仲間大会「ちるもこカップ チルタリスorチルット 1on1」参加メモ

11/6に開催された仲間大会「ちるもこカップ チルタリスorチルット 1on1」に参加しました。

 

ルールは、チルットまたはチルタリスのどちらかを採用したシングル1on1で、進化の輝石とダイマックスは禁止です。チルタリス同士は弱点を突けるものの火力が高くないことから型に多様性が出やすく、弱点を突かれにくく素早さが遅いチルットも滅びの唄でチャンスがあり、意外としっかりできたルールになっています。

最大数である25戦を消化して15-10でレート1564で11位という結果でした。

 

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チルタリス しんちょう ノーてんき
177-99-111-×-165-104 H.212 A.68 B.4 D.196 S.28
げきりん、コットンガード、りゅうのまい、はねやすめ@ハバンのみ

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【環境考察】

おおよそ、想定した型の種類は下記の5つになります。

①気合の襷型:弱点を突き合うので、誰でも一番最初に思いつく型
②素早さ逆転型:耐久に振ることで攻撃を耐えつつイバンの実・カムラの実・拘りスカーフで先に2回目の攻撃を仕掛けて勝つ、①の対策を意識した型
③火力増強型:拘りアイテムなどで相手を一撃で倒して勝つ、②の対策を意識した型
④先制羽休め型:素早さ操作とコットンガード・先制羽休めでチルタリスの攻撃を受け切る型、高速移動なら①②に強く、竜の舞ならスカーフ以外の①②③に強い
チルット滅び型:ドラゴン等倍・氷2倍によって攻撃を耐えるので、滅びの唄→こらえる→空を飛ぶ+イバンの実→空を飛ぶで勝つ、チルタリス全般を意識した型

 

滅びの歌チルットチルタリス全般に強めであるところまで考察する人が多いと考えましたが、その結果チルットが増えるとミラーが発生する機会も増えて安定的に勝つのは難しそうです。なので、チルットにも勝ち筋を残せて対応範囲が広めなチルタリスを使うのが好ましいと思いました。

 

チルタリスチルットに勝ち筋を残すためには主に下記の3つのどれかが有効です。
・空を飛ぶで滅びの唄を回避する
・竜の舞でこらえるを回避しながらチルットを倒しきれる火力を確保する
・羽休めでの回復も加味しながら空を飛ぶに対して暴風を当てる
(ついばむも一見イバンの実に有効に見えるが、火力がないと威力の弱い技を打つ分素直に滅びの唄を決められてしまう)

チルタリスのミラーでは「④先制羽休め型」が不確定要素を排除すれば一番対応範囲を広く持てると考えていて、この型の素早さ操作技として竜の舞を採用すればチルットを倒す火力を確保できるので、この型を考察することにしました。

 

【使った型】

チルタリス しんちょう ノーてんき
177-99-111-×-165-104 H.212 A.68 B.4 D.196 S.28
げきりん、コットンガード、りゅうのまい、はねやすめ@ハバンのみ

・C122チルタリスの拘り眼鏡冷凍ビーム耐え(15/16)
・A134チルタリスの逆鱗を1発目ハバン2発目コットンガード込みで2発耐え
・ランク+1逆鱗でH182-B111チルタリス1発
・ランク+3逆鱗でH152-B111チルットまで1発
・残り素早さ

チルタリスでは竜の舞で先制できる状態を作り、強化アイテム持ちだった場合はそのまま逆鱗で倒しにいき、そうでない場合は羽休めで攻撃を受けてから倒しにいきます。逆鱗だった場合はコットンガードを一度使えば回復量の方が多くなり混乱待ちができます。冷凍ビームだった場合は先制羽休めで氷弱点を消すことで4回受ければこちらが2回動ける状況を作れます。
チルットも竜の舞から入ります。チルット視点では、逆鱗を受けるターンに空を飛ぶを使ってしまうと落下するターンにイバンの実を消費してしまうことから空を飛ぶは押せず、2回目の竜の舞を積まれた直後にこらえるを押す動きが想定されます。それに対して竜の舞を合わせてランク+3を確保することで、逆鱗でチルットを倒すことを狙います。こらえるや空を飛ぶをどのタイミングで使うかの勝負にはなりますが、チルットを採用しているプレイヤーは「チルタリスでミラーするより2連こらえるで最低限の勝ち筋を残せること」を評価していると思うので、わざわざ勝ち筋を0にする選択を取ってくるケースは少ないと思い、2連こらえるの失敗で勝てるならトータルすればこちらに分があると考えました。

 

【負けた試合】
・5試合目。相手1469のチルタリス。竜の舞に対して滅びの唄を打たれたので、こらえる読み竜の舞を決めるものの、2連こらえるからイバンの実空を飛ぶで負け

・7試合目。相手1502のチルタリス。初手ワイドブレイカーを打たれる。コットンガードを2回積むものの攻撃が下がっていたのでワイドブレイカーのPP切れを羽休めで待つ形になり、途中で攻撃を急所に受けて負け。

・8試合目。相手1500のチルタリス。竜の舞に対して滅びの唄を打たれたので、こらえる読み竜の舞を打つと空を飛ぶを打たれる。最後のターンに逆鱗を打ったもののこらえるで耐えられて負け。因みにハバンの実ではない。

・9試合目。相手1550のチルット。こらえるのタイミングをかわして竜の舞を3回積むものの、2連こらえるで負け。

・10試合目。相手1530のチルタリス。竜の舞を選ぶものの相手に先制竜の舞を決められる。ハバン込みでも逆鱗が受からないので負け。

・12試合目。相手1501のチルタリス。竜の舞に対して冷凍ビームを打たれて羽休めを押すものの、竜の息吹1発目で麻痺してしまう。そのまま冷凍ビームで押し切られて負け。

・15試合目。相手1601のチルタリス。竜の舞に対してついばむでハバンの実を消費。こらえるに対してコットンガードを決めてから逆鱗を打ち合うものの、こちらが攻撃を急所に受けて負け。

・20試合目。相手1609のチルット。2ターン目に空を飛ぶを打たれて最終ターン守るで負け。イバンの実持ちは2ターン目に空を飛ぶを押せないと思っていましたが、オボンの実だったようです。

・22試合目。相手1597のチルット。こらえるのタイミングをかわして竜の舞を3回積むものの、2連こらえるで負け。

・23試合目。相手1592のチルット。こらえるのタイミングをかわして竜の舞を3回積むものの、2連こらえるで負け。

 

【感想】

滅びの唄に対して6敗しましたが、うち4敗は2連こらえる成功によるものでした。2連こらえる失敗で勝った試合は2回なので確率的には運が悪かった部分はあるでしょうか。残り4敗のうち3回は不確定要素の事故負けですが、これも羽休めで数ターン試行回数を与えてしまうことが問題でそこには目を瞑っていたので仕方ないです。最後の1敗は竜の舞ミラーの素早さ負けで、これは事前に想定していた負けパターンの1つだったのである意味想定通りでした。
というわけで、型選択自体は悪くなかったと思います。ただ、環境予想を的中させて滅びの唄にもっと安定的に勝てるような型を選択するのが今回の大会では正解だったと思っていて、1on1大会ではそういう予想精度の高さが重要になってくるので、次の経験に活かしたいと思います。