Lv.1ココドラの理想値

Lv.1ココドラの理想値についての考察。



まず、ココドラ種族値はこのようになっています。
(H,A,B,C,D,S)=(50,70,100,40,40,30)


これをレベル1の能力値に直すとこのようになります。
HP 12
こうげき 6
ぼうぎょ 7
とくこう 5〜6
とくぼう 5〜6
すばやさ 5


6Vの個体だとしても、ドーピングアイテムを10個使うだけではどの能力値も変化しません。特攻と特防の個体値が19以下なら5になり、20以下なら6、という能力値になるのみです。
あと性格補正による能力の変化が残っていますが、能力値が全て一桁なので考えるのは下降補正のみです。基本的に防御と特攻と特防を敢えて下げる必要はないので、攻撃か素早さを下げることになります。


ここでよくココドラに飛ぶことの多い状態異常である混乱の自虐ダメージを見てみます。


・ランク±0のとき
A5→(2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,3)
A6→(2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,3)
・ランク+1のとき
A5→(2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,2,3)
A6→(3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,4)
・ランク+2のとき
A5→(3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,4)
A6→(3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,4)
・ランク+3のとき
A5→(3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,3,4)
A6→(4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,5)
・ランク+4のとき
A5→(4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,5)
A6→(5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,6)
・ランク+5のとき
A5→(4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,4,5)
A6→(5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,6)
・ランク+6のとき
A5→(5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,5,6)
A6→(5,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,6,7)


ランクが+1,+3,+6のときに自虐での確定数が変わります(もっとも+1で自虐してから再び威張るを受ける可能性があるのでそういう加算をしなくてはいけないのですが)。
また、木の実ジュースが発動するのはHPの最大の半分である6以下になったときであり、なるべく少ない自虐数で木の実ジュースが発動する方がいいですが、自虐ダメージが6を越えるのはランクが+4以上のときだけです。ゴツゴツメットや定数ダメージなどと合わせて計算することにしても、だいたい2回自虐すれば木の実ジュースが発動するようになっているので敢えてダメージを大きくする必要もなさそうです。
因みに、攻撃の値がどちらでもココドラからココドラへ対する地震や地ならしの確定数は変わりません。


次に素早さを下げることを考えます。ココドラの素早さ実数値は性格補正をかけずに5と最も遅い数字です。相手のココドラを意識して地震などを持たせている場合には何か影響があるかもしれません。また、素早さ5だと、麻痺したナットレイシュバルゴと同速になってしまいます。


ココドラを使用する場合はトリックルームを絡めることがほとんどであるので素早さは遅い方が良く素早さを下げるのが良さそうですが、威張るを覚えているポケモンの数が多いダブルバトルでは、ココドラ単体でも攻撃技がないポケモンとのタイマンに勝てるように自虐ダメージを小さく抑えておく方が良さそうですね。


なので、ここでの結論は以下のようになります。
「12-5-7-6-6-5 図太いor控えめor穏やかor臆病」


因みに、モロバレルに直接攻撃をして特性の胞子で麻痺するシュバルゴナットレイを考えると素早さ5の同速になることは十分にありますし、「がむしゃら、砂嵐、毒々、守る」のココドラのタイマンになると速い方が先にPPが切れて負けになってしまうので、どうしても気になる人は素早さを下げても良いかと思います。


因みに、シングルバトルではトリックルームを絡めずに単体で出していくことが主になるので速い(5以上にはならないので性格下降補正をかけない)方が良さそうです。ローテーションバトルでは、トリックルームを絡めることもあり威張るはあまり飛んでこないと思われるので素早さを下げた方が良いのではないでしょうか。因みに、素早さに下降補正をかけた方がいいと感じているのは、同じレベル1のウリムー(最遅が素早さ5)が霰で削れたココドラを倒すために地震を持っているという話を聞いたことがあったからです((