「℃-ute(910)の日スペシャルコンサート2014 Thank you ベリキュー!in 日本武道館[前編] 」

℃-ute(910)の日スペシャルコンサート2014 Thank you ベリキュー!in 日本武道館[前編] 」
9/10の℃-uteのライブで日本武道館に行ってきました。


日本武道館自体は2010年の茅原実里の「Sing All Love」のライブ以来。
いわゆるアイドルのライブに行くのは今回が初めてでした。


○セットリスト
1.「悲しきヘブン (Single Version)」
2.「FOREVER LOVE

  • MC1-

3.「心の叫びを歌にしてみた」
4.「悲しき雨降り

5.「普通、アイドル10年やってらんないでしょ!?」(Berryz工房)
6.「Bye Bye Bye!」(Berryz工房)
7.「がんばっちゃえ!」(℃-ute×Berryz工房)

  • MC3-

8.「わっきゃない(Z)
9.「世界一HAPPYな女の子
10.「Love take it all」

  • VTR-

11.「The Power」
12.「会いたい 会いたい 会いたいな
13.「ひとり占めしたかっただけなのに」
14.「Crying」(ハロプロ研修生)
15.「Kiss! Kiss! Kiss!」(Buono!)
16.「わがまま 気のまま 愛のジョーク」(モーニング娘。'14)
17.「超WONDERFUL!」(モーニング娘。'14)

  • MC4-

18.「愛ってもっと斬新」
19.「まっさらブルージーンズ(2012神聖なるVer.)」
20.「Kiss me 愛してる
21.「いざ、進め! Steady go!」

22.「忘れたくない夏」(℃-ute×Berryz工房)
〜アンコール〜
23.「JUMP(2012神聖なるVer.)」

  • MC-

24.「Danceでバコーン! 」



行こうと思ったきっかけは7月に行われたUNIDOLというイベントで、そこに参加したのですが最後まで観戦せずに帰ってしまいました。その最後の最後に℃-uteがシークレットゲストで登場したというのに、そのチャンスを逃してしまったのが悔やまれたため彼女たちのライブに行ってリベンジ(?)しようと思ったところにあります。
℃-uteは昨年も9/10に武道館でライブを行っていましたが、思い返してみると私が℃-uteを聴き始めたのはちょうどその時期(ライブとは全く関係がない)だったような気もして、ある意味1周年だったようです。
これまでに行ったライブは水樹奈々茅原実里木村カエラ・・・くらいだったので、違いを楽しむこともできたら面白いなと思いました。


℃-uteに対する印象を大雑把に説明すると、萩原舞以外の4人は単体で見てもそこそこ好きで、℃-uteというユニットをバランス良くまとめるためには萩原舞も欠かせない人物だと思っています。そして、その中でも特に矢島舞美のかっこよさにずっと惹かれていましたが、最近になって鈴木愛理に興味が湧いてきて少し揺れている感じです。知っている曲数も10曲ちょっと程度なのですが、5人の雰囲気が好きです。
とはいえ、CD発売に合わせて購入したりリリースイベントなどに行ったわけでもなく、YoutubeでPVを中心に動画を眺めていた程度です。


まず、ライブグッズについて。
買いたいものがあるか別にしてどういうものが売っているのかも気になっていたのでチェックしようと思ったのですが、月曜日になっても何を販売するかのいまだに発表がされていませんでした。火曜日にようやく発表されて眺めることができたわけですが、販売告知がなぜこんなに遅いのかがとても気になりました。
その中で欲しいと思ったグッズはクリアファイルとパーカー。クリアファイルを集めるのは結構好きなので値段的にもお手頃だと思いました。パーカーも洋服の中では好きなアイテムで、背中の下の部分に「℃-ute」と入っているのがいいなと思ったので無理せず買えるなら買いに行くことにしました。
モーニング娘。のライブでも販売開始の1時間前に並び始めればだいたい大丈夫」という情報を手に入れたので、販売開始の11時の1時間前である10時に並び始めることを目標にしました。


そして、当日。
10時に向かったところ予想以上に人が少ないです。平日だったとはいえ、1時間前に並び始めて前に100人ちょっといる程度だった気がします。4年前の茅原実里のライブで来たときでさえ、始発で行って同じくらいの位置だった気がするので、ものすごく楽に感じました。
グッズは売場が3ヵ所になっていて、今回の新商品の売り場と同じく新しい生写真などのコーナー、そして既存グッズと銘打たれた売場となっていました。生写真には全く興味がなかったので、新商品売り場でクリアファイル全員分を2枚ずつと鈴木愛理のマフラータオル1つ(矢島舞美が好きなので買うか迷ったもののデザイン的に好みだった方だけに留めました)を購入。かなり余裕があることが分かったので、そのまま既存グッズ売り場に向かってパーカーを購入・・・しようとしたところで、過去のツアーグッズの売れ残りを販売していることが分かり「既存グッズ」の意味を理解しました。そこにはなんとまたクリアファイルがあったのですが、2枚セットになっているようだったので、5人分を1セットずつで2ツアー分購入。この日だけでクリアファイルを22枚入手しました((
チーム℃-uteのパーカーですが、ダブルジップではなかった(ジップを上まで上げたときに下から開くことができない形)ので、まあまず閉じて着ることはなさそうです。そもそもいつ着るつもりなのか・・・(
ガチャガチャは午後に引きました。10回以上引いてもいいかなと思っていましたが、お一人様5回までと書いてあり、並び直す手もあったとは思いますが律儀にその回数で済ませてきました(というか、それ以前に全く並んでいなかった)。因みに、当たったカプセルの色は黄色が多かったので萩原舞かと思いましたが、中身は鈴木愛理2つ、中島早貴2つ、岡井千聖1つという結果で偏っていました。
これまでに行ったライブが全てソロライブだったので、グッズを買うときに「○○さんのマフラータオル…」などと指定するのが個人的にはシュールでした。そして、全員好きで全部買おうとしたら大変なことになるなと単純ながら感じました。


開場は17:30からだったので、それまでは会場の外で色々と他の参加者の観察をしたりしていました。ガチャガチャで出たグッズを交換し合って自分の推しのメンバーのグッズを入手しようとしているのを見掛けましたが、印象的だったのは交渉(?)を始める前に挨拶をするでもなく唐突だったということです。「あの、すいません…」みたいな会話もなく「これとこれを…」といきなり話始めたりしているのに会話が成り立つというところが面白かったです。


「なーう いっつじゃすとれいにーんぐ♪」という感じで雨が降り始める。リーダーの矢島舞美が極度の雨女だっていう情報は持っていたので、順当という感じでした。ものすごく強い雨が長い間降り続いていたわけですが。開場後の18時前には雨が止んでいたので良かったです。
とここで、開演時間が18:30と遅いことに気付く。水樹奈々茅原実里の感覚だと16:00ごろにはライブが始まっていることが多いので、℃-uteのライブは2時間くらいしかないのかもしれないということに気付きました(開演後に岡井千聖が「2時間突っ走ります!」という類の発言をして2時間だと確認できました)。アイドルパフォーマンスとなると踊りが加わるので、激しい運動量を考えると4時間もパフォーマンスを続けられないような気もしますが、時間が短い割には値段は他のライブとあまり変わらないのだなと思いました。


座席は東側の2階の立見席。つまり、座席がない最も高くて最も後ろで最も遠い位置にあたります。実は4年前に茅原実里のライブで来たときも南側の立見席で、そのときは座席が空いた都合なのか立見席の人を1階の西側の座席に移動させてくれるという素晴らしいサービスがありましたが、当然今回はそんなことはありませんでした。
座席の最後尾の人と同じ高さにあるので、立見席から眺めるには鉄柵に登る必要があり、それなりに体力を使うことになるので途中で降りて休み休みとした方が良さそうですが、体力が落ちてきているので良い運動だと思い、意地でも降りずに見続けることにしました。因みに、水分補給のタイミングで合計2回降りました((


1曲目は「悲しきヘブン」、ちょっとだけ昔のPVを観たことがあるというだけでシングルバージョンが最近出たくらいの情報しかありませんでしたが、歌うのはやはり鈴木・岡井の2人みたいです。
場の演出もどこからするか楽しみでしたが、ステージの真ん中にある回る台に乗って出てきましたね。東側の席だと登場前が僅かに見えちゃうんですね。
2曲目の「FOREVER LOVE」に関しては全く知らない曲で、この時点で席が遠くて顔がはっきりと分からないせいで矢島舞美中島早貴鈴木愛理を区別できないことに気付きました。
それとサイリウムの色。それぞれ自分の好きなメンバーのカラーのサイリウムを振っているため、「この曲だからこの色」みたいな統一感あることはしないのだと感じました。


2曲終わってMCを挟みます。「本日はお足下の悪い中…」という矢島舞美の雨女の話をしたことしか覚えていませんが、会話にもあったようにこれが平常運転なので全く問題ないですよね((
「それでは次の曲にいってみたいと思います、この曲で盛り上がっていきましょう」という感じで進行は意外と淡々としていました。


そんな進行から流れたのは「心の叫びを歌にしてみた」、イメージ的には「盛り上がっていきましょう」にそぐわない曲ではありました。最初のMCで盛り上がっていくよと言った後にこういう曲調が来るのは他のライブに行ったときにも意外と経験しているので、もしかして私が盛り上がり方を知らないだけなのではないかとも思えるようになってきました。
悲しき雨降り」は℃-uteの中だと3番目に聴いた曲なのでそこそこ思い入れがあります。サイリウムの振り方が「あーめがふーる♪」というサビの振り付けに合わせて振るんだ、と。
フルで分かる曲が続いたところで、「1番→2番を飛ばして最後のサビ」という流れでフルでは歌わないということに気付いたのも新しい発見でした。


2曲終えて、Berrys工房が登場。今回の武道館は℃-uteBerryz工房で連日コンサートとなっているので、きっと明日は℃-uteが応援で出るのでしょうね・・・くらいに思っていたら普通にベリーズにステージを任せて、ベリーズも普通に歌い始める。Berryz工房嗣永桃子しか分からない上に曲も1つも知らないという状態で観ていて、背の高い方がいたのを見て「あっ、熊井友理奈…!」となったのは覚えています。
がんばっちゃえ!」で℃-uteもステージに戻ってきましたが、誰と誰が一緒にいるのかが全然分かりませんでした。ステージの端は立見席からは死角になって見えなくなっていますし、さっきまでは℃-uteの5人で済んでいましたが、人数の多いアイドルグループは見る場所がたくさんありすぎて大変だと思いました。


℃-uteが戻ってきて、「わっきゃない(Z)」「世界一HAPPYな女の子」「Love take it all」というメドレー。曲目をメドレーと表現するのもなんか不思議な感じがしますが、フルでやらないとたしかにメドレーっぽいですし、フルでやっても厳密な意味で考えるとメドレーと呼んで差支えないですね。新しい表現を覚えた気がします。
わっきゃない(Z)」はベストアルバムで聴いて好評価、「世界一HAPPYな女の子」は℃-uteを聴くきっかけになった曲、「Love take it all」はUNIDOLで聴いてからハマった曲で楽しいメドレーでした。
そういえば、ここでの衣装は「都会の一人暮らし」のPVに出てくるような私服系統なものだったのですが、そんな衣装で煌めく銀の衣装でPVを撮っている「Love take it all」を踊るのがまた魅力的でした。


「偉大な力を!」に乗せて流れるVTR。たぶんこれが休憩時間なのだろうと思って、あんまり映像を観ていませんでした()
「The Power」は「悲しきヘブン」同様な新曲ということだけ知っていました(知っていたのに予習しないで来たからあまり知らない)。「さくっと世界羽ばたく めちゃ偉大な力♪」という歌詞で「偉大な力を!」を繋がりがあったのだなと思いました。
会いたい 会いたい 会いたいな」はタイトルだけ聴いたことある曲、「ひとり占めしたかっただけなのに」はタイトルすら知らない曲でした、のでどちらがどんな曲だったかをはっきり覚えていません。「会いたい…」に関してはタイトルから連想されるような曲調ではなかった印象があり、「ひとり占め…」に関しては矢島舞美がパワフルに踊っていた印象が残っています。


ここでまた℃-uteは一度ステージから去ってハロプロ研修生によるパフォーマンス。たしか14人くらいが同じ衣装でいたので、もう誰が誰だかも分からない(元々分からない)状態になっていたのでなんとなくがんばってる感じを眺めてたら終わりました。
続いて鈴木愛理嗣永桃子が出てきたのでBuono!だというのは分かりましたが、Buono!はみんな歌が上手いという情報しか持ってないくらいには分かりませんでした。実際、歌は上手かったですし、鈴木愛理の歌割が少なめなのにもそれが表れていたのかもしれません。
鈴木愛理Buono!として出てきたからきっともう1曲くらい別ユニットを挟んでくるだろうと思っていたらまた10人くらい出てきました。近くで「えっ、もーニング娘。??」って言ってた方がいて、本当にモーニング娘。だったのですが、なぜ分かったのか・・・。「わがまま 気のまま 愛のジョーク」の「あいされたい!あいさーれたい!」が楽しいことはUNIDOLに行ったときに分かっていたのですが、本当に楽しかったです(特に何もしていない)。
「超WONDERFUL!」は分からない曲でした、ここでようやく℃-uteが戻ってくるのですが、本当にステージにいる人が多すぎて誰がどこにいるかを把握するだけで手一杯な状態でした。


MCはかなり雑に言うと道重さゆみがラストの秋ツアーの宣伝みたいな感じでした。岡井さんが生田衣梨奈に話を振ったので、なんとなくぐだぐだになりそうな恐れがありましたが「がんばっていくたー!」という持ちネタがあったらしく意外と盛り上がってました。まあ面白くはないんですけど(褒め言葉)。


ここからラストまで盛り上がる曲の続くメドレー。
「愛ってもっと斬新」は「都会の一人暮らし」のc/wだと知っていて聴いたこともありながらあまり興味のなかった曲でしたが、やはりライブで聴くと印象が変わりますね。
まっさらブルージーンズ」はチケット発売日の1週間くらい前に初めて聴いて、昔の℃-ute曲を漁るきっかけとなった曲でアリーナ付近で踊っていたので横側から見れることにPVにはないライブ感を受けました。これもサイリウムの振り方が振り付けと一緒なのが印象的で、「ドタバタしてても…♪」の部分が普通に踊るだけで大変そうなのに、しっかり歌えててすごいなと感心していました。
kiss me 愛してる」はUNIDOLで℃-ute本人がやっていた曲でこれを聞き逃してしまったのを悔しく思っていたので、あって嬉しかったです。「ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ…♪」の部分で中島早貴の「Say!」と「Come on!」が無駄に発音いいのがなんだかムカつきます(褒め言葉)。
「いざ、進め! Steady go!」は知らない曲でしたが、楽しそうなので今後音源を探したいですね。
忘れたくない夏」はBerryz工房と一緒に。アンコール後の一言ずつでBerryz工房が最後だという話を聞き、後に解散(活動休止?)という話を聞いたので、実は貴重な瞬間を味わっていたのだなと思いました。


アンコールの掛け声は「℃-ute℃-ute!」で、℃-uteは言葉的には3文字なので言いやすいですが、他のユニットはどうなってるんでしょう・・・。
アンコールで歌ったのは「JUMP」、これもベストアルバムで聴いて好評価だったのですが、サビを会場全体で熱唱していたシーンが特に印象的だったのでライブ以降とてもハマっています。。
メンバーが一人ずつ武道館ライブの思いを語り、ラストの曲は「Danceでバコーン!」。これはPVを観ながら初めて聴いてそのままハマった曲でラストということで会場の照明も明るくなり良い雰囲気でした。
引き際が良かったというか、ダブルアンコールもなく平和に終わったのは個人的には良かったです。
帰りにうどん食べれなかったので、帰ってからうどんを食べました((


という感じが思い出せる感じで振り返った感想でした。
印象的だったことを簡単にまとめると、以下のような感じでしょうか。
・距離が遠いと顔が見えないからたまにどれが誰か分からない
・曲は新曲とかでない限り基本的にフルではやらない
・ステージに立つメンバーが多いと誰を見ていればいいか分からない
・ファンのコールや掛け声が思っていたよりも静かだった
・コールや掛け声のリズムが違う(「1,2,1,2」のリズムだとして、2で跳ぶのかと思ってたら1で跳ぶ、みたいなことが多々)
・思っていたより生歌が聴きやすい心地だった(仮に口パクなだけだったとしてもそう思わせてないからそれはそれで好評価)


個人的なライブの楽しみ方は2つあると思っていて、一つはライブのその瞬間のパフォーマンスや雰囲気を楽しむこと、もう一つは後日それを振り返って余韻に浸ること、です。
後日振り返って余韻に浸るためには、その瞬間の光景をしっかりと焼き付けておく必要があるのですが、今回は分からない曲がいくつかあったりコールや掛け声が思っていたのと違ったりでそれがあまりできてなくて余韻に浸る行為はあまりできていません。ライブの瞬間は基本的に楽しいものなので、予習がなくても前者の楽しみ方はできると思っていましたが、後者の楽しみ方をするためには事前に予習をしていくことが大事だと思いました。
そして、こうやって思い出せないからまた次のライブに行こうと思うのですね・・・。


去年が初の武道館で今年が2回目、だった割には11月にも既に武道館コンサートを控えているようなので、そちらも参加できたらいいなと思っております。