ぽちゃオフBREAK使用パーティ〜リザドラン中速トリパ〜

8/13に開催されたぽちゃオフBREAKに参加してきました。


今回はシングル・ダブル・トリプルの3ルール同時開催でしたが、トリプルで参加。
結果はギルガルドブロックを予選5-0未消化1で2位抜け(同じく5-0の方とは対戦せずじゃんけんで1,2位だけ決めました)、決勝トーナメント1回戦で負けてベスト8に終わってしまいました。
6世代トリプルオフはまだ一度も予選落ちを経験しておらず、予選を勝ち抜けることを継続できているのは良いことですが、決勝トーナメントを勝ち上がれていません。今回はそれを打破できるだけの準備はできていたと思うのですが、非常に勿体ないミスであっさり負けてしまったのが悔やまれます。


〜パーティ〜
リザードンヒードラン、FCランドロスニンフィアハリテヤマクレセリア


リザードン ひかえめ もうか
185-×-117-154-106-123 H.252 B.148 C.84 D.4 S.20
(185-×-117-209-136-123)
ねっぷう、ソーラービーム、おいかぜ、まもる@リザードナイトY


ヒードラン ひかえめ もらいび
195-×-127-198-127-101 H.236 B.4 C.236 D.4 S.28
ねっぷう、かえんほうしゃ、だいちのちから、まもる@シュカのみ


クレセリア ずぶとい ふゆう
223-×-156-109-161-113 H.220 B.12 C.108 D.92 S.72
サイコキネシススキルスワップ、しんぴのまもり、トリックルーム@メンタルハーブ


○FCランドロス きまぐれ いかく
195-164-119-135-106-114 H.244 A.4 B.68 C.76 D.60 S.56
だいちのちから、めざめるパワー(氷)、かわらわり、がんせきふうじ@とつげきチョッキ


ニンフィア ひかえめ フェアリースキン
199-×-102-158-151-85 H.228 B.132 C.108 D.4 S.36
ハイパーボイスムーンフォース、めいそう、みきり@せいれいプレート


ハリテヤマ いじっぱり あついしぼう
220-162-107-×-108-72 H.4 A.60 B.212 D.220 S.12
インファイト、はたきおとす、ねこだまし、フェイント@ラムのみ


ヒードランランドロスクレセリアは非理想個体



【構築概要】
ガリザードンY+ヒードランという2匹の炎タイプを主軸に置いたパーティ。
リザードンヒードランは同じ炎タイプでありながらも弱点が水しか被っておらず、メガリザードンYの日照りによって水技にも耐性をつけることができるので相性は良いです。素早さ操作技としてトリックルームを使うことで、この2匹の高い火力と優秀な耐久を活かして戦います。


【構築経緯】
ヒードランの優秀な火力・耐久を維持するために素早さ操作技はトリックルームを選択します。ヒードランを上から一撃にするメガガルーラランドロスに関しては、リザードンも強く出ることはできないため、追い風などで上をとるよりトリックルームで素早さを逆転させる方が良さそうです。
トリックルーム役としてはクレセリアを選択。攻撃性能こそ高くないものの耐久の安定感は抜群に優れており、手が届きにくい部分への対策となる補助技を自然と持たせることができます。
トリックルームからの攻撃役にはニンフィアを採用。リザードンヒードランの炎技が通りづらいドラゴン・バンギラスへの打点を担うことができる点で強く、フェアリー技に強い鋼タイプにはリザドランの炎技で睨みを利かせられる点でも相性は良いです。
また、構築の物理耐久を向上させるために特性が威嚇のランドロスを採用。威嚇で盤面を整えるのがランドロスの主な仕事ですが、地面技で炎タイプに打点を持つことができるので攻撃面での相性も良いです。
最後の1匹には猫騙しを覚えるハリテヤマを採用。この枠はドーブルも候補でしたが、猫騙し要員がドーブルのみの形をとるとクレセリアドーブルという火力の弱い2匹が並ぶ展開が増えそうで噛み合いが悪くなりそうなことが気になりました。ハリテヤマを採用することで、構築で苦手なバンギラスの即処理打点を確保できるようになるだけでなく、特性の厚い脂肪のおかげで相手ヒードランにも怯まずに戦えるポケモンが増えました。


メンバーの6匹はSORIAさんが使用していたものを参考にさせていただきました。


【個別解説】
リザードン
<持ち物:リザードナイトY>
メガシンカのため必須。特性の日照りで構築の水耐性を確保しつつ、ヒードランの火力を底上げします。
<技構成:熱風、ソーラービーム、追い風、守る>
何かしらの炎技、構築で打点が少ない水タイプへの有効打となるソーラービーム、大事に扱うための守る、は必須。最後の枠は比較的自由ですが、クレセリアが集中攻撃などで即座に倒されてしまいそうな状況で素早さ操作なく戦うのは不安だったため、追い風を採用しました。トリックルームの最終ターンに別のポケモンで相手を縛りながら使う形も強力です。
炎技のスペースは一つになってしまい熱風か火炎放射か悩ましい選択ですが、リザードンの最も強い使い方は「半減などに関わらず強力な範囲攻撃を当てて相手を削っていくこと」だと思っているので熱風を採用しました。
<実数値:185-×-117-209-136-123 H.252 B.148 C.84 D.4 S.20>
A216ランドロスの75%岩雪崩耐え、A177メガガルーラの捨て身タックル耐え、C194サザンドラの拘り眼鏡流星群を最高乱数以外耐え、性格補正のないキリキザン抜き、残り特攻。
トリックルームから攻めることを考えて素早さを抑えた配分。その分、耐久を上げて行動回数を稼げるようにします。


ヒードラン
<持ち物:シュカの実>
立ち回りの軸になるポケモンが不意の一撃で倒されてしまうことを防ぐために4倍弱点をカバーできるシュカの実。
<技構成:熱風、火炎放射、大地の力、守る>
強い範囲攻撃の熱風、強い単体攻撃の火炎放射、ミラー意識の大地の力、大事に扱うための守る。
熱風しか炎技がないリザードンと合わせて使う以上はこれ以外に構成を考えられませんでした。
<実数値:195-×-127-198-127-101 H.236 B.4 C.236 D.4 S.28>
75%熱風でH164D100ランドロス2発、C205メガカメックスの水の波動耐え、追い風で最速プテラ抜き。
基本的にはHCベースの配分であれば大差ないと思います(オフ当日は私が使用したい個体を他人に貸していたため、会場で別の方からお借りしたものをそのまま使っていました)


★FCランドロス
<持ち物:突撃チョッキ>
盤面を整えるために繰り出すことが多いので特殊耐久を底上げすることができる突撃チョッキ。素早さが遅いポケモンが多いため拘りスカーフを持たせることも視野に入れていましたが、ランドロス1匹が素早くても根本的な問題はあまり解決しないことも多いため今回はなし。
<技構成:大地の力、めざめるパワー氷、瓦割り、岩石封じ>
メガボーマンダに打点のあるポケモンニンフィアのみになっていたので、ランドロスボーマンダへの打点を確保するためにめざめるパワー氷を採用するところから始めました。
特殊技を使うため攻撃を引き伸ばせるわけではなく、火力の出ない地震は扱いづらいと思ったことから地面技は大地の力。また、リザードンファイアローへの打点となる岩技は必要だったのでワイドガードに妨害されず純粋な威力・命中を考えて岩石封じを選択。
最後の枠はバンギラスが非常に辛い構築であることから瓦割りを採用しました。打点が特殊寄りなので光の壁への対策にもなりますし、浮遊ヒードランに対して打点を持つための技でもあります。蜻蛉帰りは影踏みや天候の奪い合いなどで便利な技ですが、クレセリアスキルスワップを採用しており対策が皆無なわけではないので、不採用としました。
<実数値:195-164-119-135-106-114 H.244 A.4 B.68 C.76 D.60 S.56>
C222ギルガルドの命の珠シャドーボールをほぼ2発耐え、A146ファイアローブレイブバードをほぼ2発耐え、性格補正のないバンギラス抜き、大地の力でH167D171ギルガルドを2発、岩石封じでH153B98リザードン1発。
C178ニンフィアの拘り眼鏡ハイパーボイスを2回耐えたり、テラキオンの+5岩雪崩を耐えるようになっています。因みに、この火力だと瓦割り2発で無振りメガガルーラをほぼ倒せないのですが、捨て身タックルの反動で勝手に攻撃圏内に入ってくれて助かることが多いです。


ニンフィア
<持ち物:精霊プレート>
ニンフィアの攻撃性能を底上げするための持ち物。トリプルのニンフィアの拘り眼鏡は融通が利かない場面が多く感じるため扱いづらく、耐性ではなく数値で戦うニンフィアが自らHPを削ってしまう命の珠は相性が良くないと思っているため精霊プレート。
<技構成:ハイパーボイスムーンフォース、瞑想、見切り>
強力な範囲攻撃であるハイパーボイス、タイプ一致の単体攻撃であるムーンフォース、大事に扱うための見切りは必須。最後の技はヒードランに打点のあるポケモンを増やすためにめざめるパワー地面を採用するつもりでした。
ただ、オフ会当日の予選ブロックに小さくなる系統の構築を好む方がいたため、少しでも対策になればと思い瞑想を採用しました(因みに、その方はリザドラン系統の構築だったので結果的にはめざめるパワーの方が良かった)。
ニンフィアムーンフォーススキルスワップワイドガードによる対策に強く、今回の構築では単純な削り役としてだけでなくドラゴンやバンギラスへの対策として採用しているので、その役割を遂行する技としてムーンフォースははずせません。
<実数値:199-×-102-158-151-85 H.228 B.132 C.108 D.4 S.36>
追い風で最速ガブリアス抜き。C222ギルガルドの命の珠ラスターカノンを上2つの乱数以外耐え。A197メガボーマンダの捨て身タックル最高乱数以外耐え、A194キリキザンアイアンヘッド上2つの乱数以外耐え、75%ハイパーボイスでH171D111メガボーマンダが下2つ以外の乱数で1発。めざめるパワー地面を採用して特攻の値が1落ちても同様の調整は維持できます。
本当は火力も物理耐久ももう少し欲しいですが、対ギルガルドを考えると特殊耐久は確保しておきたいです(アイアンヘッドは威嚇で誤魔化せるがラスターカノンはできないため)。火力面がやや不足してるようにも見えますが、ハイパーボイスで処理ができなくてどうしても困る場面ではより火力の高いムーンフォースを選ぶ立ち回りで妥協しました。


ハリテヤマ
<持ち物:ラムの実>
ドーブルダークホールが絡む初手に繰り出したいので、眠り対策のラムの実。特性の熱い脂肪を活かして熱風や吹雪を受ける機会も多いので、追加効果に対する保険にもなります。
<技構成:インファイト、叩き落とす、猫騙し、フェイント>
安定して火力を出せるメインウエポンとしてインファイト、何かと便利な猫騙し、ギルガルドに無抵抗になることを避けるために叩き落とす。最後の技はワイドガードや守るを打ち破れて便利なフェイント。
リザードンへの打点として岩石封じも欲しかったですが、ギルガルドに隙を見せないようにする方が優先度は高く、フェイントも対袋叩きパーティ絡みで必須となるのではずせませんでした。ワイドガードもあれば便利ですが、トリックルームの数少ないターンで攻め立てることを重要するとはずせる技がありません。
<実数値:220-162-107-×-108-72 H.4 A.60 B.212 D.220 S.12>
A146ファイアローブレイブバード耐え、C222ギルガルドシャドーボール2発耐え、インファイトでH181B121メガガルーラ1発。素早さは最遅ヒードランより遅い値ですが、追い風を使うと最速ヒードランを抜ける値です。
構築でヒードランの処理が面倒なことから融通を利かせられるような素早さ設定にしましたが、トリックルーム下で相手に先制されたりギルガルドとの素早さ関係が分かりづらく困る場面の方が多かったので、もっと低い値で使う方が良かったかもしれません。


クレセリア
<持ち物:メンタルハーブ>
袋叩きパーティのエルフーンの前で挑発を防ぎながらトリックルームをする必要があるため。他にも不意の挑発で展開を防がれることを阻止できるので強力です。
<技構成:サイコキネシススキルスワップ、神秘の守り、トリックルーム>
採用理由であるトリックルームトリックルームを使う上で面倒な催眠技対策として神秘の守り、汎用性が高いスキルスワップまでは採用しておきたいです(メガリザードンYの日照り再発動、ヒードランの浮遊化、相手の貰い火ヒードラン・影踏みゴチルゼルフェアリースキンニンフィアの奪取など)。
最後の一つは攻撃技になりますが、単純に火力の高いサイコキネシスを採用。突撃チョッキを持つハリテヤマニンフィアを考えるとサイコショックも候補でしたが、メガガルーラヒードランなどへの連携ダメージを考えるとサイコキネシスの方が良いと判断しました。
<実数値:223-×-156-109-161-113 H.220 B.12 C.108 D.92 S.72>
C222メガゲンガーの手助けシャドーボール最高乱数以外耐え、A181テラキオンの5段階アップ75%命の珠岩雪崩を最高乱数以外耐え、性格補正のないニンフィア抜き、サイコキネシスでH177D126ヒードランの身代わりを確定2発で破壊。
攻撃的なポケモンが多いとはいえ、トリックルームを決めて場に残るクレセリアの攻撃性能が全くないようでは扱いづらいと感じたので特攻に多めに配分しました。耐久は最低限ありますが、オボンの実持ちでも耐久全振りでもないため、対トリパでトリックルーム返しを狙う際に意外と消耗が激しいので扱いが難しくなります。


【対戦レポート(ぽちゃオフ:予選5試合決勝1試合】
※自分の1匹目と相手の1匹目が向かい合っているように表記


○1戦目 vs アクア さん 勝ち 2-0
自分:クレセリア ハリテヤマ FCランドロス ニンフィア リザードン ヒードラン
相手:エルフーン テラキオン ドーブル ギルガルド FCランドロス リザードン
ランドロスの拘りスカーフブラフが利いたのか挑発+守る+猫騙しと動いてきたおかげでメンタルハーブで安全にトリックルームが決まる。ドーブルを即処理しますが、ランドロスリザードンに岩石封じを一度はずして、更には威嚇の入ったハリテヤマのフェイント+インファイト+岩石封じとしてもリザードンを倒しきれず、炎技を打たれ続けてまずいことになる。
しかし、トリックルーム最終ターンにリザードンで追い風を決めてヒードランを展開して形勢逆転。相手の中央にギルガルドが残っていたのでエルフーンテラキオンはそれぞれ両端に登場せざるをえなく、袋叩きを気にする必要なく攻めて勝ち。
アクアさんには数ヵ月前の噴火杯の決勝トーナメントで負けていたのでリベンジできました。


○2戦目 vs しばえん さん 勝ち 5-2
自分:リザードン ニンフィア FCランドロス ヒードラン ハリテヤマ クレセリア
相手:ヒードラン エーフィ リザードン カポエラー ギルガルド サザンドラ
実は少し前にレーティングで対戦していました。そのときはトリル展開を防ぐつもりで選出してきたサザンドラニンフィアで牽制しながら追い風を展開して勝利したので、同じように出しましたが相手がニンフィアに厚い選出をしてきたので少し困る。
最初はお互いに追い風を打ち合いますが、身代わりヒードラン・嘘泣きスキルスワップエーフィ・弱点保険ギルガルドの存在に悩まされる。それでも、トリックルーム展開に切り替えて、まずギルガルドを処理。また、相手ヒードランの貰い火をスキルスワップで奪って味方の中央ランドロスに渡す。ここで相手の両端がカポエラーヒードランとなり、カポエラー側がニンフィアが受からない状態になったので、カポエラーを放置してニンフィアで隣を削る動きへ。相手ヒードランリザードンに即処理打点がないことが分かっていたのでトリックルーム最終ターンにリザードンで追い風を決めて、息切れしないままサザンドラヒードランと続けて処理して勝ち。


○3戦目 vs やみなべ さん 勝ち 1-0
自分:クレセリア FCランドロス ヒードラン ハリテヤマ ニンフィア リザードン
相手:ライコウ ボーマンダ カポエラー モロバレル バンギラス ヒードラン
初手でめざめるパワーをボーマンダに当ててヒードランの熱風でボーマンダカポエラーを大きく削り優勢。トリックルーム下では神秘の守りでモロバレルのキノコの胞子を防ぎながらランドロスの瓦割りで光の壁を破壊して攻める。トリックルーム最終ターンにニンフィアで相手を縛りつつリザードンで追い風を使うも、ここでヒードランが何も考えずに選択した火炎放射をヒードランに受けられてしまい困る。
しかし、追い風ターン中はリザードンのムーブでヒードランからヒードランを守りつつバンギラスを突破、ライコウハイパーボイス急所で倒して、端で数回瞑想を積んだニンフィアと相手の身代わりヒードランがリセットムーブで向き合いハイパーボイスで突破して勝ち。
ヒードランが火炎放射を打った対象はライコウで、晴れ火炎放射でも1発で倒せなかったため大地の力で良かったです。


○4戦目 vs にゃえす さん 勝ち 3-1
自分:リザードン ハリテヤマ クレセリア FCランドロス ヒードラン ニンフィア
相手:カポエラー キリキザン ガルーラ サンダー ファイアロー ニンフィア

クレセリアを狙わせている間にキリキザンを熱風で攻撃。気合の襷で耐えたところをハリテヤマのフェイントで処理しながら追い風を展開。しかし、相手もサンダーの追い風で切り返しを狙ってきて、更にはランドロス交代読みでヒードランニンフィアからめざめるパワーを受けてしまう。ただ、そのダメージで持ち物が拘り眼鏡だと分かったので相手ニンフィアヒードランを処理させている間にニンフィアを削りつつサンダーも倒す。
拘り鉢巻であろうファイアローを処理すると残りはメガガルーラカポエラー・拘り眼鏡ニンフィア(めざめるパワー地面)となったので、もう一度追い風を使って勝ち。


○5戦目 vs エミール さん 勝ち 6-0
自分:リザードン ニンフィア ハリテヤマ ランドロス クレセリアヒードラン
相手:ランクルス シザリガー カメックス バクオング ニョロトノ ジバコイル

2ターン目のニョロトノ交代に備えてメガシンカせずに熱風から入ると、相手はシザリガーランクルスが両方守る。その間にニンフィアメガカメックスを削り、次のターンにメガシンカして晴れ熱風とハイパーボイスランクルスを処理、ハリテヤマカメックスを処理する。
トリックルームを使われる心配がなくなったので、リザードンを交代させて天候を奪いつつ、ニンフィアハイパーボイスを通して勝ち。


○6戦目 vs れどれど さん 負け 0-0
自分:グー
相手:パー

じゃんけんの相性により負け。
お互い5-0で2位以上が確定していたので決勝トーナメントを考えて対戦を避けましたが、れどれどさんの全勝優勝を止めるチャンスだったと思うと悔しいですね。


○準々決勝 vs ぎんなん さん 負け 0-4
自分:ハリテヤマ リザードン クレセリア ニンフィア ヒードラン FCランドロス
相手:ドーブル FCランドロス オーロット カメックス バンギラス ヒードラン

1ターン目にドーブルの手助けからランドロスの大爆発が決まり、ハリテヤマクレセリアが一撃で倒されてトリックルームを決められる。
ここで死に出しをする際に、ハリテヤマのいた方向にニンフィアを出してオーロットの正面にヒードランを出すつもりが間違えて逆に出してしまい、ヒードランの前にカメックスバンギラスと並べられてまずい展開となり、ニンフィアオーロットの悩みの種でフェアリースキンを失って攻めあぐねてしまい、そのまま負け。
まずは1ターン目のミス。リザードン守る+クレセリア神秘の守りからスタートすることにしていたので、ラムの実を持ったハリテヤマドーブル猫騙しに干渉する必要はなく、ランドロス猫騙しでしっかり止めるべきでした。ただ、ドーブルを巻き込んで大爆発で退場しながらトリックルームは自分でも考えていたことがありましたが、実際にされたことはなかったので、頭にありながらも立ち回る上では考慮していませんでした。
次に死に出しのミス。ケアレスミスなので何とも言えませんが、相手カメックスが素早い個体であったため、トリックルーム状態でニンフィアカメックスに先制して攻撃できていたとなるとまだ勝負ができていたように思えます。


【構築総評】
劣勢を跳ね返すことができる地力の高いポケモンが揃っているので終盤までしっかり勝負ができる点は良かったです。実際にオフ会での対戦でも、序盤にアドバンテージを許して厳しく感じることは多かったですが、最終的には逆転して勝つことができていました。特に、この戦い方の実現に大きく貢献したリザードンの追い風は採用して正解だったと思います(予選の4試合で追い風を使用しており、うち3試合はトリックルーム最終ターンに使用している)。
その反面、遅いポケモンしかいないことが弱点で、スタートが受け身になって不利になりがちです。特に苦手なのはダークホールを使うドーブル・岩雪崩を連打するポケモンです。
岩雪崩に関しては、ワイドガードを採用していないので怯みのリスクを避けられず、トリックルームを使えないときの素早さ操作を担うリザードンは岩雪崩で致命傷を負ってしまうため、怯みでうまく展開できないと不利になりがちです。
また、ドーブルに関しては、最近ではスタンダードな構築に採用されるするケースも増えているようです。ドーブルはコンボ系統・トリパ系統で注目を引き付けるためのサポート役として採用されることが多かったので、火力の高さから逆転できたりダークホールを打たれなかったりするのですが、ドーブル入りのスタンダード構築はそういう展開になりづらいため相性が悪いです。


ぽちゃオフ主催のSummitさん、スタッフの方々、参加者の皆さま、
お疲れ様でしたー♪