第30回シングル厨オフ〜壁積みライコウギャラドスピクシー〜

1/10開催の第30回シングル厨オフに参加してきました。


意気込んで構築に取り掛かったもののうまく組むことができず、前日予想では良くて6-3で予選2位抜けの決勝トーナメント2回戦負けくらいだろうと予想していました。
結果は予想に近く6-4で予選落ち。それでも予選2位で同率で3人並び、どちらにも直接対決では勝っていたのですが、前回より採用されていた「対戦競技に遅刻した方は予選で戦績が並んだ場合に順位を落とす」というルールがあり、私は対戦競技に遅刻してしまったので問答無用で予選落ちでした。
個人的には朝弱いので参加者の立場としては今まで特になかったリスクを負うことになり少々厳しいルールではありますが、運営の立場からすると参加者に遅刻のペナルティを設けることで時間通りに集まってもらい運営はしやすくなるし、遅刻の原因の多くは自己責任であることからペナルティのレベルもそれに収まる程度の良さなので、運営する側としてはぜひ真似したい良いルールだと思いました。


〜パーティ〜
ライコウギャラドス、ピクシー、ガルーラ、ウルガモスゲッコウガ


ライコウ おくびょう プレッシャー
167-×-94-161-120-183 H.12 B.32 C.212 S.252
ほうでん、めざめるパワー(氷)、リフレクター、ひかりのかべ@ひかりのねんど


ギャラドス いじっぱり いかく
170-193-101-×-120-133 A.244 B.12 S.252
(170-226-131-×-150-133)
かみくだく、じしん、りゅうのまい、みがわり@ギャラドスナイト


○ピクシー ずぶとい てんねん
202-×-136-115-110-82 H.252 B.244 S.12
アシストパワー、ちいさくなる、コスモパワー、ねむる@カゴのみ


○ガルーラ ようき きもったま
181-147-100-×-100-156 H.4 A.252 S.252
(181-177-120-×-120-167)
おんがえし、ほのおのパンチ、いわなだれグロウパンチ@ガルーラナイト


ウルガモス ひかえめ ほのおのからだ
177-×-102-188-126-135 H.132 B.132 C.124 D.4 S.116
だいもんじむしのさざめきちょうのまい、みがわり@たべのこし


ゲッコウガ むじゃき へんげんじざい
147-115-88-155-81-191 B.4 C.252 S.252
あくのはどうれいとうビームくさむすび、みずしゅりけん@きあいのタスキ


ライコウは非理想個体



ライコウの壁技(リフレクター・光の壁)で相手からのダメージを軽減しながら積み技を使うポケモンを展開していく構築。主軸はメガギャラドスとピクシーで、構築6匹のうち4匹が積み技持ちという構成になっています。


ORASレーティング準拠ということで、のしかかりメガガルーラ絶対零度スイクンなどXYで存在していた汎用性の高いピクシー対策ポケモンがいなくなったことから、これは刺さると思いピクシーから構築をスタート。
ダブルバトルで小さくなるラッキーを使っていた経験から回避率を6段階上げても攻撃が当たるときは平然と3連続で当たることは結構あると認識していたのでサポートはちゃんとつけることにします。よく見るサポートは悪戯心のボルトロスが電磁波威張るなどを使いながら退場。対面している相手にピクシーを繰り出すというものでしたが、これは相手が起点になりそうなポケモンをすぐに交代すると小さくなるを1回しか積んでいない状態で万全の相手を迎え撃って積まなければなりません。
ということで、ローテーションバトルでも見受けられるように壁技を使ってピクシーを展開するのがダメージを抑えられて良さそうだと判断。壁+ピクシーの良いところは壁技を使う間に相手に積み技を許してしまうという欠点を特性の天然で無視できるので相手の展開に強い壁エースとなることができるところです。


壁技を使う役を選ぶわけですが、ピクシーがボルトロスファイアローの挑発に弱いことからそれらに強めなライコウに着目。ゲンガーともそこそこ打ち合いができる点が優秀だと言えます。
ライコウが地面タイプのポケモンに弱いこと、ピクシーがギルガルドに弱いこと、からこれを補完するメガギャラドスに着目。ギャラドスとして繰り出すときは地面技を無効化できて、ギルガルドに対しては水悪の耐性から積み技を使い有利になることができます。因みに、特性は型破りなので積みポケモンが本来苦手な特性天然に対しても強く、ヌオーやアシストパワーのピクシーには殴り勝つことができます。
この3匹をベースにしながら色々なポケモンを考えてみるものの、どれも適切に噛み合う形にはなりませんでした。ひとまず今回は、メガギャラドスが苦手な草タイプやニンフィアなどを先手から殴り倒せるメガガルーラエルフーンに強くて汎用性を落とさないポケモンになりそうなウルガモス、初手カバルドンなどライコウが出しづらく展開をしてくるポケモンに強いゲッコウガ、という6匹にしました。


>ライコウ(選出:6/10 先発6回)
今回の構築の要である壁技役。退場技を覚えないので後続にスムーズに繋げない点以外は壁技を使うポケモンの中で最もスペックが高いと言えるでしょう。持ち物はスムーズな退場ができないことから壁技のターンを長くすることができる光の粘土。
技構成はリフレクター・光の壁という壁技2つが確定。残りには主力攻撃となる電気技とめざめるパワー氷を採用しておきました。ギャラドスウルガモスガルーラともにガブリアスがそれほど得意なわけではないのでガブリアスに対する打点は確保しておきたいです。壁技に合わせて積み技を使う相手に吠えるを使いたいという要望に関しては、まず吠えるを使っても相手の展開をリセットしているだけで誤魔化しの解決でしかない上に壁持続ターンを消費してしまうことがもったいないですし、今回は天然ピクシーで相手の展開を無視できることからあまり気になりませんでした。
最後に電気技は放電を選びました。そもそも壁持続ターンはライコウ以外のポケモンを動かしたいのでライコウで攻撃をする場面は多くないのですが、退場技がないので後続に繋ぐためには交代をするしかなく、交代をしづらい場合にはライコウを倒してもらわないといけないので、相手に麻痺の脅威を与えられる放電の方が良さそうです。メガゲンガーに対するダメージは無振りなら10万ボルトが確定2発・放電が高乱数2発となり、先発に出てくるメガゲンガーは耐久に振ってあることが多そうだと考えたときに2回打って乱数で倒せる確率と2回打って麻痺させる確率を加味しても放電の方が良さそうに見えます。
努力値配分は素早さをまず最速に設定。物理耐久はA133ファイアローの拘り鉢巻フレアドライブを最高乱数以外で耐えるようにして、残りを特攻に配分しました。この特攻の値があれば放電でH181D120程度のメガガルーラは3発で倒すことができます。


>ギャラドス(選出:3/10 先発0回)
今回の構築の軸であったポケモンの1匹。ORASでタイプ一致の噛み砕くを習得して攻撃範囲が広くなりました。特性が型破りなので地震で一貫性がとりやすいだけでなく、相手の積み対策の天然にも強いところが嬉しいです。持ち物はメガシンカするためにギャラドスナイト。
技構成は積み技の竜の舞、タイプ一致で一貫性のとりやすい噛み砕くと非接触技で型破りで浮遊ポケモンも攻撃できる地震を確定。最後は身代わりを採用して壁技と合わせて耐えられる攻撃を増やしたり状態異常を対策することにします。挑発に比べると放電ポリゴン2を意識しています。
壁技に耐久を任せて、努力値配分は攻撃と素早さにほぼ全て振り切っています。素早さに性格補正を掛けてキノガッサや積んだ状態でメガゲンガーメガライボルトを抜きたいところですが、攻撃に性格補正を掛けて2回積んだ噛み砕くでようやくメガガルーラを高めの乱数1発にできる程度なので数回積み技を使うことを前提に諦めました。


>ピクシー(選出:10/10 先発0回)
今回の構築の主軸となるポケモン。特性の天然で相手の能力ランクを無視しながら積み技を使うことで一方的に能力ランクで有利になることができます。眠るを採用したので持ち物はカゴの実。一度きりの持ち物ですが、積んでしまえば突破が困難になるのでその準備をするまでの速度を早めることの方が大事でしょう。
技構成は小さくなるが確定。瞑想・コスモパワーの積み技からコスモパワーを選択、眠る・月の光の回復技から眠るを選択しました。まず回復技を眠るにしたのは毒々でピクシーが対処されるのを防ぎたかったからです。せっかく壁技を使って繰り出したのに定数ダメージの毒々を受けて突破されてしまっては元も子もありませんし、ピクシーが積むまでの時間と試行回数を考えると月の光型を毒々で突破するのは比較的現実的な対策だと言えます。なので、そういう対策に屈しないために眠るである必要がありました。次に瞑想とコスモパワーですが、瞑想は相手を突破する速度が早くなるものの、リフレクターがない状態ではただただ攻撃を避けなければ勝つことはできず、3連続で攻撃が当たる程度の光景は頻繁に見たことがあるので信用できませんでした。ということで、コスモパワーを選んでいます。コスモパワーを選んで火力を引き上げる手段を持てなかったのでムーンフォースを選ぶ余地もなく攻撃技はアシストパワー。積み技の小さくなるは攻撃が当たる回数を減らすことで壁や積みの弱点である急所を対策することができます。
努力値配分は物理耐久にほぼ特化しました。天然のおかげで相手の積みに強いとはいえ、メガボーマンダメガガルーラから大きなダメージを負ってしまうので、物理方面の積みポケモンが多いことからそれらに対して強くなるように物理耐久に寄せました。


>ガルーラ(選出:6/10 先発0回)
壁状態から繰り出す積み技持ちポケモン。弱点が少なく数値が高いことから対応できる範囲が広いので、構築で対応できなさそうなポケモンを無理やり対策してもらうことにします。持ち物はメガシンカするためにガルーラナイト。
技構成はまず積み技のグロウパンチと何かしらのノーマル技が確定。攻撃に性格補正を掛ければグロウパンチ+捨て身タックルで倒せる範囲が広がりますが、素早さに性格補正を掛けたかったのでノーマル技は安定感重視の恩返しを採用。グロウパンチ+恩返しでは火力が足りないところを高い確率で怯ませながら蓄積を入れられるように誤魔化し技として岩雪崩を採用。最後の1つはギルガルドクレッフィを攻撃できる技が欲しく、構築でナットレイが厳しいことから炎のパンチを採用しました。
壁技に頼って努力値配分は攻撃と素早さに全て振り切りました。素早さは最速にしてメガシンカ前のボーマンダメガガルーラのミラーで有利に立てるようにします。


>ウルガモス(選出:2/10 先発1回)
貴重な特殊打点の積み要員。構築で苦手なエルフーンに対して身代わりを虫のさざめきが貫通するので弱くはありません。当初眠るを持たせていたところを直前に変更したので回復手段を意識して持ち物を食べ残しにしましたが、ラムの実を持たせて状態異常に対する保険を作るべきだったと思います。
技はエルフーン対策の虫のさざめきと積み技の蝶の舞、主力攻撃となる炎技が確定。最後の1枠は状態異常対策として身代わりを搭載しましたが、選出したときに突破できる範囲が広くなるようにめざめるパワーを入れるべきだったと思います。持ち物の食べ残しに明確な意図がないため、持ち物で状態異常対策をするのが良かったと言えるでしょう。
努力値配分は壁技を盾に2回舞う前提での配分。素早さは最低限の値である最速キノガッサ抜きとして、A177メガガルーラの恩返しを耐えるように物理耐久を調整。残りを特攻に配分してランク+2の虫のさざめきでH183D105ガブリアスを一撃にできるようにしています。


>ゲッコウガ(選出:3/10 先発3回)
ギャラドスウルガモスステルスロックが痛手であり、ライコウが手を出せない相手であるラグラージカバルドンを強襲できるポケモンとして採用。気合いの襷持ちのガブリアスなどにタイマンで勝てるように持ち物は気合いの襷。
技構成はガブリアスランドロスを倒すための冷凍ビーム、アグノムゲンガー辺りを意識して悪の波動、ラグラージカバルドン対策の草結び、気合いの襷で岩石封じからスタートしたガブリアスを倒すための水手裏剣で技が4つ埋まってしまいました。
気合いの襷に耐久を頼っていることから努力値は特攻と素早さに配分。ゲンガーやアグノムに先制するために素早さに性格補正を掛けているので最速です。


ここまで記述していても、とても突貫的な構築であることからよく予選抜けラインまで勝てたと感じるくらいなのですが、それくらいピクシーが強かったということでしょうか。ライコウはそこそこ強く、ギャラドスは主軸と言うには物足りない面がかなり見られて、ウルガモスは持ち物と技を見直した方が良く、ガルーラは最低限の仕事はしてくれたという感じでしょうか。ゲッコウガは出した2試合選出を誤ったものの、負けの要因を作っているとも言えるので別のポケモンにする方が良かったかもしれません。
ピクシーは汎用的な対策手段がなくなったから使いたいと目をつけただけあって相手に刺さっていることが非常に多かったです。ライコウは壁役にしてしまうにはもったいないと思う優秀なポケモンでしたが、壁役の中で優れているのは誰かを考えるとライコウになりがちなので壁技をコンセプトにする上では仕方のないことでしょうか。
一方、メガギャラドスは2回竜の舞を使ってようやく火力を発揮できるポケモンであるところがネックになっていて、3タテする試合もありましたがライコウから交代で繋がなかった場合はピクシーを出すまでに壁ターンが終わってしまうことも多かったので、ここは瞬発力のあるポケモンを採用すべきだったかと思います。
バシャーモ+ナットレイの組み合わせを突破できるポケモンがいないこと、ライコウから展開をする際にガブリアスの前で積めるポケモンがピクシーしかいないことが特に課題のように見えます。



以下が簡単な対戦レポートになります。


○1戦目 vs あんどん さん 負け 0-2
自分:ゲッコウガ ガルーラ ピクシー
相手:ボーマンダ カバルドン ウルガモス (ガルーラ キノガッサ マリルリ)

カバルドンがいるのでゲッコウガを先発。先発キノガッサに対して2匹目にガルーラを投げて対応できるようにして3匹目に障害が少ないという理由でピクシーを選択。
初手のボーマンダへの冷凍ビームをカバルドンで受けに来たので、難なくそれを突破。ウルガモスを繰り出されて悪の波動では怯ませられず、蝶の舞を使われる。水手裏剣を使えば、相手が命の珠なら砂ダメージと合わせた消耗で倒せて、そうでないなら2回蝶の舞をされない限りはメガガルーラが打ち勝てそうだと思っていましたが、威嚇が効いていて5回当てても赤ゲージ。命の珠型だったものの、ギガドレインを所持していたので回復されて消耗では倒せず。そのまま、メガガルーラが命の珠大文字で一撃、ピクシーも大文字+ギガドレインで倒されて負け。


○2戦目 vs 千秋 さん 勝ち 3-0
自分:ライコウ ギャラドス 【ピクシー】
相手:マリルリ ギルガルド バシャーモ (サザンドラ キノガッサ ポリゴン2)

ギャラドスウルガモスに強そうなマリルリが出てくるだろうと思い起点にできるピクシーとピクシーの弱いポケモンを起点にできるギャラドスを選出した模様。
初手のマリルリが拘り鉢巻だと分かったのでリフレクターからギャラドスに繋ぐ。身代わりでうまくギルガルドの攻撃をかわしながら竜の舞を使って攻め立てて勝ち。


○3戦目 vs FT さん 勝ち 1-0
自分:ゲッコウガ ギャラドス ピクシー
相手:バシャーモ ナットレイロトム (FCランドロス バンギラス サーナイト)

バシャーモナットレイを同時に対策するのが無理だと考えていたら、選択時間の時間切れが迫って3匹ともナットレイに弱いポケモンという選出になってしまう。
試合はギャラドスの身代わり連打でパワーウィップを避けて2回竜の舞を使うもナットレイを倒せず、ゲッコウガロトムバシャーモに倒される。しかし、ピクシーがバシャーモのオーバーヒートを避けるところから始まり、一度も攻撃が当たらないまま積みきってしまい勝ち。


○4戦目 vs YK さん 勝ち 2-0
自分:ライコウ ガルーラ 【ピクシー】
相手:FCランドロス ヒードラン ガルーラ (ライボルト キノガッサ クレセリア)

スカーフ地震をケアできるようにギャラドスを置きたかったのですが、ライボルトキノガッサを見て弱ってしまった様子の選出。
初手でランドロスが拘りスカーフだと分かったのに地震打たない祈願でリフレクターをするところから始まり、放電で相手のガルーラを麻痺させたので壁状態のグロウパンチガルーラで残りを倒して勝ち。


○5戦目 vs げべぼ さん 負け 0-3
自分:ライコウ ウルガモス ピクシー
相手:ニンフィア バシャーモ 【FCランドロス】 (FCボルトロス スイクン ギルガルド)

全体的にピクシーが刺さっているので選出。障害になりそうなポケモンギルガルドでしたが、メガギャラドスだとニンフィアが厄介なのでウルガモスを選出しました。
光の壁を使うと欠伸を打たれる。リフレクターを使ってからウルガモスに繋ぐも、ニンフィアがめざめるパワー岩を持っていたので2回しか蝶の舞を使えず。メガバシャーモは3回舞えば一撃でしたが、そもそも大文字も当たらず。ピクシーがメガバシャーモに突破されて負け。
ライコウで壁を使ったら即座にピクシーを繰り出すのが正解でした。欠伸を打たれているということは拘り眼鏡ではないので壁+コスモパワーで受けが間に合いますし、仮に欠伸をされてもカゴの実で回復できるので積みきってしまうことができそうでした。


○6戦目 vs りん さん 負け 0-3
自分:ゲッコウガ ギャラドス ピクシー
相手:ライボルト ドリュウズ ギャラドス (サザンドラ メタグロス ピクシー)

型破りドリュウズに対してライコウを出していいのかピクシーを出すべきなのかどうか迷っているうちに選出時間が迫ってしまい、ライボルトに対してどうしようもない選出。
出てきたドリュウズは突撃チョッキだったのでゲッコウガで倒すこともできず、ギャラドスは岩石封じで竜の舞を使うことができず、ピクシーはギャラドスに挑発を打たれて機能せずに負け。


○7戦目 vs Polt さん 勝ち 3-0
自分:ライコウ ピクシー 【ガルーラ】
相手:ランターン ニンフィア ギャラドス (ハッサム ヒードラン ボーマンダ)

ピクシーの障害がハッサムヒードランですが、ギャラドスニンフィアが怖くて出せないのでガルーラを選出。
初手ランターンに困るも壁を使ってすぐピクシーに繋ぐ。相手が全く打点がなかったようなのでそのまま積みきって勝ち。ギャラドスメガシンカだったらどうするつもりだったのか・・・。


○8戦目 vs しぃ さん 勝ち 3-1
自分:ライコウ ピクシー 【ガルーラ】
相手:ガルーラ ポリゴン2 ピクシー (ボルトロス シャンデラ スイクン)

リフレクターから入ると秘密の力。放電を何度か打つとポリゴン2が出てきたの壁を残した状態でピクシーに交代。相手もピクシーに交代してお互いに天然でありながら積み始める。先に積み始めたことと光の壁があることからこちらが先に相手のピクシーを突破。眠るで回復してからメガガルーラを倒して、ポリゴン2は降参で勝ち。


○9戦目 vs slamp さん 勝ち 2-0
自分:ライコウ ピクシー ガルーラ
相手:リザードン グライオン クレッフィ (ゲンガー ポリゴン2 マリルリ)

リフレクターから入ると相手はメガリザードンXにメガシンカしてニトロチャージ。適度なタイミングでピクシーを繰り出し、グライオンが選出されていることが分かったのでライコウを捨ててガルーラで切り替えし。グロウパンチを積んでからクレッフィ交代読み炎のパンチを当ててメガリザードンXとの同速(?)を制して勝ち。
ちゃんと勝てたように見えますが、メガガルーラvsグライオンで2回ハサミギロチンをはずしてもらっているので、運が良かっただけです。


○10戦目 vs ばっど さん 負け 0-1
自分:ウルガモス ガルーラ ピクシー
相手:ポリゴン2 ブリガロン ギルガルド (グライオン クレセリア チルタリス)

勝てば予選抜け。受け寄りなポケモンが多く、グライオンさえ倒せば壁技がなくてもピクシーで突破が図れそうなのでライコウを出さずにピクシーを選出。残りの2匹グライオンに対抗ができそうで且つ取り巻きまで突破する火力のあるウルガモスとガルーラを選出。
初手で身代わりで様子を見るとやつあたりを打たれる。蝶の舞大文字と炎の体による火傷でポリゴン2を削ってガルーラを死に出し。ギルガルドが重たいパーティに見受けられることからポリゴン2の技構成は「やつあたり、イカサマorシャドーボール、冷凍ビーム、自己再生」と予想して後続まで見据えてグロウパンチを選ぶも電磁波を打たれてメガガルーラが麻痺。ポリゴン2を倒した後に出てきたブリガロンドレインパンチを耐えて炎のパンチで倒すも最後に出てきたギルガルドが拘り鉢巻だったようでガルーラピクシーがそのまま潰されて負け。


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ということで予選落ちでした。立ち回りをしっかりしていれば予選を抜けられる戦績だったので、運で拾った試合があっただけにもったいなく思います。
それにしても、勝ち試合が戦略的にピクシーを扱えたというよりも適当に出したピクシーが運良く避けて勝っただけの試合が目立つのがよろしくないです。取れる選択肢が少ないことから選出が勝敗に大きなウエイトを占めるシングルバトルにおいて、どの試合も選出が正しくできていなかったのが大きな反省点でしょうか。


そこで一番痛感したのは単純なシングルバトルの経験の少なさです。相手の単体の型や選出などの想定すべきパターンは多岐に渡り、そのパターンにも存在確率があります。何かを想定するときは、パターンの数とその存在確率を知った上で存在確率の高いパターンに対する対策を手厚くしつつ、存在確率が高くないパターンについては最低限の対処か対策を諦めるかする必要があります。
しかし、経験の数が少ないと各パターンを思い浮かべることはできてもその存在確率が分からないため、どれに対して一番手厚くすべきかが分かりません。そうしたときに全てのパターンに対して対処しようという手をとってしまい、結局どれに対しても中途半端になってしまい負けるというのが今回の対戦で課題となったので、一手間違えたときに取り返せる選択肢の数が少ないだけにそれを正しく把握できるように経験を重ねることが大事だと思いました。


主催のライトさん、スタッフの方々、参加者の皆さま、お疲れ様でしたー♪