○サンダー ひかえめ プレッシャー
196-×-110-160-130-129 H.244 B.36 C.4 D.156 S.68
10まんボルト、ねっぷう、おいかぜ、まもる@オボンのみ
○メタグロス いじっぱり クリアボディ
175-171-151-×-125-119 H.156 A.4 B.4 D.116 S.228
(175-182-171-×-145-159)
アイアンヘッド、れいとうパンチ、じだんだ、まもる@メタグロスナイト
○ガオガエン いじっぱり いかく
200-154-113-×-127-91 H.236 A.36 B.20 D.132 S.84
フレアドライブ、はたきおとす、ねこだまし、まもる@フィラのみ
○カプ・レヒレ ひかえめ ミストメイカー
165-×-137-154-151-123 H.156 B.12 C.196 D.4 S.140
だくりゅう、ムーンフォース、めいそう、まもる@ミズZ
○バンギラス ようき すなおこし
177-183-131-×-121-124 H.20 A.228 B.4 D.4 S.252
(177-213-171-×-141-135)
いわなだれ、かみくだく、ばかぢから、まもる@バンギラスナイト
○モロバレル なまいき さいせいりょく
220-×-100-105-136-31 H.244 B.76 D.188
ヘドロばくだん、キノコのほうし、いかりのこな、まもる@バンジのみ
4/30開催の第12回ぽちゃオフで使用。予選6-1決勝4-0で優勝。
シーズン9のWCSレートで最終レート1882で12位。
【構築概要】
メガメタグロスを軸にしたスタンダード構築。メガシンカの中でも数値水準の高いポケモンですが、火力がずば抜けて高いわけではなく単体では決め手に欠く部分があるため、他のポケモンとの連携が重要になってきます。そのため、耐久水準と耐性が優秀なメンバーで周りを固めており、6匹全員に守るが入っているなど足並み揃えてバランス良く戦うことを重視しています。
また、6/8の「ポケモンジャパンチャンピオンシップス2018」でも同じメンバーを使用しましたが、そちらではこの記事に記載したものをベースに個体や構成を変更したものを使いました。
【構築経緯】
「一番強いメガシンカはメタグロス」と言われ続けている中で、私はメタグロスの強さをあまり理解できず上手く扱えませんでした。しかし、実際にメタグロスを使って結果を残している方はたくさんいて、代表決定戦を見据えると理解が足りていないようではまずいと思い、技量不足を補うため使い続けることにしました。
そのときに参考にしたのがじーんさん・げべぼさんが3月頃から使っていたこの6匹のメンバーです。私が12月のBo3カップ冬の陣で使っていたメタグロス構築と4匹被り(※)で、それとの差分で良いと感じたのは下記の3点です。
(※被っていたポケモン…サンダー、メタグロス、ガオガエン、カプ・レヒレ)
1.耐久振りメタグロス
メタグロスは「相手をn発で倒せないが、こちらもn発で倒されない…ので素早さでn+1回攻撃して勝つ」のが強みだと思っているのですが、ASベースだとカプ・コケコやギルガルドなどにあっさり倒されてしまいます。しかし、火力を落とすとn+1回攻撃しても相手を倒せなくなるので本末転倒・・・と困っていたので、素早さを落とす選択肢には可能性がありました。素早さを落とす弊害はないわけではなく、実際テラキオンやウツロイドの相手が厳しくなるのですが、素早さが負けていても相性の上では有利なので、汎用的な強さを手にするメリットの方が大きかったです。
2.威嚇ガオガエン
後手に回りがちな構築において、猫騙しは相手の攻撃を切り返す手段として重宝します。そういう理由で12月もガオガエンを採用していましたが、そのガオガエンが威嚇を振り撒けるようになりました。それまで威嚇のためにランドロスを採用していましたが、タイプ相性補完を意識した選出が多くなるメタグロス構築において、ガオガエン1匹で枠を圧縮できるのは非常に大きいです。
3.対天候
天候パーティ対策にメガバンギラスを採用しています。メタグロスとバンギラスの2メガの組み合わせは有名ですが、ゴースト技を受ける悪タイプとしてバンギラスを同時選出してメガシンカせずに戦わせることも少なくないです。これはバンギラスのスペックの高さから成り立っているものの、実質持ち物がないポケモンを選出するのでパワーの低さは気になります。しかし、ガオガエンを同時採用したことで悪タイプとしての役割を一任させられるようになりました。これによってバンギラスをメガシンカ前提で採用して対天候に特化させることができます。
ということで、6匹の配分と構成を練って使いました。
【個別解説】
★サンダー
<持ち物:オボンの実>
場持ち能力を上げるための持ち物。半分回復する木の実は発動条件がシビアなので、オボンの実の方が場持ち向上に役立っていると思います。特に、サンダーメタグロスのミラーで冷凍パンチ+10万ボルトの集中攻撃を耐えるのに重宝します。
<技構成:10万ボルト、熱風、追い風、守る>
採用理由の追い風。メインウエポンの10万ボルト。地面タイプや避雷針で詰まないためにサブウエポンは欲しく、パーティ全体で重いカミツルギに有効な熱風を選択。最後の技は守るを選択。守る+封印を考えると見切りの方が良いかもしれませんが、封印がほとんど遭遇しない戦術になっているので、PPの多さを重視して守るとしました。
羽休めはタイマンで勝てる相手は多いかもしれませんが、相手の頭数が多い序盤で打つ機会はあまりないように思います。耐久も特段高いわけではないので役割を遂行するためにも守るの方が優先度は高いです。めざめるパワー氷は4倍弱点を突いても一撃で倒せる相手は少ないわけではない上に、取り巻きで最低限の打点を確保できたので必要にならず。次点で欲しい技は雨ラグラージに打点を持つためのめざめるパワー草です。
<実数値:196-×-110-160-130-129 H.244 B.36 C.4 D.156 S.68>
A216ランドロスの75%岩雪崩2発耐え(255/256)。C147カプ・コケコのフィールドZ10万ボルト耐え(15/16)。最速ペリッパー抜き。
素早いポケモンの攻撃を受けてから追い風を使う場面が多いので耐久重視の配分。ルンパッパの雨Zハイドロポンプを耐えませんが、雨に対して先発サンダーから入る場面が少なかったり守るでZを受ける動きができたりするので、汎用性を重視して火力を底上げしました。これくらいの特攻であればカプ・レヒレに10万ボルトを打ってウイの実が発動せず、瞑想を打たれても次の10万ボルトで倒すことができます。
★メタグロス
<持ち物:メタグロスナイト>
メガシンカのため必須。
<技構成:アイアンヘッド、冷凍パンチ、じだんだ、守る>
タイプ一致のアイアンヘッド、アイアンヘッドの通らない鋼・炎への打点となるじだんだ、ランドロスやボーマンダに有効な冷凍パンチ。大事に扱うための守る。冷凍パンチだけ採用理由が薄いように見えますが、地面技に耐性のあるポケモンが少ないのでメタグロスでそれに抗えるようになっていると構築全体として対処が楽になります。
カプ・コケコやメガゲンガーなどをギリギリ倒せないのでバレットパンチがあると便利なことは非常に分かりますが、不利な状況で守るを使いながら並びを作り直すことが重要だと思っているので不採用。メタグロスは的確に攻撃を当てることでダメージを与えるポケモンなので、雷パンチやアームハンマーなどの扱いは難しそうです。その点で交代で上手く受けられてもまずまずのダメージを入れられるアイアンヘッドはメタグロスを主軸として扱う上では切れないと思いました。
<実数値:175-182-171-×-145-159 H.156 A.4 B.4 D.116 S.228>
A183ガオガエンのフレアドライブ耐え(15/16)、マニューラの命の珠イカサマ耐え(15/16)。C147カプ・コケコのフィールドZ10万ボルト耐え(15/16)、C234メガゲンガーのシャドーボール耐え。ランク-1冷凍パンチでH165B110ランドロス1発(15/16)。残り素早さ。
耐久に努力値を割くにあたってどこまで素早さを落とすかがポイントですが、地面技が一貫しやすい構築なので最速ランドロスを抜いて行動を許さないようにしました。その分、攻撃があまり高くないですが耐久に振ったことで動かせる回数が増えて(守るを使わなくてはいけない場面が減って)、メタグロスが相手に与えるダメージ総量自体は最速ASベースで使っているときよりも増えたと思います。
★ガオガエン
<持ち物:フィラの実>
交代から繰り出す動きを多く取りたいので耐久を向上させるために半分回復する木の実、ハッサムを意識してフィラの実を選択しました。
ガオガエン自体は突撃チョッキで採用されることも多いですが、守るを採用したかったので候補になりませんでした。
<技構成:フレアドライブ、叩き落とす、猫騙し、守る>
採用理由の猫騙し、メインウエポンであり鋼タイプへの打点となるフレアドライブ、汎用性の高い叩き落とす。最後の技はガオガエン自体を大事に扱うために守るを採用しました。構築全体として水技や地面技が一貫しやすくなっており、ガオガエンを温存したいが交代で受けられない場面で、隣のポケモンでの状況の打開を待てる守るが必要だと感じました。
ガオガエンには蜻蛉帰りが採用されることも多いですが、攻撃的なポケモンを繰り出せるような構築コンセプトでないと扱いづらいように感じます(少なくともこの構築では守るの方が優先度が高い)。次点で採用できる技があったとしても、バンギラスを意識してけたぐりを選ぶと思います。
<実数値:200-154-113-×-127-91 H.236 A.36 B.20 D.132 S.84>
カプZ意識でHPは4n。C147カプ・コケコのフィールドZ10万ボルト耐え(15/16)。A197メガメタグロスのランク-1じだんだを2発耐え(248/256)、A197メガメタグロスのアームハンマー耐え(15/16)。ランク-1フレアドライブでH167-B171ギルガルド2発、フレアドライブ+叩き落とすでH187-B171メガメタグロス1発ずつ。追い風でメガメタグロス抜き。
威嚇と猫騙しで切り返すために交代で繰り出すことが多いので耐久重視の配分。とはいえ、ガオガエンで相手を削って攻撃圏内に入れる必要のある場面は少なくないので攻撃にもある程度配分。また、メタグロスミラーで追い風ターン中に相手のメタグロスに負担を掛けにいく動きを想定できたので素早さを上げています。
★カプ・レヒレ
<持ち物:ミズZ>
カプ・レヒレの弱点である火力不足を補うために瞬発的に火力を出せるミズZ。
カプ・コケコのように上から相手を縛る強さはありませんが、水技は一貫を取りやすいおかげで、ガオガエン対面など有利な状況で打てば交代するかどうかに関わらず大きく負担を掛けられることが多いのでサイクルを崩すのに重宝します。また、耐久と耐性で打ち合えるメガラグラージやメガリザードンYなどを天候次第で一撃で倒せるようにすることで、味方への負担を減らすことを狙います。
<技構成:濁流、ムーンフォース、瞑想、守る>
ミズZを使うため水技の濁流、ジャラランガを1発で倒す強い単体攻撃のムーンフォース、大事に扱うための守る。最後の技はトリトドンやポリゴン2のような自己再生持ちを崩す手段となる瞑想を採用しました。
濁流は命中率が気になりますが、はずれが許されない場面ではミズZを使えば良いと考えると、範囲攻撃の利便性が他の水技より上回ると思います。回復手段もなければ耐久を高めているわけでもないので瞑想は使いどころを選びますが、ガオガエンやモロバレルを駆使して比較的安全に積める場面も存在して、この技のおかげで逆転できることも多いので、できるなら採用しておきたい技です。
<実数値:165-×-137-154-151-123 H.156 B.12 C.196 D.4 S.140>
雨Z濁流でH175-D131メガラグラージ1発。性格補正のないルンパッパ抜き。A222メガラグラージの75%地震2発耐え、H197メガメタグロスのアイアンヘッド+威嚇込みアイアンヘッド耐え(250/256)。C200カプ・テテフのムーンフォース2発耐え(238/256)。
雨に対して繰り出したいので、そのための最低限の火力と素早さを確保。残る努力値を耐久に回しました。最速ペリッパーを抜けると対雨性能は大きく上がりますが、これ以上耐久を削る勇気がありませんでした。
★バンギラス
<持ち物:バンギラスナイト>
メガシンカを絡めて天候を奪いやすくするためバンギラスナイト。
天候パーティ相手にメガメタグロスを選出することは少ないので、2メガ同居はしやすい方だと思います。それでも場合によってはメガシンカせずに選出して戦うこともあります。
<技構成:岩雪崩、噛み砕く、馬鹿力、守る>
メガリザードンYへの打点とする岩雪崩、大事に扱うための守る。噛み砕くは汎用的な打点として欲しく、残る技はカミツルギ・バンギラス・カビゴン辺りへの打点を考えて馬鹿力を採用しました。
単体で考えると竜の舞も強力な技ですが、バンギラスの役割は対天候を意識した補完であり、雨に同居するナットレイや晴れに同居するカミツルギ・バンギラス辺りに手が出せないと困ります。技枠が2つあれば炎のパンチとけたぐりを採用するのですが、枠が1つなので馬鹿力で妥協しました。
<実数値:177-213-171-×-141-135 H.20 A.228 B.4 D.4 S.252>
素早さ最速。砂時にC156ルンパッパのZハイドロポンプ耐え(12/16)。A216ランドロスのランク-1馬鹿力耐え(12/16)。
攻撃は75%岩雪崩+カプ・レヒレのムーンフォース+砂ダメージでH155-B90-D121ルンパッパを倒せる(min154ダメージ)ように配分。最速ルンパッパの存在も考えてこちらも最速を選び、残り少ない努力値を耐久に回すことで強力な攻撃を耐える確率を少しでも上げることを考えました。
「181-213-171-×-142-129」とすれば最速ペリッパー抜きを維持しつつ耐久調整も15/16の確率に抑えることができますが、それよりもメガシンカしない状態でルンパッパを抜ける最速の方が使いやすいと感じたので、万が一受けても耐えられる可能性を作っておく保険の意識で耐久を微調整しました。
★モロバレル
<持ち物:バンジの実>
単純に怒りの粉で引き寄せる動きと相性が良いのでオフではバンジの実で使いましたが、オッカの実が最適だと思います。
キノコの胞子を振り撒くことを狙って選出する場合もあり、その際はカプ・レヒレを隣に出さないため相手のガオガエンが重たくなる関係で、ガオガエンの前でも動けるようにする意味があります。
<技構成:ヘドロ爆弾、キノコの胞子、怒りの粉、守る>
味方を守るための怒りの粉、相手に脅威を与えるキノコの胞子、カプ・ブルルを倒すためのヘドロ爆弾。並びを作り直すための守る。
レートではメガラグラージを意識してエナジーボールを採用していましたが、モロバレルを選出する機会は雨やトリパ以外にも多く、守るがある方が戦いやすいと感じたのでぽちゃオフでは守るに変更。クリアスモッグがあると積み系の相手の処理が楽になりますが、相手のHPを削る目的で攻撃技を採用しているためヘドロ爆弾を不採用にすることはできません。カプ・レヒレを同時採用した場合のキノコの胞子は万能ではないものの、狙って打てる場面はあり強力です。
<実数値:220-×-100-105-136-31 H.244 B.76 D.188>
A222メガラグラージの手助け冷凍パンチ耐え(15/16)。C211メガリザードンYの晴れ75%熱風耐え。カプZを意識してHPを4nに設定。
オッカの実を持たせる場合は配分に関わらずメガリザードンYの攻撃を耐えることができますが、メガゲンガーのヘドロ爆弾+ジャラランガのジャラランガZを意識して特殊耐久を重視しています。素早さは用意が間に合わなかったので最遅で使っていましたが、少し素早さが高い方が使い勝手は良いと思います。
【構築総評】
メタグロスの練習をするために強いメタグロス構築を真似たので、扱えるようになったら強かったです(当たり前)。
選出の多くはメタグロス+カプレヒレ+ガオガエンに加えて、ラスト1匹にモロバレルかサンダーのどちらを選ぶかという形。相手のパーティを見てどのポケモンを大事にする必要があるかを考えて、立ち回りを組み立てる戦い方が基本になります。やはり威嚇と猫騙しで選出枠を圧縮できるガオガエンの存在は大きく、怒りの粉を使うモロバレルとサイクルを回したりサンダーの追い風で切り返していく等、私がメタグロス構築を上手く扱えずに困っていた頃に比べると、扱いやすさがとても変わっていました。
ただ、メタグロス構築はこのルールで最もメジャーな構築の一つなので、当然相手も対策を企てていないわけがなく、対戦していて「この相手なら有利に戦える!」と感じることは非常に少なかったです。それでも、しっかり考えて戦えば最終的には勝っていることが多く、多くの相手に満遍なく戦うことができる意味ではとても良かったです。
とはいえ、6匹の並びを見たときに地面弱点が3匹、無効にできるポケモンが1匹、という耐性はさすがに不安でした。一応メタグロスは地面タイプに打点がありますがバンギラスにはないため、バンギラスを出すべき構築の地面タイプがきつく、ランドロスが同居することが多いリザードン構築がとても不安ではありました。
【ぽちゃオフでの対戦レポート】
○1戦目 vs ダイロ さん 負け 1-1
自分:メタグロス モロバレル ガオガエン カプ・レヒレ
相手:バンギラス カミツルギ ガオガエン ゲンガー (カプ・コケコ ミロカロス)
バンギラスはあまり刺さっていないので選出からはずす。サンダーはメガゲンガー+バンギラスだった場合に全く活躍できなさそうなので選出を見送り、モロバレルで攻撃を引き寄せてメタグロスを活かすことを意識しました。
初手からカミツルギにヒコウZ追い風を決められる苦しい展開ですがメガバンギラスをキノコの胞子で眠らせてなんとか追い風ターンを凌ぐ。メガバンギラスの素早さがこちらのカプ・レヒレより遅いことが分かったので威嚇を掛けて放置気味に戦っていたのですが、突然竜の舞を積んできてメガメタグロスが上から殴られる展開に。メガバンギラスを何とか処理するもガオガエンがカミツルギの攻撃圏内に入っていたため倒されてしまい、モロバレルがカミツルギに無抵抗だったため負け。
バンギラスの素早さが遅かったので竜の舞は無警戒でした。後発のゲンガーは気合の襷だったのですが、バンギラスと同居ということで命の珠やスカーフを警戒して消極的に動いた場面があったので、そこで取り返せればという形でしたが、仕方ないですかね。。
○2戦目 vs ピカソ さん 勝ち 2-1
自分:メタグロス カプ・レヒレ ガオガエン モロバレル
相手:ウツロイド ヒードラン カプ・コケコ トリトドン (ギャラドス カイリュー)
カプ・レヒレを軸に戦うのが良さそうなので、威嚇や猫騙しによる展開と怒りの粉で攻撃を引き寄せることを考えてガオガエンとモロバレルを決定。最後の1匹はウツロイドに強くするためメタグロスを選出。バンギラスもサンダーも特に刺さっているように感じませんでした。
初手はヒードランが拘りスカーフで奇襲をしてくる可能性があるので、ガオガエンに交代しながらカプ・レヒレが守るを選び猫騙し+瞑想から切り返す。トリトドンとカプ・コケコが出てきますが、これはモロバレルの怒りの粉を活用してカプ・レヒレを守り切る。トリトドンを倒した後は水技を使っていけるので、ミズZでヒードランを処理してモロバレルとの並びでカプ・コケコを処理。メタグロスを無傷で温存していたのでウツロイド1匹になった相手が降参して勝ち。
○3戦目 vs みも さん 勝ち 3-1
自分:メタグロス モロバレル カプ・レヒレ ガオガエン
相手:ガオガエン オニシズクモ ポリゴン2 カプ・ブルル (ライチュウ ゲンガー)
ガオガエン以外でモロバレルに打点のあるポケモンが少ないので初手からモロバレルを選出。キノコの胞子を振り撒きたいのでカプ・レヒレは後発に配置。
ガオガエンを処理するためにモロバレルを守らせながらメタグロスをカプ・レヒレに交代するとガオガエンZを打たれる。カプ・ブルルが出てくるのが非常にまずいためミズZとヘドロ爆弾をガオガエンに集中すると、相手の交代はなくガオガエンを倒したのでモロバレルが非常に動きやすい展開。こちらもガオガエンを駆使してミストフィールドが切れるまでやり過ごして、相手のトリル展開をモロバレルで阻害して勝ち。
○4戦目 vs ルイピカ さん 勝ち 4-0
自分:サンダー モロバレル ガオガエン 【メタグロス】
相手:カメックス カミツルギ カプ・ブルル ガオガエン (カプ・コケコ ウツロイド)
今回もモロバレルが刺さっているため先発で選出。モロバレルが無抵抗なカミツルギに強いサンダーを先発に置いて、後発はガオガエンに後出しできるガオガエンとウツロイドに強いメタグロス。バンギラスとカプ・レヒレは苦手な相手も多くあまり選出したくはありません。
カメックスへのキノコの胞子をカプ・ブルルで防がれてサンダーの熱風が両方にはずれてカミツルギに追い風を決められる。しかし、サンダーの守るで集中攻撃を防ぐ間にモロバレルでカプ・ブルルを処理。ガオガエンが出てきますが、こちらもガオガエンを投げてカミツルギに圧力を掛けて交代読み10万ボルトでカメックスを大きく削り、そのまま何もさせずに倒す。サンダーが全く削られずに残っていたため、カミツルギとガオガエンを順に倒して勝ち。
○5戦目 vs ゆり さん 勝ち 2-0
自分:カプ・レヒレ モロバレル ガオガエン バンギラス
相手:ハッサム ガオガエン ニョロトノ ルンパッパ (ラグラージ カプ・コケコ)
ラグラージとハッサムで2メガの可能性がある雨。どちらもミズZで崩したいのでカプ・レヒレを軸にして、取り巻きはそれをサポートできるような選出。サンダーで追い風をして上を取るよりも猫騙しを絡めて盤面を作り直す方が有用と考えたので、サンダーは選出せず。
初手でハッサムがメガシンカしてきたのでメガラグラージを想定しなくて良くなる。剣の舞を使われるもこちらはモロバレルをガオガエンに交代していたので、猫騙しで一度守るを強要させてからフレアドライブを受けるために隣からニョロトノが出てくるタイミングでミズZを使ってメガハッサムを処理。ルンパッパを展開されますが、バンギラスで天候を奪い返してルンパッパを処理。残りがニョロトノとガオガエンだったのでカプ・レヒレで詰めて勝ち。
○6戦目 vs アンデル さん 勝ち 3-1
自分:ガオガエン カプ・レヒレ モロバレル メタグロス
相手:メタグロス カプ・コケコ ガオガエン ポリゴン2 (カプ・ブルル オニシズクモ)
対コケコグロス。選出する4匹はこれで良いのですが、出す順番の正解が分かってないままだったのでひとまず猫騙しで展開を整える形で選出。
初手の猫騙し+ミズZでカプコケコを倒せると楽ですが、それを見据えて動いてくると思ってカプ・レヒレ守る+ガオガエンフレアドライブで入る。カプコケコはカプレヒレにボルトチェンジを打っていたため、じだんだを耐えたガオガエンがメタグロスを大きく削る。次のターンにガオガエン守る+モロバレルに交代としてデンキZを受けて、怒りの粉を使ってガオガエンを動かしてメタグロスを処理。相手の後発はガオガエンとポリゴン2だったのでカプレヒレを繰り出してミズZでガオガエンを処理。モロバレルと並べてカプコケコを処理してから最後にポリゴン2を倒して勝ち。
○7戦目 vs カンザキ さん 勝ち 2-0
自分:バンギラス モロバレル メタグロス カプ・レヒレ
相手:ゴチルゼル メタグロス ガオガエン ニョロトノ (ルンパッパ カプ・ブルル)
雨ゴチルゼル。サンダーが全く役に立たないので選出からはずして残りから選出。対雨・トリルの意味でバンギラス・モロバレル・カプレヒレを選択して、最後はカプブルルに強いメタグロスを選択。ガオガエンも弱くはないですが、交代を封じられた状況では腐りやすいように感じたので選出しませんでした。
初手はアームハンマーを持っていても怒りの粉を考慮して打ってこないと考えてゴチルゼルに噛み砕くを打ちながらモロバレルが守る。思念の頭突きをモロバレルが守り、サイドチェンジによってメタグロスに噛み砕くが決まり防御が下がる。キノコの胞子と噛み砕くでメタグロスを狙うとアイアンヘッドでバンギラスを倒されてしまいましたが、胞子が通ってメタグロスを死に出しできる展開。このままゴチルゼル・ニョロトノを眠らせている間に瞑想カプレヒレを展開、相手の打点不足もあってそのまま押し切って勝ち。
余談ですが、観戦していたScarさんと雑談しながら対戦していましたが、圧倒的に有利なのに持ち時間切れで負ける可能性があったので、気を付けてやりましょう((
○決勝1回戦 vs やまそだち さん 勝ち 1-0
自分:メタグロス モロバレル ガオガエン カプ・レヒレ
相手:メタグロス カプ・コケコ ガオガエン トリトドン (ボーマンダ カプ・ブルル)
正解の分からない対コケコグロス。カプレヒレで崩していきたいのですが、トリトドンがいるため困って選出の順番を変えることに。
不利な状況から始まった上にボルトチェンジを受けたメタグロスがじだんだを急所に受けて倒れてしまう。しかし、ガオガエンでメタグロスを倒すことに成功して勝機は残る。死に出しカプコケコに対してガオガエン守る+カプレヒレ瞑想という一点読み行動をした結果、相手はガオガエンにデンキZを打っていたので無事に瞑想が決まる。相手のメタグロスを倒していたのでモロバレルでカプレヒレを守りながらムーンフォースで相手を順々に落として勝ち。
選択の噛み合いもありますが、相手がメタグロスを大事にしていた場合は負け濃厚だったと思います(ガオガエンの攻撃をトリトドンで受けられる場面だった上に、トリトドンがエレキシード発動後に交代することになっても、こちらが既にメタグロスを失っている以上防御ランク上昇を残して戦う意味が薄かったので交代が安定だったのかなと思っています)。
○準々決勝 vs げべぼ さん 勝ち 3-0
自分:メタグロス サンダー ガオガエン カプ・レヒレ
相手:メタグロス サンダー ガオガエン カプ・レヒレ (バンギラス モロバレル)
6匹ミラー(こちらが参考にしたので当たり前)。竜の舞バンギラスでない限り、ミラーの選出はほぼこれに落ち着くでしょう。
1ターン目はお互いメタグロスがメガシンカせずに守るを使いサンダーが熱風を打つも、お互いサンダーに熱風をはずす。次のターンはメガメタグロスのじだんだとサンダーの熱風を打ち合うのですが、こちらのサンダーが相手のメタグロスを火傷させて相手のサンダーは両方に熱風をはずす。更に相手が繰り出してきたガオガエンをじだんだ急所で大きく削る一方的な展開((
この幸運で得た圧倒的優位をしっかり守り抜いて勝ち。
○準決勝 vs トキ さん 勝ち 3-1
自分:メタグロス カプ・レヒレ ガオガエン モロバレル
相手:ガルーラ カプ・レヒレ カミツルギ FCランドロス (クレセリア ヒードラン)
ヒードラン以外は打ち合いできるメタグロスとヒードランに強いカプ・レヒレを中心に選出。ガルーラやカミツルギを意識してガオガエン、最後の1匹はメガガルーラの攻撃を吸い寄せるモロバレル…でしたがサンダーで良かったです。。メガガルーラを脅威と考えてガオガエンの過労死を防ぐために選出しましたが、過度な意識だったと思います。
初手でカプレヒレに猫騙しを打たれますが、アイアンヘッドで相手のカプレヒレを怯ませていたのでいきなり有利に。ミズZを絡めた集中攻撃でメガガルーラを素早く倒すもカミツルギに追い風を決められる。しかし、相手もモロバレルへの打点が不足していたので削れたカプレヒレを仕留めたりランドロスを眠らせるなどして、最後はカミツルギをメタグロスとガオガエンで詰めて勝ち。
初手の怯みがなければ濁流で削れたメタグロスがカミツルギの攻撃圏内に入っていたと思うので運が良かったです。サンダーメタグロス+カプレヒレガオガエンの選出で良かった。。
○決勝 vs ネフェニー さん 勝ち 2-0
自分:メタグロス サンダー ガオガエン カプ・レヒレ
相手:ガオガエン メタグロス カミツルギ カプ・テテフ (ウツロイド オニシズクモ)
メタグロスがかなり刺さっているのでこれを軸に戦います。処理速度の遅いオニシズクモやカミツルギからの攻め手を弱めるためガオガエン、相手のガオガエンや水技耐性からカプ・レヒレ、を決定。最後の1匹はカミツルギを意識してサンダー。トリックルーム展開を考えるとモロバレルも悪くなさそうですが、カプ・テテフやメタグロスを前に何もできない可能性も高いので選出を見送りました。
相手の初手にウツロイドがいなかったので有利対面。サンダーが猫騙し+思念の頭突きの集中を守って、じだんだでガオガエンを削る。次のじだんだでガオガエンを倒しながら追い風を決めて一気に有利に。カミツルギが気合の襷で追い風を使ってくるものの、ガオガエンで威嚇を掛けながら再度メタグロスを繰り出して追い風ターンを稼ぐ。一度退いていたカミツルギが交代で繰り出される場面でしっかり処理できたので、あとはメタグロスでメタグロスとカプテテフを倒して勝ち。