「UNIDOL 2014 SUMMER」行ってみた

7/9開催の「UNIDOL 2014 SUMMER」に行ってきました。


イベントの概要としては女子大生がユニットを組んでアイドルとしてステージでダンスなどを披露してパフォーマンスの日本一のユニットを決めるというものです。
UNIDOLイベントに興味のある人を募集していたびりーさんのツイートを見て、面白そうだったので行ってみることにしました。


まず、何が良かったかと友人の友人(別界隈)といきなり会うという経験を初めてできたことです。当日は私とびりーさん、びりーさんの友人、びりーさんの友人の友人、でこの関係のほとんどが初対面でした。
界隈が違うと接点が全くありませんが、ある程度価値観の合う友人なら全く知らない友人でもある程度価値観が合うのではないかと思っていたので、そうやって普段接点のなさそうな方と話をしてみるということにとても興味がありました・・・ありましたが、私がやろうとすると面倒なことも多々ありそうで実現したことがなかったので、今回経験できて非常に良かったです。


因みに、びりーさんの友人の後輩が出場するということでその応援に行くというのが始まりだったようです。アイドル(?)イベントに行くのは初めてで、別に詳しいわけでもないのでとりあえず感じたことを書いていきます。面倒なので、敬称略。



「UNIDOLとはUNIVERCITY AIDOLのことで各大学の歴史や伝統を・・・」(曖昧)ってMCが言ってました((
当日までに関東予選と関西予選が行われていて、本選出場を決めた9組と当日行われる敗者復活戦を勝ち上がった3組が本選での戦いに挑みます。


応援する方は敗者復活戦からのスタートだったので、敗者復活戦開演の30分前に入場。
実はどういうイベントなのかは詳しく知らず、それまでに「お遊戯会(女子大生が頑張るのをその友達や家族などが温かく見守る)」という表現が挙がっていたので、なんとなくイベントの盛り上がりに欠けたり私たちはアウェーなのはないかと思っていましたが、入場してみると意外とそんなことはなく最前列はピョンピョン飛び跳ねていたり入念にストレッチをしていたりとかなり真剣な具合が伺えました。予選・本選だけで4時間以上はあると思っていたので、これを全力で飛ばしていくとなると相当な体力を消耗するだろうとか思ってました。平日のイベントなので大学生中心ではありましたが、そうでない方々も意外と見受けられました。


事前に投票用紙を配られていて敗者復活戦を戦うユニット名一覧と投票用シールを渡されました。ユニットが12個ならんでいるのを見て、お笑いのライブに行ったときのことを思い出しました。何のことかと言うと、お笑いライブも投票してトップを決めるイベントだったのですが、その経験からすると一通り終わった頃にはどれが誰でどんなパフォーマンスをしたかを一つひとつ全部覚えていることはできません。そうなるとやっぱりインパクト勝負が大事になってくるのではないかという風に思っていました。


ということで、イベントスタート。16:00開演とあった割には15分以上押してた気がします。
最初のグループは2人組、本物とは違ってプロデュースしてくれる方がいたりするわけではないので見せ方などを練るには2人組は特に協力者がいないと難しそうだと思った印象があります。
2番目のグループはマイクを持ってて歌も歌っているっぽい・・・ですかね。踊りながら歌うってやったことなくてどれくらいきついのか知らないのでちょっとよく分かりませんでした。「マテリアルGirl」が気になったので帰ってから動画を観ましたが、演出であったサビの振り付けのレクチャーシーンはぱすぽ☆がライブでやっていたような感じなのですね。
3番目のグループは事前に出場組を見ていたときになんとなく印象に残っていたRibbon ∞ by Chatters(あってないかもしれない?)。「禁断のカルマ」「ガールズルール」「常夏ハイタッチ」とアップテンポ系な曲が続いて明るくていいなと思い、知らない曲だったので帰ってから聴けるようにと曲名のメモを始めていました。因みに、メモは全曲とろうとしたものの途中で断念しています((
ここで一度MCを挟みます。記事を書いてる段階で忘れちゃっていますが、この辺りまでは冷静にパフォーマンスを評価できていた記憶があります。


4番目のグループはどのユニットだったかをまず思い出せなくなっています・・・私が知らないアイドルの選曲だった記憶があり(覚えているのだけでいくとCheeky Paradeというアイドルでした)、これまでのユニットとは選曲から少し雰囲気が違う感じだったのは覚えています。
そして、5番目で今回応援に来たユニットが登場。「仮契約のシンデレラ」「でんでんぱっしょん」「有頂天LOVE」という3曲で、私は「でんでんぱっしょん」しか分かりませんでしたが、前のユニットの人数が多くてどこを見てればいいかが分からなかったのに比べると、個々を見れたこともあってパフォーマンスは良かったと思います、たぶん欲目は入っていません。。強いていうならば、こちらから見てミスをしたように見えた場面があって、そのタイミングで「あ、やばい…」というのが一瞬表情に出てしまっていたところでしょうか。


6番目は立教アイドル研究会だったということしか覚えておらず、この辺りから詳しいことをほとんど覚えていません・・・とりあえず列挙すると
スマイレージリスペクト(?)のU/nileageの背景動画が印象には残りやすかった
・Ag♡+の背が小さくてぴょこぴょこしてるメンバーが印象的(木村美紀に似てる?)
・Cheekは3人でモーニング娘。の曲歌ってて気になるのがあったけど曲名が思い出せない
・S'herieも開演前に良さそうと思っていたけれど、舞台から去るときにやっと気付いた
・一番最後がCopiaっていうのはなんだかずるい、あの人数で最後にやったら絶対印象に残る
・これからすると消去法でフェリスのF-illesが4番目?
・ここまでプログラム見ながらユニット名書いてますが、英文字だと印象に残りにくい((


投票が観客であるということは友人をたくさん招待できたチームが有利であり、印象に残るステージにするためには観客が盛り上がれるような曲を大人数でド派手にやること。観客が知らない曲よりも知っている曲を選曲した方が「あ、これ知ってる…!」と印象に残りやすいことなどと、人数の多さに関わらず容姿の良い子を持ってきて「このユニットのあの子が良かったな」と思わせること、などなど戦略が色々見えてきたりで面白いです。
勝つためには戦略が必要なことは分かりましたが、審査員と観客では見ている席の位置も審査基準としているポイントも違うので、それの総合点で順位を決めるのであれば何がどのくらい重視されているのかというのをもうちょっと明確に分かるようにした方が良いのではないかなと思いました。


そんな具合で敗者復活戦が終了。ちょうど前にいた観客の女の子が曲に合わせて振りを踊っていたのですが、どんなジャンルのアイドル曲が来ても普通に対応できているのを見てすごさを感じました。
私が普段行くライブが規模の大きいものが多く、ステージを見上げる経験をあまりしたことがありませんが、おかげで全体感が見えないので自分の位置から見える誰かを目で追うことが多くなりました。そういう風にして目で追ってた人と一瞬目が合ったような気がしたから、っていうところからアイドルにハマるっていうのが往々にありそうな気がしました。


敗者復活戦でのパフォーマンスを終えたユニットと写真を撮ったりできる時間があり、友人が撮りにいったのを見守っていました。一言くらい声を掛ければ良かったとか思いました。
本選スタート前には本選で司会を務めるらしい吉川友が登場して1曲歌うパフォーマンス。残念ながら私の知らない方。ざっくりと言うならば予選を見ている時間の方がなんだか楽しかったです。
ところで、後々調べてみたら彼女は92年生まれらしいです。たしかに本選の途中で「高校の同級生が出場しててさっき会った…!」という話をしていて、年齢的にもその辺りが自然なのですが、勝手に26歳くらいだと思っていました・・・全然関係ないですが、久住小春と同じくらいなんじゃないかと思っていたら久住小春も92年生まれでした。見る目がありませんね((
それとMCのサミットクラブが「きっかわ」と呼び捨てにしているのかとずっと思っていましたが、「きっか(彼女の愛称)、は…?」みたいな感じで話していただけなんですね。


予選までは柵に寄りかかって楽に観れていたのですが、写真を撮る間に持ち場を離れてしまったので場所を失ってしまいました。本選となるとさすがに混雑してきますね。
敗者復活戦で「どのユニットがどれだったか覚えていられない」を既に経験してしまったため、本選でも同じようになることを考えるとモチベーションは低かったのですが、途中で入る表参道MODEステージに助けられました。


いよいよ本選がスタート。
まずは敗者復活を3位と2位で勝ち上がったAg♡+とU/nileage。上で予選の感想で曖昧な部分を列挙したときに印象に残りやすいユニットであったことは間違いないので、勝ち上がるためにはやはり戦略性だと感じました。
3番目に登場したLolliPopはとにかく「Password is 0」が印象的でした。衣装は紫ではありませんでしたが、モーニング娘。14のメンバーカラーで整えられていて…というか髪型とか雰囲気もメンバーベースで整えられていたので「あ、あれは生田の立ち位置だ」みたいな感じで観れて面白かったです。遠目でしたが鞘師ポジションの方がかっこよかったこと、譜久村ポジションの方が雰囲気似過ぎていて驚きました。


4番目のwink♡に関する記憶が飛んでしまいましたが、表参道MODEステージという番外編。
「表参道MODE.」というトップスタイリストが創る最新ヘアスタイルなどモードな情報番組があるらしく、ここでは本選に出場した各ユニットから代表1名がステージ上で簡単なアピールをして髪型や衣装などの総合点でグランプリを決めるという企画でした。
この企画自体は観客にとっては完全に休憩モードだったのかもしれませんが、個人的にはとても大きかったです。ここで各ユニット代表の1名を見たことによって、これ以降のユニットは「さっき表参道MODEでこんな恰好をしてた子がいた」という印象を紐づけることができたので、ここからのステージは予選時よりは記憶に残りやすくなっていました。


ということで、次のドルクラ☆も表参道MODEに出ていた人を覚えているのですが、逆にそれしか覚えていないという始末((
わせ女なんて呼ばないで、は緑のジャージで登場。いろんなユニットが個々にカラーを持ってステージを演出する中で一色というのはあまりなかったような気がしますそして、表参道MODEでも見れた緑ベースのセーラー服が印象的でした。個人的に早稲田大学って私の好みの雰囲気ではなかったのですが、表参道MODEに出てた女の子(わせよば部長のまりりんさん、らしい)1人の影響で私の早稲田大学に対する印象がだいぶ上がった気がしてなんだかいろいろおもしろかったです((


次のチームえびくろはももいろクローバーの衣装を完全コピーしているというのをウリにしていました。ももクロの曲をほとんど知らないのですが、ここまでマイクを持ちながら踊るユニットのたいていが持っているだけだったのに対して、歌ってはいないものの歌っているももクロを意識して右手左手としっかりマイクを持ちかえて口元から離さないようにしていたのが印象的です。
次のTomboys☆は「なぜboysなんだろう」という印象が強かったです。表参道MODEに出てた子が「誰とも被らないと思って綿あめみたいな髪型にしてきた」と言っていたのが印象的で可愛らしい感じで、踊りもきれいでかっこよかったです。


MCを挟んでCotton Candy。今回関西から参戦ということもあって最初の曲をNMB48にしていたのが好印象でした。途中でオヤクソク風なコントがありましたが、あそこにもう少しキレがあればと感じていました。表参道MODEに出ていた方は着物を裁断した衣装が似合っていて、上段の前蹴りができるところがかっこよく、衣装変えをしてからも栄えていました。誰に似てるかで言われたら水樹奈々に近しい雰囲気を感じました。
わこー!プロジェクトはその名前の通りハロプロ曲で来るのを期待していて、「Love take it all」と「わがまま気のまま愛のジョーク」しか分かりませんでしたが、「グルグルJUMP」は興味を持ちました。「わがまま気のまま愛のジョーク」の「あいされたい!あいさーれたい!」の部分の盛り上がりがめちゃくちゃ楽しそうであれくらいのテンションでやってみたいですね。
SPH mellmuseという上智のユニットは海外出身な方がいたのが印象的でした。「ブレインストーミング」がかっこよかったです。ところで、欧米な顔立ちをしているメンバーを見て思いましたが、欧米にもアイドルっていうのはあるのでしょうか。日本やアジアでは聴いたことがありますが、そちらの方面ではあまり聴いたことない気がします。
最後を飾ったのは敗者復活戦を1位で勝ち上がってきたCopiaでした。先にも少し書いたように人数多く時間にも余裕があったこともあってか、予選とは違う曲で来ていました。「君の代わりは居やしない」のサビの統一感がかっこよかったです。数で勝負してる感じがあったのであまり良い印象はなかったのですが、最後の最後で高身長で黄色いスカートの映える方に目を釣られてしまいました((


立って見ていただけですが、ほぼ休憩なしで5時間近くだったので意外と体力を消耗していました(おかげで後の方になるにつれてダンスがとか選曲や流れがという話ではなく単体で目に留まったかどうかしか見れなくなっています)。
パフォーマンスに興味はあったもののどこが優勝するかにはあまり興味がなく、おなかが空いたことや友人の終電が早めだったことからこのタイミングで退場することにしました。
因みに、私に配られていた投票用紙には投票用のシールがついていなかったので、私は投票していません((


帰宅してからどのユニットが優勝したかを調べようとすると・・・なんとスペシャルゲストで℃-uteが来ているじゃないですか。℃-uteは曲数自体はそこまで分からないものの、普通に話をしているだけでこちらが和むような5人の雰囲気が好きで、わざわざライブに行こうとか握手をしたいとか一目みたいとも思ったことはありませんでしたが、数十分待つ程度の労力で目に掛けることができるのならば見てみたかったです・・・。
イベントごとは最後まで何があるか分からないと思っているので、基本的に最後に主催側から終わりのアナウンスが出るまで残っているのですが、過去にそういう風に待っていても何かあったことがなく今回早めに退場しても何もないだろうと思った結果がこれなのでかなしいです。これを踏まえて次からも最後まで残るスタンスにしたとしても何かが起こることはそうそうないでしょう((
予選から本選の間の時間を見ていればたいした出来事はなさそうでしたが、プログラムにも「豪華SECRET GUEST 多数出演!」って書いてあるのですから見逃してはいけませんでした。というより、前回もそこそこ名前の通るアイドルがゲストで来たという話は聞いていたのですが、まさか℃-uteレベルが来るとは思っていなかったという驚きも多いです。「kiss me 愛してる」聴きたかった。。。
これが心残りになってしまったせいで、9/10の℃-ute武道館ライブに少し興味を持ってしまいました((


・・・・・・・


「かわいい」を構成する上で躍動感というものが大事なのではないかと思いました。
これはちょっと自分の中でまだ考えがまとまっていないのですが、大雑把に言うと、ある一瞬にトキメク感じをかわいいと言うのであれば、普段と違う一瞬があるためには変化が必要で、変化をするためには動きが必要で・・・要するに、一連の動きの経緯を観察してなにかちがう一瞬を感じたところにかわいさを発見するのかなという具合でいくと、動きや変化が分かりやすい形で目に見えるための躍動感というのがポイントになるのかなと感じたようです。予選を見てから吉川友の歌を見たときにあまり魅力を感じなかったのはここにも要因があるのかもしれません。
このような説明しかできないと、「言葉がかわいい」「ぬいぐるみがかわいい」と言ったものにはその辺りの整理が必要そうな気がします。


あとは左膝を曲げて脚をあげてカタカナの「ル」みたいになってるポーズに弱いなとあらためて感じたこととスカートでくるっと回ったときにスパッツが見えるっていうシーンが久しぶりに見れて良かったなぁと((


オキドキ!」「君のことが好きだから」を歌っていたユニットが思い出せなかったり、逆に印象に残ったけど知らない曲があったりしたので、しばらくはUNIDOLの公式サイトからツイッターのアカウントを発掘してセットリストなどを調べたりしながら新しい曲を発掘したり、メンバーのツイッターを眺めるのを楽しみにしたいと思います((