第19回伝説厨オフ使用パーティ〜レンタル式() ガルーラカイオーガ〜

2/16の第19回伝説厨オフに参加して来ました。


ルールは伝説ポケモンを2匹まで選出可能とした第6世代のGSルール。パーティはしっかり考えたのですが、当日になって対戦するためのロムを忘れてしまいました((
仕方がないので、対戦に使っていないロムを貸していただいて、合計4名の方からポケモンをお借りして、更に別の方から持ち物を4つお借りする・・・という形でその場でパーティを組んで対戦競技に参加しました。


結果、6-2で同率1位が3人並びオポネント差で1位通過。決勝1回戦で負けてしまいベスト8でした。


〜パーティ〜
ルギア エアロブラスト、大地の力、瞑想、羽休め@アッキの実
バンギラス 岩雪崩、噛み砕く、炎のパンチ、守る@バンギラスナイト
ナットレイ パワーウィップ、ジャイロボール、宿り木の種、守る@オボンの実
カイオーガ しおふき、濁流、雷、冷凍ビーム@拘りスカーフ
ガルーラ 捨て身タックル、けたぐり、不意打ち、猫騙し@ガルーラナイト
ゼルネアス ムーンフォース、瞑想、身代わり、守る@食べ残し


※すべて借り物のため実数値は割愛



借り物だけでパーティを組まなくてはいけなかったので、元々使う予定だった構築でも考えていた猫騙し+スカーフカイオーガ+ナットレイ+ゼルネアスの組み合わせから考えることにしました。カイオーガは特攻と素早さに振り切っていればよく、ナットレイとゼルネアスはある程度適当な個体でも機能するスペックを持っていそうなのでレンタルするにはちょうどよさそうでした。この後も何度か書きますが、とにかく「下手に構築のパワーを落とさないこと」を重視しています。
6世代になってカイオーガは技の威力の低下や強力な先制技持ちポケモンの増加などで弱体化したとも思われていますが、ゼルネアスガルーライベルタルクチート・・・など対策が面倒になる新ポケモンはすべて水技に耐性がないポケモンなのでやはり高火力を無理やり押し付けられるカイオーガは必要だと思っていました。ゼルネアスやガルーラに先制したいことと単体での性能が高いことからまずは拘りスカーフカイオーガを軸に置くことにして、声を掛けたら眠さんが快く貸してくださいました。
次に、拘りスカーフカイオーガは隣に素早さの高いポケモンを置いてカイオーガの攻撃+攻撃で一気に相手を削りきる使い方が強いと思っているので素早さの高いポケモンを置きますが相手の猫騙しに強くするためにこちらも猫騙しを覚えたポケモンを採用したいです。借り物で構築を組まなきゃいけないとなるとバランスを取りにいっても個体がないという制約がどこかで生まれてしまうため、無理やりパワーのあるポケモンを採用した方が良いと思いメガガルーラを採用することにしました。しかし、格闘技はアームハンマーグロウパンチではなくけたぐりを覚えている個体が良くて断念しようとしたところ、ウォーターさんが見事にけたぐり個体を持っていらしたので懇願してガルーラナイトごとお借りすることに。
ガルーラカイオーガとしたところで相手のカイオーガに対して非常に弱いことと相手のゼルネアスに強いポケモンが欲しかったことから次にナットレイを採用したいです。形としては綺麗ではないのですがこれが一番無難に戦えそうだと思っていたので高速猫騙し役をガルーラにしても機能するだろうと思いました。とりあえず、そこそこ攻撃に振ってあるナットレイだったらなんでも良かったのですが、Babelさんが勇敢で攻撃の高い個体を持っているとのことだったので渡していただく前にハートの鱗でパワーウィップを思い出させてもらいました。。
ここまでで格闘技とドラゴンがかなり一貫していることが気になったのでゼルネアスを採用して格闘タイプやドラゴンタイプに交代で出したり処理ができるようにとしました。ゼルネアスを貸してくださったのはわっちさんで、GTSを利用して入手したそこそこ個体値の高い個体でした。
ここまでで4匹決まったものの、ゼルネアスはあまり積極的に交代で繰り出したいポケモンではないので格闘に耐性のあるポケモンはまだ欲しく、つくもさんからお借りしたロムにいるポケモンを眺めていたところルギアが目に留まりました。ルギアとナットレイはそこまで相性が悪くないのでルギアを採用することにしてここまでで辛いミュウツーに対するケアを行うことに。ここまででクレセリアへの打点やゼルネアスナットレイの苦手なホウオウへの耐性・ギラティナシャドーダイブを受けづらいということなどが気になったので6匹目にはバンギラスを採用しました。


>カイオーガ(選出:先発1+後発6=7)
貸してくださったのは眠さん。
臆病CS。元々使う予定だった構築では性格を控えめにするつもりだったのですが取り巻きが違うことで控えめの火力が絶対に必要ではなくなったので単体性能がより高くなる臆病でよかったです。
技は最も打点を稼げるしおふきと範囲攻撃が便利なタイプ一致の濁流、カイオーガ対策の雷までは欲しい技です。欲を言うと、最後はハイドロポンプを採用してHPやワイドガードに依存せずゼルネアスやガルーラなどを一気に大きく削れるようにしたかったのですが、借りたときに冷凍ビームを覚えていてハートの鱗などがなかったことからそのまま使うことにしました。
予想通りではありますが、拘りスカーフは後出しがしやすく単体性能が高いのでやはり使いやすかったです。


>ガルーラ(選出:先発5+後発1=6)
貸してくださったのはウォーターさん。
陽気AS。ガルーラはC222カイオーガの雨75%しおふきを耐えないのでやや耐久に努力値を回したいですが、控えめに当たらないことと臆病の場合は乱数に空気を読んでもらうことで対応します。
耐久調整をする場合はその耐久を削らないようにメインウエポンは恩返しとしたいですが、今回はなつき度を上げるのが面倒なことからもそのまま覚えていた捨て身タックルを採用。耐久調整はされていませんし、先述しているようにバランス良くよりパワーを落とさないことが重要なのでむしろ借り物寄せ集め構築なら決まったときに落とせる範囲が大きくなる捨て身タックルの方が良さそうです。


>ナットレイ(選出:先発2+後発4=6)
貸してくださったのはBabelさん。
勇敢HA。ナットレイには詰め役よりも耐性の優秀なアタッカーとしての期待をしていたので、攻撃が高めの個体が良かったので耐久調整したいものの誤差の範囲内と判断しました。持ち物をオボンの実にしているのは遅いナットレイが集中攻撃で倒される展開を避けるために耐久を補強したいことがまず1点。次にアタッカーとして期待をしているので守るなどを挟んで回復量を増やして詰めを狙う食べ残しよりも瞬発力のあるオボンの実の方が合っていると思ったことという2点が理由です。
とりあえずは耐性が優秀なので細かい耐久調整をしていないことが大きく影響するということはなかったように思えました・・・が、決勝トーナメントで耐えると思って動かして倒れてしまった場面があったのでなんとも((


>ゼルネアス(選出:先発2+後発3=5)
貸してくださったのはわっちさん。
臆病CS。とりあえず、この素早さと火力でムーンフォースが打てれば良いと思っていたので個体は問題はありません。構築のパワーを落とさないことを重視したらパワフルハーブを持たせてジオコントロールを積むのが良さそうですが、ハートの鱗から持ち物まですべて借り直さなくてはいけないこともありつつ、このパーティでどうしても重たくなるトリックルームパーティを逃げ切る性能を持たせる方が重要だと思い、食べ残しを持たせて身代わり守るで場持ちを狙う型に。
ムーンフォース身代わり守るまでは確定していたので、後出しカイオーガに対抗できるようにすることとイベルタルに身代わりを貫通するバークアウトを打たれてそのまま弱体化することを避けるために最後の技には瞑想を採用しました。


>ルギア(選出:先発4+後発2=6)
貸してくださったのはロムごと借りたつくもさん。配分は臆病HS。
他に格闘技に強い伝説ポケモンがASベースに配分されたギラティナしかおらず、これはゼルネアスに隙を見せることとカイオーガを拘りスカーフにしていることから追い風をする旨みがあまりなかったため不採用。ルギアは個体が2匹いましたがマルチスケイルの個体は過去作の教え技である凍える風を覚えており消すことができないので必然的に特性はプレッシャーとなります。
エアロブラストと羽休めはほぼ必須だとして、大地の力も教え技であるため消すことができず。最後の技は最初は電磁波で考えていましたが、ナットレイのジャイロボールと相性が悪く、6匹目に使いたいバンギラスの素早さが速くなかったことと持ち物を借りていたれてぃあさんが光の粉を持っていなかったから断念。代わりに瞑想を持たせてせっかくの大地の力を活かして単体で戦える性能を持たせることにして、持ち物はアッキの実をお借りすることに。弱点保険を使うには周りでカバーができる取り巻きでないこと、ラムの実は安定感が出ますが前々から何度も書いているように構築のパワーを落とさないことの方が重要だと思い今回はあまり使いたくなかったです。アッキの実が発動して瞑想を積めたら防御特攻特防が上がっている要塞となるので高い性能を持てそうで、実際にそれで勝てた試合があるので良かったです。


>バンギラス(選出:先発4+後発2=6)
貸してくださったのはロムごと借りたつくもさん。
バンギラスの個体を確認したところ、第5世代の全国ダブルで使われていた「拘りスカーフ型」「拘り鉢巻型」「勇敢最遅」と見受けられるような構成しかおらず。使うなら後ろ2匹のどちらかですが、拘り鉢巻型は馬鹿力炎のパンチと消せない技が2つ入っているため仕方なく最遅個体を使うことに。実数値は一度も確認しませんでした((
最遅個体は「岩雪崩、噛み砕く、炎のパンチ、守る」となっていました。けたぐりがないのでミラーに弱くゼルネアスには手が出せませんが、パーティ内に炎技がなかったのでクチートナットレイへの奇襲になるだろうと思ったので特別気になりはしませんでした。
カイオーガとゼルネアスが多ければナットレイの選出率が上がるだろうというところでガルーラと同時選出する機会がそこまで多くはならなさそうなことと同時選出してもバンギラスは最悪持ち物なしで戦えることから必要なときに数値を引き上げられて交代なしで天候を奪い返すことができるバンギラスナイトを持たせることにしました。
唯一、問題だったのは最遅個体なのでメガクチートに先手をとって攻撃ができないことでしょうか。


私が本来使う予定だったパーティと3匹同じポケモンを用意することができたので立ち回りは狙い通りにできるものが多くて良かったです。どちらも今の段階ですべてを対策するのが難しそうだったので構築のパワーを落とさないようにすることを重視していましたが、使う予定だったパーティの方は煮詰める段階で最後にうまくバランスを整えようとしてしまっていたので、借り物で組んだパーティの方がパワーがあり勝ちやすかった気がします。これは(周りの方に迷惑を掛けていますが)結果的には良かったと思っています。


みなさまの協力なしでは対戦競技に参加することすらできなかったため本当に感謝しております。
わがままを聞いていただいてありがとうございました…!