9/15に開催されたドラフトダブルの対戦会に参加してきました。
ドラフトのルールは「参加者が自分が使いたいポケモンを1匹指名、重複した場合は抽選で決定、抽選に負けた参加者で再びポケモンを指名して全員が1匹のポケモンを選択する・・・これを6回繰り返して出来上がったパーティで対戦を行う」というもので、対戦ルールはWCS2018準拠で参加者は17人でした。
ドラフトは8/13に行われてそこでの選択は失敗だったものの、9/15の対戦では10-6という戦績で2位になりました(同率が4人存在したが直接対決で勝っていた)。
〜パーティ〜
ニンフィア、サンダー、ミミロップ、ランドロス、ズガドーン、ベロベルト
○ニンフィア ひかえめ フェアリースキン
188-×-117-148-151-90 H.140 B.252 C.36 D.4 S.76
ハイパーボイス、サイコショック、めいそう、みきり@ウイのみ
○サンダー ひかえめ プレッシャー
191-×-106-172-113-144 H.204 B.4 C.92 D.20 S.188
10まんボルト、ねっぷう、おいかぜ、みきり@デンキZ
○ミミロップ ようき ぶきよう
141-126-105-×-118-172 H.4 A.236 B.4 D.12 S.252
(141-186-115-×-118-205)
とびひざげり、ねこだまし、うそなき、にほんばれ@ミミロップナイト
○ランドロス いじっぱり すなのちから
178-180-110-×-100-153 H.108 A.148 S.252
じしん、ばかぢから、とんぼがえり、だいばくはつ@こだわりハチマキ
○ズガドーン ひかえめ ビーストブースト
129-×-73-223-99-159 H.4 C.252 S.252
オーバーヒート、ねっぷう、シャドーボール、トリック@こだわりスカーフ
○ベロベルト れいせい ノーてんき
215-×-115-145-118-49 H.236 C.252 D.20
だいもんじ、れいとうビーム、ソーラービーム、まもる@クサZ
だいぶ長くなるので、下記のような順番で書いていきます。
【対戦相手のパーティ】
【構築経緯】
【個別解説】
【対戦レポート】
【対戦総括】
【ドラフト経緯】
・・・・・・・・
【対戦相手のパーティメンバー】
HN | ポケモン1 | ポケモン2 | ポケモン3 | ポケモン4 | ポケモン5 | ポケモン6 |
---|---|---|---|---|---|---|
あくあ | ウツロイド | ウルガモス | ライボルト | ペルシアンR | キュウコンR | ゲッコウガ |
けだま | カメックス | カミツルギ | ラティオス | シャンデラ | トゲデマル | アブリボン |
シャンディ | ボーマンダ | ゴチルゼル | マリルリ | ギガイアス | ドリュウズ | ライコウ |
ショコラ | ジャラランガ | ガオガエン | モロバレル | トゲキッス | ルカリオ | マッスグマ |
セリュー | バンギラス | サーナイト | ボルトロス | ウインディ | ウォーグル | オニシズクモ |
SORIA | ヒードラン | カプ・ブルル | ポリゴン2 | スイクン | ベトベトンR | エルレイド |
なちゅ | ゲンガー | エルフーン | カポエラー | ラッキー | テラキオン | メレシー |
ばっど | カプ・テテフ | ギルガルド | ワルビアル | フーディン | エンテイ | ラプラス |
ひまり | バクーダ | ツンデツンデ | アシレーヌ | ラランテス | ライチュウ | ヤレユータン |
ぷらずま | リザードン | FCランドロス | クレセリア | ハリテヤマ | トリトドン | ラフレシア |
ぽけむら | カビゴン | ミミッキュ | ドータクン | ギャラドス | ピッピ | ニャヒート |
ポール | メタグロス | ルンパッパ | ペリッパー | デンジュモク | サザンドラ | オムスター |
マイケル | ドーブル | ガルーラ | アーゴヨン | Wロトム | カラマネロ | イーブイ |
みんてぃあ | カプ・レヒレ | クチート | サマヨール | FCボルトロス | ガブリアス | ジジーロン |
やまそだち | テッカグヤ | ラティアス | ズルズキン | Hロトム | マンムー | シルヴァディ |
ワトソン | カプ・コケコ | ニョロトノ | ナットレイ | ファイヤー | ラグラージ | キングドラ |
【構築経緯】
ドラフトが誤算だったため、残念ながらこの6匹で16戦を戦い抜くことになってしまいました。全勝を目指すと悲観的な気持ちにもなりますが、全ての試合が絶望的というわけではありませんでした。
中心になるのはドラフト上位で獲得したメガミミロップとニンフィア。ニンフィアは特殊耐久が高くフェアリー技のハイパーボイスの通りが良いです。そこに高速猫騙し持ちのメガミミロップを絡めて相手の動きを止めながら展開していくのが基本的な戦い方になりそうです。また、サンダー・ズガドーン・ランドロスも特殊型を選択できるので、ミミロップの嘘泣きによる奇襲展開に持ち込みやすいです。
どのような戦い方をするかは後述の対戦レポートを参照していただければと思いますが、個人的に大きなポイントだったのは「誰に拘りスカーフを持たせるか」「ベロベルトの型をどのようにするか」の2つです。
まず拘りスカーフですが、こちらのパーティは耐久が低いポケモンが多いため先手を取って相手を倒す動きが重要になってきます。そのため相手の拘りスカーフ持ちをはじめとした高速ポケモンは厄介であり、拘りスカーフを持たせて対抗できるようにしたいです。拘りスカーフを持たせる候補としてはランドロスかズガドーンが挙げられます。ズガドーンはニンフィアとの相性が良く2匹目のエースポケモンとして期待していたため、守るを持たせて大事に扱えるようにするつもりでしたが、スカーフランドロスが一貫性の低い技で拘ると交代先の少ないパーティに負担がかかると感じたので、素直にズガドーンに拘りスカーフを持たせることにしました。
ベロベルトですが、こちらは天候対策で獲得したものの、本来獲得したかったジジーロンと違って火力には乏しいポケモンです。そのため、天候パーティに選出して活躍できるかをしっかり吟味する必要があります。実際に天候パーティを見渡してみるとシャンディさんのボーマンダやワトソンさんのナットレイがやや重たく、これらに対してはベロベルトで4倍弱点を突けるようにして対策するのが良いと考えました。また、両者の天候ポケモンを楽に倒せるように草技を持たせたいと考えたのでZソーラービームを搭載することにしました。
ここまでで5匹の型をおよそ決めました。最後はランドロスですが、現時点で不安が残る相手を考えたときに大爆発が強いと感じました。
具体的には、ジャラランガに対して退場することでZ技をニンフィアで無効化する動き、ドーブル+イーブイを大爆発で吹き飛ばす、などです。また、大爆発で相手を倒せなかったとしてもズガドーンのブーストビーストの起点にできること、ミミロップを後発に置く選択肢を取れること、など対面を作り直す動きとしても活用できると考えました。
これで、6匹の持ち物とおおよその構成が決定したため、細部を調整して完成させました。
なお、みんてぃあさんとポールさんだけは苦しいので、読み合いに全て勝つくらいの気持ちで臨むことにしました。
【個別解説】
★ニンフィア
<持ち物:ウイの実>
瞑想型を選択することにしたので場持ちを良くするためにウイの実。
瞑想をするので特殊技で受けるダメージが小さくなり木の実が発動しやすいこと、物理のZ技を受けた後に次の攻撃で縛られないことを意識して半分回復木の実を選択しました。
<技構成:ハイパーボイス、サイコショック、瞑想、見切り>
先述の通り瞑想型を選択。拘り眼鏡で雑に削るイメージも強いポケモンですが、相手からすれば素早く倒したいポケモンであるため、猫騙しや追い風によりサポートを駆使してなるべく長く場に残ってほしいので、それを達成するために耐久に努力値を割いて瞑想で火力を補うことにしました。
メインウエポンのハイパーボイス、猫騙しと相性が良い瞑想、大事に扱うための見切り。最後の枠はジャラランガ+モロバレルを意識してサイコショックを採用しました。副産物としてウツロイドにも有効な打点になります。
<実数値:188-×-117-148-151-90 H.140 B.212 C.76 D.4 S.76>
A182ガブリアスのZ地震耐え。C179ウツロイドの命の珠ヘドロ爆弾耐え。追い風で最速ボルトロス抜き。残り特攻。
無振りランドロスをハイパーボイス2発で倒すためには特攻を最大まで上げないといけないほどなので、火力はかなり控えめです。
★サンダー
<持ち物:デンキZ>
素早さ操作要員でありながら火力を確保できるデンキZ。汎用性が低いベロベルト以外のポケモンにZ技を持たせなかったのでサンダーに自然と搭載できました。
当初はヒコウZを持たせてZ追い風を決めた後にZエアカッターでモロバレル+ジャラランガを見る予定でしたが、エアカッターの教え技が存在しないので素直に汎用性の高いデンキZに落ち着きました。
<技構成:10万ボルト、熱風、追い風、見切り>
メインウエポンの10万ボルト、構築で唯一の素早さ操作技となる追い風、大事に扱うための見切り。最後の1枠はカメックス+カミツルギ+トゲデマルの並びを意識して熱風を採用しました。
サンダーでよくある技の中では、めざめるパワーは氷でも草でもピンポイントな打点にしかならないこと、羽休めは詰ませる勝ち筋になりえますが全体として耐久が低いので盤面にしっかり残って隣と歩調を合わせる意味では見切りの方が優先度が高く、特に必須級な技が他にありませんでした。
<実数値:191-×-106-172-113-144 H.204 B.4 C.92 D.20 S.188>
最速カメックス抜き。Z10万ボルト+ニンフィアの75%ハイパーボイスでH155-D131メガメタグロス1発ずつ。残りHP中心に按分。
鋼タイプはZ技を合わせてニンフィアの攻撃圏内に削って勝つことを目標にしていたので、メガメタグロス想定に特攻を重視しました。
・・・という配分で使う予定だったのですが、努力値を振り直すのを忘れていて「196-×-110-160-130-129」という配分で使っていました((
★ミミロップ
<持ち物:ミミロップナイト>
メガシンカのため必須。
<技構成:飛び膝蹴り、猫騙し、嘘泣き、日本晴れ>
試合のテンポを掴むための猫騙し、メインウエポンの飛び膝蹴り、特殊主体の味方のサポートとなる嘘泣き。最後の1枠にはメタグロス入りの雨パーティにベロベルトを選出しづらかったことから日本晴れを採用しました。攻撃技が飛び膝蹴り一本なのは不安ですが、このパーティで勝つためにはある程度運も味方につけないといけないため、そこは割り切りました。
他にも候補の技はあったのですが、どれも特別必須には感じなかったので採用せず。日本晴れも結果的には使用機会がなく、なぜかミミロップを前に守るを使う相手も多かったのでアンコールが最も刺さりが良かったかもしれません。
<実数値:141-186-115-×-118-205 H.4 A.236 B.4 D.12 S.252>
素早さ最速。C139クレセリアのサイコキネシス耐え(15/16)。飛び膝蹴りの反動ダメージを考えてHPは奇数に設定。残り攻撃でH172-B60ペルシアンRを飛び膝蹴りで1発(15/16)。
先手を取って相手を倒すために攻撃の値は高く設定したくて、よほどの高火力でなけえば1発耐えることが多いため少ない努力値で叶えられる耐久調整しかしませんでした。
★ランドロス
<持ち物:拘り鉢巻き>
先述の通り、大爆発による奇襲を成功させるために火力を底上げする拘り鉢巻き。
<技構成:地震、馬鹿力、蜻蛉帰り、大爆発>
この指+何かの並びを崩す大爆発。その組み合わせ以外で選出する試合はツンデツンデ・バクーダのトリパだったので、先発のツンデツンデを一撃で倒す馬鹿力、先発がヤレユータンだったときにミミロップを安全に着地させる蜻蛉帰り、終盤にバクーダツンデツンデを崩すための地震、として技が決まりました。
<実数値:178-180-110-×-100-153 H.108 A.148 S.252>
素早さ振り切り。ルカリオの命がけ耐え。残り攻撃。
ルカリオはメガシンカの可能性が高いので命がけはなさそうなものの、万が一を考えてHPを調整。素早さは最低限最速ジャラランガを抜く数値が欲しく、ガルーラ・サーナイト・リザードン辺りのメガシンカが最速である可能性も高くないと見て、攻撃に性格補正をかけました。
★ズガドーン
<持ち物:拘りスカーフ>
相手の高速ポケモンや拘りスカーフに対抗するために拘りスカーフを持たせて採用。
<技構成:オーバーヒート、熱風、シャドーボール、トリック>
カプ・テテフを一撃で倒せるシャドーボール、範囲攻撃の熱風、威力の高いオーバーヒート。最後の枠はラッキー対策にトリックを採用しました。
オーバーヒートは交代が強要されるので大文字を採用するか迷いましたが、ダメージ量が全然違うので倒しきって味方の行動に保証をつけられるオーバーヒートの方が良いと判断しました。
<実数値:129-×-73-223-99-159 H.4 C.252 S.252>
オーバーヒートでH165D101ランドロスを1発(15/16)。素早さ振り切り。残りHP。
拘りスカーフ持ちで意識する必要があったのがFCランドロスとカプ・テテフなのですが、いずれも性格補正をかけないと予想。ズガドーンは特攻に性格補正をかければ2匹とも倒すことができるので性格を控えめにすることを選びました。素早さはZ技を使った最速ジャラランガやメガフーディンが抜ければ問題ないと考えていましたが、その程度に留めて残りを耐久に振っても耐えてほしい攻撃を耐えることができなかったので、素直に振り切ることにしました。
★ベロベルト
<持ち物:クサZ>
先述の通りギガイアスやニョロトノのいるパーティに選出するためクサZを持たせます。
<技構成:大文字、ソーラービーム、冷凍ビーム、守る>
シャンディさんのボーマンダを狙う冷凍ビーム、ギガイアスやラグラージの処理を目的としたZ技の元になるソーラービーム、ナットレイを意識した大文字、大事に扱うための守る。ノーてんきで天候を維持するのが重要であるため集中攻撃などを防ぐために守るは欲しいと考えました。また、炎技が火炎放射でない理由はニンフィアのハイパーボイスと合わせてナットレイを処理する際に火炎放射ではダメージが足りなかったからです。
自身の特性がノー天気なのでソーラービームは基本的に使えないですが、冷凍ビームを持たせてボーマンダを狙う関係で特攻に努力値を割く必要があって物理技のパワーウィップでは実数値が足りないと考えたので妥協せざるをえませんでした。
<実数値:215-×-115-145-118-49 H.236 C.252 D.20>
A205ドリュウズのZ地震耐え。C147カプコケコのフィールドZ10万ボルト耐え(15/16)。残り特攻でH207D100マリルリをZソーラービームで1発。
火力に乏しくボーマンダを冷凍ビームで倒したかったこともあって特攻に振り切り。耐久はそこそこ高かったので残りを振るだけで最低限確保できていると考えました。
【対戦レポート】
〇1戦目 vs ワトソン さん 負け 0-4
自分:ミミロップ サンダー ベロベルト ニンフィア
相手:ニョロトノ ラグラージ ファイヤー カプ・コケコ (ナットレイ キングドラ)
<事前の想定>
相手からするとノーてんきのベロベルトをいかに処理するかが鍵。ニンフィアとベロベルトを並べてナットレイを炎技で倒しつつハイパーボイスを通すのが無難に戦えると考えました。しかし、相手がファイヤー+カプコケコのような選出をすると初手が読み合いになりやすく、ベロベルトが草技を覚えることを考慮すると初手からニョロトノとラグラージを並べることはしてこないと思い、その場の判断でミミロップ+サンダーで入ることに。
<実際の試合>
開幕ニョロトノ+ラグラージの雨選出を迎えて困る。仕方なく猫騙しでラグラージを止めながらベロベルトを繰り出すものの、クサZはファイヤーに受けられてしまう。どうにかニンフィアを通したかったが、ファイヤーのヒコウZを受けた後にニョロトノの熱湯で火傷してしまい消耗も激しく、サンダーの追い風に対してもファイヤーの追い風を合わせられてしまい負け。
元々の選出で臨んでいればそれなりに戦えていた可能性が高いです。その場で選出を変えたことが裏目になったので、以降の試合も事前に考えてきた選出をベースに臨むことにしました。
〇2戦目 vs みんてぃあ さん 勝ち 2-0
自分:サンダー ニンフィア ミミロップ ベロベルト
相手:FCボルトロス クチート サマヨール カプ・レヒレ (ガブリアス ジジーロン)
<事前の想定>
素直にトリルクチートを展開されると負けだと考えていたので、嘘泣き+デンキZでサマヨールを倒したいです。しかし、相手としてもミミロップ+ズガドーンにトリックルームを止められるのを避けるためにボルトロスやガブリアスから先発させてくると考えたので、こちらは初手にニンフィアを置くことにしました。クチートが先発で出てきたときに圧力をかけるために隣にはサンダーを配置。残りは猫騙し使いのミミロップと最遅クチートと同速のベロベルトでトリックルームを最低限凌げるようにします。
<実際の試合>
クチートが退いてサマヨールが登場、ボルトロスのボルトチェンジから出てきたカプレヒレにハイパーボイスが急所に当たる。次のサンダーの10万ボルトでカプレヒレを倒してサマヨールがトリックルームを決めて死に出しクチートが登場。この対面だとニンフィアよりサンダーを先に処理したいはずなので、岩雪崩を読んで(祈願して)ミミロップを繰り出しながらニンフィアを動かすも、ニンフィアは岩雪崩で怯んで動けず。更に、猫騙しで切り返す間にサマヨールのスキルスワップでニンフィアの特性を奪われて困る。耐久のあるベロベルトで何とかトリックルームを凌いだものの、サマヨールに2回目のトリックルームと死に出しクチートを再び許してしまう。それでもニンフィアを捨てて猫騙しでメガクチートを倒して、サマヨールから打点がなかったので勝ち。
非常に苦しい試合だったのでニンフィアをクチートの前で行動させることを何度かしましたが、それをしっかり読み切ることができたのが勝因でしょうか。
〇3戦目 vs やまそだち さん 勝ち 2-0
自分:ミミロップ ニンフィア サンダー ズガドーン
相手:Hロトム マンムー テッカグヤ ズルズキン (ラティアス シルヴァディ)
<事前の想定>
選出されるまでシルヴァディのタイプが分からないものの、トリトドンの競合に敗れて選択した枠なので水・草タイプ辺りと睨む。ラティアスを倒すためにニンフィアを通すのが最も良いので、お膳立てのミミロップとサンダー・ズガドーンのテッカグヤ即処理打点を選出。地面耐性のあるポケモンが多いのでランドロスは活躍しづらく、ベロベルトも刺さっていないため消去法でもあります。
<実際の試合>
マンムーに猫騙しを打ちながら瞑想を使うとマンムーからテッカグヤが交代で出てくる。なぜかレッドカードを持っていてミミロップがサンダーに交代させられて有利対面。テッカグヤを一度退かせるものの、マンムーのジメンZがニンフィアに直撃して倒されてしまう。しかし、相手のラストはズルズキンであったためミミロップの飛び膝蹴りが一貫しており、マンムー・ズルズキンと守らない方向に的確に飛び膝蹴りを決めて倒して、そのままテッカグヤと消耗していたロトムを詰めて勝ち。
ラティアスが出てこないことを全く想定していませんでした。Z技をそれほど警戒していなかったのは問題だったものの、結果的にはミミロップが一貫する展開を上手く作れたのが良かったです。
○4戦目 vs けだま さん 勝ち 3-0
自分:ミミロップ ズガドーン サンダー ニンフィア
相手:カメックス アブリボン ラティオス トゲデマル (シャンデラ カミツルギ)
<事前の想定>
カメックス+カミツルギに対してサンダーが強く、こちらにはカメックスより素早さの高いミミロップがいることから、先発には猫騙しが効かないアブリボンとカメックスを配置すると予想。また後発はニンフィアとサンダーの対策でトゲデマルを置いて、最後はラティオスかカミツルギでサンダーかニンフィアのどちらかを厚く見てくると思われます。ということで、こちらは猫騙しを先に打てるミミロップと猫騙しが効かないズガドーンを初手に置いてアブリボンを素早く退場させることを狙い、後発にサンダーとニンフィアを温存します。
<実際の試合>
猫騙し+熱風でアブリボンを処理、カメックスの水の波動でズガドーンを倒される。こちらの死に出しはニンフィア、相手の死に出しはラティオス。カメックスのしおふきを防ぐため飛び膝蹴りを打つと交代でトゲデマルが出てきてそのまま倒す、ラティオスのサイコショックでミミロップを倒されるものの、ニンフィアのハイパーボイスでラティオスを倒す。ということでサンダーニンフィアvsカメックスの対面になって勝ち。
お互いに耐久が低いポケモンでの殴り合いになって3ターンで試合が終わりました。初手熱風から入ったもののアブリボンには粉塵が搭載してあったようで、後発ラティオスも考えるとシャドーボールで確実に倒す方が良かったのかもしれません(一応熱風でカメックスを削るとしおふき+トゲデマルの猫騙しをミミロップが耐える可能性があったので熱風を打ちました)。
〇5戦目 vs ばっど さん 勝ち 2-0
自分:サンダー ズガドーン ランドロス ミミロップ
相手:カプ・テテフ フーディン ギルガルド エンテイ (ワルビアル ラプラス)
<事前の想定>
ミミロップの猫騙しが通らないためズガドーンでフーディンやカプ・テテフを牽制しながらサンダーで追い風を使って有利に戦うことを目指します。エンテイがややきついのでニンフィアではなくランドロスを選出。最後はギルガルドを強打できる意味と嘘泣きの補助ができるのでミミロップを選出。追い風を通すかズガドーンを暴れさせるかのどちらかを通すことを目指します。
<実際の試合>
初手からカプテテフとフーディン。メガフーディンのサイコキネシスをサンダーが耐えるのでズガドーンはカプテテフにシャドーボールを打ちながら追い風。フーディンが交代してエンテイが登場。カプテテフにシャドーボールを耐えられてサイコショックでズガドーンが倒されながら追い風が決まる。ランドロスを死に出しして地震を打つ展開に持ち込むと守る+カプテテフ切りから死に出しギルガルドでワイドガード展開。ランドロスをギルガルドに交代したところZシャドーボールがランドロスに飛んでいたのでミミロップで無効にすることに成功。追い風は切れたものの、ミミロップでエンテイを縛りながら再度追い風。嘘泣き+10万ボルトでメガフーディンを倒して、サンダーランドロスの並びを作って勝ち…と思いきや、ギルガルドのシャドーボール急所でサンダーが倒される。それでも2連キングシールドは決まらず、メガミミロップの飛び膝蹴りでギルガルドを倒して勝ち。
初手でシャドーボールを耐えられたのが想定外でしたが、追い風から展開する戦い方をしっかり通せたのが良かったです。因みに、攻撃を耐えられたのはズガドーンに銀の王冠が使われていなかったからだと判明して、主催に確認して以降理想個体で戦えるようになりました()
○6戦目 vs ショコラ さん 負け 0-3
自分:ニンフィア ランドロス ズガドーン ミミロップ
相手:ジャラランガ ガオガエン モロバレル ルカリオ (トゲキッス マッスグマ)
<事前の想定>
メガルカリオを倒せばニンフィアが通るものの、メガルカリオを倒せるミミロップやズガドーンを温存するためにはジャラランガを早急に倒さなくてはいけません。ジャラランガだけを見据えてニンフィアにハイパーボイス以外のフェアリー技を採用するのは汎用性を落とすことになるので頭を悩ませましたが、ランドロス+ニンフィアの大爆発展開でジャラランガZを不発に終わらせることを狙います。
<実際の試合>
初手は想定通りでしたが、相手がジャラランガをモロバレルに交代してランドロスに猫騙しを打つ堅実なプレイング。これによりニンフィアが胞子で眠らせられてランドロスも胞子を受けてします。うまくニンフィアの眠りターンを稼ぎながらズガドーンを通そうとするものの、メガルカリオのアイアンテール+バレットパンチでズガドーンが何もできずに倒されてしまい、以降は相手が安全に詰める展開を取って負け。
初手でモロバレルを繰り出されてしまう上に大爆発も通らないという展開が非常に苦しかったです。ここで1敗しても他で勝てば良いと考えていましたが、結局ショコラさんが優勝したので直接対決を制することができるようにもっと対策を練る必要があったかもしれないですね。
○7戦目 vs ひまり さん 負け 0-1
自分:ランドロス ニンフィア ミミロップ ベロベルト
相手:ライチュウ ヤレユータン バクーダ ツンデツンデ (ラランテス アシレーヌ)
<事前の想定>
ミミロップがツンデツンデに刺さっているので猫騙しが効かないヤレユータンと猫騙し持ちのライチュウが先発と予想。また、ライチュウの持ち物は脱出ボタンが濃厚だと考えたので、ランドロス+ニンフィアで入って蜻蛉帰りでヤレユータンを削りながらライチュウには接触せずターンを稼ぐことを意識。後発は猫騙し持ちミミロップと高い耐久で時間を稼ぐためにベロベルトを選出。初手にツンデツンデが来た場合は馬鹿力を打ちながらニンフィアをミミロップに交代して動きを封じていきます。
<実際の試合>
蜻蛉帰り+瞑想とすると相手はランドロスに猫騙し、瞑想とトリックルームが決まる。ここでハイパーボイス+蜻蛉帰りを選ぶとヤレユータンはニンフィアに挑発。ライチュウがハイパーボイスで脱出してバクーダが登場。ランドロスは蜻蛉帰りでヤレユータンを倒しながらミミロップへ交代。死に出しツンデツンデを猫騙しで止めながらサイコショックでバクーダを削り、ベロベルトを使って何とかトリルターンを凌ぐ。残りが地面弱点しかいないのでランドロスの地震で勝てると思いきや、防御が2段階上がったシュカの実ツンデツンデが黄色ゲージから地震を耐えてきたので、トリックルームを決められてジャイロボールでそのまま倒されて負け。
負けてしまったものの、おおよそ想定通りの立ち回りはできました。ニンフィアがバクーダを削るためにサイコショックを打った場面がハイパーボイスであれば、最後の地震でツンデツンデを一掃できたはずなので、シュカの実まで考慮するならそこがミスでした。
〇8戦目 vs ぷらずま さん 勝ち 1-0
自分:ニンフィア ズガドーン ミミロップ サンダー
相手:FCランドロス クレセリア リザードン ラフレシア (ハリテヤマ トリトドン)
<事前の想定>
スカーフズガドーンを抜けないラフレシアは選出しづらそうなのでクレセリアランドロスリザードンハリテヤマの4匹と予想。こちらはハリテヤマのヘビーボンバーに気を付ければニンフィアが刺さっているので、ズガドーンでランドロスとラフレシアを牽制しながらニンフィアを通す選出。後発は猫騙し持ちのミミロップとリザードンを素早く処理できるサンダーにしました。リザードンとランドロスを並べられた場合はメガシンカしてこない可能性も高いですが、ランドロスにオーバーヒートを打ってニンフィアが瞑想をすることでズガドーンを素早く捨ててミミロップとの並びを作っていきます。
<実際の試合>
ランドロスに対してはオーバーヒートを打ちながらニンフィアで瞑想をするのが安定手でしたが、サイドチェンジがちらついたので熱風+ハイパーボイスで入る。すると熱風がランドロスにはずれて地震でズガドーンを倒されながらトリックルームが決まる、死に出しミミロップ。ランドロスが蜻蛉帰りを使ってハリテヤマを繰り出す動きを想定してメガミミロップはランドロスに飛び膝蹴りを選択。しかし、クレセリアがエスパーZだったのでメガミミロップが素早く倒されてしまいランドロスも地震を選んでいたのでニンフィアが削られる。そして、3匹目にランドロスから交代で出てきたのはなぜかラフレシア、ニンフィアがヘドロ爆弾を受けて毒状態になるもののハイパーボイス+サイコショックで倒してサンダーの10万ボルトでクレセリアを倒す。トリックルーム最終ターンにリザードンが繰り出されて、サンダーが追い風を使ったところリザードンは守るだったので次のデンキZで倒して勝ち。
1ターン目でオーバーヒートを打てていたらかなり楽に戦えていたのですが、仕方ないです。ミミロップが飛び膝蹴りを選んだところはやや強気すぎたので、素直に猫騙しを打てば良かったでしょうか(そのときはメガシンカしなければZサイコキネシスも耐える)。
○9戦目 vs シャンディ さん 勝ち 1-0
自分:ミミロップ ベロベルト ニンフィア サンダー
相手:ボーマンダ ギガイアス マリルリ ドリュウズ (ライコウ ゴチルゼル)
<事前の想定>
相手のパーティがとても強く、何を選出してくるかの予想が立てづらい。ベロベルトでボーマンダギガイアスマリルリ辺りを奇襲して戦うことを考えていたので、ミミロップ+ベロベルトでドリュウズを抑え込みながらライコウのバークアウトなども猫騙しで防ぐ算段。ベロベルトのクサZはギガイアスに使いたいのでマリルリを睨めるサンダーを選出。また、ボーマンダとゴチルゼルへの削りを考えてニンフィアを選出。鉢巻きランドロスは地震を打ちづらいので打点不足に陥りがちで選出しづらいと思いました。
<実際の試合>
ボーマンダに猫騙しと冷凍ビームを集中するとマリルリに交代してギガイアスは鈍い。マリルリをもう一度ボーマンダに交代することを考えて、ミミロップをサンダーに交代すると予想通りでフリーで動けたベロベルトがZソーラービームでギガイアスを倒す。死に出しドリュウズに対して熱風で負担をかけようとしますが、ドリュウズが素早く岩雪崩を打ってきて怯んで動けず。しかし、拘り鉢巻きであることが分かったので砂ターンが切れるまでベロベルトを何とか場に温存させる。最後のボーマンダマリルリに対してミミロップの嘘泣きをマリルリに入れてからニンフィアに繋いでハイパーボイスで倒して勝ち。
およそ事前に想定していた通りの試合運びができました。特殊主体のポケモンが多いのでライコウのバークアウトとボーマンダの物理技を絡められると面倒でしたが、ライコウは選出されずボーマンダに物理技もなかったようです。
○10戦目 vs なちゅ さん 負け 0-1
自分:ミミロップ サンダー ズガドーン ニンフィア
相手:ゲンガー エルフーン カポエラー テラキオン (ラッキー メレシー)
<事前の想定>
エルフーンで追い風をしながらゲンガーとテラキオンの並びで戦ってくるはずなので、こちらもサンダーの追い風とミミロップで対抗します。ミミロップは猫騙しをアンコールされるとまずいため初手から飛び膝を狙うことになり、素早く退場してもゲンガーを縛れるズガドーンとテラキオンに打点のあるニンフィアを選出。ラッキー選出だった場合は素早く頭数を減らしてズガドーンのトリックやニンフィアの瞑想を絡めていきます。
<実際の試合>
ゲンガーが守る。エルフーンはカポエラーに交代してきましたが、飛び膝蹴りを受けて脱出ボタンで再びエルフーン、サンダーは追い風。アンコールがメガミミロップに飛びましたが、飛び膝蹴り+デンキZでメガゲンガーを倒す。テラキオンが死に出しされて、テラキオン守る+追い風を想定してエルフーンに飛び膝蹴りと熱風を打つとエルフーンが守るでテラキオンのインファイトでミミロップが倒される。それでも追い風状態でニンフィアを繰り出せたのでハイパーボイス+熱風でエルフーンを倒す。あとはワイドガードを持つカポエラーを倒してニンフィアのハイパーボイスをテラキオンに当てるだけなのですが、怯んでも回復木の実で2回行動チャンスを作れるように立ち回った結果、岩雪崩急所でニンフィアが倒れてしまい負け。
急所がなければ勝てるような立ち回りだったので特に気になるところもなく。
〇11戦目 vs セリュー さん 負け 0-3
自分:サンダー ランドロス ミミロップ ニンフィア
相手:サーナイト オニシズクモ ウインディ バンギラス (ボルトロス ウォーグル)
<事前の想定>
サーナイトを早急に倒さないとオニシズクモ展開が厄介。そのため大爆発を覚えたランドロスを先発で繰り出して威嚇を絡められてもデンキZ+地震でサーナイトを倒せるようにしておきます(特殊型も想定されやすかったり威嚇をトレースされないのが霊獣とは違った強み?)。後発はミミロップと多くのポケモンと打ち合えるニンフィアで、サーナイトさえ素早く倒せば残りは詰めていけると判断しました。
<実際の試合>
見切り+大爆発から入るとサーナイトが守るでオニシズクモには大爆発を耐えられる。しかし、守るの行動順からサンダーの方が速いことが分かったので、嘘泣き+デンキZでメガサーナイトを鎮める。ウインディとバンギラスを並べられて守るを警戒してウインディに飛び膝蹴りを打つと、これがはずれて反動とフレアドライブでメガミミロップが倒れて、動いていたバンギラスの岩雪崩がシングルダメージでサンダーが大きく削られてしまう。ほぼニンフィア1匹では満タンのウインディバンギラスを相手にすることができず負け。
序盤は想定通りの動きができていたので特に気になることもなく。全体通してここでしか飛び膝蹴りをはずしていないので、運の収束も仕方ないかなという感じです。
〇12戦目 vs SORIA さん 勝ち 2-0
自分:ニンフィア ズガドーン ミミロップ サンダー
相手:カプ・ブルル エルレイド ヒードラン ポリゴン2 (スイクン ベトベトン)
<事前の想定>
素直にいけばミミロップ+ニンフィアから制圧していきたいのですが、殴れるポケモン+トリックルームの並びが厳しく特に中速を補うためのスカーフカプブルルも予想されたので、ニンフィアとズガドーンを並べてカプブルルを睨みながら選出。ポリゴン2とベトベトンが厄介なのですが、トリックを絡めて戦うことにしました。後発にはポリゴン2に強いミミロップと消去法でサンダー。
<実際の試合>
カプブルルの交代を読んでミミロップを繰り出すと、相手はエルレイドをヒードランに代えながらカプブルルがストーンエッジをミミロップにはずす。おそらくカプブルルは拘りスカーフ持ちで、ヒードランをミミロップで縛っていることから強気にカプブルル方向に飛び膝蹴りとハイパーボイスを打つと交代で出てきたポリゴン2がそのまま倒れる。ベトベトンもおらずズガドーンがエルレイドを倒すためにシャドーボールで拘れることが分かったので、ニンフィアとサンダーを雑に扱って詰めを目指した結果、サンダーのデンキZ急所でメガエルレイドを一撃で倒したのでそのまま安全に勝ち。
ベトベトンの処理がきついと思っていたので選出されなくて良かったです。直前の2戦の不運を拾うような形で運が良かったので強気な選択をしていけました。
〇13戦目 vs ぽけむら さん 負け 0-2
自分:ミミロップ ニンフィア サンダー ズガドーン
相手:ギャラドス ドータクン カビゴン ミミッキュ (ピッピ ニャヒート)
<事前の想定>
何をしてくるパーティか全く分からなかったのですが、トリックルームからカビゴンを立てる動きなら瞑想ニンフィアと肝っ玉メガミミロップが刺さっていると思ったので素直に先発に配置します。トリパですが瞬間火力はないのでベロベルトは選出せずサンダーとズガドーンを選びます。
<実際の試合>
猫騙し+瞑想から入ると守る+ジャイロボールでニンフィアを削られる。ギャラドスの滝登り+ドータクンのジャイロボールでニンフィアを落とされるのを嫌って見切りながら嘘泣きをドータクンに入れたところで、ギャラドスをカビゴンに交代しながらトリックルームという相手にとって絶好のチャンスを与えてしまう。ここからミミロップへの恩返しを読んでズガドーンを繰り出したところに地震を打たれるなど立ち回りも噛み合わず、トリックルームが切れた後に温存されていたミミッキュとギャラドスを削り切れずに負け。
○14戦目 vs あくあ さん 勝ち 3-0
自分:ミミロップ ニンフィア ズガドーン 【サンダー】
相手:ウツロイド ペルシアンR ウルガモス ゲッコウガ (ライボルト キュウコンR)
<事前の想定>
ゲッコウガのダストシュートに気を付ければミミロップ+ニンフィアの展開ができる。バークアウトやオーロラベールは厳しいものの、後発ズガドーンでビーストブーストの餌にできる可能性は高いと思ったので、後発にはズガドーン。岩技があればランドロスを選出したかもですが、なかったのでサンダーを選出してウルガモスにZ技でダメージを狙います。
<実際の試合>
猫騙しをペルシアンにあてるとウツロイドの珠サイコキネシスでメガミミロップが即死。返しのサイコショックでウツロイドを赤ゲージまで削る。死に出しズガドーンで縛りにいくもペルシアンに倒される可能性も高く困ったところ、ウツロイドはウルガモスに交代してペルシアンは熱風で火傷、おかげでイカサマでズガドーンが倒されず次の熱風で2匹を一掃しながらニンフィアが2回目の瞑想を積む。残りはゲッコウガと削れたウツロイドなのでハイパーボイスで倒して勝ち。
ミミロップが素早く処理されることを全く想定していなかったので、勝機がほとんどなかったのですが火傷による不確定要素で試合をひっくり返しました。運勝ちです。
〇15戦目 vs ポール さん 勝ち 3-0
自分:ミミロップ サンダー ニンフィア ズガドーン
相手:メタグロス ルンパッパ ペリッパー サザンドラ (デンジュモク オムスター)
<事前の想定>
先述の通り立ち回りでどうにか勝たなくてはいけない相手。ベロベルト入りに対してペリッパールンパッパで入る可能性は低く、メタグロス+サザンドラorルンパッパが予想されるため、こちらはミミロップ+サンダーで入ってメタグロスに有利に戦える状況を作るところから始めます。メタグロスさえ倒せばニンフィアが刺さっているため、後発はニンフィアとズガドーンで選出。対ポールさんで最も困っていたのは今年の全国大会で対戦したときに不利な状況からの読み合いが全く噛み合わなかったことで、今回も同じようにならないかどうかというところでした。
<実際の試合>
ズガドーンを繰り出してメタグロスを一度退かせたいのですが、サンダーへの攻撃が思念の頭突きだとまずいので猫騙しはメタグロス。猫騙しを打ち合うかと思っていたら、Zハイドロポンプでメガミミロップが一撃で倒されてしまう。仕方なくサンダーを死に出し。色々考えた結果素直にシャドーボールと追い風を押した結果、メタグロスがサザンドラに交代してルンパッパは動いていて負けを悟りましたが、ハイドロポンプを避ける。次のターンにサンダーでルンパッパを攻撃すると守る、ズガドーンはニンフィアに交代して悪の波動を受ける。サンダーニンフィアvsルンパッパサザンドラのこの対面でサザンドラ方向からメタグロスが出てくることを予想してデンキZとハイパーボイスを選ぶと、これが通ってどうにかメタグロスを突破。相手に追い風がない状態のままペリッパーにもダメージが入り、あとはペリッパーを倒してから追い風が切れるのを待ってニンフィアで詰めて勝ち。
ハイドロポンプを避けたことによる運勝ちではあるのですが、最も重要な場面で読みを当てることができたのは非常に良かったです。
〇16戦目 vs マイケル さん 勝ち 3-0
自分:ミミロップ サンダー ランドロス ズガドーン
相手:ドーブル ガルーラ アーゴヨン イーブイ (カラマネロ)
<事前の想定>
大爆発を当てて処理することを考えていたので、初手はミミロップを選出して相手の猫騙しをやり過ごしつつ交代でランドロスを繰り出して、ミミロップをズガドーンに交代しながら大爆発を通すことでイーブイを処理します。ということで、後発にランドロスとズガドーンを配置して先発はミミロップと何かですが、アーゴヨンに追い風されるパターンも考えてサンダーを選出しました。なお、相手は獲得したWロトムにアローラマークがなかったため5匹で戦っていました。
<実際の試合>
猫騙しでドーブルを止めながらランドロスに交代して1ターン目はガルーラの猫騙しをやり過ごす。2ターン目にズガドーンに交代しながら大爆発をすると、ガルーラから交代でアーゴヨンが出てきてドーブルとアーゴヨンを大爆発で倒す。残りはガルーライーブイで、Zとっておき+アシストパワーでミミロップを倒されるのが嫌だったのでイーブイを先に倒して、最後にガルーラを倒して勝ち。
【対戦総括】
納得感のある構築を用意できたことは良かったです。6回負けてしまいましたが、そのうち2回は不確定要素によるもの。逆に勝ち試合も不確定要素によるものが2つというので上々の結果です。事前に考察していたもので予想外だったのはウツロイドの珠サイコキネシスくらいで、全体的におおよそ想定通りに試合運びができたところは良かったです。
ミミロップを全試合選出しているのですが、使用感がとても良かったです。高速の猫騙しというだけで試合展開を作りやすいだけでなく、嘘泣きを絡めたギミックやそもそも飛び膝蹴りの火力と一貫性が軽視されていることが多く感じました。また、ズガドーンはニンフィアで削った後に後発で相手を倒してビーストブーストを発動させる動きが計算しやすく、こちらも使用感は良かったです。ランドロスやベロベルトも癖の強いポケモンで運用方法には悩まされましたが、どちらも選出した試合でしっかり活躍しました。
【ドラフト経緯】
先に書いてしまうと誤算だったことに気付いたのは4巡目くらいです。私が経験していたドラフトはプールが狭かったためか終盤に普段の対戦で全く見ないようなポケモンが選ばれることが多かったので、そういう有象無象を数値で淘汰できるポケモンを軸にした方針を掲げていましたが、思っていたよりも皆がスペックの高い6匹でパーティを組める程度にはプールの広いルールでした。ただ、経験則から「本当に欲しい駒が取れないことが多いので、相性補完に優れてサイクルを回せるようなパーティより攻撃的なパーティの方が強い」という考えはあったので、その意味では攻撃的な方針のパーティにできたことが良かった点でしょうか。
〇1巡目
17人もいると何を狙っても競合する可能性が高いと考えたので、素直に欲しいポケモンを狙うことにしました。対天候やトリパなど色々なギミックが散見されるので、全試合に軸として選出できる強力なポケモンが欲しいと思い、ボーマンダ・バンギラス・カプレヒレを候補に挙げました。この中でバンギラスとカプレヒレは自身を攻撃のエースとして通す動きが基本であるのに対して、ボーマンダは威嚇を自然に組み込めることや物理特殊の選択肢や追い風によるサポートなど柔軟に型を選ぶことができたので、ボーマンダを選択希望。
しかし、ボーマンダはシャンディさんと競合して抽選負け。この時点でバンギラスもカプレヒレも当然消えており、はずれ1位としては強力な範囲攻撃を打てるポケモンを選びたいと考えていた。そのため、ヒードラン・ニンフィア・サーナイト辺りが候補でしたが、天候や4倍弱点がヒードランでは不安であり、サーナイトを獲得するよりもニンフィア+メガシンカで獲得した方が良いと考えたので、ニンフィアを選ぶことにしました。
なお、ドラフトが終わった後はサーナイト+ワルビアル+ゴウカザルのような形で組む方が良かったかもしれないと思いました。
〇2巡目
ニンフィアを動かすにあたって追い風による素早さ操作が欲しいと考えていました。トリックルームの選択もありますが、相手の6匹を見た上で構築を決められるドラフトルールにおいてはトリックルームはあまり強いと考えていないことが理由になります。また、ニンフィアと繰り出す以上は鋼タイプに打点のあるポケモンであってほしかったので、あまり迷わずにサンダーに決定。猫騙し要員はもう少し後でも獲得できると考えたので競合する前にサンダーを獲得できたのは良かったです。
〇3巡目
この並びとメガミミロップが相性が良いことは事前に考えていて、どこでメガミミロップを獲得するかがポイントだったのですが、まだメガシンカ枠を確保してない参加者が多数いたこととミミロップを逃してしまうと以降が組みにくいと考えたので、ここもあまり迷わずミミロップを選択。当然のように(?)競合はしませんでした。
〇4巡目
他の参加者の3匹目までの顔ぶれを見て強そうで驚く。サーナイトやカプブルルやカプテテフに対抗する手段が薄かったので素早い毒打点が欲しかったものの、既にウツロイドもアーゴヨンも獲得されてしまって適任が見つからず。仕方なく化身ランドロスを選択することにしました。結局物理型で採用したものの、この時点では特殊型を想定しており、トリックルーム役に対しても猫騙し+瞑想からZ悪の波動で意表を突ける…と考えていたのですが、悪の波動を使えるのはボルトロストルネロスだけでランドロスは習得できなくて後々苦しい思いをしました((
〇5巡目
鋼タイプを処理するための炎ポケモンを獲得していなかったので、この時点で残っていてミミロップとの並びで相性が良さそうなズガドーンを選択。WCS2018ルールで海外で一時「ミミロップ、サンダー、ズガドーン、ゲッコウガ、カプテテフ、ジジーロン」のようなパーティが入賞していましたが、それに近しい並びになってきました。
〇6巡目
このままだと砂パと雨パにさすがに勝てないため、相手の選出を崩す意味でも分かりやすい対策が欲しいと考えました。選出したときに数値で足を引っ張らず自身が素早さ操作でサポートも可能なジジーロンが適任だと考えたものの、なんと6巡目にしてジジーロンが競合…そして抽選負け。仕方なく代替案を考えるものの、手動天候は悪戯心で使わないと効果を発揮しづらい上に攻撃的に使えるポケモンがいない上に1ターンと技1つを割くのが弱いと考えたので、同じくノーてんきのベロベルトに行きつきました。競合しなかったので良かったです。