メタグロスの守るは強い

「この度は、思念の頭突きを活用するため技構成に守るを採用せず、昨秋からスタンダードパーティで運用し続けたことを大変深くお詫び申し上げます。」



これだけだと記事として成り立つのか分からなかったので一応補足。


BWになって最初にダブルバトルに手を付けたのは昨年秋の第2回たねおふ!でした。サンダー、メタグロスバンギラスラティアスの4匹が強そうだったのでこれにウインディナットレイを加えて対戦。メタグロスラティオスのためにコメットパンチは切れない、マニューラアーケオスなどのポケモンに一矢報いる機会を与えないためにバレットパンチも切れない、メタグロスに強い地震も切れない、ただローブシンとか水ロトムの話をよく聞いたので思念の頭突きを採用したい。ということで守るを切ることに。このときはラティアスのジュエルなどそれっぽくバランスを作っておいて奇襲を仕掛けることでアドバンテージを作ろうとしていたので、メタグロスの思念の頭突きも刺さることが多かったと思います。因みに、これは最近思っただけですが、せっかくウインディを入れたのだから地震を切って守るにするのもよかったかもしれません。


2回目のダブルバトルのオフとなった今月の第28回あんぐら。作りたかったパーティが作成できなかったので、前回の延長程度に作成。ただ、ラティアスが拘り眼鏡を持ったことで守るを選択できなくなりました。これを受けて、サイコショックを選べないときのためにもメタグロスに思念の頭突きが必要だと思い守るは入れないようにしたのですが、メタグロス中心で対処しようと結果メタグロスに負荷をかけすぎてしまい、温存するために交代を繰り返したりすることで他のポケモンのHP管理がうまくいかなかったことが多かったです。


そういうことで守るはやはり必須だと感じて思念の頭突きを切りました。そもそも思念の頭突きを打ちたい相手もコメットパンチが等倍で通るポケモンは多く命中率や弱点を突けたときのダメージと比較すると当然思念の頭突きがあった方が便利ではありますが、等倍で通ってくれるならダメージはある程度稼げますし守る選択肢ができることが多いです。また、拘り2枚のポケモンの技選択に制約を与えないようにするための思念の頭突きでもありましたが、元々思念の頭突きを打ちたい相手はラティアスバンギラスでどうにかできるポケモンが多かったので素直にそちらに任せた方がいいと感じました。


余談ですが、たねおふ!のときはナットレイが食べ残しを持っていたこともあってナットレイで詰ませるような立ち回りをしていた覚えがあります。なので、メタグロスは最初に採用したにも関わらず扱い的には補完役だったので守るがなくてもまだ予選を抜けるくらいに勝てた(内容を見ると運がよかっただけ)のかと思いますが、あんぐらではサンダーに食べ残しを譲渡したことでナットレイを軸に扱うことが減りました。その分、メタグロスを中心に選出する回数は増えたので守るがないデメリットが露骨になったのだと思います。
また、食べ残しを受け取ったサンダーですが、選出する回数は増えました。メタグロスに守るを入れてからも選出回数が微増したように思えます。当たり前ですが、サンダーメタグロスラティアスバンギラスが強そうだということで組み始めたパーティですから、残りの2匹は稀にしか選出しないのがパーティの本来の戦い方ですよね。


4世代の持論に「強い構築ではメタグロスがコメットパンチ、バレットパンチ地震、守る、で済むような構成になっている」というものがあったのに、それを環境が変わったからという理由で貫かなかったのはだめだと感じました。
というわけで、ここからまたダブルバトルを出直します((