知り合いの演劇を見てきました

もはや「ある日」でぼやかす意味はないですが((


11/15に知り合いの演劇を観に行ってきました。
その大雑把な感想になります(まとめる時間がなかったので箇条書き)。


【いろいろ】

  • 演劇の内容も規模も何も知らずに「いきます!」という私
  • パンフレット見ましたが、どうやら知り合いは演技するわけではないらしい((
  • 劇中で登場したCDプレイヤーを気に入る、後日買いました
  • 劇中に携帯電話鳴らしてごめんなさい・・・次からはマナーモードではなく電源OFFにします。。
  • リズリサ着てそうな役の人が置いた鞄を「どこのブランドだろう?」と覗き込む私
  • 一番前の席だったので「突然、自分が倒れ込んで舞台に入ってしまったらどうするのだろう・・・?」とか考えてました()
  • 1時間くらい…と思っていたら2時間あったらしい、すごい


【全体的な感想】

  • 演劇はセットを変えることができず、全てのシーンを同じセットでしか作れないところに難しさを感じた
  • シーンを切り替えるときは完全に真っ暗になって何も見えず、その中で人や物の移動をサッと切り替えられるのはすごいと感じた
  • 映像作品と違ってカメラがあるわけではないので、複数の人物の動きを同時に見せられるのは面白そう
  • 同じくカット・撮り直しという概念はないので、1シーンの単位で演技をするのは大変そうだな、とか
  • 各シーンは良かったと思うが、物語全体として見ると前半部分が冗長で後半部分の大事なシーンにもう少し時間を配分したかった印象。重要なシーンに時間を割かないと物語がどこに向かうのか分かりづらくメリハリにも欠ける点、重要なシーンが急ぎ足になるせいでシーンを繋いだときに繋がり方がちぐはぐに見える部分がある点、で勿体ない
  • TVドラマなどで首を傾げたくなるような演技を見せられることがあるので勝手にレベルを低く見積もっていたのですが、演技は違和感なく自然に見ることができた。失礼いたしました・・・。
  • 演技に違和感を感じなかったのは役者の雰囲気と配役が合っていたことが要因としては大きい気がする


【脚本について細かいところ(思い出せた範囲)】

  • 主人公が最初に「いまさらか・・・」(あいまい)という最初のシーン、何のセットなのか分からない状態なので違和感を覚えなかったのだが立ち位置が姉の部屋の中だったので誤解を招きやすいんじゃないかと
  • 人名しりとりは役名を自然に出す演出だけど、結婚前の男女が部屋で人名しりとりをしてるのは不自然。付き合うレベルでも良かったのでは…?
  • 主人公は父親の墓参りに北海道から帰ってきたらしいが、スケジュール感が分からない。ここで「3日後が墓参りに行く日」みたいなのが分かるような何かが欲しかった
  • 「ふ」のごり押し、良いと思います。というか予想以上に笑いを誘えてたことに驚きだった
  • 人生ゲームのシーンが長い・・・菅野君は姉がプロポーズの返事を保留にしている話をする誰かとして必要だったけど主人公の友人と仲良くなる必要性もあまりなかったので意味としては薄い…?
  • 人生ゲームのシーンは単体で見るなら良かった。ダイちゃんと菅野君がふざけてる中で真面目に人生ゲームの準備してる辺りはリアリティがあって良かった
  • シーン変わって墓参りに行く日かと思ったらまだ違った。友人から「明日も来るよ」とか言われてたら墓参りは明後日以降なのねと認識できていたような
  • 主人公が友人に怒りを露わにしたシーン。「一緒の大学に行こう!だから、勉強しよう!」に対して「勉強くらい自分の好きなときにさせろ」という返しをすると、怒りを露わにした要因が「勉強したくないこと」に見える可能性があるらしい。個人的にはそうはあまり思ってなかったけれど。。
  • 自称父親の愛人であるともこちゃんが父親のことを語って姉弟を諭すのは良かった。ただ、その中であった「私の方がかわいそうだよ」のセリフには違和感を感じた
  • そして、そのあとに姉弟がてのひらをくるっと返すわけですが、ここに時間を割きたかったよね
  • というか、「音楽やりたいから家族養えないので家族捨てます」と言った父親を許せない主人公が他人と関わるのが怖いというのはまだ分かるのだけど、姉はそこで父親についていったから他人と関わることを怖がる理由があまりないのでは・・・?
  • 最後のシーンで冒頭にあった父親の言葉を録音で聞いてるけど、これは誰がいつどうやって入手してて、なぜ主人公は今までそれを聞こうとすらしなかったのかが疑問
  • 友人と和解するときに「ふ」をちゃんと回収してるのは良い
  • 「父親の償いの気持ちが棚にある」って言ってエロ本が出てくるやつ、意表を突かれたけどやってみたかっただけ感で不要だった
  • 父親の償いは封筒に大事そうに入っていれば手紙でもなんでも良くてそれを明らかにする必要はなかったのだけど、諭吉さんっぽいものが見えてしまった・・・償いってお金でいいの??
  • 舞台の名前でもある「スゥィート・ホーム」という単語を出したのはともこちゃんだけだった、最後に主人公が母親に電話する際に「こっちで暮らそう」というセリフあったけど、ホームがテーマになっているなら「帰ろう」の方が良かったのか・・・?でも、姉は結婚するから一緒に暮らすわけではないのか・・・うーん・・・。