ポケモンセンタートウホク「最強のイーブイ使いは誰だ!」参加レポート

7/5にポケモンセンタートウホクで開催されたバトルイベント「最強のイーブイ使いは誰だ!」に参加してきました。


ルールとしては見せ合いありのダブルバトルで、イーブイイーブイの進化系7種の合計8種族のどれか1匹以上がパーティに必須。来場者同士で対戦を行い、連勝数が多い上位8名にで決勝トーナメントを行い頂点を決めるというものです。


○○×○○○○○×・・・ということで最大5連勝という結果で、予選は4位通過。決勝トーナメントは優勝したエルムさんに準決勝で負けて3位決定戦に勝利して3位という結果でした。


〜予選使用パーティ〜
★ガルーラ@ガルーラナイト
…恩返し、不意打ち、けたぐり、猫だまし
スイクン@オボンの実
…熱湯、冷凍ビーム、バークアウト、追い風
ニンフィア@拘り眼鏡
ハイパーボイスムーンフォース、寝言
ウインディ@拘り鉢巻き
フレアドライブインファイトワイルドボルト、神速
(ウインディは3戦目まで「ワイルドボルト」→「守る」、「拘り鉢巻」→「命の珠」)


ガルーラニンフィアという対応範囲が広い2匹を主軸にした構築。この2匹で苦手となる鋼タイプの対策として炎タイプのウインディ、最後の1匹には素早さを操作する役割を持たせたスイクンを採用することにしています。
構築のコンセプトとしては「分かりやすく強いポケモンを分かりやすい強さで使う」ことで、このようなイベントでは対戦者全員が必ずしもトップメタを意識しているとは限らないので、取りこぼしの少ないように使う側に回る方が良いです。本当は最後までこのパーティを使う予定でしたが、決勝トーナメントは1戦ごとにパーティを変えてもいいということだったので、ちょくちょく変更しました。


まずは構築に必須であるイーブイの進化系を整理してみます。

  • イーブイ:適応力じたばたはメガガルーラの恩返しと同程度の火力なのでメガガルーラの方がつよい
  • シャワーズ:数値バランスは良い、雨波乗り連打できる構築が良さそう
  • サンダース:高速からの一貫しやすい電気は強い、嘘泣きなどのギミックを盛り込みたい
  • ブースター:耐性は強いけれど、技が貧弱
  • エーフィ:特性のマジックミラーを活かしたコンボ系のパーティと相性が良さそう
  • ブラッキー:耐久は高いものの決定打に欠ける
  • リーフィア:特性の葉緑素で先手がとれるが攻撃範囲は広くない
  • グレイシア:範囲攻撃の吹雪が強力、苦手な相手がニンフィアと被っている
  • ニンフィア:範囲攻撃のハイパーボイスが強力、特殊耐久が高くイーブイ系には強め


シャワーズ構築は雨トリパの形でやや後手に回る、サンダース構築は前のめりで不利になったときの建て直しがしづらい、エーフィ構築はハマると強いが想定していない技などで崩れやすい、グレイシア構築はリザードン対策が難しい、ということで分かりやすく強いニンフィアから構築をスタート。
相手の面倒な展開を止められる猫騙し・先制技の不意打ち、頑丈や気合いの襷に強い親子愛・・・と環境にいる多くのポケモンを淘汰できるメガガルーラ、相手の天候パーティに切り替えしができるように耐久が安定して高いスイクン、ガルーラニンフィアで苦手な鋼タイプに強く威嚇で味方のサポートもできるウインディで4匹を決定しました。
ニンフィアは破壊光線やシャドーボールも欲しいですが、眠り技に対する耐性がなさすぎるので寝言を持たせて完全に無理な相手を作らないように、スイクンにバークアウトを持たせて相手のニンフィアに耐性をつけられるようにしたので、ウインディも積極的に殴れるように。ウインディフレアドライブで鋼を見る役割(ニンフィアへの打点を考えるとオーバーヒートは採用できず)と終盤に神速で一掃する役割を同時にこなすために欲張って命の珠にしましたが、その結果数値が足りずに負けた試合があったので拘り鉢巻に変更することにしました。


以下が当日12試合の簡単な対戦レポートになります。



○1戦目 勝ち
自分:ガルーラ ニンフィア スイクン ウインディ
相手:ラグラージ ボルトロス ファイアロー シャワーズ

猫騙しと合わせて早急にボルトロスを倒せたのでファイアローに威嚇を撒きながらムーンフォースをひたすら連打して勝利。
メガラグラージワイドガードはなかったようです。


○2戦目 勝ち
自分:ガルーラ スイクン ニンフィアウインディ
相手:クロバット ニンフィア ドーブル ガブリアス

追い風してニンフィアを倒す。相手もクロバットが追い風をしてきますが、ダークホールニンフィア交代で受けて寝言ハイパーボイスクロバットガブリアスを処理して勝利。


○3戦目 負け
自分:ガルーラ ウインディ スイクン ニンフィア
相手:ニンフィア エンテイ ガルーラ ギルガルド

相手は関東から遠征して前日の東北オフに参加していたエルムさん。ガルーラニンフィア対策が厚くて困る。試合はウインディの命の珠フレアドライブニンフィアに耐えられてしまい、ハイパーボイス急所でウインディのHPが一桁となりギルガルドエンテイに役割が持てなくなり敗北。鉢巻なら倒せてウインディを長生きさせることができ、スイクンハイパーボイスを受けることなく追い風が決まっていたであろうことから、この敗北を経てウインディを拘り鉢巻に変更。
因みに、ガルーラニンフィアにはめっぽう強そうなエルムさんのパーティでしたが、そのあと負けてパーティ変更したようなので、対応範囲が決して広いわけではないエンテイギルガルド辺りは使わないで正解だったとは思いました。


○4戦目 勝ち
自分:ガルーラ ウインディ ニンフィア スイクン
相手:ゲンガー FCランドロス ガルーラ ブースター

相手は前日の東北オフに参加していたふぇんだーさん。蜻蛉帰りからガルーラが登場して猫騙し+トリルを決められる。なんとかトリルターンを凌ぐも相手メガガルーラの守るを警戒せずに動いてしまい、少し怪しい展開に。ただ、最後はブースターの馬鹿力をメガガルーラが耐えて勝ち。
ランドロスフレアドライブで火傷させていなかったらメガガルーラへの蜻蛉帰りのダメージが増えてラストは乱数になっていたかもしれないので運勝ち。


○5戦目 勝ち
自分:ガルーラ ニンフィア スイクン ウインディ
相手:サマヨール カクレオン ギルガルド ブラッキー

初手は猫騙しを打ち合い、2ターン目にギルガルド交代読みで肝っ玉けたぐり+ハイパーボイスを選ぶもカクレオンの影打ちでかわされてトリックルームを決められる。しかし、カクレオンは不意打ちで処理してギルガルドに対してはトリル下で先制してブレードフォルムになるところを突き、弱点保険を発動させながらも不意打ち+バークアウトで処理。トリルが切れるまでウインディスイクンでひたすらサマヨールを殴り、トリルが切れたところにニンフィアを出すように立ち回り勝利。


○6戦目 勝ち
自分:ガルーラ ウインディ ニンフィア スイクン
相手:トリデプス バクオング ニンフィア サンダー

猫騙し+フレアドライブで拘りスカーフだったバクオングを処理。メガガルーラが動けるうちに頑丈でワイドガード持ちのトリデプスを倒したのは良かったもののサンダーの放電でメガガルーラウインディとも麻痺してニンフィアに倒されてしまう。最後は味方ニンフィアを巻き込みながら放電を打ってきたものの麻痺せずに済み、バークアウトとハイパーボイスで殴り勝って勝利。


○7戦目 勝ち
自分:ガルーラ スイクン ニンフィア ウインディ
相手:ファイアロー ニンフィア ガブリアス パチリス

早いタイミングでメガガルーラを倒されてしまうものの追い風状態でニンフィアを繰り出してハイパーボイスを連打して勝利。


○8戦目 勝ち
自分:ガルーラ ウインディ スイクンニンフィア
相手:ゲッコウガ リザードン ニンフィア ギルガルド

相手にすると面倒なポケモンが多いパーティでしたが、対戦相手が小学生くらいの方であることを見越して果敢に動かした結果、ゲッコウガが意地っ張りウインディよりも素早さが遅かったことを確認。そのまま上から攻撃を続けて勝利。


○9戦目 負け
自分:ガルーラ ウインディ スイクン ニンフィア
相手:ガルーラ サンダー モロバレル ニンフィア

今回9連勝で予選を1位通過された方。ガルーラにけたぐり+サンダーにフレアドライブで入るか迷うも猫騙し+フレアドライブをサンダーに集中する選択をした結果、サンダーが退いてモロバレルを出されながらウインディ猫騙し。ここで相手のモロバレルの特性が胞子だったためメガガルーラが眠ってしまう。捨て身タックルでウインディを倒されてしまい、繰り出したスイクンも眠らされてしまう。メガガルーラは2ターン起きない後同速負けで何もせずに倒されてしまいますが、ニンフィアモロバレルを倒してから目覚めたスイクンの追い風が決まり、メガガルーラとサンダーを処理。最後はニンフィアvsニンフィアになり相手の持ち物は拘り眼鏡ではなかったのですが、こちらのニンフィアメガガルーラ猫騙しを急所に受けていたことでシングルダメージのハイパーボイス圏内となっていたので返しのハイパーボイスニンフィアを倒されて敗北。
少し運にも恵まれなかったので負けたことに関しては割り切り。5連勝ではありますが参加人数を見ているとこれでも8位以内には入りそうで、お昼ごはんを食べたかったことからここで離脱。仮に5連勝で抜けられなくてもせっかくの仙台で牛タンを食べれる方がアドバンテージが大きいと判断しました(


○準々決勝 勝ち
自分:ヒードラン リザードンニンフィア FCランドロス
相手:ゴチルゼル ドーブル クチート ニンフィア

相手は関東から遠征して前日の北陸オフに参加しているおやつさん、今回の予選を7連勝で3位通過しています。おやつさんが使っているパーティを知っていて、どうも朝の段階でエルムさんからポケモンを借りていることまで知ってしまっていたので、これはパーティを変える余地もないと判断して圧倒的にガンメタしたパーティに変更。
試合は拘りスカーフドーブルに臆病スカーフヒードランが先手をとって晴れ熱風でドーブルを処理、メガリザードンYの熱風がシングルダメージとなってゴチルゼルを処理。メガクチートの不意打ちをヒードランが受けながら晴れ熱風でメガクチートを処理、ヒードランの熱風を急所に受けていたニンフィアをメガリザードンYの熱風で処理、と2ターンキルで勝利。
おやつさんはパーティを変えてこないだろうと思っていたものの、万が一にも雨乞いボルトロスを使われても困らないようにスカーフヒードランに日本晴れを仕込みましたが杞憂に終わりました。


○準決勝 負け
自分:リザードン FCランドロス ヒードラン ニンフィア
相手:ボーマンダ ニンフィア バンギラス ドリュウズ

相手は予選でも対戦していて今回の予選を8連勝で2位通過されたエルムさん。本当は追い風クロバット+変身ドーブル+グロウパンチメガガルーラを使おうと考えていたものの、変身ドーブルの懐き度が上がっておらず対戦準備で運営に迷惑を掛けていたので、なんとなくヒードランを命の珠にしてニンフィアを拘りスカーフに変更して奇襲を仕掛けることに。
しかし、全く頭に入れていなかったバンドリマンダを迎えてニンフィアが拘りスカーフでもメガボーマンダを抜けずに困る。晴れ熱風+珠ラスターカノンでメガボーマンダを落としきれず、そのまま良いところもなく敗北。
準々決勝でおやつさんとやり取りしている間に「これはどちらが勝ってもバンドリマンダが意識されていないのでは」と事前に想定していたエルムさんが1枚上手でした。


○3位決定戦 勝ち
自分:ガルーラ ウインディ ニンフィア スイクン
相手:サンダー FCランドロス ガルーラ ニンフィア

相手は予選でも対戦していて今回の予選を9連勝で1位通過された方。リベンジマッチということで敢えて予選と同じパーティで挑むと、モロバレルの代わりにランドロスが採用されていました。ということで初手はニンフィアを出すべきなのですが、「追い風ガルーラサンダーと言えばランドロスヒードラン」みたいなイメージから脳内にヒードランの存在がよぎったのか選出で出し負ける形に。しかも、この選出即決しているのが良くないです((
試合は追い風を許しながらもランドロスを赤ゲージまで削り、ニンフィアをちらつかせながらスイクンを犠牲にしてなんとかメガガルーラメガガルーラを削る。メガガルーラの不意打ちでランドロスを処理、ウインディの神速でメガガルーラを処理しながらニンフィアでサンダーニンフィアを削っていき、最後は再びニンフィアミラーになるも今度は打ち勝って勝利。


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ポケモンセンターでの対戦イベントはトウキョー店でしか参加したことがないのですが、トウキョー店に比べると参加者の人数が少なく並び直したらすぐに対戦ができて一度対戦したひととマッチしそうになる(融通を利かせて避けてもらえる)ことが多かったです。なので、実力のあるプレイヤーとの対戦で負けてしまっても痛手にならないように、そういうプレイヤーとの対戦は連勝数が少ないうちに済ませておくことは今回のポイントだったように思えます。
トウホク店は対戦イベントは月1,2回のペースで開催しているそうで、そうやって対戦競技に力を入れているというのは面白いことだと思いました。因みに、ベスト4に残ったプレイヤーのうち3人は前日の東北オフに参加しており残っていたギャラリーもほとんどがオフ参加者で、総合4位になった方はアウェー感を感じたらしいですが、それで逆にオフに参加しようと思ってくださった(?)らしく、それもまた素敵なことだと思いました。


運営してくださった店員スタッフの方々、当日対戦していただいた方々、ありがとうございましたー♪