第8回アリーナオフ 使用パーティ

9/22開催の第8回アリーナオフに参加して来ました。


9/21〜23にかけてwi-fi大会の“オールスターカップ”が開催、23日は第7回伝説厨オフ(実際には諸事情で参加ができませんでした)、その前日にこのオフがあたるわけでどれも全く違うルールであるためすべて別のパーティを用意しなくてはなりませんでした。しかし、時間がなかったので、対戦する機会が一番設けられているであろう全国ダブルのオフのパーティで勝つことを諦めて試してみたいポケモンを適当に組み込んで使ってみることにしました。


・・・というくらいのモチベーションのはずだったのですが、予選を6-2の1位で通過。しかし、決勝トーナメントの初戦で負けたのでベスト16という結果に終わりました。
予選のほとんどは相手のミスに助けられたりこちらの運が良かったりとまともな戦いがあまりありませんでしたが、モチベーションの低いときにベスト16という結果を残せて良かったです(一般的な上位入賞で1〜3位、ベスト8しか取ったことがなかったため)。


〜パーティ〜
ボルトロスメタグロスボーマンダバンギラスローブシンブルンゲル



ボルトロス おだやか いたずらごころ
180-×-91-146-143-139 H.204 B.4 C.4 D.236 S.60
10まんボルト、でんじは、ちょうはつ、まもる@オボンのみ


メタグロス いじっぱり クリアボディ
183-170-150-×-118-119 H.220 D.60 S.228
コメットパンチ、しねんのずつき、じしん、トリック@こだわりハチマキ


ボーマンダ おくびょう いかく
171-139-100-162-100-167 H.4 C.252 S.252
りゅうせいぐんかえんほうしゃいわなだれ、まもる@ドラゴンジュエル


バンギラス ようき すなおこし
189-171-132-×-121-124 H.108 A.132 B.12 D.4 S.252
いわなだれかみくだく、れいとうパンチ、けたぐり@こだわりスカーフ


ローブシン しんちょう ちからずく
209-170-115-×-122-65 H.228 A.76 D.204
ドレインパンチマッハパンチ、れいとうパンチ、みきり@いのちのたま


ブルンゲル ひかえめ ちょすい
205-×-94-149-125-75 H.236 B.28 C.244
ハイドロポンプ、ねっとう、シャドーボールれいとうビーム@こだわりメガネ


今まで使っていた穏やかボルトロス+鉢巻メタグロスで試してみたい型のポケモンを採用して通用するかどうかを見極める機会にすることにしました。
使ってみたかったのは素早さ重視の鉢巻メタグロス、命の珠ボーマンダ、特殊耐久にほぼ特化したローブシン、しっかり配分した拘り眼鏡ブルンゲルの4匹になるのですが、ボーマンダローブシンの命の珠が被っていることに前日に気付く((
ボーマンダに渡した場合はローブシンが食べ残しか何かになるのですが火力がない分、メタグロスに別の持ち物を持たせた方が良さそうだと感じたため、ローブシンに命の珠を渡すことに。
BW環境の6/9の日米交流オフで使用したパーティと1匹違い、8/19の第29回あんぐらオフパーティで使用したパーティと1匹違い、という編成になっています。


>ボルトロス(選出:先発8+後発0=8)
ほぼ確実に1匹には電磁波を撒く仕事ができてコンボ系の構築に対しても圧倒的な強さを誇る汎用性の高いポケモン。使用した個体は上で書いた日米交流オフや第29回あんぐらオフと全く変わっていません。
技構成も特に変更せず。メタグロスへの打点になる10万ボルト、相手の素早さを奪う電磁波、コンボ系の相手に圧倒的に強くなる挑発、ボルトロスが即死して麻痺を撒きたいポケモンに電磁波を打てない状況を防ぐために守る。ただ、今回使っていてやはり霊獣ボルトロストリトドンなどが重たいと感じたので、電気技以外の技が全くないボルトロスは使いづらく感じました。
努力値配分も変わらず。ラティオスの拘り眼鏡流星群を耐えるように配分して、控えめキングドラなどに通常時先制できるような素早さになっています。
持ち物はメタグロスの思念の頭突きを2発耐えるためにも場持ちを良くすることができるオボンの実。


>メタグロス(選出:先発5+後発3=8)
穏やかボルトロスが苦手とするバンギラスの処理が速くなることに加えて、拘り鉢巻で火力が上がっているのでボルトロスで電磁波を撒いて威張るを当てるところまで生存させなくても良いという点でボルトロスの負担を軽くするためのポケモン
技構成ですが、バンギラスを一撃にするコメットパンチ、モロバレルローブシンに強くトリトドンを2発で突破できる思念の頭突き、メタグロスを2発で倒せる地震。最後の1枠はコンボ系の相手などを対処できるようにトリックを持たせました。攻撃が低い個体なので、大爆発は火力が低すぎるため入らず、アームハンマーも特別必要には感じませんでした。
努力値配分は、今まで全く素早さに振らなかったのに対してかなり素早さに努力値を割いた配分。コメットパンチでラティオスを確定1発にすることを諦めましたが、「A205メタグロスの攻撃をn発耐えるポケモンをn発で倒す」という点に関しては数値が足りています。素早さを引き上げた理由としては相手のメタグロスバンギラスを素早く処理できるようにしたかったからです。ランク+2のA205メタグロスの75%地震耐えとC216シャンデラの75%熱風を耐えを両立できる耐久を維持して残りを素早さに振ると119というあまり見慣れない数値になりました。過信は良くないですが、見慣れていないということはこの素早さに設定している前例もあまり見ていないということで割と有利に戦える素早さなのではないかなと思いました。
持ち物は既に何度も書いているように拘り鉢巻。バンギラスの後ろにいるトリトドンが重かったりして技が一貫しにくい場面があったりメタグロスを守らせたい場面もあるので、別のポケモンで似たような役割をこなしてほしいのですが今のところ最適なキャラは見つかっていません。


>ボーマンダ(選出:先発4+後発2=6)
メタグロスと縦の相性がそれなりに良く、ボルトロスの物理耐久を威嚇でサポートすることができます。流星群で面倒な相手に一気にダメージを稼ぎやすいところと炎に耐性があってウルガモスに強めなところが評価できます。
技構成ですが、命の珠個体のまま使用。なので命の珠でないと火力も足りないだろうと思いつつ炎技も火炎放射。別に「流星群、大文字、ストーンエッジ、守る」の個体も持っていますがPPを増やしておらず、ポイントマックスを翌日の伝説厨オフに使う優先した結果です。ある意味、いかにモチベーションが低かったかを感じさせる点ではあるかと思います((
努力値配分ですが、特に珍しい点もなく特攻と素早さにすべて振り切っています。命の珠個体であることも含めて残りは命の珠の反動ダメージだけで倒れてしまわないようにHPに振ります。
持ち物は命の珠を取られてしまったので、流星群の火力を上げるためにドラゴンジュエルを持たせました。火炎放射でメタグロスを2/3も削れず、岩雪崩でウルガモスも倒せません。


>バンギラス(選出:先発1+後発1=2)
拘りスカーフを持たせたバンギラス。パーティ全体が遅くなってしまうのを防ぐだけでなく単純に得意なポケモンに本当に強いという点が使いやすいです。
技構成はいたって普通のもの。範囲攻撃でボルトロスを攻撃できる岩雪崩。ラティオスシャンデラを攻撃する噛み砕く、ランドロスを攻撃できるように冷凍パンチ、対バンギラスサザンドラにけたぐり、です。
努力値配分ですが、まずは最速のボルトロスを抜きミラーで一方的に不利にならないように素早さを最速まで引き上げます。残りは「噛み砕くでラティオス1発」「メタグロスのコメットパンチ耐え」「キングドラの命の珠ハイドロポンプを砂状態耐え」をうまく両立させるようにするのですが、HPが187以下だとアギルダーの命懸けに脅えなければいけないので攻撃面を少しだけ妥協することにしました(それでも上記の耐久調整もいくつか乱数が絡んでいます)。
結果的に選出回数はかなり少なくなっていて、これまでも出すときに活躍してくれるということから選出回数が少ないことは気にしていませんでしたが厳しい相手が多く感じるということは選出できなくなっていることが多いともいえるので、ここの枠を変えるべきなのかもしれません。


>ローブシン(選出:先発0+後発7=7)
日米交流オフではビルドアップを覚えたズルズキンを採用していて積み+拘りのシナジーがありましたが、ローブシンには特にそういったものはありません。ただ、霊獣ボルトロスと霊獣ランドロスが登場したことでビルドアップを使う暇は与えてもらえなくて、それらに打点を持ちやすいローブシンに変更という形に至りました。威嚇が入っても冷凍パンチ+マッハパンチで倒せるように攻撃を伸ばした個体をあんぐらオフで使用しましたが、耐久が不安定過ぎたことと威嚇が極力入らないように努力すればいいということで今回は特殊耐久をかなり重視した型の採用です。メタグロスを素早くしてメタグロスに強くしたのもローブシンを動かしやすくするためで、メタグロスが特殊耐久を諦めた分ローブシンが代わりとなるかのように特殊耐久を高めているので電磁波を撒いてからの制圧に期待ができそうです。
技構成は、メイン技のドレインパンチと先制技のマッハパンチはぜひ入れたいところです。残り2枠は格闘を半減してくる飛行タイプのポケモンを攻撃できるように冷凍パンチを入れて最後は無難に見切りを入れました。
努力値配分ですが、しっかり煮詰める時間がなく、ラティオスの拘り眼鏡流星群を耐えるように特殊耐久に振って残りを攻撃。攻撃実数値169でも霊獣ボルトロスガブリアスへのダメージ両が変わらないので、残りを特防に振ってC216ボルトロスの拘り眼鏡雷を最大乱数以外耐えるように配分するべきだったと思います。
持ち物は命の珠。ボーマンダとどちらに渡すか考えなくてはなりませんが、電磁波が入らない上にこのパーテイは電気技の通りが良すぎるのでボルトロスを一撃で倒せるように命の珠を持たせなくてはなりません。先にも書いているように食べ残しが余っているので持たせてボーマンダに命の珠を渡してもよかったのですが、ボルトロスを倒せなくなるとメタグロスで守るを使いたい場面が増えると思い拘り鉢巻から構想を変えなくてはいけないのでとりあえず今回は持たせませんでした。


>ブルンゲル(選出:先発0+後発5=5)
水技に耐性があって雨パーティに有効な選出ができること、クレセリアに強いこと、この2点で前回は時間もなく電気耐性をつける意味でもナットレイを採用しましたがクレセリアを処理するスピードが遅いせいで周りから順に崩されていきとても対策としては有効ではなかったので電気耐性を諦めてブルンゲルを採用。日米交流オフのときはボックスにいた特攻の高い個体を使っただけですが、しっかり配分して使ってみたかったというのもあります。
技構成は、通りが良いシャドーボールと安定した水技の打点として熱湯が欲しいです。ドラゴンタイプなどを攻撃するために無難に冷凍ビームを入れて最後の技は拘りで一貫性を取りやすいハイドロポンプを選びました。ギガドレインやめざめるパワー炎はピンポイント過ぎてブルンゲルの火力で拘るのは危険なような気はします。
努力値配分ですが、シャンデラシャドーボールで一撃にできるように最低でも特攻が148は必要でした。タイマンでラティオスに勝てるように特殊耐久はラティオスの拘り眼鏡流星群耐え(特攻は切れないので雷は耐えられない)。残りは防御を上げましたが、B94とB95で耐えてほしい攻撃に対するダメージ量があまり変わらなかったので94に抑えて残りを特攻に振りました。素早さを75としているのはトリックルーム下でシャンデラより速く動くためで、すいすいが発動している臆病キングドラの麻痺状態と同速になるので通常時には電磁波を入れれば多くの相手に先手を取ることができるようになっています。
持ち物は拘り眼鏡。シャドーボールハイドロポンプが一貫しやすい技になりやすい場面は多いので優秀な耐性から高い打点を叩きこむことができます。拘り3枚の構築になっていますが、多くのクレセリアシャドーボールで2発になっていて、オボンの実で耐えられてしまってもボルトロスが挑発を打ち込むことができます。なので拘り眼鏡以外の持ち物では代用ができません。