第1回のじオフの対戦模様です。
三すくみから順位を決める際に行った流星群ラティオスのタイマン勝負のログも書きましたが、シングルバトルを3戦・ラティオス勝負4戦ということでなぜか本戦よりも試合数が多くなっています((
3試合と少なく負け試合もありますが、試合内容としては一定水準の納得ができるレベルだったと個人的には感じていたのでシングルのパーティを組み直してオフに参加した甲斐があったと思います。
使ったパーティはこちら↓↓
http://d.hatena.ne.jp/acewild53/20130924/1380027785
○1戦目 vs デミオ さん 負け 0-2
自分:スイクン クレセリア バンギラス
相手:ハッサム Wロトム マンムー (ランクルス テラキオン ラティオス)
ラティオステラキオンなどをまとめて攻撃できるようにクレセリアとローブシンを選出したいですが相手にランクルスがいるためトリックルームを仕掛けづらくトリックルームができないとなるとラティオスとロトムが辛そうなことからローブシンは選出できず。代わりにラティオスロトムをトリックルーム下で見れるようにクレセリアバンギラスのトリックルームを仕掛けることにします。相手のどこに軸があるかを探るのが難しいですが、こちらがボルトロスを先発で選出するとマンムー後出しが安定してしまうためうまく電磁波を撒くこともできずサイクル的にもこちらが不利でダメージを与えづらそうなので選出をはずします。ガブリアスを入れるかどうかですが、残りのポケモンがラティオスより遅いポケモンしかいないため扱いづらいと思い、最後のポケモンはスイクンにしました。神速のおかげでマンムーやテラキオンにも勝つことができます。スイクンに安定した打点を持つロトムが何をしてくるか分かりづらいですが、強化アイテムを持っていないとスイクンは即死せずガブリアスへの交代なども考えるといきなり出てくるようには思えなかったので蓄積ダメージでなんとかなると判断しました。相手はクレセリアを倒すためにハッサムを選出したい気がするので残りはボルトロスに弱くならないマンムーランクルスとスイクンローブシンを厚く見るためにロトムラティオス辺りがくると予想しました。
相手の初手はハッサム。先発で出してきたところから拘り鉢巻を持っていると予想。残りの2匹はラティオスと何かと見当をつけて、バンギラスの噛み砕くの一貫性をとったりクレセリアでハッサムを処理できるようにまずはハイドロポンプを選択。すると、ハイドロポンプははずれて蜻蛉帰りからロトムが繰り出される。このダメージがスイクンを4割削る火力だったのでやはり拘り鉢巻を持っているようです。
ロトムが後出しされたのをみると火力の高い型のような気もしましたが、それに合わせて交換をしてもボルトチェンジでまた良い対面を作り直されてしまうだけだとも思いました。拘り眼鏡ボルトチェンジなどは無理なので火力が低い型であることを期待する方がまだ良いと思いバンギラスの攻撃圏内に入れるべく再びハイドロポンプを選択。相手のロトムがボルトチェンジを使ってスイクンが倒れてしまう。どうやらやはり拘り眼鏡のようです。相手の交代先はハッサム。こちらに残っているのはクレセリアとバンギラスなのでどちらを出すか迷いますが、トリックルームから建て直す方が良さそうなのでクレセリアをまず死に出し。
初手で相手の方が「ハイドロポンプが当たっていたらハッサムが倒されていたかもしれません」と言っていました。スイクンより素早さが遅いのでHPベースに振ってあるのでしょうが、電卓を使って計算していたので何かしら理由があるのかもしれないと疑います。それならばクレセリアのめざめるパワーで倒せる可能性もあり、ここでトリックルームを使用してもハッサムには蜻蛉帰りで逃げられてそこから3タテするのは不可能そうであることから急所にも賭けてめざめるパワーを選択。先手で4倍弱点を突くものの7割も削れない程度で耐えられる。返しの蜻蛉帰りを受けてクレセリアが赤ゲージになり、相手の交代先はロトム。
冷凍ビームの追加効果に賭けようとするも相手のロトムの方が素早くボルトチェンジでクレセリアを倒される。相手の交代先はハッサム。最後のバンギラスを死に出ししますが、バレットパンチを受けて返しのストーンエッジでハッサムを倒す。死に出しされたマンムーの地震でバンギラスを倒されて負け。
初手のハイドロポンプが当たっていれば2ターン目にはスイクンを温存してクレセリアを繰り出すことができて、クレセリアとハッサムが対面することになっても安全にハッサムを処理することができるようになっているので有利に試合を進めることができていたと思います。そういう意味では負け試合にはなってしまいましたがある程度納得できる中身で良かったです。4人総当たりなので1敗は相当大きいのですが、ここでハッサムを倒せたことが後々大きく響いてきます・・・。
因みに、ハッサムの数値は特防が117近くあったため初手のスイクンの攻撃は確実に耐えられていました((
○2戦目 vs ナコ さん 勝ち 1-0
自分:ガブリアス ローブシン スイクン
相手:ドリュウズ パルシェン ゴチルゼル (カイリュー ウルガモス キノガッサ)
バトルビデオ:14-97384-05182
いわゆる積みサイクルと呼ばれるジャンルのパーティ。気合の襷を持たせた型破りドリュウズでステルスロックを撒くところからスタートすると思われるため相手のパルシェンは気合の襷を持てません。全体的にガブリアスで上から攻撃されると積み技を使う前に倒されてしまうポケモンが多いことからパルシェンの選出が予想されますが、こちらにはボルトロスもいるのでいきなり気合の襷を持っていないパルシェンやその他積み技を使うポケモンでスタートすると無駄に1匹を失ってしまうだけになるので初手はドリュウズを選出してくると思われます。それに合わせてこちらは初手でガブリアスを選出してパルシェン以外のポケモンに圧力を掛けられるようにします。ガブリアスを起点に積んできたパルシェンを処理するためにマッハパンチを覚えているローブシンを選出します。ここで相手がローブシンにパルシェンを倒されてから誰を繰り出すかでゴチルゼルウルガモスキノガッサの3匹が予想されます。キノガッサだった場合は後出しで処理できるポケモンがいないので相当辛くローブシンの寝言を中心に誤魔化すしかありません。マッハパンチで身代わりを壊しながら退場ができればラムの実クレセリアでキノガッサに勝てるのですが、最後の選出するポケモンをクレセリアにすると相手の3匹目がウルガモスだった場合にローブシンクレセリアとも倒されてしまうため選出できず。相手がキノガッサとウルガモスのどちらを選出したいかを考えるとクレセリアが重くならないようにウルガモスを選出すると思ったので最後のポケモンはそれに対応できるようにスイクンとしました。バンギラスは+1ジュエル虫のさざめきでそのまま倒されてしまうため選出はできません。
相手の初手は予想通りドリュウズ。ガブリアスで地震を打ってドリュウズの気合の襷が発動、相手のドリュウズはステルスロック。
ナコさんのブログを事前にチェックしていたところ「この対面で地震を打つと交代出しボルトロスに攻撃をかわされてドリュウズを処理されてしまい挑発などで後続が止められてしまうので、ガブリアスに向けて倒されるまで岩雪崩を打ちます」と書いていました。剣の舞を使えばジュエル逆鱗でパルシェンを一撃で倒せるというピンポイントな立ち回りも思いつきましたが、結局氷の礫でガブリアスは倒されてしまいローブシンでパルシェンを倒すことに変わりなくなるため素直に地震を打ちドリュウズを倒す。相手の死に出しはパルシェン。
ジュエル逆鱗を打ってパルシェンを6割ちょっと削り、相手パルシェンは殻を破る。氷柱針でガブリアスが倒されて持ち物が命の珠であることが分かる。こちらの死に出しはローブシン。
マッハパンチを選び相手のパルシェンを倒すと、3匹目に出てきたのはゴチルゼル。ローブシンがうまくハメられてしまいましたが命の珠反動で自主退場できますし冷凍パンチで結構大きくダメージをとれるはずなので完全に起点にされることはなくスイクンの絶対零度による勝ち筋も残るのでなんとかなりそうです。すると、相手ゴチルゼルは影分身。いきなり冷凍パンチを避けられてしまう。
影分身2回目、冷凍パンチが当たってゴチルゼルが残り6割。影分身3回目、冷凍パンチがはずれる。影分身4回目、冷凍パンチが当たってゴチルゼルが残り2割。この辺りでゴチルゼルに身代わりがなさそうなのでひとまず安心する。
相手のゴチルゼルは眠るで回復してカゴの実で目を覚まし、冷凍パンチははずれ。影分身5回目、冷凍パンチでゴチルゼルが残り6割。影分身6回目、冷凍パンチははずれ。ここで相手のゴチルゼルが眠るを選んでくれるラッキー。冷凍パンチを当ててゴチルゼルが残り6割。
眠り消費1回目、冷凍パンチははずれ。眠り消費2回目、冷凍パンチでゴチルゼル残り2割ちょっと。マッハパンチで倒せるかがあやしいラインであること、相手は絶対に眠るを選ぶであろうこと、避けるポケモンを使っていた経験上こういう場面で欲張っても仕方がないこと、素眠りしてるゴチルゼルの前でローブシンが珠反動で自主退場してスイクンで絶対零度を打つ方が素直に勝率が高そうなことから長期戦を見据えて冷凍パンチを選択。相手は眠るで回復して、冷凍パンチでゴチルゼルが残り6割。
眠り消費1回目、冷凍パンチでゴチルゼルが残り2割。眠り消費2回目、冷凍パンチははずれ。相手が目を覚まして眠るを選択、冷凍パンチははずれ。この時点でローブシンのHPは28であと命の珠反動2回で倒れるライン。
眠り消費1回目、冷凍パンチははずれ。眠り消費2回目、冷凍パンチははずれ。相手は目を覚まして瞑想、冷凍パンチでゴチルゼルが残り6割。ここでゴチルゼルがサイコショックを選びローブシンが遂に倒される。死に出しはラストのスイクン。
ナコさんが「ボールを見てなかった・・・」というので、「ボールを見ていなくても普段私の使うポケモンを見ていたら分かるよ」と教えてあげたところ納得した模様。こちらはとりあえず絶対零度を選択。先手で打ってはずれてしまうものの相手が選んでいたのは瞑想。本当のことを言っただけなのに勘違いしてくれたようでラッキーでした。
2回目の絶対零度も避けられる。サイコショックでスイクンが残り半分弱であと1回は攻撃を耐えそうです。しかし、その前に3回目の絶対零度を当ててゴチルゼルを一撃で倒して勝ち。
相手がキノガッサを出してこなかったことが大きな勝因でしょうか。ゴチルゼルの2回目の眠ると2回目の瞑想というプレイングミスにも助けられました。絶対零度を覚えているスイクンは海外名がついているものしか持っていなかったのですが、個人的な趣味ながらわざわざ日本語のNNに変えた甲斐があったようなのでNN変更に付き合ってくれた方にも感謝です。
○3戦目 vs カズ さん 勝ち 3-0
自分:ボルトロス バンギラス ガブリアス
相手:メタモン ソーナンス オノノクス (ボーマンダ ユキノオー トドゼルガ)
この試合を行う前にナコさんとデミオさんの試合を観ていたところ、ナコさんが勝利。これで2-1対決を制したナコさんが優勝かと思っていたのですが、そういえば私もまだ1-1だったので勝てば三すくみとなり可能性があることに気付きました。しかし、三すくみになった場合に順位を決める次の条件である残りポケモン数に関してナコさんとデミオさんが4なのに対して私が現在1だったので、この最終戦を3-0で勝たなくてはなりません。
久々にシングルバトルをやっている私としてはプラチナ時代を思い出すようなユキノオートドゼルガボーマンダソーナンスの組み合わせです。氷技が4倍弱点でないオノノクスが非常に面倒です。まず、ローブシンとクレセリアはソーナンスに捕まえると何もできないまま倒されてしまうので選出したくありません。全体的にバンギラスが重たいようなのでバンギラスの選出を確定。ユキノオートドゼルガを選出しづらいようにも感じるのでこちらはガブリアスを選出して上から一気に制圧していけるようにします。初手からガブリアスを出すとソーナンスに捕まえられてしまったりメタモンにコピーされると厄介でバンギラスはユキノオーに対して後から投げたいので、最後の1匹はスイクンかボルトロスを先発で出すことになりますが、ボルトロスであればオノノクスやボーマンダに積まれることを防げそうなのでボルトロスを繰り出します。
相手の初手はメタモンでこちらのボルトロスをコピー。メタモンの持ち物は拘りスカーフの可能性が一番高いと思っていたのでとりあえずは以後変身されても問題がないように電磁波からスタート。先制して電磁波を入れると相手は痺れて動くことができず。
一旦は素直に10万ボルトを打って相手のメタモンを殴り倒そうとすると、相手は再び痺れて動けず。10万ボルトでメタモンを7割削ったところでメタモンの持ち物が発動。オボンの実かと思っていたところレッドカードを持っていたようでバンギラスが引きずり出される。非常に嬉しい。バンギラスの特性で天候が砂嵐状態になる。
バンギラスでボルトロスを倒してしまうと電磁波を入れられてからソーナンスを繰り出されてバンギラスが処理されるかオノノクスに竜の舞を使用されてしまいそうなので、ボルトロスの電磁波を読んでこちらはガブリアスを繰り出す。相手は電磁波を選んでいたので無効化して繰り出せる。
この辺りで私のボルトロスはめざめるパワーが氷でしたが、相手のメタモンのめざめるパワーは氷とは限らないという事実に気付きました、遅いです。ボルトロスを倒すためにはジュエルを消費して逆鱗を打たなくてはいけないため、ここは相手が挑発を使ってくる可能性もありますが身代わりや剣の舞を選択していき、ボルトロスが倒れるのを待ちたいと思います。剣の舞と身代わりのどちらから入るか考えたときに交代でソーナンスを繰り出された場合は身代わりを出してからアンコールを砂隠れで避けなくてはいけないので剣の舞を選択・・・してから相手のメタモンのめざめるパワーが氷の可能性を完全に捨てていることに気付きました。しかし、嬉しいことに相手はメタモンをソーナンスに交代、ガブリアスの剣の舞が決まる。
こちらがカウンターを恐れてもう一度剣の舞をするところにアンコールをするのを読んで攻撃をするかどうかという二択の組み合わせになっているように見えますが、ドラゴンジュエルならばソーナンスを一撃にできるので迷わず逆鱗を選択。逆鱗でソーナンスを一撃で倒す。相手の死に出しはメタモンでガブリアスをコピー。
ガブリアスの砂隠れもコピーされますが、無事に逆鱗を当ててメタモンを倒す。相手はラストのオノノクスを死に出ししましたが、逆鱗が3ターン続いたおかげで混乱を気にせずに逆鱗を打ち続けてオノノクスを倒して勝ち。
電磁波での連続痺れ+ガブリアス同速勝ちの砂隠れに命中+逆鱗が3ターン継続という運の良さにも恵まれて残数3で勝つことができたのでナコさんデミオさんと並ぶことができました。レッドカードは予想外でしたが、相手のオノノクスがラムの実などを持っていると積まれてしまってはボルトロスで対処ができず気合の襷もダブルチョップで意味を成さないためそれを意識して立ち回れば負けないようにはできたと思います。
さて、3人が三すくみで残数でも並んでしまったので主催に尋ねてみると「当事者が納得できる形で決めてください」とのことだったのですが、じゃんけんでは盛り上がりに欠けるのでドラゴンジュエルを持たせたラティオスで流星群を打つ1vs1のタイマン勝負を行って決着をつけることにしました。以下はその対戦ログになります。
○1R 1戦目 vs ナコ さん 負け 0-1
自分:ラティオス
相手:ラティオス
流星群で同速対決に負けて負け。技を選択するまでに7秒掛けてみましたが意味はありませんでした((
○1R 2戦目 vs デミオ さん 勝ち 1-0
自分:ラティオス
相手:ラティオス
流星群を選び、「あいての…」と出てきたので画面から目を離すもののどうやら相手の流星群ははずれた模様。返しをしっかりと当てて勝ち。
ナコさんとデミオさんは同速勝負をデミオさんが勝ったため、第2ラウンドに突入。
○2R 1戦目 vs ナコ さん 勝ち 1-0
自分:ラティオス
相手:ラティオス
流星群を選び、「あいての…」と出てきたのでさっきと同じでまた第3ラウンドへの突入を願うしかないと思っていたところ相手の流星群がはずれる。返しをしっかりと当てて勝ち。
ナコさんとデミオさんは同速勝負を再びデミオさんが勝ったため、ナコさんの敗戦が決定して次で結果が決まることになる。
○2R 2戦目 vs デミオ さん 勝ち 1-0
自分:ラティオス
相手:ラティオス
ここまで技を選択するまでの時間を短くしたり長くしたりと調整していたのですが、すべて奇数秒で行っていて同速に負けていたので試しに選択するまでの時間を偶数である2秒にすることに。同速対決を制してドラゴンジュエルを発動させて流星群を当てて勝ち。
というわけで、優勝でした。
3試合では見えてこないものもたくさんありますが、どの試合もある程度納得できる立ち回りができたので5世代終末を迎える今の時期としては充実したオフになりました。
主催のふきさん、参加者の皆様、お疲れ様でしたー♪