9/5に開催されたドラフトダブルの対戦会に参加してきました。
ドラフトのルールは「参加者が自分が使いたいポケモンを1匹指名、重複した場合は抽選で決定、抽選に負けた参加者で再びポケモンを指名して全員が1匹のポケモンを選択する・・・これを6回繰り返して出来上がったパーティで対戦を行う」というもので、対戦ルールは前解禁ノーマルルールのダブルバトル。なお、ドラフト自体は1ヵ月前に行っています。
15人で総当たりを行い、5-9の14位でした。2018年から参加して準優勝・優勝と来ていましたが、今回はドラフト選択の失敗を構築で取り返すことができず、プレイングも冴えずに散々な戦績に終わりました。反省と記録として記事を残しておきます。
○トゲキッス おくびょう てんのめぐみ
191-×-116-152-136-133 H.244 B.4 C.92 D.4 S.164
エアスラッシュ、マジカルシャイン、このゆびとまれ、てだすけ@ラムのみ
○Wロトム ひかえめ ふゆう
156-×-128-166-128-113 H.244 B.4 C.204 D.4 S.52
10まんボルト、ハイドロポンプ、あくのはどう、わるだくみ@いのちのたま
○カバルドン わんぱく すなおこし
214-132-154-×-124-52 H.244 B.12 D.252
ボディプレス、あくび、まもる、なまける@フィラのみ
○ヤレユータン なまいき せいしんりょく
197-65-120-110-167-63 H.252 B.76 D.180
ワイドフォース、じならし、サイドチェンジ、トリックルーム@メンタルハーブ
○ドラミドロ ひかえめ てきおうりょく
171-×-110-163-145-64 H.244 C.252 D.12
りゅうせいぐん、ヘドロばくだん、ハイドロポンプ、まもる@じゃくてんほけん
○ルガルガン ようき すなかき
151-167-85-67-85-180 H.4 A.252 S.252
いわなだれ、サイコファング、バークアウト、ちょうはつ@きあいのタスキ
【対戦相手の構築】
【ドラフト選択】
【個別解説】
【対戦レポート】
【対戦相手の構築】
HN | 1巡目 | 2巡目 | 3巡目 | 4巡目 | 5巡目 | 6巡目 |
---|---|---|---|---|---|---|
ぽけむら | フシギバナ | キュウコン | ドサイドン | ドータクン | ローブシン | ウルガモス |
ばっど | ミロカロス | ポリゴン2 | アイアント | ガラガラR | ヌメルゴン | キュワワー |
せりゅー | ポリゴンZ | ガオガエン | キングドラ | ニョロトノ | ゴチルゼル | モジャンボ |
ポール | ラプラス | ファイアロー | ワルビアル | ニンフィア | ジバコイル | バチンキー |
ショコラ | ブリムオン | コータス | ウオノラゴン | バタフリー | バンバドロ | レパルダス |
シャンディ | リザードン | ピッピ | アーマーガア | パッチラゴン | サーナイト | シザリガー |
ぷらずま | ジュラルドン | ウインディ | オーロンゲ | ウーラオス水 | Cロトム | ホルード |
ワトソン | ギャラドス | ナットレイ | シャンデラ | カビゴン | ヤドラン | マンムー |
みんてぃあ | バンギラス | サマヨール | ガラルヒヒダルマ | ストリンダーハイ | インテレオン | ニャオニクス♂ |
アクア | テラキオン | エルフーン | トリトドン | ストリンダーロー | サザンドラ | ウォーグル |
ひまり | ドリュウズ | イエッサン♀ | ヒートロトム | ギガイアス | ブルンゲル | ラッキー |
【ドラフト選択】
1巡目はトゲキッスを選択しました。これはドラフト経験から「1巡目はできることが多いポケモンを採用すべき」「何を選んでも競合する可能性はあるので単純に一番欲しいと思ったポケモンを選択すべき」という考えを持っており、ダイマックスをサポートする補助役割と自身がダイマックスする攻撃役割の両方を担えるトゲキッスが最も評価が高かったことが理由です。意外なことに誰とも競合が起きずに一本釣りに成功しました。
2巡目ではWロトムを選択しました。ロトムはトゲキッスとのタイプ相性補完に優れていて、構築を煮詰める段階では攻撃・補助の両役割を検討することができます。また、ドラフトの「特定のポケモンを使えるのはただ一人」という性質から、カメックスやサザンドラのような「使用率の高いポケモンに相性が悪い(または役割が被っている)が、潜在能力は高いポケモン」は価値が高いと考えていました。その性質のポケモンは水タイプとドラゴンタイプに多いと思っていたので、電気タイプのロトムとフェアリータイプのトゲキッスを揃えれば、いずれかで対抗ができると考えていました。無事に獲得できましたが、周りの反応を見る限りは2巡目レベルの評価はされていなかったようです。ロトムは汎用性の高い水タイプでもあり、トゲキッスにとっても崩しづらい存在なので、トゲキッスと組み合わせる上では個人的な評価は高かったです。
問題の3巡目です。予定通りにトゲキッスとロトムを獲得できて次点の第一候補はアイアントでした。シリーズが進むにつれて解禁されたエースバーンやガオガエンに不利なことから露骨に数を減らしていたアイアントですが、先述した性質から非常に強力なポケモンと考えていました(ダイマックスしなくても虫の抵抗・電磁波・手助けなど補助技が使えるのも評価点でした)。
ただ、ドラフト中の周りの反応を見ていると、アイアントの存在は完全に忘れ去られているように思えたので無理に3巡目に指名する必要がないように思えました。アイアントを獲得できた場合は、トリックルーム下で活躍できるポケモンも採用したいと考えていたので、トゲキッスとの相性が悪くないドサイドンを選びました。トゲキッスロトムが地面無効なこともあって地面タイプは相性が良く、範囲攻撃の地震でトゲキッスロトムの足りない火力を補ってくれるので、ドサイドンに限らずできれば採用したいタイプと思っていました。
・・・が、ドサイドンの指名競合。更に4巡目に見送ったアイアントが別の方に指名されてしまいました。その上にドサイドンの抽選にも敗北。地面タイプは他にワルビアルの評価が高かったのですが、こちらも同様に3巡目で指名されてしまいました。そうして、迷った結果地面タイプとトリックルームで活躍できるという両方の点を満たすカバルドンに行き着きました。が、再指名を完了した後にその2つの要望を同時に満たす必要はないことに気付き、指名を誤ったと感じました。
ここからは更に迷走。「ドラフトにおけるトリックルーム軸は強くない」という持論を持っていながら、指名してしまったカバルドンをどう活用するかに引っ張られてしまいヤレユータンとドラミドロを指名。バークアウトを覚えるポケモンが欲しかったことからルガルガンを指名して6匹が決まってしまいました(余談だが6巡目はヘドロウェーブでトゲキッスの弱点保険を発動させられるダグトリオRやシルヴァディも候補だった)。
構築を組むまでにこの6匹全てのダイマックスを検討するなど試行錯誤したものの、結局トリックルーム軸にするのが最も勝機が見出せるという非常に残念なパーティになりました。
反省点は2つです。1つは自分の指名方針に他人の事情をまじえてしまったこと、もう1つは事前に考察メモを用意していなかったことです。
前者は「アイアントが思い出されていないので3巡目で獲る価値のあるポケモンだと思っているが4巡目で指名する」という行為です。そもそも、1巡目の指名方針で書きましたが「結局競合は起きうるので自分が最も欲しいポケモンを指名すべき」という考えを持っているのに、それが3巡目にしてブレてしまっています。
後者については、単純な考察不足とも言えます。2018,2019に比べると考察に掛ける時間が少なく、前日に流れをイメージする程度でしたが、3巡目の誤りの動揺からか、そこで考えていたポケモンたちの存在を完全に脳内から忘れてしまっていました。具体的には、カビゴン・オノノクス・ホルード辺りなのですが、少なくともカバルドンを選択する(または選択した後)ルートよりはポテンシャルが高い構築になったと思います。忘れてしまうことのも問題ですが、それについてはメモを用意すれば防げるので、それをしなかった怠慢が問題です。
因みに、この2つですが単純に2020年ルールをほとんどやっていなかったのも根本の要因だと思っています。参加者の多くが日本一決定戦の予選に出場するくらいには取り組んでいるプレイヤーだったので、自分が予定していたプランで勝てるのか確信がなく、それを欲張った結果がアイアントの指名遅らせです。また、普段からルールを考察していれば、そもそも脳内から忘れる可能性も低いです。他にもリカバリープランを考えている間にゲンガー+キリキザンのような組み合わせも頭の中にはあったのですが、一時期流行っていた情報しか知らず強みを理解していなかったので選択に踏み切れず、やり込んでいればそういった選択肢も広く持つことができていたはずです。
【個別解説】
★トゲキッス(選出回数:12/14 先発7+後発5 ダイマックス回数:4/14)
<持ち物:ラムの実>
フシギバナの眠り粉及びヘドロ爆弾の毒ダメージのケア、バタフリーブリムオンの初手に出すことを考えてラムの実。
エアスラッシュで相手を怯ませなければいけない場面がいくつかあり特性を強運にはできなかったこと、弱点保険を能動的に発動させる手段にも乏しく火力を出しづらいこともあったので、一番有効に働きそうなものを持たせました。
<技構成:エアスラッシュ、マジカルシャイン、この指止まれ、手助け>
エアスラッシュとこの指止まれを確定。ブリムオン構築に対してラムの実+ダイフェアリーで対抗することを考えていたのでマジカルシャインを採用。最後の技は2試合でしか使う予定はなかったのですが手助けを選択しました。具体的には「フシギバナ構築の初手ドサイドンに対してトゲキッス+ドラミドロの手助けダイストリーム」と「ナットレイ構築に対して悪巧みからの命の珠手助けダイアーク」とで奇襲的な使い方を目的としています。
<実数値:191-×-116-152-136-133 H.244 B.4 C.92 D.4 S.164>
A200マンムーの氷柱落とし耐え(15/16)。C167フシギバナの命の珠ヘドロ爆弾耐え(15/16)。素早さは性格補正のない80族抜き最速バタフリー-1。残り特攻。
ダイマックスさせる試合もあるので、耐久は最低限としました。素早さはエアスラッシュで上から怯ませたら強い場面が多く存在していたので、多めに確保しています。ダイマックスさせるには特攻の数値が少し心もとないです。
★Wロトム(選出回数:12/14 先発7+後発5 ダイマックス回数:5/14)
<持ち物:命の珠>
ダイマックスの有無に関わらず瞬発的な削りを任せたい場面があったので命の珠を持たせました。
悪巧みを使うなら耐久を向上させる持ち物も候補ですが、積む前提になると取れる動きが制限されてしまうので、今回は見送りました。
<技構成:10万ボルト、ハイドロポンプ、悪の波動、悪巧み>
メインウエポンの10万ボルトとハイドロポンプは必須。パーティでナットレイを倒す手段が乏しく、その試合でロトムが刺さっていたことから悪巧み+悪の波動を採用することにしました。また、悪の波動はイエッサンフーディンに選出する際に安定した削りの打点になります。
ただ、ナットレイが相手にいるのは1試合だけなので、その相手に勝つことを諦めて悪巧みと悪の波動はサイドチェンジと守るなどで採用して立ち回りの幅を広げることを狙う方が良かったかもしれません。
<実数値:156-×-128-166-128-113 H.244 B.4 C.204 D.4 S.52>
C161キングドラの命の珠流星群+命の珠反動ダメージ耐え(15/16)。性格補正のないラプラス抜き。残り特攻。
バンギラスと同速ですが、サマヨールと同居していたので最遅になるだろうと踏んで気にしていなかったものの、実際には素早さ振りで使っていたようで試合中も同速が発生してしまったので、もう少し振るべきでした。
★カバルドン(選出回数:7/14 先発3+後発4 ダイマックス回数:0/14)
<持ち物:フィラの実>
一発で倒れるような攻撃を無理やり受けてもらう機会が多いので、その後に簡単な攻撃で倒されるのを防ぐためフィラの実。
場持ちの観点では発動機会の多いオボンの実も強力ですが、具体的には弱点保険ジュラルドンの攻撃をバークアウト込みで耐えた後にウインディのフレアドライブを耐えてほしかったので回復量の多い木の実を選びました。
<技構成:ボディプレス、あくび、守る、怠ける>
使い方を考えた結果、耐久を活かして相手のダイマックスを凌ぐクッション的な役割と構築が特殊攻撃に偏って倒せなくなっているラッキーへの対抗手段が役割として適任でした。なので、あくびと怠けるを確定技として採用。残りはボディプレス・地割れ・守るを考えましたが、ラッキーは身代わりがなければ総合時間で勝てると踏んだので地割れを不採用にしました。
守るは相手のダイマックスを凌ぐのに便利で、ラッキー相手に対してもカバルドンの温存が重要になるので特別不採用にする理由がありませんでした。カバルドンを選出する試合には地面無効のポケモンが多かったので10万馬力よりボディプレスの方が一本の攻撃技としては優れていると感じました。
<実数値:214-132-154-×-124-52 H.244 B.12 D.252>
A187ドリュウズのダイスチル2発耐え。C161キングドラのランク-1命の珠ダイストリーム耐え(15/16)。
弱点保険ジュラルドンやポリゴンZの攻撃をバークアウト込みで耐えるために特殊耐久を重視。とはいえ、ドリュウズ構築に同居するラッキーをカバルドンで相手にしなくてはいけなかったので最低限の物理耐久への配分をしました。素早さは最遅バンギラスより遅いものが良かったのですが、最適な値を探す前に育成を迫られていたので適当な値で選びました。
★ヤレユータン(選出回数:8/14 先発3+後発5 ダイマックス回数:0/14)
<持ち物:メンタルハーブ>
不意の挑発などでプランが崩されることを対策するためにメンタルハーブ。
ナモやオボンも候補でしたが、どれも決め手に欠けていたので想定通りに試合を運べるかどうかに関わる対挑発が一番まともと考えました。イワパレスのためだけにタンガの実を持たせるのは汎用性が低いと考えていましたが、アイアントの出会い頭がトゲキッスのこの指止まれより速いことを失念していたため、結果的にはタンガの実が正解だったように思います。
<技構成:ワイドフォース、地均し、サイドチェンジ、トリックルーム>
採用理由であるトリックルーム、ドラミドロの弱点保険を発動させる手段となる地均しは必須。残る2枠のうち1つは攻撃技としてワイドフォースを採用。最後の技は諸々の汎用性を考えたときにサイドチェンジを選びました。
ドラミドロの地均しを発動させた後に置き物になりがちですが、ダイアシッドの追加効果で特攻を上げられえばそれを回避できるので攻撃技は欲しいと思いました。イエッサン+モロバレルの組み合わせが存在する構築、ルガルガンのダイサイコを展開する試合の2つで選出する予定があったので、サイコキネシスより有効に働くと考えました。
<実数値:197-65-120-110-167-63 H.252 B.76 D.180>
味方ドラミドロの素早さ-1。A168エースバーンのキョダイカキュウ耐え。C189ジュラルドンのランク+1DM悪の波動耐え。
トゲキッスのこの指止まれを使わずにトリックルームを決めたい試合で受ける技に特殊攻撃が多かったので、特殊耐久を重視して配分。ジュラルドンの悪の波動
開き直って特攻を重視することも考えましたが、ワイドフォースにフィールド補正があってようやく恩恵を感じられる程度だったので素直に耐久を厚くしました。
★ドラミドロ(選出回数:9/14 先発1+後発8 ダイマックス回数:4/14)
<持ち物:弱点保険>
ほとんどの相手を一撃で倒す火力を得られる弱点保険。ヤレユータンの地均しで発動させます。
トリックルームを使うヤレユータン自身の攻撃性能が低く攻撃展開に移りづらいので、ドラミドロの行動1回で相手1匹を確実に仕留める必要があり、命の珠などではそれを実現できないため選択肢になりませんでした。
<技構成:流星群、ヘドロ爆弾、ハイドロポンプ、守る>
メインウエポンの流星群とヘドロ爆弾。フシギバナ構築にいるドサイドンを意識してハイドロポンプ。最後の技は特別必要な攻撃技がなかったことから無難に守るを採用しました。
ヤレユータンの特性をテレパシーにすれば弱点保険発動後のヘドロウェーブが非常に強力でしたが、守るを使えないポケモンが多いパーティの中でドラミドロの守るを切ってまで採用する技ではないと思ったので不採用。そもそもトリックルームが決まっているなら範囲攻撃で削るよりもダイマックスで確実に仕留めに行った方が良いと思いました。
<実数値:171-×-110-163-145-64 H.244 C.252 D.12>
特攻全振り。フシギバナの命の珠ダイアース耐え(15/16)。
弱点保険さえ発動すればHP振りのポリゴン2も余裕を持って倒すほどの火力だったので相手のダイマックスを一撃で倒す確率を高めるためにも全振り。HP振りだけではフシギバナへの行動保障がなかったので、そこだけ調整をしました。
★ルガルガン(選出回数:8/14 先発7+後発1 ダイマックス回数:1/14)
<持ち物:気合の襷>
低い耐久に対して行動保障を持たせるために気合の襷。
バークアウトを打って場に居座る動きを考えると突撃チョッキも候補でしたが、対テラキオンでダイマックスさせることになり攻撃と素早さが必要になり、耐久調整を行えず持ち物の恩恵を受けづらいと感じたので、素直に気合の襷に落ち着きました。
<技構成:岩雪崩、サイコファング、バークアウト、挑発>
採用理由であるバークアウト、対ラプラス構築と袋叩きテラキオン構築にルガルガンのダイマックスで対抗することを意識してダイサイコ媒体になり壁を破壊できるサイコファング。残る2つのうち1つは素早さを活かした汎用的な削り技として岩雪崩を選び、最後の技は地均しにするつもりでした・・・が、前日育成中に覚えないことに気付き、挑発にしました。
候補は地団駄・挑発・がむしゃらでしたが、サマヨール構築のケアができる挑発が最も刺さると考えました。ロトムやトゲキッスが地面無効なこともあって、素早さの高い地均しは習得できるなら重宝するはずでした。
<実数値:151-167-85-67-85-180 H.4 A.252 S.252>
素早さ最速。攻撃と素早さに振り切り。ポリゴン2構築には選出しないので残りはHPに配分。
追い風下のテラキオンに先制するために制確補正を素早に掛ける必要があったのでそのまま最速。DMサイコファング+フィールド込みDMサイコファングで無振りテラキオンが1発になるので攻撃の値も落とすことはできませんでした。
【構築総評】
できる範囲で創意工夫を施してどの試合も勝機は見いだせるようにしたつもりでしたが、当然全て思惑通りにというわけにもいきませんでした。
パーティで一番活躍したのはルガルガンでしょうか。先発に投げる機会が多く、高い素早さを活かしたバークアウトによる盤面作りがとても優秀でした。また、砂かきの素早さを活かしてダイマックスをする試合もあり、アタッカーとしても活躍してくれました。味方に浮いているポケモンが多かったので地均しまで覚えてくれればとても良かったのですが、そこは私の知識不足でした。
一方で軸にしたはずの弱点保険ドラミドロですが、9回選出している割には結果的にはそれが上手く決まって勝てた試合が2回しかありませんでした。ドラフトにおけるトリックルームを主軸にした戦い方が強くないという持論は持っていたので、ある意味想定通りとも言えるのですが、無理やりそれを通さないと勝機が見出せなかった6匹選定の問題でしょうか。
対戦相手の視点からするとトゲキッスロトムの戦い方が多彩なことから厄介だったようですが、使用者の視点だと実際に取れる選択肢は限られていることに加えてどちらも素早さが中速であるため上からの押し付けに弱い点が気になります。これもドラフト時点の反省になってしまいますが、もう1匹くらい速くて火力の高いポケモンを取れていれば全然違う戦い方ができたと思います。
【対戦レポート】
○1戦目 vs ぷらずま さん 負け 0-1
自分:カバルドン ルガルガン ヤレユータン ドラミドロ
相手:Cロトム ホルード ウーラオス ジュラルドン (オーロンゲ ウインディ)
<事前の想定>
ウインディ+ジュラルドンの組み合わせでほぼ全てのポケモンを破壊されてしまうのが辛いですが、ドラゴン耐性がオーロンゲしかいないのでトリックルームさえ通せばドラミドロを通せると考えました。そのため、バークアウトを使えるルガルガンとあくびでダイサンダーを強要できるカバルドンで盤面を整えてから後ろ2匹のトリル展開に繋ぎます。
<実際の試合内容>
予想だにしていない相手の先発。バークアウト守るでホルードの襷とロトムの火力を削ぐことからはじめ、ルガルガンで挑発を選ぶもホルードの電光石火で倒されてロトムに悪巧みを許してしまう。しかし、ホルードにあくびを入れたことで一度盤面から退かせながらカバルドンを犠牲にトリックルームに成功。地均し弱点保険からダイアシッドを積み徐々に劣勢を取り返すも、相手のジュラルドンホルードのどちらがダイマックスするかをうまく当てられず、突撃チョッキを持っていたダイマックスホルードを倒せずに負け。
ダイアシッドを見せた次のターンにロトムウーラオス2匹を縛って倒す場面で、ダイアシッドをジュラルドン交代でケアしてくる動きを考えてダイドラグーンを打っていたのですが、深読みせずダイアシッドが正解でした。そこで特攻を更に上げていればジュラルドンをダイドラグーンで守る貫通で倒せていて、最後にワイドフォース+ダイドラグーンでチョッキホルードもしっかり倒すことができていました。
○2戦目 vs マイケル さん 負け 0-2
自分:トゲキッス ヤレユータン ドラミドロ Wロトム
相手:マニューラ リオル ドラパルト ウーラオス (セキタンザン マリルリ)
<事前の想定>
リオルのコーチングを軸にしたパーティですが、ドラミドロがかなり刺さっているのでトゲキッスを犠牲にしてトリックルームを初手から狙うことにしました。それができないパターンはマニューラ+ウーラオスなのですが、リオルも含めて気合の襷を誰か1匹しか持っていないことを突けば、初手トゲキッスのダイマックス+サイドチェンジ展開が有効に働くと考えました。
<実際の試合内容>
リオルが来たので予定通りにこの指止まれトリックルームを決める。まねっこを回避するために一度守る+サイドチェンジから入り、次に地均しを決めるのですがドラミドロをダイマックスさせなかった結果、相手のマニューラがダイマックスしてきたのでヘドロ爆弾を耐えられてしまい返しのダイアイスでドラミドロを倒されてしまう。ロトムにダイマックスは残っているものの、ドラパルトウーラオスまでは崩せず負け。
後発のポケモンをダイマックスさせてくると予想して1ターン温存しましたが、冷静に考えると相手はリオル+何かの並びになるのでドラミドロに強い干渉をかけられないため、マニューラに対しても素直にダイドラグーンを使っていい場面でした。猛省。
○3戦目 vs ショコラ さん 負け 0-2
自分:トゲキッス ルガルガン Wロトム ドラミドロ
相手:ブリムオン バタフリー バンバドロ ウオノラゴン (コータス レパルダス)
<事前の想定>
ブリムオンでトリックルームを狙ってくると思うのですが、キョダイテンバツ+トリックルームアタッカーを安全に裁く自信がなかったのでトゲキッスのダイフェアリーで事前にキョダイテンバツをケアしたいと考えました。隣はブリムオンをバークアウトで弱体化させられるルガルガン、残りはトリル下のバンバドロとウオノラゴンをそれぞれ意識してロトムとドラミドロ。
<実際の試合内容>
眠り粉がトゲキッスに飛びますがラムで回復、トリックルームを許すもダイフェアリー+バークアウトで盤面を整える。ただ、バタフリーの眠り粉を回避するためにダイジェットを打つ必要があったので、その間にブリムオンからバンバドロへの交代を許してしまう。それでもロトムでダイマックスが終わった後のバンバドロを倒せると思っていたのですが、ダイアースで特防が上がることを失念しており、突撃チョッキも合わせて特殊耐久を固めたバンバドロを倒すのに集中攻撃を強いられた分一手足りずに負け。
○4戦目 vs きの さん 負け 0-2
自分:Wロトム ヤレユータン トゲキッス ドラミドロ
相手:イエッサン♂ フーディン モロバレル エースバーン (ルチャブル ジャラランガ)
<事前の想定>
イエッサンでトリックルームを封印する動きを無視することができないので、それを念頭に置いて戦います。そこで封印を強要させながらヤレユータンの地均しで崩していくことを考えました。イエッサンが封印している間にこちらは攻撃+地均しと動かしてアドバンテージを稼ぐことを考えてルチャブルやエースバーンに殴り負けないロトムを先発に置いて、ヤレユータンの削れ具合からトリックルームドラミドロかダイマックストゲキッスのどちらかを展開するプランを考えることにしました。
<実際の試合内容>
悪の波動+地均しでイエッサンの素早い処理を狙うものの、ワイドフォース2発でロトムが何もせず倒される上にイエッサンは拘りスカーフであることが分かる。トゲキッスのダイジェットとワイドフォースで攻め返しを狙うものの、素直にエースバーンが辛く、ダイスチルでトゲキッスを倒されて負け。
割となすすべなく負けました。こちら視点から封印は無視できませんが、相手はモロバレルでトリックルーム対策ができるのでイエッサンに封印まで持たせる理由がさほどないことに試合の途中で気付いたので、その辺りまで考慮して対策を組めなかったのが敗因でしょうか。また、ロトムに守るがあると少し違う動きができたように思います。
○5戦目 vs ポール さん 勝ち 1-0
自分:Wロトム ルガルガン ヤレユータン ドラミドロ
相手:ニンフィア ジバコイル ラプラス ワルビアル (ファイアロー バチンキー)
<事前の想定>
ワルビアルさえ倒せばヤレユータンのトリックルームもドラミドロの攻撃の通りも良いので、ワルビアルに強いロトムを先発させます。その際にラプラスの壁展開やニンフィアが厄介なのでルガルガンのバークアウトで盤面の維持を狙い、最終的にドラミドロ展開に持ち込むために後発にヤレユータンとドラミドロ。
<実際の試合内容>
初手はハイドロポンプ+バークアウトでジバコイルをほぼ瀕死まで削り、相手が時間切れでジバコイルのラスターカノンをロトムに飛ばしていたので有利。バークアウト圏内のジバコイルをワルビアルに交代することを考慮してハイドロポンプを重ね続けていたものの、交代はなく寧ろロトムがニンフィアの電光石火圏内に入ってしまい、ドラミドロを展開する前にキョダイセンリツを決められてしまう。ニンフィアとワルビアルを処理したもののラプラスまで処理できずに負け・・・と思いきや相手の氷技が吹雪だったので、避けてドラミドロで攻撃を当てて勝ち。
運勝ちでした。ジバコイルを倒さず盤面に残したまま先にトリックルームを展開できればキョダイセンリツを許すこともなく有利でしたが、実際バークアウトに対してワルビアル交代を合わせられるとハイパーボイスで削れたロトムが倒されてしまうので、難しい判断でした。
○6戦目 vs いけちゃん さん 負け 0-2
自分:トゲキッス Wロトム ヤレユータン ドラミドロ
相手:ミミッキュ バイバニラ ゴリランダー アシレーヌ (カポエラー イワパレス)
<事前の想定>
ドラミドロの刺さりが良いので早期のトリックルーム展開を目指したかったのですが、ヤレユータンがイワパレスの攻撃を耐えないことに気付いたので、カポエラー+イワパレスの初手に殴り負けないトゲキッスロトムの選出。因みに、イワパレスのギミックはバレットパンチ+弱点保険+砕ける鎧を想定していました。
<実際の試合内容>
エアスラッシュでバイバニラを狙うも怯まず吹雪とシャドークローでトゲキッスを倒されながらロトムのダイストリームでバイバニラを倒す。ロトムヤレユータンで不要なサイドチェンジを挟んだ間にゴリランダーのグラススダイダーとミミッキュのじゃれつくを打ち分けられていたせいで、ヤレユータンが集中攻撃を耐えなくなりトリックルーム展開に持ち込めずに負け。
そもそもの敗因はロトムに初手でダイマックスを切ったことです。イワパレスのせいで脳内で「ロトムをダイマックス」の意識を強く持っていましたが、トゲキッスをダイマックスさせてダイジェット+10万ボルトでバイバニラを倒せばトゲキッスが消耗することもなく、死に出しでゴリランダーアシレーヌどちらが来てもトゲキッスかロトムのどちらかが有利という対面を保てました。
○7戦目 vs ワトソン さん 勝ち 3-0
自分:Wロトム トゲキッス ヤレユータン ドラミドロ
相手:ナットレイ ギャラドス カビゴン シャンデラ (ヤドラン マンムー)
<事前の想定>
パーティに炎打点がないのでナットレイがひたすらにきつい。とはいえ、トゲキッスの炎技などを考慮したら初手から強気に何度も動かれることはないと思ったので、その隙を突いて悪巧みロトムで取り巻きを崩しながら最後に数で殴り倒すのが良いと考えました。
<実際の試合内容>
初手でトゲキッスに炎技があるとかなり有利。炎技はないのですが、悪巧み+エアスラッシュから入るとナットレイとギャラドスがそれぞれシャンデラとカビゴンに交代。ここでトリックルームと自爆が最も試合を破壊される可能性が高いと思ったので、ロトムをダイマックスさせてダメージを抑えながらトゲキッスのエアスラッシュでトリックルームを止める動きを取りましたが、シャンデラの方が素早くシャドーボールをうたれてカビゴンのあくびがロトムに入ってしまう。ロトムを交代せざるをえず、ギャラドス展開を止めるためにこちらがトリックルームを展開。しかし、相手カビゴンがあくびではなく10万馬力でドラミドロを狙ってくれたおかげで弱点保険も発動してギャラドスとカビゴンを処理。最後のナットレイは流星群と悪の波動で押し切って勝ち。
○8戦目 vs せりゅー さん 負け 0-3
自分:カバルドン ルガルガン トゲキッス Wロトム
相手:ガオガエン ポリゴンZ ニョロトノ ゴチルゼル (キングドラ モジャンボ)
<事前の想定>
ポリゴンZが受からないのでこれをルガルガンのバークアウトでやりすごしてからダイマックストゲキッス+Wロトムでの逆転を狙います。バークアウトが一度入ればカバルドンがポリゴンZのダイアタックを耐えるため、トゲキッス+ルガルガンから交代でカバルドンを繰り出す動きできれば良かったのですが、ルガルガンに猫騙しを打たれると試合が崩壊するため初手からカバルドンを投げることにしました。
<実際の試合内容>
バークアウトが入り命の珠ダイアタックをカバルドンが守ってガオガエンがルガルガンへの捨て台詞でニョロトノに交代。カバルドンへのダメージが20%もなかったので次の攻撃も耐えられると思ってあくび+バークアウトで動かすもダイアタックでカバルドンが倒されてしまう。トゲキッスを繰り出してダイマックスするもニョロトノの滅びの歌を許してしまい、ガオガエンゴチルゼルを使いながら上手く凌がれて負け。
結果論ですが、ガオガエンが初手猫騙しを打ちづらいことを活かしてカバルドンも初手からあくびを打っておけば2ターン目守るで時間を稼げたので、そもそも不利なことを考えるとそれくらいしても良かったかもしれません。あとダイマックスはロトムに切るのが正解でした(この指止まれを合わせて滅び要員をひたすら倒して殴り勝てる可能性があった)。
○9戦目 vs ひまり さん 勝ち 4-0
自分:Wロトム カバルドン ルガルガン 【トゲキッス】
相手:ドリュウズ イエッサン♀ ラッキー ブルンゲル (ギガイアス Hロトム)
<事前の想定>
パーティの火力が特殊に偏っているので、ラッキーを倒せるポケモンがいません。ただ身代わりがなければカバルドンでTODに持ち込める可能性があると思ったので、刺さっているロトムで取り巻きを迅速に処理してカバルドンで詰めることを狙います。ドリュウズの型破りを考慮することは諦めました。ロトムとの相性が逆転してしまいますが、ひまりさんが他のパーティに勝率を出すことを考えると砂かきにせざるを得ないと感じたからです。
<実際の試合内容>
初手ダイアークでイエッサンを倒して、次のラッキードリュウズの並びでのサイドチェンジを読みドリュウズにダイストリームを当てて削りラッキーにあくびを入れる。ドリュウズを気合の襷まで削っていたのでダイロックされても先制できて行動保障のあるルガルガンに交代してからドリュウズを処理。そのまま眠りについたラッキーとブルンゲルを2匹で処理して勝ち。
割と想定通りで、ドリュウズに剣の舞がなかったことからかなり余裕を持って戦うことができました。
○10戦目 vs ぽけむら さん 負け 0-2
自分:トゲキッス ドラミドロ カバルドン Wロトム
相手:フシギバナ ドータクン キュウコン ドサイドン (ローブシン ウルガモス)
<事前の想定>
相手が選出する4匹はフシギバナキュウコンドサイドンドータクンと簡単に絞り込めます。フシギバナキュウコンにドラミドロが刺さっているもののドサイドンの処理がしんどかったので、手助けダイストリームで奇襲して倒すことを考えました。残り2匹はフシギバナ以外に打点を持てるロトム、キュウコンの晴れを打ち消して水技を通すためのカバルドン。
<実際の試合内容>
ドータクンにエアスラッシュを打ちながらフシギバナをヘドロ爆弾で削りに行くと、フシギバナの急所に当たって一撃で倒す。繰り出されたキュウコンに対してトゲキッスをカバルドンに交代させながらダイドラグーンを使ってキュウコンを倒す。ラストのドサイドンがダイウォールを使いながらトリックルームを決める間にドータクン方向にあくびとダイドラグーンを通し有利状況だったものの、ドラミドロのダイウォールを読まれてジャイロボールによる弱点保険発動からダイアイスでカバルドンを一撃で倒されてしまう。これによりドサイドンが止まらなくなってしまいそのまま負け。
カバルドンが倒されるターンはダイアースは耐えると分かっていたからこそのダイウォール+あくびでしたが、ダイアイスで計算を崩されました。試合後に話しましたが、ドラミドロのダイストリームはかなり警戒されていたようなので、試合想定も少し甘かったようです。
○11戦目 vs アクア さん 勝ち 3-0
自分:トゲキッス ルガルガン カバルドン ヤレユータン
相手:トリトドン ストリンダー エルフーン テラキオン (サザンドラ ウォーグル)
<事前の想定>
テラキオンを素早く倒す手段がなかったので、追い風をされても上を取り続けられるルガルガンをダイマックスさせることにしました。初手からカバルドンと並べると警戒されてルガルガンを狙われると思ったので、トゲキッスと並べて交代からカバルドンを繰り出すことにしました。最後の1匹は相手の追い風に対して切り返せて、ルガルガンのダイサイコと相性が良いヤレユータンを選出。
<実際の試合内容>
想定外の選出。バークアウトとカバルドン交代から入ると相手はストリンダーをエルフーンに交代して蓄える。嘘泣き+ダイストリームでカバルドンを倒されてしまうも、倒される前にトリトドンにあくびを入れることに成功。予定通りルガルガンをダイマックスさせてダイサイコを展開しながらヤレユータンでワイドフォースを重ねてエルフーンストリンダーテラキオンを処理。最後はエアスラッシュ+挑発で蓄えるトリトドンを封じて勝ち。
選出が想定と違って驚きましたが、エスパー技が一貫している点を上手く突いて勝つことができました。
○12戦目 vs ばっど さん 負け 0-3
自分:トゲキッス ヤレユータン ドラミドロ Wロトム
相手:ミロカロス アイアント ヌメルゴン 【ポリゴン2】 (ガラガラR キュワワー)
<事前の想定>
弱点保険を発動させたドラミドロのダイドラグーンがヌメルゴンやポリゴン2を一撃で倒せることを理解していたので、トゲキッスを犠牲にドラミドロを展開することを念頭に考えました。処理しきれず残るポケモンに対してはそこそこ強そうなロトムを最後の1匹として選出しました。
<実際の試合内容>
この指止まれ+トリックルームから入ると、先にアイアントの出会い頭が飛んできてヤレユータンが一撃で倒されてしまう。仕方なくロトムを繰り出すもダイワーム+とぐろを巻く催眠術ミロカロスを相手しきれず、そのまま負け。
アイアントが選出されたとしてダイワームも想定にあったとはいえ、出会い頭については完全に失念していたのが敗因です。出会いがしらを交わしてトリックルームを決めていればまだ勝機はあったでしょうか。
○13戦目 vs みんてぃあ さん 負け 0-2
自分:Wロトム ルガルガン カバルドン トゲキッス
相手:インテレオン ストリンダー バンギラス ヒヒダルマR (サマヨール ニャオニクス)
<事前の想定>
バンギラス+サマヨールがきつい。インテレオンと何かを雑に扱ってからサマヨールのトリル展開に持ち込まれると考えたので、全体的に刺さっているロトムと挑発やバークアウトを持つルガルガンを先発に置きます。後発にはバンギラスにトリックルーム下で先制できるカバルドンとロトムを守るためのトゲキッス。
<実際の試合内容>
ロトムを消耗したくなかったのでカバルドンに交代。守るを使ったインテレオンを無視してサイコファングでストリンダーを攻撃するも赤ゲージで耐えられる。次のターンに安易にカバルドンを動かしてしまうのですが、バークアウトを入れてもキョダイソゲキを耐えることができずに倒されてしまう。ロトムを繰り出してダイマックスするもインテレオンのダイウォールの間にバンギラスに動かれてダイマックスターンを無駄に消耗してしまい、最後は殴り負け。
バンギラスを倒すためにダイストリームを打たなければならずインテレオンの一撃が重くなってしまうことを危惧しましたが、
○14戦目 vs シャンディ さん 勝ち 3-0
自分:Wロトム ルガルガン トゲキッス カバルドン
相手:アーマーガア ピッピ パッチラゴン シザリガー (リザードン サーナイト)
<事前の想定>
カバルドンがパッチラゴンに強いもののピッピを素早く崩せないので、隣が延々とパッチラゴンに倒され続ける試合が想定されます。どうやってダイマックスを凌ぐかが重要になってくるので、カバルドンとトゲキッスでパッチラゴンの技を無効化していくことを考えました。残り2匹はパッチラゴン以外に刺さっているロトムと気合の襷で耐久保障があるルガルガン。
<実際の試合内容>
ピッピ守る+パッチラゴン交代を考慮して悪巧み+岩雪崩から入るとアーマーガアが怯んでピッピは歌うをはずす。次のターンにピッピがルガルガンの挑発を守り、アイアンヘッドでルガルガンを気合の襷まで削られるもロトムでアーマーガアを倒す。ここで死に出しパッチラゴンを許してロトムを一度交代させる際に、普通に考えたら交代先はダイサンダーを受けられるカバルドンになるのですが、シャンディさんなら一歩先を読んでダイドラグーンを打ってくると思ったのでトゲキッスを投げると、これが見事に決まりダイドラグーンを無効化する。トゲキッスのダイウォールでターンを稼ぎつつダイフェアリー+悪の波動+砂嵐ダメージでパッチラゴンを処理。トゲキッス+ロトムを残していたのでシザリガーとピッピを倒して勝ち。