「Minori Chihara the Last Live 2021~Re:Contact~」

Minori Chihara the Last Live 2021~Re:Contact~」
12/26の茅原実里のライブで神奈川県民ホールに行ってきました。

 

ライブタイトルの通りで、2021年をもって歌手活動を休止する彼女にとっては最後のライブになりました。

 

〇セットリスト

01.「Re:Contact」
02.「Contact」
03.「詩人の旅」
04.「too late? not late…」
-MC
05.「みちしるべ」
06.「境界の彼方
07.「この世界は僕らを待っていた
-MC
08.「キラキラ輝く、世界の時間」
09.「Dears~ゆるやかな奇跡~」
-MC
10.「いつだって青空」
-Instrumental
11.「Dream Wonder Formation」
12.「TERMINATED」
13.「Paradise Lost
-MC
14.「雪、無音、窓辺にて」
15.「a・b・y」
16.「君がくれたあの日」
-MC
17.「FEEL YOUR FLAG」
18.「voyager train」
-MC
19.「everlasting…」
-MC
20.「sing for you」
21.「sing」
-MC
22.「純白サンクチュアリィ

 

 

〇今まで参加したライブ(※合計12回)

Minori Chihara Live Tour 2010 〜Sing All Love〜@日本武道館
「SUMMER CAMP 4 MINORI CHIHARA LIVE 2012」1日目
MINORI CHIHARA BIRTHDAY LIVE 2012」
「SUMMER DREAM MINORI CHIHARA LIVE 2013」 1日目
MINORI CHIHARA LIVE 2014 SUMMER DREAM2」 1日目
Minori Chihara 10th Anniversary Live SANCTUARY」
MINORI CHIHARA LIVE 2015 SUMMER DREAM3」 1日目
MINORI CHIHARA LIVE 2016 SUMMER DREAM4」 2日目
MINORI CHIHARA LIVE 2017 SUMMER DREAM5」3日目
MINORI CHIHARA LIVE 2018 SUMMER CHAMPION」1日目
MINORI CHIHARA LIVE 2019 SUMMER CHAMPION2」1日目
「SUMMER CHAMPION 2021 〜Minori Chihara Final Summer Live〜」2日目

〇私と茅原実里
初めて曲を聴いたのは2007年。いわゆるオタク文化に触れていなかった当時に、友人のゴリ押しで聴かされた(?)『God knows…』をきっかけにアニソン領域に興味を持ち始めて、その後浅く広くでたくさんの音源を渡された中で聴いた1曲が『君がくれたあの日』でした。そこでは単発で良い曲だったなと思った程度(ここでは数曲渡されていた水樹奈々にハマった)。
そうやってアニソン領域への偏見(?)はなくなりつつの、2009年の3月。新しいアーティストを開拓したいという思いでTSUTAYAにCDを借りにいった中で「この人誕生日同じだったな」という理由で『Contact』『Parade』をレンタルして帰り、その2枚のアルバムの完成度の高さから一気にハマる。特に畑亜貴の切なさ儚さに力強さを併せ持つ歌詞が好きで、そういう刹那を表す疾走感のある楽曲と透明感のあるボーカルと全てがマッチしていて世界観がとても好きでした。
2010年にリリースされた3rdアルバム『SIng All Love』は今でも一番好きなアルバムですが、そのアルバムには「SUMMER CAMP 2009」のDVDが収録されており、それを見て今までのクールな茅原実里像とのギャップとか単純に楽しそうだという新たな魅力を発見してから(2年ほど空きますが)夏ライブに参加。友人を巻き込んで参加しているうちにいつの間にか毎夏恒例イベントとなり、気が付いたらここまで来ていました。
因みに、一番好きな楽曲は『覚醒フィラメント』です。

 

〇印象に残った楽曲(※だいたい全部書きます)

★「Re:Contact」
ライブタイトルでもあり自身の誕生日11/18に発売したミニアルバム『Re:Contact』の1曲目。畑亜貴菊田大介による作詞・作曲と茅原実里の1曲目から携わってきた両氏による製作。
『Joyful Flower』『We are stars!』など節目で作る楽曲が未来を向いているところが好きで、『Re:Contact』にもそういう楽曲であってほしいという期待があったので、とても好き。Bメロの「いつか優しさへと変わるの?変えたいよ」が「きっと優しさへと守る力へと変えよう!変えてみせる」と思いが増していく部分や「翼がないままでも明日を飛ぼう」の儚さとそれを受容して前を向く強さが良い(翼や飛ぶという表現も『純白サンクチュアリィ』の「羽」「飛んでけ」から来てるのかなとか)。
今回のセットリストでもキーになる曲なので最初と最後どちらに持ってくるのだろうと思っていましたが、アンコールがない(終わりに置ける曲が1つしかない)といつだってそこからまた始められるという意味で一番最初に来るのは納得感ありますね。


★「Contact」「詩人の旅」
1stアルバム『Contact』の1,2曲目。これを受けての「Re:」なので今回は重要な楽曲の一つ。曲名的に『Contact』→『Re:Contact』の流れをずっと想像していましたが、よくよく考えれば『Re:Contact』が「S.I.G.N.A.L」の歌詞で終わり『Contact』が「S.I.G.N.A.L」の歌詞で始まるので、内容を考えればこちらの方が自然でしたね。
この2曲はアルバムで聴くと『Contact』のアウトロから『詩人の旅』のイントロへと一切の間を挟まず繋がった楽曲になっていて、その繋ぎ方があまりに綺麗だったことに感動を覚えたのが私が茅原実里にハマったきっかけとなる体験でした。『詩人の旅』自体はライブでも頻出の曲ですが、その際はサビメロディのピアノ伴奏から始まることが多く、最後に自分にとって大きな体験だったアルバムでの聴き方をライブで感じることができて、とても良かったです。

★「too late? not late…」
こちらもアルバム『Contact』の楽曲。アルバム曲が連続していたので「各アルバムから何曲かをピックアップしたセットリストになるのかな」とか思っていました。
作曲の俊龍は『蒼い孤島』をはじめ茅原実里の楽曲以外でも『ごめんね、SUMMER』(SKE48)や『UNBREAKABLE』(水樹奈々)などで好きな楽曲が多いのですが、彼の作曲デビューはこの楽曲であることをライブからこの記事を書くまでの期間で初めて知りました。
ライブでは半音下げた歌唱でしたが、「人形だわ 恋だなんて言えない頃は」のBメロ辺りで通常音程で歌っているように聞こえました(streaming課金すれば確認できるがしていない)。歌詞間違えとかも含めて、昔は「そういうミスをしないこのがプロだからもう少し頑張ってほしい」と思っていたのですが、ある時期からそういうのが増えている気がして逆に心配になっていたので、内心は少しハラハラでした。

 

★「みちしるべ」
「唐突に始まった」が今回のライブでも第一印象でした。歌い出しから始まるこの楽曲は『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』のEDでも唐突に流れてちょっとシュールな感じがあったので、それがライブでも変わらないのがちょっと面白かったです。
アニメサイズは1番だけでずっとピアノ演奏と起伏の少ない歌い方でどちらかと言えばパッとしないのですが、そこからはバイオリンも加わって鮮やかな世界やそれに呼応する感情の高まりが表現されていて、まるでヴァイオレットの成長と言わんばかりのストーリー性があって、フルサイズで聴くと全然印象が違います(だからこそ映画の挿入歌として用いられたのはすごく良かったと思っています)。


★「境界の彼方
茅原実里知名度のある楽曲TOP4には入るのでやるだろうと思っていた楽曲(その個人的なTOP4のうち『エイミー』はやらなかったわけですけど…)。
こちらも畑亜貴菊田大介によるセンチメンタルで疾走感のある楽曲なのですが、『Contact』の楽曲は非日常感な世界を思い浮かべるのに対して『境界の彼方』はどちらかと言えば日常に近い雰囲気でしょうか。アニメソングに全く縁のない人に彼女の良さが伝わる楽曲をオススメするケースがあったら、この曲を選ぶだろう・・・と思えるくらいには好き。
アニメは観てないですけど、当時カラオケではよく歌っていて「ヨホー」の部分をネタにした話が出てきたりしてましたけど、私は当時から言われないと気付かないくらい気にしたことがなかったです(

 

★「この世界は僕らを待っていた
セットリストに入ってきたのがすごく意外な曲でした。私が『翠星のガルガンティア』という作品を名前しか知らないというのもありますが、彼女の楽曲の中ではどちらかというと存在感が薄い方だと思っていたからです。
アニメの主題歌になっているという観点だと『SELF PRODUCER』『FOOL THE WORLD』『向かい風に打たれながら』などがタイアップも被ってない範囲でありましたが、その中でこの曲が選ばれた理由は・・・何だったのだろうと考えながら聴いてました。

 

★「キラキラ輝く、世界の時間」
えっ、知らない曲きた・・・(
27thシングル『Christmas Night』の収録曲らしい。言われてみると、このシングルだけ買いそびれていました。。
ライブ中は「これ誰か有名な人のカバーなのかな?」とか思うくらいにクリスマスにぴったりな素敵な楽曲でとても良かったですが、『Christmas Night』も含めてタイアップ持ち込み案件な感じがある(茅原実里の音楽メンバーが製作に関与していなさそう)ので、カバーに聴こえるのはある意味自然ですかね。ライブを終えてから曲名を知りましたが、楽曲に抱いている印象と曲名はこちらが『Christmas Night』で向こうが『キラキラ輝く、世界の時間』なんじゃないかと率直には思いました(

 

★「Dears~ゆるやかな奇跡~」「いつだって青空」
アルバム『Contact』の楽曲とミニアルバム『Re:Contact』の4曲目。ここまでのセットリストを見るとだいぶ偏っているようにも見えますね。
この2曲はどちらもこだまさおりの作詞で、1st~3rdのアルバムは畑亜貴と彼女のどちらかの作詞となっていて茅原実里の楽曲を語る上でははずせない存在です。畑亜貴の詞は切なさや強さを帯びたセンチメンタルな世界が魅力だと思っていますが、それに対してこだまさおりの詞の魅力は温かさになるでしょう。一つひとつの言葉の選び方に優しさがあって、それを包み込むように歌う茅原実里の違った魅力を引き出してくれていたと思います。
選ばれた楽曲に文句があるわけではないのですが、振り返ってみると5th~7thまでのアルバム曲は1曲も選曲されなかったんだな、と思うとここで何か別の曲を差し込んでも良かったような気はします。とはいえ、今いるファン層は初期楽曲の頃からの人が一番多いと思うので分からなくはないですが。

 

★「Dream Wonder Formation」
個人的には意外だった曲。ただよくよく考えると『Re:Contact』は茅原実里の多くの楽曲に携わっていた方々に曲を依頼して製作されているので、『FEEL YOUR FLAG』以外に松井洋平作詞の楽曲があるのは自然なのかもしれません。
10周年ライブ『SANCTUARY』で「君は私の欠けた最後のピース」という歌詞がジグゾーパズルを模した『SANCTUARY』のジャケットとマッチしていてセットリストの1曲目としてすごく存在感を放っていた印象が残っていて、夏ライブではほとんど演奏されていないはずなので、最後にそれをもう一度味わうことができて「セトリに選んでくれてありがとう!」という気持ちでいっぱいでした。
因みに、開演前に後ろの席の人が「『D-Formation』が好きだからもう何か1曲でも入ってくれてたら満足」みたいなことを言ってたので、イントロが流れた瞬間「きた!よかったね!」って気持ちになりました。

 

★「TERMINATED」
茅原実里知名度ある楽曲TOP4のうちのひとつ。
境界線上のホライゾン』を観てないからかもですが「新世界で人は未来を美酒のように飲み干せるかさえ知らず」と言われてもいったい何のことやらという感じなのですが「全て放り投げた」が好きです(因みに他の曲なら歌詞の意味がちゃんと分かるかと言われたら別にそうではない)。
セットリストで終盤の盛り上がりを演出する上で『Paradise Lost』と同じ熱量で並べる楽曲として出てきてくれたのが良い思い出です(その後「終盤にそういう楽曲を置くのがパターンになってて少し物足りない」って言い出すんですけど)。

 

★「Paradise Lost
茅原実里知名度のある楽曲No.1で間違いなし。
ここまで何曲か「アニメは観てないですが」と書きましたが、『喰霊-零-』は観ました。歌手活動休止の知らせを受けてから「これだけ聴いてきたのにアニメ観たことないっていうのもどうなの」と思って勉強したタイプです。アニメは普通に面白かった。
「分かり合う(求めあう)」のコールや最後のサビをみんなで合唱することはご時世的にできなかったものの、それでも最後のサビは向けられたマイクに対して心の中で大合唱しました(普段サイリウムも振らずコールもしない人間が)。誰も声を発しないことが逆に全員の気持ちが一つになったみたいに思えて、熱情でした。


★「雪、無音、窓辺にて」
先述の「God knows…」を聴かせてくれた友人は長門有希が好きだったので、その流れで当時も聴いていました。私は長門有希自体には特別思い入れはないのですが、このキャラクターがいたから、この楽曲が生まれて、茅原実里の歌手活動としての最初の方向性ができた・・・と思うので、ある意味『純白サンクチュアリィ』よりも原点と言っても過言ではないですよね。
1番は身体を全く動かさず2番からは普段通りに歌っていたので、長門有希として歌う一面と茅原実里として歌う一面の両方を表現していたのかなと思いました。
余談ですが、その友人は「『ハレ晴れユカイ』は茅原実里(CV.茅原実里)で長門有希ではない」的な解釈違いで当時ショックを受けてましたね(

 

★「a・b・y」
アルバム『Re:Contact』の2曲目。
ライブでこの曲をやるなら直前は『雪、無音、窓辺にて』以外ありえない、って思ってしまうくらい繋がりが綺麗で素晴らしく良かった。
この楽曲の作詞は奥井雅美ですが、彼女が何を想って書いたのか結構気になっています。サビの「叫ぶように愛して 私を赦さないで」一節に表れているように、歌詞だけ見ると「(スキャンダルで(ファンが想像していた)未来を閉ざしてしまった悔いと反省、でも見捨てないでほしい」という茅原実里の想いを汲んだものに見て取れなくもないです。だとすると最後の「忘れないで(離さないで) 出逢えるまで(覚えていて)」というのはファンにとってはある意味では酷な要求かもしれませんが、逆に言えばまた出逢える可能性を示唆していて、その余地を残して優しさだと思いました。

 

★「君がくれたあの日」
2ndシングルであり、私としても初めて聴いた茅原実里楽曲です。『雪、無音、窓辺にて』『a・b・y』とメロディとサビでの落差が激しい楽曲が続いてマッチしていました。
サビの途中で歌えなくなっていました。イヤモニを気にしていそうな仕草はしていたので、ここは単純なアクシデントだったのかもしれませんが、ケニーのコーラスがしっかりそれをカバーしていて、その温かさとか改めてCMBみんなでライブを作っている思いとかそういうものを感じることができて、とても良かったです。
一方で物理的なアクシデントではないのかもという気持ちもあったので、ここから最後まで彼女がやりきれるかという心配がまた出てきました。

 

★「FEEL YOUR FLAG」
アルバム『Re:Contact』の3曲目。今回のライブにおける旗曲。
「"ふれあい"にもらった風景を」「"パレード"を一緒に歩いて」「"全ての愛は歌"になるから」…とこれまでのアルバムタイトルを示唆するワードを詰め込んできているのですが、クォーテーション付きでちょっと露骨すぎる・・・。
こういう集大成感のある(正確に言うと集大成感ありきの)作り方があまり好きではなくて、事前に聴いてもこの楽曲にはなかなか気持ちが乗らず『Lush March!!』の出番がなくなってしまうだろうなという思いもあったのは実際そう。

★「voyager train」
2ndアルバム『Parade』のリード曲。「別れ」をテーマにしたこの楽曲はラストライブにはやるだろう…というかやってほしい、と思っていた楽曲。
これも畑亜貴の作詞が素晴らしく「人には人にはいつも別れと出会いの道が何度も現れるけど選ぶ度に愛が残る」という一節は、この瞬間だったからこそより心に響く言葉だったと思います(頑張ってこの一節に絞ったけど全部もう本当にすごい)。
ライブ中盤以降の『voyager train』はステージとは違うところから登場する印象があったので、まさかと思いイントロの間は観客席の方をキョロキョロとしてましたが、さすがにそんなことはありませんでした。でも、出てこようとして転んだ瞬間はばっちり見えました(

★「everlasting…」
2ndアルバム『Parade』の最後を締めくくる楽曲。
この楽曲もこだまさおりの詞が素晴らしくて、テーマとしては「パレードは終わらない 永遠に」で集約できるのですが、歩き始めたばかりの当時とそれより遥かに長い道のりを歩いてきた今とで、そこに至るまでの詞に同じ言葉でもその重みや受け止め方が全く違って見えて、とても感動的でした。
途中涙して歌えなかった部分もありましたが、それに対するサイリウムやメロディから温かさを感じられたのがすごく良かったです。

 

★「sing for you」「sing」
3rdアルバム『Sing All Love』の最後を締めくくる『sing for you』、アルバム『Re:Contact』の最後を締めくくる『sing』。
ステージ上にグランドピアノを用意してケニーと二人でのパフォーマンスとなりましたが、涙ぐんで歌えなさそうでどうしようという彼女に対して「じゃあ、やめるか!」という形でエールを送れるケニーの優しさや関係性が光って、この場面だけじゃないですが本当にケニー様様という感じでしたね。
『sing for you』は感謝を伝えるために初めて自分で作詞を手掛けた楽曲で、「ありきたりな言葉でごめんね」という歌詞にある通りどちらかと言えばストレートなメッセージです。次の『Freedom Dreamer』もド直球でしたが、そこから色々な作品を手掛けて最終的に『みちしるべ』『エイミー』のような壮大な詞を書くようになって、その成長を見れたのも楽しみの一つだったと思いながら聴いてました。
涙で声を出せぬことなく最後までちゃんと歌い切った茅原実里。やるときはやる、彼女らしいなと。

 

★「純白サンクチュアリィ
1stシングル。これまで続いてきた茅原実里としてのランティスでの音楽活動の始まりであり、全て(ほぼ全て?)のライブで必ず歌ってきた彼女にとってもファンにとっても思い入れのある楽曲。
私にとっては「茅原実里の中でとても好きな曲」にあたるわけではないですが「全員が大切に思っている曲」という理解自体はあるので、純白色のサイリウムやサビの心の中での大合唱での感慨深い気持ちになりつつ。一方で、でもこれが最後になるんだという感覚は持てないまま、あっという間に終わってしまいましたね。。

 

〇ライブを終えて
終演直後に新幹線で関西へ向かわなくてはいけない友人を見送りつつ、「北京ダックが食べたい」という私の思いつきで友人と中華街で晩餐。ライブの感想や彼女が歌手活動をやめる理由など話しながら過ごしました。この日はとっても寒かったですが、温かい気持ちで一日を楽しめました。
スキャンダル、病気、モチベーション・・・15周年には「この先20年、25年と…」と言っていた彼女がなぜ活動休止するのかは結局語られていないですが、彼女がそういう道を選んだのなら私たちにできるのはそれを受け止めて見届けつつ、いつかまた彼女が歌いたいと思ったときに迎えられるように待って生き延びることだと思います。
新しい思い出が増えるわけではないですが、楽しかった思い出までなくなるわけではないので、今まで通り彼女の歌を聴きながら今より未来を歩んでいきたいですね。