「UNIDOL 2014-15 Winter Valentineまでずーっと一緒」に行ってみた

2/12開催の「UNIDOL 2014-15 Winter Valentineまでずーっと一緒」に行ってきました。


イベントの概要としては女子大生がユニットを組みステージでアイドルのコピーダンスなどのパフォーマンスを披露して日本一のユニットを決めるというものです。


前回である14年夏に参加したのはびりーさんにイベントのことを教えてもらって面白そうだったからというのがきっかけでしたが、そこで見て個人的に一番惹かれた京都女子大学のCottonCandyというユニットがあり、そのときは関西予選を勝ち上がっての本選参加のようだったのでもう見る機会はないのだろうと思っていたところ、今回も関西予選をしっかり勝ち上がっていたみたいなので、せっかくなので見に行こうと思ったしだいです。



本選は夕方からで、お昼からは本選に進む3チームを決める敗者復活戦が行われていました。私はお昼過ぎまで予定があったので、敗者復活戦の終盤で会場に到着しました。
そんなわけで予選はあまり見ていないのですが、最後のユニットがなんと1人で1曲というパフォーマンスで勇気あると感じたのだけが印象的でした。あとバレンタインを連想する楽曲があったりもしたので、その辺りはちゃんと意識して選曲しているんだなと思いました。


予選終了から本戦まで一度会場の外には出ましたが、本戦の場所を確保することを考えるとあまりのんびりはしていられませんでしたね。
確保した場所は真ん中よりちょっと前の中央位置くらいです。私は静かにいろいろ眺めているのが好きで、跳んだりコールを入れたりするひとがかなり近くにいたので邪魔にならないように少し距離を置いたのですが、後々時間が経つ度に場所が少しずつズレて結局場所が重なるのはおもしろかったですね()


まず、最初のクールは特別枠の立命館ハロプロ研究会。個人的に知らない曲が多かったのですが、パフォーマンス10分の間で「桃色片思い」に始まり、女の子が男の子に恋をして告白するまでの過程を楽曲に載せて描いていたのが面白かったです。
続いて、敗者復活戦を3位で抜けたももキュン☆。残念なことに楽曲を全然覚えていません。。。定かでない記憶でマイナス気味なことを言うのもアレですが、マイクを持ってパフォーマンスをする割にはダンスに力が入っていて、歌パートの部分なのに誰もマイクを口元に当てていないという光景が見られたような気がして、マイクを持つ意味が何なのかが分からなくなりました。
敗者復活戦を2位で抜けたkimowota☆7もあまり記憶がなくて・・・「kimowota☆7でした!」と名乗ったときに8人いたことだけは覚えてます((


ここまでの3グループが初めて見たグループだったのに対して、次のAg+は前回の敗者復活と本選で見たグループでした。どの曲をやっていたかあまり覚えていないのですが、前回見たときも「木村美紀みたいなひとがいる」という印象が残っていて今回もそのひとを見つけてなんとなくずっと見ていました((
最初のクールのラストはわせ女なんて呼ばないで。これも同じく「わせよば部長のまりりんさん」というのをキャッチコピーのように記憶していたため、基本的にまりりんさんしか目で追ってなかったです。「ようかい体操第一」で始まったのが面白かったです(因みに、私はちょうど当日にお昼ごはんを食べる前に通りかかったゲームセンターで初めてこの曲を聴きました)。10人くらいだったので今のモーニング娘。の曲をやるのにはちょうど良さそうと思っていたところで「わがまま気のまま愛のジョーク」が来て楽しかったです。


第二クールのスタートは本戦初出場のぱんぴぃ☆*s。最近かなりの頻度で聴いていた「会いたい会いたい会いたいな」のイントロで始まりましたが、イントロだけでした。。「仮契約のシンデレラ」のサビの最初は本物らしくジャンプしてほしかったのですがかなり控えめだったように思います。「Love take it all」が流れる前に「踊りのこの感じって℃-uteっぽいな」と気付けた自分が面白かったです。「行くぜっ!怪盗少女」がラストでしたが、℃-uteももクロではメンバーカラーが混在しているから衣装統一できないのが難しいなと思いました。手をパンとたたいてピースする、分かりやすい名前が良かったですね。
前回優勝のSPH mellmuseは人数が多く楽曲ごとにメンバーを入れ替えられるので衣装の兼ね合いとかを気にせずにパフォーマンスできるはずなのですが、「kiss me 愛してる」で出てきた5人は金色系の羽織でPVを意識したかのように出てきた割には微妙に立ち位置が違う(「ねぇ ねぇ ねぇ ねぇ♪」の部分で一番後ろにいるのって中島早貴だから青なのですが黄色の衣装の人が一番後ろだった)のが気になっていました。
wink、Tomboys☆、、、ごめんなさい。。卒業生にサプライズをしていたのしか覚えておりません。。。甲子園で言えば上級生にとってのラストは夏の大会ですが、ユニドル的には冬の大会になるのですね。


さて、ここから最終クールに入るわけですが、スケジュール的にスペシャルステージと書いてあったところでお笑い芸人が登場。会場の冷め具合がすごかったです。大学生お笑いサークルの大会をやるという告知のために登場したとはいえ、登場時に「乗ッ取リニキタ」みたいな映像流して期待感を持たせたことも含めてタイミングがよろしくなかったですね。せめて、第二クール終わりに登場してから「なんか変なの挟んだけど…」(失礼)みたいにMCが入って最終クールに行くべきだったんじゃないかと思います。


そんなわけで、冷めた空気の中スタートすることになったQ.dolはちょっとかわいそうです。今回初めて行われた福岡予選の覇者ということらしいですが、「ニャン ニャン♪」ってやってた件(何の曲なのか分からない…)から「chai maxx」に移るのは意図がよく分からなかった感じがします。AKB48の「君のことが好きだから」を九州の方言にした「君のことが好きやけん」という楽曲があることを知ったのが収穫です。


そして、ようやくお目当てであったCottonCandyの登場。「彼女になれますか?」「Danceでバコーン!」「完璧ぐーのね」「MR.snowman」「北川謙二」という5曲(調べて書いてるのであやふや・・・)で、全体を通して全員動きにキレがありセットリストの展開も綺麗でパフォーマンス中の笑顔がすごく自然体に感じて良かったという印象でした。「Danceでバコーン!」はやはり盛り上がる曲らしくて、これを1番で終わらず「イェーイ!」を挟む最後のサビまでやっていたのは良かったなと思います。あと「完璧ぐーのね」は曲名しか聞いたことなかったのですが、イントロが流れたときの周りの反応が「いい曲おさえてる!」という感じだったのが印象的でした。
勿体なかったかなと思うのはわたあめの件のところで、マイクを使って喋っていた割には私のいた位置でも何を喋っているのか聞き取りづらく、わたあめを持って何をしているのかが分からない(「CottonCandyだからわたあめ」というのが伝わっていない)ような印象を受けました。「おおきに〜!」と最後に挨拶したのも京都だから、っていうのが伝わっていたのか分かりませんでした。関係ないですが、ひとみさんの声が思ったよりかなり高かったです((


後日、ツイッターで「東京でやることを意識しすぎていてCottonCandy本来の個性が出せていなかったのではないか」とある方が感想を述べたツイートを彼女たちのアカウントのリツイートで見ました。たしかに昨夏の大会後に「関西予選で評判の良かった曲が関東ではちょっと反応が違っていた」という彼女たちのツイートがあり、今回は東京でやることを意識してセットリストや演出を組んだと思うので、それを意識し過ぎたのかもしれないと思いつつも、CottonCandyの本来の個性って何だろうと思いました。因みに、上の感想を述べた方も私と同じで関東でのパフォーマンスしか見たことなさそうで、何を根拠に「本来の個性」を挙げたのかは気になります。
逆に、もし本来の個性が出せていなかったというならば、今見て心惹かれているCottonCandyのパフォーマンスとは違うものが関西では観れるということでもあるので、それがどういうものなのかが気になりますね。


少し(?)欲目の入った感想はこれくらいにしましょう。
全体的には綺麗にまとまっていて楽しんでやっている感じが伝わってきて個人的にはすごく好きだったのですが、競技として考えるならCottonCandyというグループが投票時まで記憶に残るだけのインパクトが足りなかった、という感じでしょうか。


ドルクラ☆は個人的には楽曲が全然分からなかったのですが、周りでの盛り上がり具合が今までの中で圧倒的にすごかったです。たぶん全員で12人くらいだったのですが、これがステージの下にいながら全体感を掴めるギリギリの人数ではないかと思いました。「LA LA LOVE TRAIN〜恋の片道切符〜」が良かったなと思い、前回「マテリアルGirl」の発見に続き、ぱすぽ☆の楽曲を発掘のしがいがありそうです。
明るく賑やかな曲が多かった割には最後の挨拶の声がふわふわしてる感じだったのにギャップを感じました。このパフォーマンスを見た時点で「これは優勝でしょ・・・」と思っていました。


Copiaは最後に「恋愛レボリューション21」を選んでいたのが印象的です。ドルクラ☆に匹敵する盛り上がり具合だと思いますが。人数がより多くて全体感の分からない位置から見ていたので、一体感みたいなものが伝わってきませんでしたというのが個人的な感想です。
最後は敗者復活戦を1位で勝ち上がったわこー!プロジェクト。1位で勝ち上がるとトリを務められるのはかなり大きいなと思います。分かる曲で言えば、「まっさらブルージーンズ」「One Two Three」がありましたが、「One Two Three」を最後の曲に選ぶのはかなり勇気のある選曲でしたね。


という雑多な感想でした。今回出場しているユニットは14あり前回より2グループ多いのですが、前回は表参道モードというイベントを挟んでいたからなのか時間的には今回の方が短く感じました。前回のパフォーマンスを見た記憶があるので入り込みやすい部分は結構ありましたが、やはり知ってる曲があるかどうかは印象に残りやすいかどうかにかなり影響を与えていますね。


投票は個人的に良かったと思うCottonCandyとその直後に見て「これ優勝するでしょ…」と感じていたドルクラ☆に入れました。投票時に周りの様子を伺っていたところ、終盤で登場したユニットに票を入れている人が多いように感じました。これだけ多くの人がパフォーマンスをすると人間の心理的にもやはり最後(直近)の盛り上がりの方が鮮明に印象に残っているということなんでしょうか。パフォーマンス順は予選の勝ち上がり順位が高いユニットから終盤・中盤・序盤となるように組まれているようですが、そうすると本戦で勝つためには良いパフォーマンス順を獲得できるように予選で高い順位で勝ち上がらなければいけなさそうですね。予選で高い順位で勝ち上がっているチームだからこそのアドバンテージとも言えます。
前回も書いたと思うのですが、やっている側としては評価基準が分からないのがかなりやりづらいのではないかと思います。審査員投票はポイントを3点ほど挙げていたと思うのですが、会場投票との配点の割合がどうなっているのかが分かりません。ただ、それを明らかにしてしまうと外部要因の影響がより顕著になるという問題はありそうなので難しいところですね。


前回は初めて参加したということからちゃんと全部見ようという意識だったのに対して、今回はそういう意識があまりなく目に入りやすいもの耳に残りやすいものをただ眺めているというだけになってしまいましたが、CottonCandyが次回も関西予選を勝ち上がって関東に来てくださるというのなら、UNIDOLにはまた参加しようと思いました。