ポジティブ思考とネガティブ思考について。
こういうこと書くと頭がよくないのがばれます((
因みに、特に結論はありません。
良い面だけを含む物事なら、それはラッキーだということ。
悪い面だけを含む物事なら、それはしかたないということ。
ポジティブとネガティブが区分される物事は、良い面も悪い面も含んだ物事。
当たり前ですが、その物事をどう捉えるかによってポジティブとネガティブの2種類に分別するみたいですね。
ポジティブ、ネガティブ、それぞれに至る過程を考えてみます。
まず、ある良い面と悪い面を併せ持った物事に対して思考を働かせるときに良い面を見るか悪い面を見るか。着眼点の持ち方が違えば、同じ情報でもどこから確認をしていくかが当然変わってきます。次に、片方の側面を見た後にもう一方のまだ見ていない側面を見るかどうか(見えるかどうか、というのも含んでいると思います)。情報を得た後に実際にどうするのか、ここの思考がポジティブとネガティブの分岐点になります。
着眼点の持ち方が違えば良い面から入るのか悪い面から入るのかの違いはありますが、ポジティブかネガティブに辿り着く過程は大きく次の4つに分けられると思います。
1.良い面を見て悪い面を見ないポジティブ
2.良い面と悪い面を見てのポジティブ
3.良い面と悪い面を見てのネガティブ
4.悪い面を見て良い面を見ないネガティブ
1番上のポジティブは内在している問題点を問題視しないので「楽観」という言葉で飾られるでしょう。逆に、1番下のネガティブは「悲観」という言葉が似合います。両面を見てからのポジティブとネガティブへの分岐。利得と損失の結果自体は変わらないので、分岐のポイントはその人にとっての利得と損失の価値になります。
世間的には、ネガティブ思考よりもポジティブ思考の方が推されていて、1番下の悲観的なネガティブが最も悪く考えられていると思われます。推されるポジティブの理想形はその逆である楽観的なものではなく、2.のタイプのポジティブということになります(ただ、一般的にポジティブ思考と言えば1.の楽観的なポジティブを指すらしいです)。すなわち、「2.>4.」ということです。物事を良い方向に考える方がいいとされる(その理由はここでは考えない)ものならば、「2.>3.」という関係性は分かります。その他の関係はどうなんでしょう?
3.のネガティブと4.の悲観的ネガティブでは、どちらも結論としてネガティブに辿り着くので良い面を見れている3.の方がよさそうです。なので、「2.のポジティブ>3.のネガティブ>4.のネガティブ」というようになります。
では1.の楽観的ポジティブはどこに位置するのでしょうか。1番上に来ることはないので可能性のある場所は3箇所です。ネガティブよりポジティブの方がいいのであれば1.の楽観的ポジティブは理想形のポジティブの次に来るのでしょうが、楽観的であることはリスクを無視するというリスクを孕んでいるので必ずしもネガティブより良い思考だとは言い切れません。ここはリスクの大きさをどう見るかという点が絡んでいるので、その人の危険に対する性向によって位置付けは変わるかと思います。
ところで、良い面と悪い面を観測した上でのネガティブ思考ってどういうことなんでしょう?言葉上の意味で優劣が比較できそうだったので挙げていましたが、これは諦観に近いように思えるので冒頭で書いた「悪い面だけを含む物事なら、それはしかたないということ。」と変わらないような気がします。そう考えると、楽観的なポジティブ、悲観的なネガティブ、理想的なポジティブの3種類に分けられて目指すべきものは1つしかないと思います(私がポジティブなせいかネガティブを治せないという発想がないのです)。
因みに、私は基本的に情報のない人や物事に関しては悪いところから探す癖があるようなので、悪い面から入り見えていれば良い面を見てのポジティブ思考なのでモデルでいうと理想的なポジティブに近いのかと思います。まあ、良い面も悪い面もかなりの頻度で見落としてしまっているので理想とはほど遠いですが。
不利な状況に追い込まれても勝ち筋を探し続けるポケモントレーナーの多くはそういう思考じゃないでしょうか?流星群は全部当たるなんて楽観もできなければ、相手の攻撃を全部急所に受けるという悲観もしませんし。というか、そこでポジティブに考えられないようでは対戦なんてやっていられない気もしますが。