ツユ3rdワンマンライブ「貴方を不幸に誘いますね」の感想。

7/30に行われたツユの3rdワンマンLIVE『貴方を不幸に誘いますね』でZeep Tokyoに行ってきました。

 

ツユのライブに行くのは初めて。
音楽ライブは時世の問題もあって約2年ぶりくらいでした。

 

○セットリスト
~本編~
01.「強欲」
02.「デモーニッシュ」
03.「過去に囚われている」
04.「奴隷じゃないなら何ですか?」
05.「ルーザーガール」
06.「雨を浴びる」
07.「太陽になれるかな」
08.「テリトリーバトル」
09.「かくれんぼっち」
10.「梅雨明けの」
11.「風薫る空の下」
12.「ナツノカゼ御来光」
13.「アサガオの散る頃に」
14.「秋雨前線」
15.「忠犬ハチ」
16.「あの世行きのバスに乗ってさらば。」
17.「くらべられっ子」
18.「ナミカレ」
19.「泥の分際で私だけの大切を奪おうだなんて」
20.「終点の先が在るとすれば。」
~アンコール~
01.「やっぱり雨は降るんだね」
-MC
02.「ロックな君とはお別れだ」

○大雑把な感想
・とても良かった、本当に。また行きたい。円盤出してほしい。
・座席が良かった。1Fの前列で舞台を見上げられる位置で良い
・周りのスタンディングも少なくて座って落ち着いて観れた
・MCなしで20曲歌い続ける怒涛のセットリスト、すごい
・強いて言えば記憶だけでなく記録に残せるよう写真撮りたかったけど、それっぽいものが何もなかった(

 

 

○ライブに行くきっかけ
・今年の1/30、SpotifyのMixリスト作成機能で「くらべられっ子」をたまたま耳にする
・普段知らない曲は飛ばしがちだが、歌い出しの雰囲気が好きで聴いてからドハマり
・世の中様々なところにレコメンドシステムは存在しているが、それが良い出会いをもらたしたのは自分の人生では初めてだった(
・その後も色々な曲を聴いたりPV映像を観たりしていたが、どういう人々なのか見えないので気になっていた
・その矢先、ライブをやってくれるというので、迷わず応募した
 

○開演前
・16時に東京テレポート駅着、朝の不安定な天気とは打って変わって晴れ
・「やっぱり雨は降るんだね」って言うつもりだったのに…(
・開演は18時なので、アウトレットでお買い物と早めの夜ご飯を済ませる
・Zeep Tokyoには17時40分ごろ到着、なくなるみたいなので人生最初で最後になりそうです
・写真映えするような看板やポスターみたいなものが全く出てなくて地味に困る
・チケットもスマートフォンで提示するので、形に残るものがないかもしれない。。
・座席は1F/6列目で真ん中過ぎず端過ぎず、舞台を見上げて見れるのが良い
・客層は大学生くらいの年代の人が多かった印象
・座席間隔は電車と同じくらいで結構詰まっている
・自分の隣は空席だったが、ほとんど埋まっていそうなので全部で1500人くらい?
・その空席の隣の席の人が、入場時の自分の目の前にいた人でなんか面白かった(
・初参戦ということも含めてお作法が分からないので、そわそわした気持ち
・「終点の先が在るとすれば。」がラストの曲になると思っていて、対の関係にある「あの世行きのバスに乗ってさらば。」をやるのかどの位置でやるかを気にしてました

○開演
・ピアノソロの「強欲」でスタート、アルバムと同じ流れ
・「デモーニッシュ」からスタンディングする人が現れ始める
・前列だと正面群に位置する人は結構立ってたが、自分の周りでは2,3人しか立っておらず視界も遮られなかったので快適
・舞台セットは3階建て構成、ボーカルの礼衣は一番高い3F部分に登場
・PV映像が流れるが、映像が礼衣の立つ正面位置にあるので、寧ろ礼衣が見えない(
・「過去に囚われている」で画面が左右2つに分かれて礼衣が見えるようになる
・ボーカルも含めてCD音源に劣らない出来ですごい、中でもドラムの存在感は音源以上で迫力があって良かった
・「奴隷じゃないなら何ですか?」とても好きなので「打破打破打破打破」の部分も歌ってほしかった(
・これだけ難解な曲をサラッと歌うボーカル、この世に実在するんだなぁ・・・。
・礼衣が2F位置に降りてきたのでMCかなと思ったらそのまま「ルーザーガール」
・生歌で聴く方が臨場感なのかリアリティなのかメッセージ性を強く感じて良かった
・「雨を浴びる」までアルバム通りでしたが「太陽になれるかな」を挟む
・「テリトリーバトル」好き
・「梅雨明けの」「風薫る空の下」「ナツノカゼ御来光」の3連が実は1曲も分からなかった(
・「風薫る空の下」は1stアルバムの楽曲で、それ以外はぷすのボカロP時代の楽曲らしい
・「秋雨前線」の間に再び礼衣が2F位置に来て「忠犬ハチ」
・というかもうこれMCやらないですよね…。
・ピアノイントロと共に礼衣が1F位置に来て「あの世行きのバスに乗ってさらば。」
・ラストスパートっぽいのでアルバム的にも「泥の分際で…」を挟んで終わるかと思いきや、その次は「くらべられっ子」。贅沢。
・その次が「ナミカレ」。この曲には「くらべられっこ」という歌詞が出てくるので並んでいるのは美しい
・アルバムのラストを占める「泥の分際で私だけの大切を奪おうだなんて」「終点の先があるとすれば。」で本編終了
・本当にMCを一切挟まないまま歌い切ってしまった。。
・自然と手拍子が鳴り始める、なるほどこれが掛け声禁止時のアンコール(
・アンコールは「やっぱり雨は降るんだね」でスタート、なんと贅沢。。
・アンコールは周りの人が一気に立ち始めて単純に見えなくなったで私も立ちました
・「やっぱり雨は降るんだね」が今のところ一番好きな楽曲なので聴けて嬉しい
・ここに来て初めてのMC、イラストのおむたつ、ピアノのmiro、動画のAzyunまでが正式メンバーであることを知る
・ぷすが10年ほど前からこれまでどういう活動をしてきて、どういう経緯でメンバーを集めてツユが結成されたを結構な尺で語ってくれます
・2020年までのツユのことを知らなくて、どういう人間が楽曲を作っているのか気になっていたので、これは聴けてとても良かった
・ボカロP(←あんまり分かっていない
・生活を食い繋ぐための本人曰く逃げの活動をする傍ら、ネット音楽で成り上がっていく周りの人々に悔しい思いをしながら、もう一度自分の音楽で再挑戦する決意からできたのがツユ
・そういう思いで活動してきて今回のライブでほぼ満席の光景を眼前にしたというのは感慨深い
・…という話を聴いた後のラスト局「ロックな君とはお別れだ」がめちゃくちゃ響く…!
・ツユ結成前の自分との決別とかそういう覚悟表明の楽曲なのかなとしみじみと感じながら聴きました(いや違うかもしれないけど

 

〇終演後
・メンバー退場後にライブのイメージイラストが舞台上に映し出されるもそれも写真撮影禁止らしい
・混雑を避けるための規制退場が1F前列からだったけど、ライブ中も良席なのに帰りまで優遇扱いで良いのかしら
・形に残るものとして物販で買い物して帰りました
・最近の自分は昔と違って「自分の好きなものに他人にも興味を持ってほしい」という気持ちが強くなりつつあるので、ツユを身の回りで広めていきたいお気持ち(
・余韻に浸っていた翌日、8/2に重大発表があることを知る
・3rdライブに来れなかった人を示唆しているので、追加公演か円盤化では
・確かに公式Twitterにはメンバーの顔を隠した写真しかあがっていないのに会場にカメラが入っていたのは少し違和感がある
・円盤だとしたらある意味「形に残るもの」になるので、自分にとってもすごく嬉しい