ゲーム「ダンガンロンパ」シリーズをやってみた。
○プレイしたきっかけ
「逆転裁判シリーズが好き!」という方が「ダンガンロンパも面白い!」と言うので。
これまでプレステ系統のゲームを全くやったことがなかったのですが、これをやるためだけにVita本体を購入するところから始めました。
○プレイしたゲームタイトル
タイトル | ハード | 初回プレイ日 | クリア日 |
---|---|---|---|
ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 | PSVita | 9/18 | 9/23 |
スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園 | PSVita | 9/25 | 9/30 |
絶対絶望少女 ダンガンロンパ Another Episode | PSVita | 10/3 | 10/8 |
○ゲームのあらすじ
- 希望ヶ峰学園に入学する15名の高校生が何者かによって外界と断ち切られた学園に閉じ込められてしまう
- 学園の外に出るためにはコロシアイをする必要があり、生き残った1人だけが学園の外に出ることができる
- コロシアイが発生した場合は学級裁判を開き、誰がクロ(犯人)か議論をして投票によりクロを決定する
- 正しいクロを指摘できた場合はクロが処刑、誤った場合はクロ以外の全員が処刑される
- 主人公は入学する高校生の1人、コロシアイを望んでいないが、生ききるために学級裁判で真相を解き明かすことになる
- シリーズ2や絶対絶望少女はこの世界観の物語での続編となる
○ゲームの概要
- 現在シリーズは2作品、事件発生から学級裁判までを1章として章構成で物語が収録されている
- 各章は(非)日常編・非日常編・学級裁判編の3つに分かれている
- (非)日常編では学校を探索したり他のキャラクターとの関係を深めることができる
- 非日常編では学級裁判に向けてコロシアイ事件の捜査を行う
- 学級裁判編では事件の議論をして、誤った主張をコトダマ(証拠)で論破しながら正しいクロを探す
- 外伝作にあたる絶対絶望少女は完全に別のゲーム性で、ジャンル的にはアクションとなる
○全体的な感想
- とても面白かった、個人的オススメしたいゲームの中でもトップレベル
- 割と好きなタイミングでセーブができるので、小説を読むように好きな時間に手軽にできた
- PSVitaの画質が綺麗なこともあり、死体発見や処刑シーンの映像で恐怖感を煽る演出が良かった
- 事件捜査に関しては、詰むことも迷うこともほぼない親切設計
- 推理の難易度も「イジワル」(最高難易度)にしたが、学級裁判で答えに苦戦することはあまりなかった
- 逆に学級裁判では推理アクション(コトダマで論破するときに操作性が必要とされる)に苦戦した
- (非)日常編がキャラクターと少し話をするだけなので物足りない感じはある
- プレイ時間のほとんどが深夜帯だったので、妙な緊張感を持ってプレイできたのは良かったかもしれない
冗長になる部分は続きから(盛大にネタバレあり)。
チャプターごとに印象に残ったことを書きつつ、最終章にシリーズを通しての感想を書きます。
○PROLOGUE 「ようこそ絶望学園」
- CVがついて常に喋るタイプのゲームを初めてやった気がします
- 重要シーン以外はセリフを全部喋るわけではないので、テンポ良く進められるのが良い
- 印象に残ったのは舞園と江ノ島、アイドル・ギャルと分かりやすい可愛さを持ったキャラクター
- 超高校級を15個考えるのは大変そうだが、全員にちゃんと個性があって良かったです
- でも、山田の「同人作家」は微妙、直球で「オタク」とかで良かった((
○CHAPTER 01 「イキキル」
- 舞園から部屋の交換を申し出られた瞬間「あっ…この子死んじゃうんだ」
- 死体描写はPSVitaの鮮明な映像・奇妙なBGM・リアル過ぎない紫色の血が相まってすごく恐怖感を煽られました
- モノクマのふざけたコロシアイ感と実際に人が死ぬギャップ効果も大きかった
- 江ノ島の死は見せしめの意味が強かったと思うのですが、その役にビジュアルの良い女の子をあてるのは違和感あった
- 見つけた証拠をコトダマに、それだけで事件を解決できるので推理難易度は高くなかった
- 推理アクションが厄介、クライマックス推理のコマの小ささ、あと特にマシンガントークバトル
- ダイイングメッセージで桑田がクロだとすぐ分かるようにできていた
- 彼も正当防衛による事故の被害者だと思っていましたが、鍵を破壊しているところから殺意はあったようで、閉鎖的な学園生活の絶望がそうさせたのかな・・・と
- おしおきシーンが恐ろしかった…。処刑は一瞬で命を落とすイメージだったので、縁あるもので最後まで苦しめられるのは惨い
○CHAPTER 02 「週刊少年絶望マガジン」
- 非日常編は霧切・セレス辺りと過ごす(舞園や江ノ島がいなくなり可愛い女の子で乗り換えるアレ)
- 石丸と大和田は結局何があったのだろう、、男の子の友情が分からない・・・。
- その2人のどちらかが死ぬと思っていましたが、殺されたのはほとんど絡みなく存在感も薄い不二咲
- 彼女(?)がプールを嫌がっていたことから男の娘路線を悟っていたので意外性はなかった(プロは声優で悟るらしい)
- グラビアのポスターを「巨乳グラビアアイドルの…」と表現したり、男性アイドルのグループ名がTORNADOだったのが面白かった
- 「弱いけど強くなろうとする不二咲、弱いから強がろうとする大和田」という対比はシナリオとして綺麗だと思いました
- ただ、この殺害動機は学園生活での絶望とはあまり関係なさそうだったのでちょっと意外でした
- おしおきシーン、桑田に比べたらマシと思っていたらまさかのバター…童話にあるとはいえ人間で見ると心抉られる・・・。
○CHAPTER 03 「新世紀銀河伝説!装甲勇者よ大地に立て!」
- キャミソールで寝ている朝比奈のシーンからスタート
- 変なポニーテールだと思ってましたが、髪をほどいていると意外と普通に女の子らしい
- 不二咲の件で「絡みのないキャラクターも容赦なく殺される」ことが分かったので、非日常編は霧切・セレスに集中((
- この事件は発生した瞬間からセレスの行動が明らかに不自然すぎる。。
- 非日常編でセレスと絡んでおいて良かった(そういう問題ではない)
- 山田の死体が移動したときの思考「発想を…逆転させるんだ!」・・・どうやら身についたらしい((
- 山田が共犯に応じた理由がイマイチなのですが、これは「恋は盲目」的な感覚なのでしょうか
- でも、山田がセレスの本名を知っていたのは、セレスもそれなりの覚悟を見せる演技をしたということでしょうか
- その場のセリフにあるように単純に思い出しただけかもしれないですが・・・。
- セレスの処刑シーンが結構軽く見えてしまいました、死の恐怖から自分さえ騙す彼女の不意を突く形で絶望させたかった…?
- 夜中に一人で学校側男子トイレに訪れる苗木、勇気ありすぎませんか?(なお、黒幕に襲われている)
○CHAPTER 04 「オール・オール・アポロジーズ」
- 3章終わりで明らかになった裏切り者の正体があっさりばらされて意外
- 事件直後の予想「大神がプロテインと毒薬を入れ替えて自殺を偽装、毒を渡した朝比奈がクロで彼女を生き残らせる」
- いざ始まってみると葉隠・腐川・朝比奈の全員が自分をクロだと言い張る不思議な展開
- 今回の朝比奈のように、ただあやしい人物を指摘すれば良いだけではないところがゲームとしては面白い
- 大神の精神力が強すぎる・・・しかし自殺も学級裁判案件になるのは厄介。。
○CHAPTER 05 「疾走する青春の絶望ジャンクフード」
- 何章構成か知らなかったので、あと何回コロシアイが続くのか分かってない状態
- 死体発見時のマスク爆発で無傷な腐川が強すぎる、てっきりこれで一人脱落かと思って見てました
- 霧切がヒロインポジションであることをようやく察知(遅い)
- 事件直後の予想「クロは十神、苗木・霧切のアリバイない時間に殺害して、嘘の証言をしつつ頭の冴えない生き残りをしたがえて投票で勝つ魂胆」
- 全然違ってました・・・大神の死は生き残りメンバーに大きな影響を与えていましたね
- 何も考えずに選択していたら霧切バッドエンド、この処刑もだいぶきつい。。
- 正規ルートで苗木はゴミ捨て場に落ちるわけですが、生き残る辺り「超高校級の幸運」ですね
○CHAPTER 06 「超高校級の不運が超高校級の殺人と超高校級の処刑と超高校級の絶望を引き寄せた理由」
- いよいよ最終回っぽい雰囲気、霧切もゴミ捨て場に落ちてきて生きてる(超高校級の幸運とは)
- 苗木がモノクマからもらった写真の違和感で黒幕を悟り、生物室で確信に変わりました
- 1章の感想で書いた自分の感覚はある意味正しかったみたいですね
- 本物の江ノ島盾子のキャラクターと声が非常に良い…!
- 「ポケモンのヒカリ」「BLACK RAGOONのレヴィ」を同じ豊口めぐみが演じてることですごく魅力的に思っていましたが、絶望的に自分のキャラに飽きやすい江ノ島の性格のおかげで、1作品1キャラでそれが堪能できる・・・!
- 戦刃むくろと双子である必要はあまりなかった気がする(もはや実の姉を殺した程度ではインパクトを受けなかった)
- 江ノ島を演じていた戦刃は殺される想定なくモノクマに反抗していたわけですが、その後どういうシナリオになると思って反抗したのか気になる(これを考えなかった辺りが絶望的に残念だったのかもしれない)
- 江の島のキャラクターと声の良さを書きましたが、ラスボスとしての存在感も強すぎ
- 「絶望に理由がいらない」理不尽さ、苗木がいくら頑張ったところでもはや理解や説得が通じない
- そして、勝負に負けたはずの彼女にとって死ぬことが絶望にならないという屈強さ(?)
- 異常な学園生活を過ごした彼らの迎える終末もまた異常、というのが良かった
○EPILOGUE 「さよなら絶望学園」
- どこからエピローグだったかは正直覚えていない((
- 「インシテミル」+「逆転裁判」みたいなゲームと聞いていたが、良いところを上手くアレンジしたゲームと感じた
- コロシアイ・おしおきの残忍な描写が容赦なく、それを盛り立てるBGMも非常に良かった
- そして、登場人物が15人もいたことでコロシアイがいつ終わるのか見えず、最後まで緊張感を持ってプレイできた
- 事件捜査が行き届いていないのも「素人の高校生が限られた時間内で調査」なので納得できる設定
- 絶望の象徴である「人類史上最大最悪の絶望的事件」が具体的に明かされないままなのも良かった
- なので、エピローグで学園の扉を開けて光が見える終わり方なのも良かったです
- 推理は物語の過程であり主題は「絶望にどう立ち向かうか」なので、推理が難しすぎないのは良かった、
- そういう意味では「プレイヤーに展開を予想させつつも完璧には読み切れない」ちょうどいい難易度、
- 推理が物語の過程、とすると推理アクションは無駄に進行を妨げる要素であるため、ない方がスッキリしていたとは思う
- ただ、推理アクションはゲーム性としてオリジナリティを出す要素でもあるため、取り除くことはできなさそう…。
○PLOLOGUE 「だんがん☆アイランドへようこそっ!どきどき修学旅行で大パニック?」
- シリーズ1を終えて推理アクションの難しさがネックだったので、難易度をイージーにしてスタート
- 主人公の日向の声が高山みなみ、目を閉じるとコナンにしか聞こえない((
- コマエダナギト、アナグラムで「苗木誠だ」になりますが、狛江じゃなくて狛枝にしてまで「だ」を主張した理由が気になる
- 超高校級の「飼育委員」「保健委員」から漂うネタ切れ感(どちらか一方だけならネタになった気がします)
- 既にプレイしたひとに生き残り予想をさせられました、1同様に6人生き残る前提で日向・狛枝・田中・七海・終里・小泉、と予想
- 先に5の島までしかないことが見えてしまったので、最後までコロシアイするわけではないと悟れてしまったのはちょっと微妙
○CHAPTER01 「絶望トロピカル」
- 1の閉鎖的な学園生活に比べると絶望を感じづらく、コロシアイに発展しづらそうなメンバーだったのですぐ事件になって意外
- 1章だからチュートリアル的な簡単な事件かと思っていたら、狛枝のミスリードに引っかかっていました()
- 今回のクロである花村は下ネタキャラであまり興味が持てていなかったので、今後不快な気分にならない方が気持ちとして強かった(
- でも、ソニアの「女の子の天然発言が下ネタを匂わせる」キャラは自分が考えたことあるキャラクターだったので、それに出会えて感動
- シリーズ2は全体的に下ネタを匂わせる言動が多くて、この時点では良い印象なし
- マシンガントークバトルがない!・・・これなら推理アクション難易度高めでも良かったかもしれない・・・?
- ひらめきアナグラムも進化してるけど、結構やりづらい。。
○CHAPTER02 「海と罰。罪とココナッツ」
- この時点では狛枝=苗木で同一人物だと思っていました
- ホテルのロビーでゲームしてることが多い七海は、少ない移動距離で絡めるキャラクターなので良かった
- あと「ロビーで七海と話す→用事のあるレストランへ」の流れがとれるので、ロビー経由でレストランに行ける設定が良い
- 生き残りメンバー予想で「田中か左右田、葉隠みたいなバカな男キャラは生き残る」と思っていましたが、この回を見るとバカキャラは左右田でした(
- 事件予想をしてませんでしたが、トワイライトシンドローム事件の限りでは九頭竜が一番あやしかった
- 間違ってなかったものの実行犯は辺古山で、彼女の「九頭竜の道具に過ぎないからクロは自分ではない」主張は驚きの展開
- ただ、これが2章目であることから「その主張通らないよな・・・」と思わされてしまった()
- 九頭竜と辺古山が幼馴染という記憶からすると、今回の彼らは記憶操作をされてなさそうに見受けられます
○CHAPTER03 「磯の香りのデッドエンド」
- 非日常編で七海と過ごしたので、次は澪田・ソニア・罪木に流れる
- 今回の動機である絶望病・・・感染も症状も分からなくて、なんだか誤魔化された気分・・・。
- 左右田が超高校級のメカニックを名乗るだけあってすごかった、便利なバカキャラってだけで最後まで生き残ることを確信((
- 澪田も西園寺もトワイライドシンドロームで絡みがあるので、最初はその続きかと思いました
- 日向が見た映像が澪田本人でないことはすぐに悟ったものの、ライブハウスで鏡を使って実行と予想してたので、病院内は意外だった
- 病院内でやるのは結構リスクが高い気がするけど、接着剤で密室作るのもリスク高いので、今回はそういう事件なのかもしれません
- とりあえず、あと一歩足りない自分の推理力が悲しい。。
- 罪木の動機も不明なままでしたが、最終章までクリアすれば一応納得はできる・・・?
○CHAPTER04 「超高校級のロボは時計仕掛けの夢を見るか?」
- ロボ弐大・・・モノケモノもそうだけど、まかり通ってしまっていいのか、と
- ドッキリハウスの仕組み、それぞれが別館なのではなく縦に連なるのはすぐ想像がつきました
- しかし、「2つのハウスは同じ建物(A,B館構造)」という表現が分かりにくすぎる((
- 七海もソニアも非日常編のイベントを終えてしまったので、狛枝に仕方なく手を伸ばす(終里に興味がなかった)
- ファイナルデッドルームの謎解きに意外と苦戦・・・NEWSを見ろは分かったけどひっくり返ってる数字に気付きませんでした
- 学級裁判中はオクタゴンが意味する場所を指定するのが難しかったです、あれも一応八角形か
- というか、このトリックのためだけに弐大はロボにされてしまったのか・・・。
- パニックトークアクションの後に突きつける「破壊/神/暗黒/四天王」の語順が分からず困った((
- 狛枝はファイナルデッドルームクリア後に真相を知って様子が変わったけど、田中は驚愕しなかったのだろうか…?
○CHAPTER05 「君は絶望という名の希望に微笑む」
- シリーズ1に因むと戦刃むくろの死体が2度目殺される回、残り6人だしこのまま誰も死なないかなと予想
- 普通に死にました、自殺の線をすぐに考えて事件もそれで終わると思ってたけど、真相はかなり頭おかしい
- 超高校級の幸運って能力、「幸運だからできる」で説明が成り立つからシナリオ的に便利すぎる・・・。
- 「被害者が自分を誰かに殺害させる」話は他の推理物では見たことないため、真相に辿り着いたときは一種の感動を覚えた
- 霧切の例から「ヒロインは死なない」と勝手に安堵していたので、七海がクロになったときは結構ショックが大きかった
- シリーズ2は処刑シーンが重くない印象だった(慣れただけ?)が、七海の処刑は霧切バッドエンドを思わせるものがあり重かった
○CHAPTER06 「This is the end〜さよなら絶望学園〜」
- CHAPTER05をクリアした勢いで一気に進めたいと思いプレイしていたものの、眠い・・・(平日深夜3時ごろ)
- 今作はずっと南の島で過ごしていましたが、やっぱり閉鎖的で暗い廊下を歩く方が雰囲気は出ますね
- シリーズ2での出来事はすべてバーチャル、モノケモノもロボ弐大も納得
- 3D江ノ島盾子がでかい、3D映像の技術はすごいのだろうけど、ハリボテ式の画が結構気に入っていたので微妙
- というか、今回も黒幕は彼女なんですね、思っていた以上に影響力が大きい有名な存在だったみたいです
- すると、シリーズ1で戦刃むくろ扮する江ノ島が殺されたとき、絶望側は偽物の彼女が死ぬと知った状態で学園の悲劇を見ていた?
- 苗木だけじゃなく、霧切と十神もちゃんと登場する展開は熱い
- その反面、江ノ島が「雑魚」と表現するように日向以外のシリーズ2のキャラの存在感が一気に薄れてしまった・・・。
○EPILOGUE 「未来の前の日」
- どこからエピローグか覚えていないので省略(2回目)
- 登場人物の人間性・絶望感や恐怖感溢れる舞台の演出、そういった要素を考えるとシリーズ1の方が面白かった
- それは仕方がないとして、2は推理の難易度を上げることで推理ゲームとしての面白みを強く出した印象
- ただ、詰まない設計と推理難易度を両立すると、ロジカルダイブみたいな誘導に頼りがちになるのが難点
- 七海と狛枝しか強いキャラクターがいなかったので、最終章で書いた通り2人が消えたら日向以外が雑魚だった
- とはいえ、シリーズ1の15人に負けない色濃いキャラクターを用意するのも難しいので仕方がないのかな。。
- 来年、新シリーズが発売しますが、「希望」「未来」…次に何のテーマを描くのか・・・蛇足にならないかしら
- 人類史上最大最悪の絶望的事件、は抽象的な存在だからこそ絶望の象徴である側面があると思っているので、深入りしないでほしい
■絶対絶望少女 ダンガンロンパ Another Episode
○ゲーム面
- 普通のダンガンロンパ感覚でスタートしましたが、まさかのアクションゲーム・・・(
- 加えてあまり好きでない3D技術を駆使した映像なので、モチベーションが全く出ませんでした
- ・・・とか思いながら1日経ったら普通に続けてました(手のひら返し)
- コトダマの種類が増えるとなんだかんだ楽しい、爆ボンバーマン2を思い出す
- (余談ですが、爆ボン2は当時操作が絶望的に下手だったのでクリアできず、爆弾の種類を増やせなかった)
- シリーズ1で腐川に全く興味なかったのですが、ジェノサイダー翔が強すぎて見方がガラッと変わりました
- セーブポイントがおまるなのがシュール過ぎる(しかも「意外と居心地いいよ」)
- ボス戦は回復アイテムを拾えるので、粘れば負けないことから比較的楽だった
- 防げない攻撃はダメージを受けないジェノサイダーにバトンタッチして防ぐ戦法が安定
- モノクマの襲撃からシェルターを守る戦闘とパズルの成功が難しかった
- 特にパズルはモノクマの視界に入ってしまい結構失敗した(子供の歌を聴き分けるのは1回もクリアできなかった)
○ストーリー面
- 超高校級の幸運の妹・苗木こまるが、あくまで一般人として前を向いて進んでいく物語として考えるとまあまあ面白かった
- 5章でモナカがいる部屋を三択で選ぶ場面がありますが、これの正解にあまり納得がいっていない・・・。「モナカの車いすは偽りで梯子を登ることができると思ってましたが、だから梯子の部屋という理由にはならない」
- シロクマとクロクマのCV豊口めぐみで結構意外、っていうか素直にシロクマはオトナからしたら内通者だった((
- 希望の戦士の存在感が薄い、街中に無惨な死体をいくつも転がしている割には、ロボットでの戦闘なので残忍さを感じなかった
- 最終話前でラスボスを倒した後に、残党を最終話で倒す・・・系シナリオの残党側なイメージ()
- 江ノ島盾子が更に影響力ある存在ということは分かったが、3作品で黒幕的存在というのは正直やり過ぎな感じはある
- 彼女が絶望の唯一神的な存在だとして、彼女1人で世界を絶望に引きずりこんだと思うには説得力が足りないように見えてしまう
- 続編で人類史上最大最悪の絶望的事件に深入りするなら、そろそろ江ノ島盾子以外の絶望の象徴キャラが欲しい