SUMMER CAMP 4 MINORI CHIHARA LIVE 2012 1日目

8/4「SUMMER CAMP 4 MINORI CHIHARA LIVE 2012」
茅原実里のライブで河口湖ステラシアターまで行って来ました。


茅原実里のライブは「Sing All Love」の武道館ライブ以来で2回目。



○セットリスト
1.「ZONE//ALONE
2.「灼熱PARADISE」

  • MC1-

3.「Tomorrow's chance」
4.「二人のリフレクション」
5.「Cynthia」

  • メンバー紹介-

6「Forever Memories
7「雨上がりの花よ咲け」
8「Best mark smile」

  • MC2-

9.「ステラステージ」
10.「君がくれたあの日」

  • MC3-

11.「Perfect energy」

  • MC4-

12.「FUTURE STAR」

  • Instrumental-

13.「純白サンクチュアリィ

  • MC-5-

14.「赤い棘のギルティ」
15.「animand〜agitato」
16.「TERMINATED」
17.「Paradise lost

  • MC6-

18.「HYPER NEW WORLD」
〜アンコール〜
みのりん☆サーフィン」

  • MC-

「SUMMER CARNIVAL 〜みのりんサンバ〜」

  • MC-

「Sunshine flower」
〜Wアンコール〜
みのりん音頭」



河口湖まで行く手段は主に電車かバスのどちらか。バスだと新宿から2時間弱で行けるとのことでしたが、旅行観光など長距離の移動によく利用されるあの型のバスは個人的にあまり得意ではないので電車で通うことにしました。物販のTシャツがかっこいいと思っていたので、早めに行って品物を購入して避暑地を探してそこでライブの時間まで待つ方針を取りました。
そういうわけで始発の電車で出発。移動時間はおよそ3時間になるので、翌日のオフ会で使う予定のポケモンの育成を進めていました。交通費が片道でおよそ2,500円になるのでPASMOには5,000円を前日にチャージしたのですが、大月駅からの富士急行線(この区間だけで1,110円)はなんとPASMOが利用できませんでした((
河口湖駅からステラシアターまではシャトルバスが出るとは聞いていましたが、8:10着に対してシャトルバスの始発は9:00。タクシーを探して相乗りをする手段もありましたが、結局歩いて行くことにしました。おおよそ40分くらいかかったと思います。
「田舎ではPASMOが使えない」という発想がなかった私ですが、歩いてくるまでの道にショッピングモールが1件とコンビニが2件ほど、更には都会で見るような大手のレンタルショップが2件あったのを見て予想していたよりは都会だなと思いました。


そういうわけで9時前には物販列に並び始めました。ポケモンを起動してCギアをつけてみましたが、すれ違いしたのは10人くらいだったと思います。いつ列が動き出したかをあまり覚えていないのですが、意外と始動は遅めでした。更に、一番欲しかったTシャツ2種は自分の番が回って来るまでに2サイズずつ売り切れになってちょっと困る(私はライブTシャツをその日に着ることはなく普段着にするので個人的にサイズがかなり重要だったりします)。仕方なく唯一残っていた一番希望でないサイズで購入して物販の列を抜けたのがちょうど14時ごろでした。事前に「河口湖の物販はぬるい」と聞いていましたが。。。
因みに、例年どうなのかは分かりませんが、待機列は駐車場だったので足元がコンクリートで日なたでした。タオルを持っていくのを忘れてまずいと思いましたが、「暑い」に対する耐性がかなり高い部類の人間だと思っているのでそれほど苦ではなく必要はありませんでした。が、肌の日焼けもしましたのでタオルや日傘などは普通に持って行った方がいいと思います。一緒に行った知人は団扇を持っておらず私が貸したものを仰いでいたいたので、まあやはり一般的には暑かったのかと思います。


その後は、会場から歩いて10分ちょっとの位置にショッピングモールがあったのでそこで昼食をとりました。同じようにライブまでの時間を潰す人もたくさんいらしてましたが、地元の方の様子を見ているとこういうショッピングモールの存在は大きいものなのだと都会では分からない感覚を味わいました。都会ではスーパーマーケットも飲食店もその他の雑貨店も個別に建っていて、それらを全て集約したようなショッピングモールを利用することもそれほど多くならないですが、「何でも揃う!」感覚のショッピングモールに行くのは一種のお祭り気分なんじゃないかと勝手に想像していました。
都会でしか暮らしたことなくてごめんなさい((


16:10ごろに会場入り。席はステージに向かって右側の端の方で列は一番後ろ。これだけ聞くとかなり悪い席のように聞こえますが、結果的にはこの席はかなり優良な席だったと思います。
ステラシアターは一部にしか屋根が掛かっていない屋外の会場なのですが、夕方の陽ざしの関係上左側が日なたで右側が日陰。更には右側も端まで行くと屋根がないのですが、一列分中央寄りだった私の席は屋根があったので雨に降られても大丈夫でした。そして、屋外の会場だけあって席は椅子ではなく石段に印をつけて分けているので、普通の席であれば後ろの席の方の足が自分が座る後ろに来ます。しかし、一番後ろの席は後ろの方を気にすることがない上に、後ろの壁にもたれることができます。
両隣は空席であり荷物を置く余裕もありました。座ったままライブが観れればとても良い感じで、流石に前の方が立つとちょっと立ち上がらないとステージは見れませんでしたが、待機時間まで背もたれになっていた部分に腰を掛けられる高さになっており、そこでライブを眺めていられたのでかなり快適でした(途中でスタッフの方に注意されたので立って観覧することになりましたが)。


さて、1曲目。「最近の茅原実里は・・・( 」という風にここしばらく思っていたので、「ZONE//ALONE」もCDは購入したもののあまり聴かないでいてライブ直前になっても水樹奈々の新曲を聴き始めてしまっていたので、この曲に強い印象はあまり残っていませんでした。しかし、ライブとなると演奏音がやはりかっこいいですね。「こんなに迫力あったっけ?」というのが歌い出しの感想。正直、ライブグッズを思ってたようには買えなくて最近自分の中で少しずつ評価の落ちてきてる茅原実里のライブを楽しめるかと思っていて来た意味があるのかと少し感じていましたが、この1曲を聴いただけでも来た意味はあったと感じて、そこからはずっと鳥肌を立てながら聴いてました。何が違うかを上手くは説明できませんが、その場でこの曲に惹かれた要因として会場が明るいというのが大きかったような気がします。
ZONE//ALONE」のc/w曲であった「灼熱PARADISE」がこのライブの象徴的な曲だと思っていたのでどこに来るかと思っていたら2曲目。この曲は「最高の夏が来た 最強の気分だね♪」「この夏からのプレーゼントー♪」というような茅原実里が書く詞はあまり好きではなく、作曲俊龍のメロディとサビの最後の「Yeah!Yeah!Yeah!」だけで自分の中に良い曲のイメージ生き残っていた感覚はありました。しかし、実際に作詞した彼女が歌っているのを見ていたらあまり好きでなかった部分も彼女の等身大のメッセージなんだなと思ってしまいました。


「Tomorrow's chance」。今回のライブでおそらくやるのではないかと予想していて且つライブで一番聴いてみたかった曲でした。
そこからの2曲はアルバム「Contact」の前半部分に収録されている曲だったので、これは同アルバムの終盤に収録されている「夏を忘れたら」への布石なのかなと予想していましたが、全く関係はありませんでしたね((


メンバーを紹介して盛り上がっていこうと言った次が「Forever Memories」で盛り上がる曲じゃないけどとは彼女自身も言っておりましたが。アンコール前の最後の曲に来るかなとか予想はしていました。因みに、私はこの曲はあまり好きでない方で・・・(
「雨上がりの花よ咲け」は雨上がりとはちょっと違いますが、雲行きがちょうどあやしくなっていた会場にぴったりな曲だと感じました。「Best mark smile」は「雨上がりの花よ咲け」からの繋がりを考えると少しだけ間が悪い気がして「Lush march!」の方が良いとは思いましたが、それは2日目のプログラムだったようですね。


アコースティックコーナーと称して「ステラステージ」「君がくれたあの日」の2曲。アコースティックバージョンというのはチョコレートのミント味に似ているなとか感じながら聴いていました。静かな自然の背景と曇った夕方の感じがマッチしていたと思います。


「Perfect energy」はライブメンバーが全員が担当を変えて演奏するというもので、ボーカルすら変わってしまいました。茅原自身もこのためだけにギターを購入して練習したと言っていて、私が「楽器弾けるようになりたい」と言いつつずっと楽器に触れる機会はなかったのを思い出して、彼女のようにすぐには弾けなかったとしても練習していたら弾けるようになるだろうなと感じて私も楽器やりたいと再び思いました。言い訳すると、ポケモンだけで忙しいのがいけないのだと思います((
ボーカルはここまでのMCで「ギターができて料理ができて・・・何か弱点はないの?」と言われているギタリストのナベちゃんでしたが、歌ってもかっこ良かったと思います。なんとなく安心して見ていられる感じはしませんでしたが。。。


純白サンクチュアリィ」になった瞬間に白いサイリウムを取り出せる方々に少し感動。ステージではなく客席に登場しましたが、こっそり登場するのが難しそうな会場だったのでどうやって移動したのかが気になっていました。衣装が紫だったのを見てなんとなくそろそろ終盤で赤いサイリウムを振るような曲が来るのを感じました。
ここまでに何回かMCが入っていましたが、1回あたりのMCの時間が結構長かったように思えます。通常のライブはアルバムのコンセプトやイメージを引き連れているのに対して、このライブは一番日常に近い感じだからでしょうか。


「赤い棘のギルティ」「animand〜agitato」と続いて、この雰囲気を引き継げるのは「Paradise lost」しかないかなと思っていたところに「TERMINATED」来て感動。個人的にこのライブで一番良かった曲でした。そして、その後に「Paradise lost」。「TERMINATED」に感動していたので、ちょっと蛇足感はありましたが会場の雰囲気を見ているとやっぱり茅原実里の中で一番熱い曲なのかなと。


アンコールの習慣があまり好きでないのは他のライブに行ったときにもおそらく書いてはいますが、「みのりん☆サーフィン」を歌っていなかったのでアンコールは絶対にあります。この辺りの曲は普通に発売されているCDには収録されていない曲であり知っていないとうまく乗り切れない曲でもあるので、初めて来た人もおそらくいるであろう中でアンコールでそれらを中心に歌うのはどうなのだろうとか思っていました。
サーフィンはある意味電波曲、サンバも意外と耳には残っているので電波曲? 「Sunshine flower」が意外にも聴けたのは良かったです。


翌日予定のある一緒に行った知人が終電の心配を始める中、Wアンコール。音頭も分かっていないと乗り切れない部分があったような気はしますね。しかし、曲が終わって最後に花火が打ち上がる。これが打ち上がった位置がステージの後ろ方向でちょうど私の席から正面にあたり屋根がなく綺麗に打ち上がった様子まで見れたのでますますの良席だと感じました。


因みに、帰りですが。21:18河口湖駅発が最寄駅まで帰れる最後の電車。その一本前の電車が20:50発でライブが終わったのが20:35ごろ。帰りもシャトルバスが出てはいましたが、結構な人数が並んでいてすぐには出発できないだろうと感じたので駅まで走ることに。しかし、荷物もあり20:50発に乗車するのは無理だと気付き、早めに着いて21:18発の席を確保する方針。夜道は街頭がほとんどなく風も涼しかったので歩いて帰れば気持ちが良かったのでしょうが、最初に走ったこともありそれほど余裕はありませんでした。
運動を止めて4年になると走れないことがよく分かったので、体を動かせるようにはしておきたいと感じました。が、楽器やらポケモンやら・・・いったいいつ取り組めるのでしょうか((


終電は確保できましたが夜ご飯を食べる時間はなく、日付も変わった深夜1時に帰宅。次回以降行くなら自ら車を運転して行こうと思いました。


私が今好きなものの多くは、一度あまり好きでないというか一種の倦怠期のようなものを迎えるもそれを乗り越えて好きになっているものが多いので、「最近の茅原実里は・・・」と思っていたのはちょうどそういう時期だったのかもしれませんね。


結局、ライブでの目標である「あまり興味をない人を敢えて誘ってライブで興味を持ってもらう」はなかなか達成できずにいて、今度からは茅原実里ライブでそれを実行するのもアリかなと思いました。