10/29に日本シリーズ2015第5戦を観戦してきました。
座席は右翼外野席。チケットをとってくれたかげとらさんに感謝です。
予定があったので試合開始には間に合わず、5回裏・無死二塁で打席に鶴岡、という場面で球場に到着。しかし、ここからヤクルトの見せ場は一つもないまま試合が終わってしまいました。
5回表はピッチャーのスタンリッジにフォアボール。代えるならここというタイミングで先発石川を降板させたものの続く1番川島の打球を川端が失策して流れを引き戻せず明石にタイムリー。打線は4回までにヒット4,5本打っていたらしいですが、私が到着してからは完全に沈黙。唯一のヒットも雄平のラッキーな内野安打で、その安打も含めてボール球に手を出すバッターが多いように感じました。
一方のソフトバンクは最後まで隙のない布陣でした。内川を欠く打線が「代打長谷川・代打本多」という起用をするのを見たときにはすごく贅沢さを感じましたが、DHで普段打席に立たないピッチャーのスタンリッジがバスターを試みて四球を選んだり、打撃に苦しむ中村晃がセーフティバントで出塁したりと工夫が見られて、ただ淡泊だったヤクルト打線との大きな違いを感じました。
今年は12球団見渡してもソフトバンクの戦力が圧倒的で、1戦目でヤクルト打線が全く合っていなかった様子を見て2戦目で修正できなかったら一方的に負けると思っていましたが、本当に最後まで修正できませんでしたね。ここはもしかしたら短期決戦の経験の差があるのかもしれません。
今でこそ私はどこの球団のファンでもありませんが、実は2001年にヤクルトが日本一になったときはヤクルトファンでした。それもあってか今年ヤクルトが優勝したときになんとなく例年より特別な思いもあったので、ヤクルトが日本シリーズを戦う貴重な瞬間を観戦することができて良かったです。また、ヤクルトは負けてしまいましたが、プロ野球選手が勝って盛大に喜ぶ場面もなかなか見れるものではないので良い体験ができました。
加えて、この試合がシーズン最後の試合になるわけですが、観客席の周りでは常連(?)のファン同士・売り子の方々とで「ありがとうございました、お世話になりました、来年もよろしくお願いします」みたいな挨拶回りがあったりというのも普段見ることのない光景だったので印象的でした。
ブログを始めたころは毎年春に順位予想をしたりCSや日本シリーズの予想もしていましたが、来年は再開できるのかどうか・・・。