アルセウス 神速、地震、剣の舞、守る＠命の珠
ダークライ バークアウト、ダークホール、身代わり、守る＠カゴの実
パルキア 流星群、亜空切断、ハイドロポンプ、大文字＠拘りスカーフ
カイオーガ ハイドロポンプ、濁流、冷凍ビーム、守る＠水のジュエル
ルギア フリーフォール、威張る、神秘の守り、羽休め＠ラムの実
グラードン 地震、岩雪崩、ロックカット、守る＠地面のジュエル
いわゆる全解禁ルール。クリスマスカップに比べると、ペラップの使用・ダークホールとフリーフォールの解禁というところが大きな変更点となります。
今回はパーティ案に過ぎず実際に対戦する予定もないですが、個人的に考えたものを適当にまとめてみることにします。
まず、目につくのがダークホールが使用できるということです。これにより、伝説ポケモンの火力に備えながらも催眠対策が構築に必要になってきます。しかし、対策を考えるほどに考察を進めたわけではないのでミラーが苦にならない程度に自分で使ってしまおうという考えです((
拘りスカーフダークライの対策をするために強力な先制技を持つアルセウスにラムの実を持たせたいところですが、アルセウスがラムの実で眠りを回復して剣の舞を使っても神速ではダークライを倒すことができないので結局ダークホールを止めることができません。また、少し前の記事で書いたこともありますが、アルセウスは剣の舞を積んでも強化アイテムを持っていないとミュウツーやカイオーガなどを縛ることができないということがありました。なので、アルセウスには強化アイテムを持たせたいところです。ここでダークライに拘りスカーフを持たせると初手でダークライミラーになった場合に同速勝負に勝たなければなりません。ダークライはミュウツーとシェイミ以外の伝説には先手を取ることができるので拘りスカーフを持たせなくても十分に強力なポケモンです。拘りスカーフを持ってダークライを縛ることができる伝説ポケモンはほとんどいないので今回は眠りを回復できる木の実をダークライに持たせることにしました。
ここまでの2匹ではミュウツーがかなり辛いですが、HPに振ったダークライと同じ程度の耐久を持つミュウツーはダークライ同様に拘りスカーフを持たせてもなかなか縛ることができません。また、天候を利用して素早さを上昇してくるルンパッパやワタッコなどの相手も厳しくなります。そこで、拘りスカーフを持たせたパルキアとカイオーガを採用することにしました。カイオーガを採用したことで晴れ・霰状態などから天候を奪うことが可能になりますし、クリスマスカップでもそうであったように水のジュエルを持たせた型にすることでアルセウスにも隙を見せにくいです。パルキアに拘りスカーフを持たせた理由としてはカイオーガを繰り出しながらの雨ハイドロポンプで先制してミュウツーを縛ることが可能になるからです。伝説のポケモンとしてはそこそこ速いポケモンなのでカイオーガやキュレムなどの拘りスカーフも対策できるようになっています。
最後に相手のトリックルーム対策とダークライを使わない場合のダークライ対策としてルギアとグラードンを採用しました。グラードンはトリックルームの起動役としてメジャーなディアルガパルキアの弱点を突くことができるようになっています。また、物理耐久が高めのポケモンなので相手のグラードンやアルセウスとも多少打ち合えるというところが良好です。ルギアは本来トリックルームパーティには弱いポケモンではありますが、今回は普段と違ってフリーフォールを使用することができます。フリーフォールは相手のポケモンの行動を奪ってしまうことができるので縛り関係の解除などに非常に役立つだけでなくアルセウスのやダークライの起点にすることも不可能ではありません。なお、フリーフォールですが、一度も使ったことはないので正確な仕様は分かっておりません((
と、このように強そうな組み合わせを2体ずつ3組集めただけのパーティでした。
○アルセウス ようき マルチタイプ
196-172-140-×-140-189 H.4 A.252 S.252
しんそく、じしん、つるぎのまい、まもる＠いのちのたま
→アルセウスは耐えてほしい攻撃はおおよそ耐えてくれることと持ち物を命の珠にしたことで攻撃と素早さにすべて振り切りました。陽気でも命の珠を持たせることで無振りミュウツー程度なら神速2発で倒せるようになります。主軸にするアルセウスにはラムの実を持たせたいのですが、ダークライやルギアで相手を行動不能にする要素をいくつか取り入れているので結果的に全抜きをすることも可能になるのではないでしょうか。
○ダークライ おくびょう ナイトメア
182-×-111-150-110-194 H.252 B.4 S.252
バークアウト、ダークホール、みがわり、まもる＠カゴのみ
→配分は個人的に一択。A189アルセウスの+2神速耐え、C222キュレムの流星群を上4つの乱数以外耐え。ダークホールを打った後にやることはないのですが、居座っているだけでも特性のナイトメアでダメージを稼ぐことができるので身代わりを持たせて居座りやすくさせて眠りから覚められてもダークホールを再度当てやすいようにしておきます。攻撃技は一つは欲しいのですが、ここは凍える風かバークアウトが主流になるのではないでしょうか。バークアウトを当てておくことで相手の拘り眼鏡流星群を耐えることができるようになるので、今回はバークアウトを優先しました。
※ダークライの種族値を勘違いしていたので後日修正します
○パルキア おくびょう テレパシー
166-×-120-202-140-167 H.4 C.252 S.252
りゅうせいぐん、あくうせつだん、ハイドロポンプ、だいもんじ＠こだわりスカーフ
→ミュウツーは拘りスカーフの流星群を耐えるようになっていますが、雨状態のハイドロポンプまでは耐えることができないのでカイオーガによる天候の掌握を利用しながらミュウツーを縛りにいきます。ポイントとしては特性をテレパシーにすることでミュウツーに拘りスカーフ持ちであることを悟られにくくなっていることです。亜空切断でさえホワイトキュレムを確定で倒すことはできないので注意が必要でしょうか。
○カイオーガ ひかえめ あめふらし
197-×-131-209-161-112 H.172 B.164 C.156 D.4 S.12
ハイドロポンプ、だくりゅう、れいとうビーム、まもる＠みずのジュエル
→配分はクリスマスカップのものを拝借。ジュエル雨ハイドロポンプでHPに振ったアルセウスが倒せるようになっていて、命の珠アルセウスの+2神速やディアルガの拘り眼鏡流星群などを耐えるようになっているので比較的行動はしやすくなっています。ドラゴンタイプに対して攻撃する機会が多く、雷は相手のカイオーガにしか打たないことも多いので冷凍ビームを採用しています。濁流のスペースは比較的自由で電磁波や絶対零度なども選択肢に入ると思います。
○ルギア ようき マルチスケイル
207-110-150-×-181-178 H.204 D.52 S.252
フリーフォール、いばる、しんぴのまもり、はねやすめ＠ラムのみ
→配分は設定はしてありますが、何も考えていないので割愛します。フリーフォールを使用することで味方の積みの起点を作ったり縛り関係を逆転させるのことができます。また、ラムの実を持たせて神秘の守りを使うことでダークホールの対策やラムの実を持てないアルセウスのサポートを行えるようにしておきます。せっかく、神秘の守りを持たせたので威張るを採用してみました。特殊主体の伝説ポケモンにたいしてはタイマンになっても威張ると羽休めだけで突破を目論むことができますし、威張るでラムの実を消費させることでダークライのダークホールを通すことも可能になります。
○グラードン いじっぱり ひでり
175-222-160-×-128-126 A.252 D.132 S.124
じしん、いわなだれ、ロックカット、まもる＠じめんのジュエル
→細かく考えていないのでこれも配分は割愛します。アルセウスとの打ち合いを考えて地面のジュエルを持たせて、せっかくディアルガを一撃にできるということで攻撃にすべて振り切っていますが、ロックカットのために素早さを設定するのであれば攻撃を落としたほうがよいかもしれません。ロックカットですが、相手の先制フリーフォール対策をすることができる点やダークライのダークホールとの相性やグラードンの中途半端な素早さを考えるとなかなか相性は良い技だと思います。
