ポケモンセンターヒロシマ オープン記念!店舗対抗「チャンピオン決定戦」 簡易レポート

8/29に開催されたポケモンセンターヒロシマ オープン記念!店舗対抗「チャンピオン決定戦」に参加してきました。


ルールはポケモンセンターで配信されている色違いのギャラドスを手持ちに必須とした見せ合いあり44ダブルバトル。来店した参加者同士で対戦をして4連勝すると抽選券が貰えて、抽選で当たった16人が店舗代表となって各店舗の代表と対戦を行い、一番数多く勝利した店舗を競うというものでした。


結果的には4連勝して抽選券を手に入れて、抽選に当たって店舗代表となりヒロシマ店の方と対戦して勝利。メガトウキョー店の同率4位に貢献してきました。
対戦数をこなしたくて参加をしたのですが、抽選券を複数枚入手したり連勝するひとを潰してしまう可能性があるからか一度抽選券をもらうと以降は参加できず。予選ではレベルが50になっていないポケモンが入っている小学生を相手に3連勝しているので、結局まともな対戦は2戦しかできませんでした。


とはいえ、考えたことと感じたことはあったので、それを残しておこうと思います。


○使ったパーティ
サーナイト ハイパーボイスサイコキネシストリックルーム、守る@サーナイトナイト
モロバレル ギガドレイン、キノコの胞子、怒りの粉、守る@ゴツゴツメット
ギャラドス 滝登り、ストーンエッジ、電磁波、挑発@拘りスカーフ
ヒードラン 熱風、大地の力、身代わり、守る@シュカの実



いわゆるサナバレル。
相手のパーティには必ずギャラドスがいるということで軸にするポケモンギャラドスに強い方が望ましいです。ギャラドスを軸にしたパーティとして考えられるのはこの指止まれ+メガギャラドスという組み合わせです。そのため、範囲攻撃でメガギャラドスに大きなダメージを与えられるフェアリー技か放電を軸にしたいと考えて、メガサーナイトを選択することにしました。メガサーナイトはこの指止まれ役として考えられるモロバレルに強いところが嬉しいところです。
ポケモンセンターでの対戦では「分かりやすいポケモンを分かりやすい強さで使う」ことが勝ちやすさとして大切だと学んでいるため、ここではメガサーナイトへの攻撃を引き寄せることができるモロバレルを選択。モロバレルギャラドスには決して弱くはないので好ましいです。
3匹目には必須のギャラドスを入れなくてはなりませんが、威嚇で物理耐久をサポートできる点は優秀です。しかし、メガサーナイトが苦手な鋼タイプの処理がシビアになっているので最後は鋼タイプに強いポケモンを採用したいです。メガサーナイトが炎タイプに対してもダメージを稼ぎづらいため炎耐性があるポケモンが望ましく、炎タイプに強い炎タイプを探すことに。候補としてはゴウカザル・Hロトムヒードランが挙がりましたが、ゴウカザルだと耐久が低いので鋼タイプを処理するまで生存するのが難しそうです。Hロトムは電気タイプを持つことでギャラドスに強いポケモンを増やせて相性が良いと考えましたが、メガギャラドスだった場合は型破り地震で簡単に倒されてしまいます。シュカの実ロトムを使う勇気はなかったので、素直にヒードランを選択することにしました。


ギャラドステラキオンリザードンの対策を考えて拘りスカーフで採用。すると、どうしても攻撃をサーナイトに依存してしまう点が気になったので、メガサーナイトにはトリックルームを採用してモロバレルで眠らせて行動回数を増やしたりヒードランを動かしやすくすることを狙います。ヒードランの身代わりは有利な状況で使い、モロバレルで眠らせるなどでテンポをとりながら不利な相手が出てきた場合にも動かせるようにすることを狙って採用しました(原子の力が良かった気もしますが、ひとまずはハートのウロコを使うのを億劫に感じてしまったので)。


対戦は予選1戦目でメガサーナイトミラーを制して勝ち。2,3,4戦目はレベルの低いポケモンが入った小学生相手でしたが、素早さ関係が分からないのでトリックルームを使いづらく、ラティアスガブリアスという並びに万が一にもメガサーナイトを倒されてしまったら(サイコキネシス地震モロバレルを倒して地震急所でメガサーナイトが倒される、みたいな)負けるのだろうなと思ってあまり安心して対戦ができませんでした。
代表戦の対戦相手のパーティはガルーラ・ボルトロスギャラドスギルガルドというバランスのとれたパーティ。ボルトロスギャラドスメガサーナイトで倒す必要があり、ワイドガードを使ってきそうなギルガルドが相手にいて困り、2ターン目から相手のプレイングミス祈願の立ち回りをすることになってしまいましたが、幸いそれが通って状況の悪化を防ぎました。ヒードラン以外の3匹に電磁波を撒かれながらもメガサーナイトがすべて動いて、モロバレルは威張るも合わせて受けましたがその間に2匹を眠らせるという運の良さが幸いして勝利しました。


反省点は構築の選択。サナバレルが良くありませんでした。
メガサーナイトハイパーボイスは強力ですが、当然苦手な相手も存在します。にも関わらず、次に採用されたモロバレルメガサーナイトが不利でない相手に有利に戦うためのポケモンであり苦手な部分を何も補完していません。加えてギャラドスまで構築に必須となるのですから、これでは穴を埋めきることができません。サナバレルが強さを発揮するのは見せ合いでモロバレルが誰を誤魔化す役にするかを選べるからなので「分かりやすい強さ」と言っても求めるべきものが少し違いました。
加えてメガサーナイトの不確定要素に対する弱さも感じました。サーナイトモロバレルに電磁波を撒かれてしまった試合で顕著でしたが、1ターン動けなかっただけで思い描いていた状況から大きく展開が変わることが多く、ケアする難しさを感じました。今年の1月に初めてサナバレルに着手したときに「勝ててはいるけど内容にあまり納得ができない」という馴染まない感じはそれに近いかもしれません。


サーナイトを使う練習としての目的が強かった(その割には2戦しかできませんでしたが)ので、今後もメガサーナイトについては考えていきたいです。
あとこのルールでのパーティはメガサーナイト以外ではメガライボルトか放電地震に興味がありましたが、そちらは考える時間があまりなかった(サナバレルだったら時間かけずに済みそうだった)のが残念です。