見せ合いあり64構築〜ゼルネアスグラードン〜

○ガルーラ ようき せいしんりょく
191-135-102-×-101-156 H.84 A.156 B.12 D.4 S.252
(191-165-122-×-101-167)
おんがえし、ふいうち、グロウパンチねこだまし@ガルーラナイト


ボーマンダ せっかち いかく
171-165-90-152-101-167 H.4 A.76 C.172 D.4 S.252
(171-175-135-162-111-189)
ハイパーボイスすてみタックル、おいかぜ、まもる@ボーマンダナイト


グラードン ようき ひでり
175-197-160-×-115-156 A.220 D.36 S.252
(175-227-180-×-115-156)
だんがいのつるぎ、ほのおのパンチ、でんじは、まもる@べにいろのたま


○ゼルネアス おくびょう フェアリーオーラ
207-×-118-174-118-166 H.44 B.32 C.180 S.252
ムーンフォースマジカルシャイン、ジオコントロール、まもる@パワフルハーブ


ファイアロー ようき はやてのつばさ
154-133-91-×-89-195 H.4 A.252 S.252
フレアドライブブレイブバード、おいかぜ、ファストガード@いのちのたま


モロバレル なまいき さいせいりょく
217-×-107-105-132-31 H.220 B.132 D.156
くさむすび、キノコのほうし、いかりのこな、まもる@ヤチェのみ


2/14開催の第72回POKeDEXオフで使用。
予選5-2で2位通過から決勝トーナメント1回戦敗退でベスト16。



ジオコントロールを使うゼルネアスが主軸。
取り巻きはゼルネアスの苦手な鋼・毒タイプなどに強くゼルネアスミラーでも戦えるグラードン、ジオコントロールを補佐する上で優秀な猫騙し・威嚇のポケモンとしてガルーラとボーマンダ。残る2匹は悪戯心や先制技でゼルネアスを阻止する相手にファストガードで対抗できるファイアロー、怒りの粉でゼルネアスを守れてトリックルーム時に相手に圧力を掛けられるモロバレルという6匹です。
ゼルネアスをサポートできる要素を持つポケモンのみで構成していますが、それぞれ個々に何かしらの攻撃性能を持っていて、バランスの良い6匹だと思います。


>ガルーラ(選出:3/8 先発3+後発0)
<持ち物:ガルーラナイト>
メガシンカのため必須。
<技構成:恩返し、不意打ち、グロウパンチ猫騙し>
主力のノーマル技、便利な先制技の不意打ち、採用理由の猫騙しが確定。弱点がなく耐久もあるので打ち合い部分が魅力的なのに、先手で攻撃して反動を受けて相手の反撃の攻撃圏内に入ってしまう捨て身タックルが使いづらく感じたので、メインウエポンは恩返し。相手に追い風やトリックルームなどの素早さ操作技を使われても、先制技の不意打ちで相手を牽制できるようにするため最後の技はグロウパンチ。特にガルーラは初手で繰り出すことが多い割には、相手に威嚇を繰り出されて圧力が下がった後交代が安易にできないルールなので、放置されないようにするためにも欲しい技です。
<実数値:191-165-122-×-121-167 H.84 A.156 B.12 D.4 S.252>
素早さ最速、A177メガガルーラのけたぐり耐え、C183ゼルネアスの拘り眼鏡ムーンフォース耐え。攻撃を削った上に恩返しを採用していますが、H155B91ファイアローのような低耐久高速ポケモンは1発で仕留められます。


>ボーマンダ(選出:5/8 先発5+後発0)
<持ち物:ボーマンダナイト>
メガシンカのため必須。
<技構成:ハイパーボイス、捨て身タックル、追い風、守る>
メインウエポンで削り技として便利なハイパーボイス、相手を仕留めるために便利な捨て身タックル、大事に扱うための守る、はほぼ確定。今回はゼルネアスを採用しているのでドラゴンタイプはそちらでも処理できることから、最後の技は追い風を採用。ファイアローにも追い風は搭載していますが、切り替えし手段は多いに越したことはないです。
<実数値:171-175-135-162-111-189 H.4 A.76 C.172 D.4 S.252>
素早さは最速。C183ゼルネアスの75%マジカルシャインを最高乱数以外で耐える調整。ゼルネアスの75%マジカルシャイン+捨て身タックルでH201B115D118ゼルネアスを処理できるように攻撃を上げて、残りを特攻に配分。


>グラードン(選出:7/8 先発0+後発7)
<持ち物:紅色の玉>
ゲンシカイキのため必須。
<技構成:断崖の剣、炎のパンチ、電磁波、守る>
トリックルームを絡めないでゼルネアスグラードンに強いグラードンにする場合は断崖の剣が必須だと思うので採用。このあと物理特殊どちらをメインにするかですが、物理メインであれば断崖の剣を打たなくていい場面で打てる命中100の削り技を持たせたくて、特殊メインであれば性格下降補正を掛ける場所が攻撃になりがちで断崖の剣ではゼルネアスを2発で倒せなくなる・・・ことから炎のパンチはいずれにせよほぼ必須。立ち回りを構成する上で守るも必須。残る技として噴火などの採用も考えられますが、ゼルネアスを軸にグラードンはその補完の役割を担うので噴火は不採用。ゼルネアスが積んでいないと対処が辛いメガボーマンダメガレックウザに抵抗する手段が欲しいので電磁波を採用しました。ゼルネアスが上から縛られている場面を主に想定していたので、ドラゴンクローなどで削るよりも素早さを奪ってゼルネアスで縛り返す方が良さそうです。また、電磁波は相手のゼルネアスにも有効で、グラードンで2回攻撃するよりもフェアリー耐性を活かして麻痺を入れてから味方と一緒にゼルネアスを攻撃する方が良さそうにも思えます。炎のパンチを採用しているので断崖の剣を必要以上に打たなくて良いところはありますが、雨状態で浮いているポケモンを攻撃できないのが困る(特にボルトロスファイアロー)ので、この枠は岩石封じも良さそうです。
<実数値:175-227-180-×-115-156 A.220 D.36 S.252>
グラードンミラーを考えて素早さは最速。断崖の剣(シングルダメージ)でH175B181グラードンを下2つの乱数以外1発、H201B115ゼルネアスを75%断崖の剣でほぼ2発。C172メガボーマンダの75%ハイパーボイス2発耐え。フェアリー耐性があるとはいえ数値に不安が残るので特殊耐久にも配分したいのですが、ゼルネアスやメガボーマンダとの連携で相手のグラードンを処理することを考えると攻撃も高い値が求められたので特殊耐久は最低限としました。



>ゼルネアス(選出:7/8 先発6+後発1)
<持ち物:パワフルハーブ>
ジオコントロールをスムーズに使うため必須。
<技構成:ムーンフォースマジカルシャイン、ジオコントロール、守る>
ジオコントロール型の鉄板構成。特筆すべき部分はなし。
<実数値:207-×-118-174-118-166 H.44 B.32 C.180 S.252>
素早さ最速。C222グラードンの晴れ75%噴火耐え、A205メタグロスのコメットパンチ耐え。+2ムーンフォースでH201D118ゼルネアス1発。火力や素早さを落として耐久に振る案も対策の対策として刺さる場面は多そうですが、威嚇や怒りの粉などでサポートをして相手を倒しきることで反撃を受けないように特攻と素早さを高めた型がゼルネアスの強さを最大限引き出しているように思えます。


>ファイアロー(選出:4/8 先発2+後発2)
<持ち物:命の珠>
優秀な補助技を両立しつつゼルネアスを半分削れる火力が欲しく、素早さに性格補正を掛けたことからプレートでは火力が足りないため。フレアドライブの火力も侮れないので相性は良いです。
<技構成:フレアドライブブレイブバード、追い風、ファストガード>
先制技のブレイブバード、切り替えしに便利な追い風、悪戯心ポケモンを最もお手軽に対策できるファストガード、は必須。最後の技はグラードンの晴れと合わせて相手を強襲できるフレアドライブ
<実数値;155-133-91-×-89-195 H.4 A.252 S.252>
エルフーンに先制することやボルトロスを晴れフレアドライブで強襲することを考えて素早さに性格補正を掛けてミラーも意識して素早さを最速。素早さに性格補正を掛けると耐久に振る余裕があるほど火力が高くならないので、攻撃に全振り。


>モロバレル(選出:6/8 先発0+後発6)
<持ち物:ヤチェの実>
カイオーガの水技を2発耐えるものの、水技+冷凍ビームと打たれると倒れてしまうのでそれを避けるため。ボーマンダで威嚇を掛けながらモロバレルに交代してゼルネアスを守る立ち回りで交代の際に氷技が一貫してしまうことを防ぐ目的もあります。バコウの実やメンタルハーブも有力候補で選択は難しいです。
<技構成:草結び、キノコの胞子、怒りの粉、守る>
採用理由の怒りの粉、トリックルーム状態で相手を妨害するキノコの胞子、モロバレルを早々に倒されて悠々とトリックルームを決められるのを防ぐための守る、は必須。最後の技はカイオーガにダメージを稼げてグラードンの身代わりを破壊できる草結び。
<実数値;217-×-107-105-132-31 H.220 B.132 D.156>
C255カイオーガの雨75%しおふき2発耐え、A194メガガルーラの捨て身タックル最高乱数以外耐え。カイオーガに交代で繰り出せることを買っているので、特殊耐久を重視。素早さは追い風などを考えると少し上げても良さそうですが、ドータクンヤドキングなどを意識して最遅。


以下がPOKeDEXオフでの簡単な対戦レポートです。


○1戦目 vs アルカナ さん 勝ち 2-0
自分:ボーマンダ ゼルネアス モロバレル グラードン
相手:ボーマンダ ディアルガ ファイアロー カイオーガ (ボルトロス モロバレル)

ジオコントロールを決めて優位を取るも、ゼルネアスを大事に扱う行動につけこまれて最終的には守るかどうかの二択に追い込まれてしまう。それでもなんとか二択に勝って勝ち。


○2戦目 vs あんず さん 勝ち 3-0
自分:ボーマンダ ゼルネアス モロバレル グラードン
相手:ファイアロー カイオーガ シュシュプ ゼルネアス (ガルーラ モロバレル)

ファイアローを素早く倒してジオコントロールを使い、トリックルームに対してもゼルネアスモロバレルの並びで隙を見せずに勝ち。


○3戦目 vs ななか さん 負け 0-2
自分:ガルーラ ゼルネアス ファイアロー グラードン
相手:ガルーラ サンダー ワタッコ カイオーガ (ゼルネアス ナットレイ)

「サンダーに絶対吠えるあるよね」と言いながらジオコントロールを選んで吠えるをされるオヤクソク。相手のミスに回避・急所が重なって満タングラードンvsサンダーワタッコの状態に持っていくも眠り粉をされながらひたすら熱風で地道に削られてしまい負け。


○4戦目 vs かおろ さん 勝ち 2-0
自分:ボーマンダ ゼルネアス モロバレル グラードン
相手:クロバット カイオーガ レックウザ FCランドロス (クレセリア ナットレイ)

モロバレル交代+守るから入るとゼルネアスがクロバットから吹き飛ばしされてグラードンが出てきてしまう。レックウザを出しながらのカイオーガ攻撃でグラードンを倒されるも、その前に交代際レックウザに電磁波を浴びせてモロバレルカイオーガを眠らせたことから死に出しゼルネアスでジオコントロールを使って勝利。


○5戦目 vs 三太郎 さん 勝ち 2-0
自分:ボーマンダ ゼルネアス ファイアロー グラードン
相手:ガルーラ ゼルネアス グラードン ファイアロー (クレセリア ナットレイ)

ジオコントロールを使われるもボーマンダの捨て身タックルとファイアローブレイブバードでゼルネアスを処理しながらこちらもジオコントロールボーマンダの追い風があったことでグラードンにも優位をとりながらそのまま勝ち。


○6戦目 vs 2好き さん 勝ち 2-0
自分:ガルーラ ファイアロー グラードン モロバレル
相手:ボーマンダ ドータクン グラードン カイオーガ (ガルーラ エルフーン)

フレアドライブドータクンが火傷。そのダメージでやりたい動きをさせないままグロウパンチで威嚇による能力低下を盛り返す。トリックルームに関わらずガルーラファイアローで先制技を打ちながら相手を残り2匹として、こちらが同時に倒されたところにモロバレルグラードンを出して天候も晴れとなったのでそのまま殴り勝ち。


○7戦目 vs エルム さん 負け 0-2
自分:ガルーラ ファイアロー モロバレル ゼルネアス
相手:ゲンガー レックウザ カイオーガ ドーブル (ナットレイ クロバット)

追い風するとゲンガーにトリックルームをされる。モロバレルドーブルを眠らせたものの、モロバレルをあっさり切ってしまったせいで対カイオーガが辛く、すぐに目を覚ましたHP満タンのドーブルにジオコントロールを積んだゼルネアスに変身されてしまい負け。


○決勝1回戦 vs テル さん 負け 0-3
自分:ボーマンダ ゼルネアス グラードン モロバレル
相手:ガルーラ ゼルネアス ファイアロー カイオーガ (クレセリア クチート)

猫騙し+ジオコントロールから取られた優位を取り返すことができずに負け。せっかくヤチェの実モロバレルを採用したのだから先発からグラードンを投げるのが正解でした。