象られて映る日々がしばらく続いた、という経験も面白かったです()