映画「名探偵ピカチュウ」の感想。

映画「名探偵ピカチュウ」を観たので感想を。

因みに、字幕版と吹替版がありますが、私は吹替で観ました。

 

○大雑把な感想

・日常にポケモンが溶け込んだ世界観が実写でもちゃんと再現できているところが良かった

・吹替が良かった、特に探偵ピカチュウを演じる西島秀俊(これを目当てに吹替を選択したので)

・ハリウッド出身なストーリーが好みでないので、そういう意味ではあまり面白くなかった

・良いなと思ったひとはゲーム版もやりましょう

 

 

ネタバレを含む感想は続きから。

ゲーム版をプレイしてるので、それとの比較をしますがゲームのネタバレはなるべく含まないように書きます。

 

↓↓ゲーム版の感想

https://acewild53.hatenablog.com/entry/20181210/1544441978

 

 

 

 

○世界観

ゲーム版で一番評価の高かった部分がこれなので、それを実写でもしっかり再現していたのは良かったです。

私たちが普段プレイするポケモンの世界は、主人公がバトルを通じてポケモンマスターを目指す世界であり、ポケモンと一緒に暮らしているものの冒険としての側面が強いです。しかし、ライムシティでは街をポケモンが歩き仕事をポケモンが手伝うなど生活感のある世界が描写されていて、リアリティのあるポケモンたちと日常を暮らす世界を味わうことができます。

ただ、たまに気になってしまったのはこの世界での言語表記です。ポケモン界で使われていそうな文字や英語・日本語が混在していたように思えて、それがどういう意図でなされているのか気になりました。

 

○ストーリー

そもそも私が洋画があまり好みでないので仕方がありません。具体的な作品を見た結果…ではないのですが、「味方と敵がはっきりと分かれる分かりやすさ、爆発などを多く用いた派手な戦闘アクション」という傾向が多い印象があり、それがあまり好きでありません。それ以外でも尺の問題なのか粗い部分が目立ちました。

まずゲームと異なる設定として、主人公のティムが父親と疎遠であったこと。彼は父親を探しに来たわけではなかったのですが、ピカチュウと話してるうちになぜか探すことになっていて。やり取りはありましたが納得できる理由ではなかったので、尺がもう少し欲しかったです。この設定自体父親と和解してハッピーエンドを迎えるために作られたものでしたが、ちゃんと必要な設定として作るのなら行動に納得できる描写が欲しいです。

次にピカチュウの技について。ゲームではなぜか技を出せないという設定があるのですが、映画では最後のミュウツーとの戦闘シーンであっさり技を解放しています。それなら劇中でリザードンと対峙したシーンで技が出ない設定は必要ないように思います。そういう中途半端な描写がどうしても気になってしまいます。

また、黒幕についても意外性がないというか、寧ろ敵だって分かるように描写しているのが好きになれません。これももう洋画と相性が悪いとしか言えないので仕方ないです。

ゲームとは全く違うものという認識はありますが、映画単体で納得できるような造りにしてほしいですね。あとはDetectiveというタイトルなのだから推理する要素がないならタイトルは変えた方が良さそうに思ってしまいました(余談ですが、最近のコナン映画も全然推理してないし世の中的には探偵ってこういうものが求められているのか?)。

 

○吹替

西島秀俊の吹替は良かったです。個人的に彼が好きだというのもありますが、ティムがピカチュウと会話するのは周りからしたら不自然な中で、ピカチュウは一人(一匹?)で喋り続けなきゃいけない場面が多いです。ジョークも交えたりするので、その意味では探偵らしくゆったり喋るゲーム声優に比べると映画にはマッチしていたんじゃないかと思います。

ティムやルーシーを演じる竹内涼真や飯豊まりえも違和感なく観れました。渡辺謙の吹替は渡辺謙でした(

 

○まとめ

先述の通り、洋画が好みでないため私はあまり楽しめませんでしたが、世界観はとても良かったです。

世界観が良いと感じたひとにはぜひゲームもやってほしいです。クリアまで10時間くらい要しますが、シナリオはしっかりしていますし、推理でポケモンに聞き込むなど色んなポケモンとの触れ合いがあるので、存分に浸れると思います。

 

○その他小ネタ

・吹替は口の動きと台詞が合わないけど、まあしょうがないよね

・二人同時に台詞を喋り続けるって邦画だとない気がして貴重だけど、なんかうるさかった(

・ヒロイン登場した瞬間「顔立ち整ってるじゃん!」

・ヒロインに光当たった瞬間「肌年齢高くないか?」

・このヒロインある程度若い設定なのかそうなのか

ピカチュウ四足歩行してる(ゲームはしてない)

メガヤンマカメラはいなかった

ドダイトス尺長くていらないシーンだった

・回復できるポケモンミュウツー登場はギャグ

ミュウツーはなんでハリーの身体を回収したのか息子に会いたかったのか謎

・水手裏剣の証拠、固形物として残ってて笑った(

メタモンが人間に擬態してるっていうのは良かった

・パレードでRをばら蒔く目論みってどこかで分かる瞬間あったっけ?

ミュウツーと対峙するシーンで共闘するピジョット、なんで共闘してるの?(

・黒幕の頭に装着した機械取ったら解決、そんなのでいいの?(

渡辺謙もうちょっと掘り下げたかった

・ティムとルーシーの最後の「今夜会えない?」どうなったの?

・それがどうなったかも分からないのに帰りの電車に乗る素振りを見せるティム

・っていうか、お父さん出てきちゃったよ……。

 

○おまけ:レイトショーで観た感想

・上映20分前にチケット買って、座席のど真ん中を確保しつつ1,300円で観れる、すごい

・開演から15分他映画の宣伝やってたの長すぎる。。

・少し席空けた隣のカップルの女の子、空席に足乗っけてた

・後ろの男の子、上映開始直後やエンドロールで会話しててうるさい

・こういう「普段だったら良識持ってやらない」言動を見られてる意識がなく「他人の目がないから」してしまうひとがあまり得意じゃない……仕方ないかも

・それはさておき、気が向いたときにパッと観れることが分かったのは良い点