レギュレーションFの振り返り

WCS2024の全国大会の権利をかけた大会のルールとなっていたレギュレーションFの振り返り記事。

 

今年はあまりプレイしない予定でしたが、身近に世界大会を目指して取り組む人々がいたので、その方々と壁打ち会話ができる程度にはやっておこうくらいのつもりでした。
ので、その中で使ったパーティを記載しておきます。

 

〇01:雨ブリジュラス(1月下旬)
〇02:瞑想タケルライコ軸(2月上旬)
〇03:雪タケルライコ(2月下旬)
〇04:ディンルーウガツホムラ(3月)
〇05:壁+瞑想キュワワー(4月上旬)
〇06:適当トルネウーラ(4月上旬)
〇07:晴れトリパ(4月中旬)

 

 

 

 

〇01:雨ブリジュラス(1月下旬)

ペリッパー(鋼) 167-63-154-118-94-88
…暴風、蜻蛉帰り、ワイドガード、手助け@ゴツゴツメット

★ブリジュラス(草) 188-×-151-166-114-113
…流星群、ラスターカノン、エレクトロビーム、ボディプレス@突撃チョッキ

★ウーラオス(鋼) 181-187-121-×-87-149
…水流連打、インファイト、アイススピナー、蜻蛉帰り@拘りスカーフ

★ハバタクカミ(妖) 134-×-96-176-156-191
ムーンフォースマジカルシャインシャドーボール、凍える風@拘り眼鏡

★パオジアン(霊) 155-189-101-×-85-187
…氷柱落とし、噛み砕く、氷の礫、守る@気合の襷

モロバレル(悪) 220-×-119-105-115-50
…ヘドロ爆弾、クリアスモッグ、キノコの胞子、怒りの粉@オボンの実


【経緯】
1月の大会の前日夜にレギュレーションFを始めることになった。パーティ登録まで12時間を切っている中で、身近な人がレンタルで使っていたので雨ブリジュラスを使ってみることにした。レンタルのものから自分が使いやすいようにいくつか変更はしたが、どうしてこの6匹なのかを突き詰めるような時間は当然なかった。

【個別補足】

>ペリッパー
レンタルは襷追い風だったが耐久振り。ウーラオス+ブリジュラスの圧力の強い並びからどちらかを交代して雨を降らせる立ち回りが強いと思った。ゴツゴツメットで負荷を与えつつ蜻蛉帰りでエースの再着地を狙う。
A172パオジアンの氷柱落とし耐え、暴風でH183-D82程度のウーラオス1発、C187ハバタクカミのテラスムーンフォース耐え、残り素早さ。

>ブリジュラス
ラスタルは一般的にはフェアリーらしいがモロバレルが厳しいので草を選択。せっかくモロバレルを採用しているのに守る+交代の選択肢が取れないのがイマイチで、持久力は能動的に発動できないと強くないと感じた。
+1ラスターカノンでH146-D156ハバタクカミ1発、凍える風で最速ランドロス抜き、C205ガチグマの命の珠大地の力耐え。

>ウーラオス
グラススライダー・迅雷・Sブーストハバタクカミの縛りを解除できる鋼テラス。普通のスカーフウーラオスだと火力不足になるが、雨で火力を補えるのが良い。
素早さ振り切り、A204カイリューのテラス拘り鉢巻き神速を災いの剣込み耐え、鋼テラスでC187ハバタクカミのムーンフォース+シャドボール耐え、残り攻撃。

>ハバタクカミ
原案通りの拘り眼鏡。手助けテラス75%マジカルシャインでイーユイを倒すために最速を諦めたが、相手には意外と速い個体が多いことが分かった。そもそも眼鏡型が不正解な気もしてはいる。
A172パオジアンの氷柱落とし耐え、C187ハバタクカミのシャドーボール耐え、手助けテラス75%マジカルシャインでH131-D140イーユイ1発、残り素早さ。

>パオジアン
原案はガオガエン、追い風パーティへの対抗を意識して変更した。貴重な守る持ち、というかパーティで唯一でそれは立ち回り難しくなると思った。リキキリンを意識して噛み砕くを採用した。
配分はAS。聖なる剣を採用していないのでミラーで有利にもなれないため性格補正は攻撃に。

>モロバレル
味方の耐久が高くない中で花粉団子が打てる機会は少なさそうなので、草タイプへの負担を上げるべくヘドロ爆弾を採用した。テツノカシラを意識して悪テラスとしたが、これはイマイチだった気がする。
C205ガチグマのテラスブラッドムーン耐え、残り防御。素早さは最遅ガチグマ-1。

【感想】
1月のINCで26-14。ルール理解のために40戦することが目標だったが、事前に想定していたよりは勝てた。途中に7連敗があるのが痛かったが、普通にやっていたらそんなに連敗はしない。サポート2匹+アタッカー2匹みたいな選出になりがちな中で、アタッカーに一切守るがなく立ち回りの選択肢を狭めているのが使いづらく感じた。ブリジュラスは持久力以外の選択肢も含めて可能性があると思った。

 

 

〇02:瞑想タケルライコ軸(2月上旬)

★パオジアン(虹) 155-189-101-×-85-187
…氷柱落とし、不意打ち、聖なる剣、守る@気合の襷

★ウーラオス(鋼) 181-187-121-×-87-149
…水流連打、アクアジェットインファイト、蜻蛉帰り@拘りスカーフ

★タケルライコ(妖) 232-×-126-188-110-99
…竜の波動、迅雷、瞑想、守る@食べ残し

ランドロス(毒) 173-×-116-152-101-168
…大地の力、ヘドロ爆弾、身代わり、守る@命の珠

ガオガエン(霊) 201-136-144-×-119-84
フレアドライブ、叩き落とす、猫騙し、捨て台詞@防塵ゴーグル

★ゴリランダー(炎) 205-165-111-×-110-115
ウッドハンマー、グラススライダー、蜻蛉帰り、猫騙し@突撃チョッキ


【経緯】
ルール理解をより深めるために、1回目の大会で結果を出した瞑想タケルライコのパーティに触れてみることにした。渚沙さんが公開していた構築記事を参考に、技配置の間違えにくさやレンタルチームの不毛なミラーを避けるために自分で個体を用意した。

【個別解説】

>パオジアン
原案と変わらず。テラスタルの頻度は高くないが、不意打ちのリーチが伸びることで切り返せる状況があったり使い勝手は良かった。
AS振り切り。不意打ちでハバタクカミを倒しきる動きを考えて意地っ張り。

>ウーラオス
流用により配分が少し違うのと対パオジアンを見てアクアジェットを採用した。雨もテラスタルも強化アイテムもないウーラオスの火力の低さを学ぶことができた。
素早さ振り切り、A204カイリューのテラス拘り鉢巻き神速を災いの剣込み耐え、鋼テラスでC187ハバタクカミのムーンフォース+シャドボール耐え、残り攻撃。

>タケルライコ
瞑想して竜の波動を連打して相手を崩す動きが強い。迅雷はなくても成立する場面は多いものの、不利状況で勝ち筋を残す技として重宝する。
A187パオジアンの氷柱落とし耐え、素早さやや振り。残り特攻。

>ランドロス
一番強い毒タイプ。性能としては強く感じたが、上から圧力を掛けられるのが苦手で、それはパーティの苦手な要素と共通しているので、使いづらさを感じた。
素早さ最速。A200ウーラオスのテラス暗黒強打耐え。残り特攻。

>ガオガエン
原案より物理耐久に寄せた配分。クリアチャームや隠密マントが登場しても叩き落とすがあったり威嚇でそれを判別できる点は使いやすいと感じた。
A200ウーラオスの暗黒強打+インファイトを威嚇込み耐え、C187ハバタクカミのテラス拘り眼鏡ムーンフォース耐え。残り素早さ。

>ゴリランダー
原案より少し速い。タケルライコに悩みの種を打てることを4月に知ったが、この時点で知っていたらそういう型も試していたと思う。
A200ウーラオスの拘り鉢巻き暗黒強打耐え、C177トルネロスの75%木枯らし嵐をグラスフィールド1回込みで2発耐え、残り攻撃と素早さに按分。

【感想】
自分の過去の傾向を見てもそうだが「威嚇+瞑想」のパーティが好きなので、楽しく使えた。パーティとしては、初手ガオガエン+拘り眼鏡ハバタクカミの対処に不安が残ったのと瞑想タケルライコミラーに差をつける定数ダメージ(毒々)を組み込みたいと感じた。
ウーラオスの火力の低さ、突撃チョッキゴリランダーの強さ、を知ることができたのが次のパーティへの具体的な収穫になった。

 

 

〇03:雪タケルライコ2月下旬)

キュウコンR(水) 158-×-96-122-124-174
…吹雪、ムーンフォース、嘘泣き、オーロラベール@隠密マント

フリーザー(氷) 191-×-121-157-146-115
…吹雪、フリーズドライ、追い風、黒い霧@氷柱のプレート

★ウーラオス(鋼) 183-188-121-×-105-128
…水流連打、インファイトアクアジェット、見切り@雫プレート

★FCランドロス(飛) 169-187-116-×-101-157
…地団駄、岩雪崩、蜻蛉帰り、テラバースト@拘りスカーフ

★タケルライコ(電) 223-×-112-207-111-103
…10万ボルト、迅雷、竜の波動、守る@ブーストエナジー

★ゴリランダー(炎) 193-194-112-×-101-108
ウッドハンマー、グラススライダー、10万馬力、猫騙し@突撃チョッキ


【経緯】
2月下旬のぽちゃオフでふぉんでゅさんがレジアイスを使って遊んでいるのを見て楽しそうだと思ったので、自分も雪パーティを使ってみたいと思った。同時にタケルライコと相性が良いことに気付いたので、それを強く使えるような方向性を意識した。

【個別補足】

>キュウコン
オーロラベール以外の動きが強くない割に耐久に不安が残るので、猫騙しや凍える風による展開阻止を避けるために隠密マント。猫騙しを誘いつつ嘘泣き吹雪を通す動きが強い。
最速ラプトロス抜き、A136ガオガエン猫騙し+C187ハバタクカミの拘り眼鏡ムーンフォース耐え、ムーンフォースでH155-D85パオジアン1発。

>フリーザ
拘り眼鏡+テラスまですれば氷半減のポケモンを吹雪で押し切れるが、柔軟性に欠けるので後発サポートになる追い風を採用。黒い霧を採用してはいるが、雪がないと+2ウェーブタックルを耐えないので実践的ではない。
嘘泣き込みでテラス75%吹雪でH148-D156ハバタクカミ1発、追い風で性格補正のないイーユイ抜き。残り耐久。

>ウーラオス
吹雪で相手が疲弊したところに追い風と合わせて通す。守る貫通でテラスタルを強要しつつ吹雪との並びで攻めるのが強い。
性格補正のないタケルライコ抜き、C207タケルライコの迅雷耐え、A204カイリューの拘り鉢巻き神速を災いの剣込み耐え、残り攻撃。

>FCランドロス
物理炎を相手にする威嚇が欲しくてウインディRを使っていたが、蜻蛉帰りの強さからランドロスを試していた。ウインディの方が良い。
素早さ最速。A211ガチグマのランク-1根性空元気耐え、飛行テラバーストでH207-B111ゴリランダー1発。

>タケルライコ
雪展開できない他天候への対策、氷半減タイプすべてに等倍で通る電気技の相性も良い。迅雷で刈り取る動きを考えて電気テラスのブーストエナジー
追い風で最速ハバタクカミ抜き、特攻特化、残り耐久。

>ゴリランダー
先制技を主軸にしているので、サイコフィールド対策で採用。味方との集中攻撃で倒せる場面を増やすために、攻撃を重視した配分。
A204カイリューの拘り鉢巻き神速を災いの剣込み耐え、攻撃振りきり、残り特防と素早さに按分。

【感想】
3月末の予選で31-14のレート1743で130位で予選抜け。大会をこなすつもりがなく金土日すべてに予定を入れていて、日曜日の夜にやり始めたら思ったよりは勝てて結果的にぶっ続けでやることになってしまった。
スタンダードなパーティに対しての立ち回りが作業化されてミスが発生しにくい点は良かった。本質は壁・追い風で猛威を振るうウーラオス・タケルライコにあるので、この後のパーティ作りでランドロスモロバレルの存在に悩まされることになる。

 

 

〇04:ディンルーウガツホムラ(3月)

★パオジアン(草) 155-189-101-×-85-187
…氷柱落とし、氷の礫、聖なる剣、守る@気合の襷

カイリュー(鋼) 167-204-115-×-120-132
…スケイルショット、アイアンヘッド、神速、守る@いかさまダイス

★ウガツホムラ(妖) 207-140-142-×-114-157
フレアドライブ、ワイドブレイカー、竜の舞、朝の日差し@クリアチャーム

★サーフゴー(飛) 177-×-116-176-111-143
…ゴールドラッシュ、シャドーボール、テラバースト、トリック@拘りスカーフ

★ディンルー(毒) 261-130-181-×-114-65
…砂地獄、カタストロフィ、挑発、守る@ゴツゴツメット

★ヘイラッシャ(虫) 240-143-142-×-117-57
…ウェーブタックル、ヘビーボンバー、あくび、守る@オボンの実

 

【経緯】
2月末に運良く予選を抜けてしまったが、元々は予選抜けを目指す人と会話できるようにするところが目的であった。そこの会話ではウガツホムラに興味が向けられているように感じたので、自分もウガツホムラを使ってみることにした。
その中で、ディンルーヘイラッシャと組み合わせたパーティが結果を残していたので、まずはそこから理解を深めてみようと勝手に中身を想像して使い始めた。

【個別補足】

>パオジアン
ウガツホムラの火力を補助する基本選出の一角だと思っている。エルフーンの対処が難しいので氷の礫。終盤にウーラオスやゴリランダーと対面するケースが多かったり、モロバレルの対処がパーティとして難しいこともあったので草テラス。
AS振り切り。ミラーを意識して最速も試したが、微妙に火力が足りなくて負ける場面があるのとウガツホムラがパオジアンに強く出れるはずなので、そちらに任せた。

>カイリュー
番役割が分からなかった。最初は突撃チョッキで使っていたが、トリックルームパーティにウガツホムラを出しづらいので、最終的には守るを採用した疑似ウガツホムラみたいな役割だった。
AS振り切り。性格補正を素早さにかけないとハバタクカミは抜けないが火力を重く見て意地っ張り。特性は先発が作った流れをテンポロスしないよう精神力。

>ウガツホムラ
ディンルーヘイラッシャのHPを犠牲に作った盤面を回収するためには積み技が必要だと感じたので、竜の舞クリアチャームで採用。炎技はヒートスタンプにしたいが、タケルライコやミラーの打点を考えて仕方なくフレアドライブ。不意打ちを回避したりワイドブレイカーからゆっくり詰められる朝の日差しが強い。
素早さ最速、A189パオジアンの氷柱落とし2発耐え、C187ハバタクカミのテラスムーンフォース2発耐え、残り攻撃。

>サーフゴー
「なんかトリックで色々誤魔化すらしい」という噂に従って採用。原案が飛行テラバーストであることを教えてもらったので、途中からそれで使うようにした。
拘りスカーフで最速ハバタクカミ抜き、C187ハバタクカミのシャドーボール耐え、残り特攻。

>ディンルー
カタストロフィと砂地獄で盤面を荒らしてウガツホムラ展開に繋ぐが、竜の舞を使うまで盤面に残っていてほしいので守るを採用。ディンルーを物理技で崩す相手に刺さるゴツゴツメット持ち。
A200ウーラオスの拘り鉢巻きインファイト耐え、残り特防。

>ヘイラッシャ
挑発を回避するために鈍感で採用すると普通に攻撃する動きが強いことに気付いたので、攻撃振り。テラスはゴリランダーランドロスの並びの主要攻撃に弱点を作らない虫。飛行でもそれをこなせるが、タケルライコの電気技にテラスタルをしたい場面があったので虫が優先された。
素早さ最遅ヤレユータン-1。A172パオジアンの氷柱落とし耐え程度のハバタクカミをヘビーボンバーで1発。残り特防中心に按分。配分効率としては少し損しているが、HP120エルフーンのがむしゃらでオボンの実が発動するようにしている。

【感想】
3月末の予選で8-2。ランクマッチでは100-400位くらいをうろうろしていた。
個人的にはディンルーを強く使えたのが一番の収穫。最も猛威を振るっていたであろうレギュレーションCですらディンルーの強さを理解できていなかったので、1年越しでそれを叶えることができた。
途中でキラフロルや祟り目ハバタクカミなども試したが、カイリューとサーフゴーについては自分でちゃんと採用理由を説明できないので、その辺りは考察改良の余地がある。

 

 

〇05:壁+瞑想キュワワー(4月上旬)

★オーロンゲ(霊) 201-141-100-×-121-82
…ソウルクラッシュ、ミストフィールド、リフレクター、光の壁@光の粘土

ガオガエン(水) 202-136-147-×-116-83
フレアドライブ、叩き落とす、猫騙し、捨て台詞@シュカの実

★コノヨザル(炎) 217-151-121-×-111-119
…憤怒の拳、ドレインパンチ、ビルドアップ、守る@食べ残し

★オーガポン(水) 187-141-111-×-117-170
…ツタ棍棒、タネマシンガン、この指止まれ、ニードルガード@井戸の面

★ブリジュラス(飛) 175-×-151-176-93-137
…流星群、ラスターカノン、バークアウト、ボディプレス@突撃チョッキ

キュワワー(水) 157-×-137-118-132-122
…ドレインキッス、瞑想、フラワーヒール、光合成ゴツゴツメット

 

【経緯】
予選抜けを目指していた知人は残念ながらそれを達成できなかったので、ここからは特に目的もなく大会参加することになる。とはいえ、適当なパーティで参加するのもアレなので、何が刺さっていそうかは考えようと思っていた。
ウガツホムラを使っていてコノヨザルが面倒に感じたこと、脅威が高いウーラオス・タケルライコ・パオジアンに瞑想キュワワーが強そうな気配をしていること、から耐久積み+キュワワーが強いのではないかと考えた。

【個別解説】

>オーロンゲ
コノヨザルを負けん気にしていたので、ミストフィールドを採用…しているが特にそれで色々の対策ができているというわけではない。コノヨザルに電磁波を打って状態異常を対策する方針も良かったかもしれない。
A183エンテイのテラス拘り鉢巻き神速を災いの剣込み耐え、ランク-1A194ゴリランダーの猫騙し+C167ランドロスの命の珠力ずくヘドロ爆弾を約92%耐え。

>ガオガエン
猫騙し+ランドロス展開に不利を取るのを避けるべくシュカの実。今思うとフレアドライブ・叩き落とすの両立は必須ではないので、ここでもっと工夫ができた。
A200ウーラオスの水流連打耐え、C187ハバタクカミのテラス拘り眼鏡ムーンフォース耐え、残り素早さ。

>コノヨザル
捻りのない技構成。味方のオーガポンやキュワワーで小突いて憤怒の拳の威力を上げる立ち回りを考えて、テラスタルは炎。何を選んでも何かきついのがきつい。フェアリーも候補だった。
A200ウーラオスの1.2倍水流連打耐え。性格補正のないペリッパー抜き。残り攻撃。

>オーガポン
相手の水流連打にリスクを与えられるポケモンが欲しかったこと、コノヨザルは能動的に憤怒スタックを貯める手段がないと強くないと思っているので、タネマシンガン持ちで採用。
最速ランドロス抜き。C182キラフロルのヘドロ爆弾耐え、残り防御。

>ブリジュラス
ガオガエンを選出しづらい場合の起点作りも兼ねる。オーガポンで小突けるので光の壁+持久力ボディプレスが単純に結構強い。
素早さ振り切り。C187ハバタクカミのムーンフォース2発耐え、残り特攻。

>キュワワー
構築の起点の1匹。フラワーヒールによるエースのサポート役としての採用が多いが、光合成を併用したハイブリッドな型になっている。フェアリーで火力を上げるか耐性をつけるかで後者、氷柱落としと水流連打を意識してテラスタルは水。
ドレインキッスでH175-B81悪ウーラオス高乱数1発。残り物理耐久。

【感想】
ランクマッチで100-400位をうろうろする程度。試合序盤で不利を背負いながらなんとか取り返す立ち回りになっていたが、本戦だと通用しなさそうな肌感覚はあった。キュワワー自体には可能性を感じていたので、それこそ壁積みだとしたらウガツホムラと一緒に使う形を考えても良かったかもしれない(ワイドブレイカーで瞑想の積み補助、フレアドライブの反動を回復で補う、火炎の守りに対してフラワーヒールが通る、など面白い)。そもそも壁積みとかなくスイーパーとして採用するのも視野にはあったが、試せなかった。

 

 

〇06:適当トルネウーラ(4月中旬)

トルネロス(霊)
…木枯らし嵐、凍える風、追い風、守る@ゴツゴツメット

★サーフゴー(妖)
…ゴールドラッシュ、シャドーボールマジカルシャイン、トリック@拘り眼鏡

★パオジアン(草)
…氷柱落とし、氷の礫、聖なる剣、守る@気合の襷

★ウーラオス
…水流連打、アクアジェットインファイト、見切り@神秘の雫

エンテイ(無)
…聖なる炎、神速、地団駄、守る@命の珠

★ゴリダンダー(炎)
ウッドハンマー、グラススライダー、10万馬力、猫騙し@突撃チョッキ

【一言】
数値も含めて色々省略。4月中旬にかけてあまり時間を取れず、本戦の前々日くらいに再開して使った。パオジアンウーラオスエンテイゴリランダーが強いと思っていたらしい。ハバタクカミを上手く使えるイメージがなくてサーフゴーが採用されて、その関係でトルネロス、くらいの流れ。

 

 

〇07:晴れトリパ(4月中旬)

★ハバタクカミ(水) 159-×-96-171-169-126
シャドーボールマジカルシャイントリックルーム、身代わり@パワーレンズ

★ウーラオス(草) 191-200-120-×-97-91
…暗黒強打、不意打ち、インファイト、見切り@黒い眼鏡

★ウネルミナモ(炎) 175-×-112-176-104-177
…ハイドロスチーム、流星群、火炎放射、守る@命の珠

コータス(地) 177-×-160-150-91-22
…噴火、ウェザーボール、大地の力、クリアスモッグ@木炭

ガオガエン(霊) 200-180-116-×-110-64
フレアドライブ、叩き落とす、インファイト、剣の舞@オボンの実

ランドロス(毒) 196-×-111-183-100-92
…熱砂の嵐、ヘドロ爆弾、サイコキネシス、悪巧み@隠密マント

 

【経緯】
先述の通り、4月中旬にかけてあまり時間を取れなかったので、何か形になっていたパーティで参加せざるを得なくなっていた。そこで掘り出されたのがサイマルさんが使っていたハバタクカミのトリックルームパーティ。
猫騙し+拘り眼鏡と見せかけて剣の舞+トリックルームをする動きが刺さる試合が多いというのは2月末の時点で知っていたので、これを自分なりに手直しして持ち込むことになった。

【個別補足】

>ハバタクカミ
トリックルーム後の攻撃貢献を考えてパワーレンズ。ガオガエンより遅いのでオボンを発動させず倒す立ち回りができる。
C200ウーラオスの水流連打耐え、古代活性で特攻が上がってシャドーボールでH133-D156ハバタクカミ1発、残り特防。

>ウーラオス
メインアタッカー。守る貫通でトリックルームターンにダメージを稼ぎながら不意打ちで終盤の詰めができるのが強い。
攻撃特化、C207タケルライコのテラス命の珠迅雷耐え。

>ウネルミナモ
いわゆる見せポケ。コータスを採用しながらトリックルームを警戒させないために必要な立ち位置だった。見せポケは悪くないと思うが本来は採用するからには役割を与えたい。
古代活性で素早さが上がるように調整、ほぼCS振り切り。

>コータス
ウーラオスの攻撃圏内に効率良く持ち込むために、トリックルームで範囲攻撃が使えるポケモンが欲しかった。チョッキ+炎テラスか木炭+地面テラスで後者を選んだ。
素早さ最遅のHC振り切り。

>ガオガエン
威嚇でサポートする以外はアタッカー。インファイトガオガエンヒードランを強襲できるのでコータスの通りが良くなりやすい。
オボン込みでA200ウーラオスの水流連打耐え、残り攻撃。

>ランドロス
ドドゲザン・イイネイヌに圧力を掛けるポケモン。熱砂の嵐を打つ回数を減らせる悪巧みが面白いと思った。
A204カイリューのテラス拘り鉢巻き神速を災いの剣込み耐え、残り特攻。

 

 

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以上です。将来振り返ったときに話ができる程度にはやれたでしょうか。
個人的には交代での立て直しが可能ないわゆるスタンダード構築が好きなのですが、それを使いこなす能力もなければ頑張って使えるようにしようと思うほどのモチベーションもないので、どうしても対面的で動きの幅が狭いパーティ選びになってしまってはいます。
その中で環境に刺さっているパーティを選べたことなどインターネット大会での強みになる要素を発見できた点は良かったです。今後もしばらくは軽く遊ぶくらいの取り組みになりますが、ポケモン対戦を続けていければと思います。