第2回伝説厨オフ使用パーティ(エルフーン、テラキオン、カイオーガ、パルキア、ホウオウ、ルンパッパ)

11/3開催の第2回伝説厨オフに行って来ました。
当日は水樹奈々のライブのチケット発売日だったので途中で抜けて電話かけなきゃと思っていたのですが、セブンイレブンの先行販売で2日分のチケットを確保できたので不安要素を減らせました。
相変わらず、ミーサさんが主催すると運に優れるみたいで2試合の負け試合を運で逆転して6-2で予選を2位通過。4人の決勝トーナメントで敗退して3位決定戦に勝利したので3位という結果です。


〜パーティ〜
カイオーガ、ルンパッパ、テラキオンパルキアエルフーン、ホウオウ




カイオーガ おくびょう あめふらし
175-×-111-202-160-156 B.4 C.252 S.252
しおふき、かみなり、れいとうビームぜったいれいどこだわりスカーフ


○ルンパッパ ひかえめ すいすい
164-81-91-143-124-122 H.68 B.4 C.156 D.28 S.252 
ハイドロポンプくさむすびねこだまし、まもる@くさのジュエル


テラキオン ようき せいぎのこころ
166-181-110-×-111-176 A.252 D.4 S.252
いわなだれインファイトでんこうせっか、まもる@いのちのたま


パルキア おくびょう プレッシャー
189-×-121-177-142-167 H.188 B.4 C.52 D.12 S.252
あくうせつだん、ハイドロポンプかえんほうしゃ、まもる@しらたま


エルフーン おくびょう いたずらごころ
140-×-105-×-123-184 H.36 D.220 S.252
ふくろだたき、いばる、おいかぜ、てだすけ@ゴツゴツメット


○ホウオウ ようき プレッシャー
189-175-110-×-174-156 H.60 A.196 S.252
せいなるほのお、ブレイブバード、まもる、はねやすめ@ラムのみ


エルフーン+テラキオンの袋叩きを軸にした構築です。見せ合い表の順番ですが、あまり悟られないようにエルフーンテラキオンを意図的にばらばらに置いてカイオーガ+ルンパッパを強調させました。通常のダブルバトルと違って、エルフーンテラキオンのコンボが成立しなくても支配力の高いカイオーガを後ろから出すことができます。特に、エルフーンだけ生き残った場合は手助け+スカーフ潮吹き、テラキオンだけ生き残った場合はスカーフ潮吹き+命の珠岩雪崩と強力な攻撃を打ち込むことができます。この構築は初手で猫騙しをもらいやすいのですが、テラキオンがいなくても伝説枠のポケモンがいるため無理にテラキオンで守るを使いながら追い風をしなくてもよく、テラキオンにはインファイトで相手を後発の攻撃圏内に削ってもらったまま退場でもいいと思っています。
そういうわけでエルフーン+テラキオン+カイオーガからパーティを組み始めたのですが、最後に入るポケモンは追い風の有無に関わらず先手を取って攻撃しやすいパルキアがいいと感じました。ミュウツーも候補には挙がったのですが、欲しい耐性がなくトリックルームパーティに対しても立ち回りにくいと感じたので入れていません。
このあと2匹で補完をするのですが、トリックルーム耐性とグラードンに対する耐性とドーブルに対する耐性が求められたので一般枠のルンパッパを採用します。カイオーガ+ルンパッパという形で選出することもできて、この形に強くするためにユキノオーバンギラスが出てくるとエルフーン+テラキオン的には有利に立ちやすいです。
最後の1匹は伝説枠を使うことができます。こちらは天候を雨から変えるつもりがないのでルンパッパを処理できるポケモンが欲しかったこととパルキアカイオーガのの代わりに選出できる物理のポケモンが欲しかったので最後はゼクロムかホウオウを入れることにしました。ここでゼクロムを入れるとグラードンへの耐性がますます落ちる上にナットレイの突破も厳しくなるのでホウオウを選びました。パルキアが伝説枠とのタイマンに強くホウオウが一般枠とのタイマンに強いので相性もよさそうです。ただ、ゼクロムだとミュウツーに対する耐性が上がるのでルンパッパを別のポケモンにしてゼクロムを入れてもよかったかもしれません。
最終的にパルキアのハバンもホウオウのイトケもなくなってトリックルームパーティに対して逃げ切るのが難しくなっている点や初手のミュウツーに大安定なポケモンがいない点、クレセリアをすぐに倒せないのに高確率で隣にいそうなグラードンに対する耐性もそこまで高くない点が気になります。


>カイオーガ(選出:先発2+後発4=6)
ひねりのない拘りスカーフ型です。基本的には死に出しから後発で出していくので、先発は相手を潮吹き圏内に入れることを意識します。ただ、これはちょっと安直すぎて、私がスカーフカイオーガがあまり好きでないことや選出ありで出てくる相手が予想できること、眼鏡ドラゴンの後と違ってテラキオンは何もせずに倒される可能性も高めでカイオーガを出したころには交代からのパルキアで受けられるという場面もあるので失敗だったかと思います。これも回さないと結論は出にくいですが、絶対零度を切って守るを入れた水のジュエル型がよかったかと思います。
技はメインとなる潮吹きにパルキアなどとのタイマンで使う雷、氷技は吹雪と冷凍ビームになりますがゼクロムギラティナには弱めなので確実にダメージを取りにいけるように命中重視の冷凍ビーム、最後は絶対零度です。カイオーガは一般枠に比べると耐久が高いポケモンなので潮吹きが打てなくてもスカーフで絶対零度連打してるだけでも強いです。
努力値は素早さを最速にして特攻に全振り。余り4はHPに振ると定数ダメージの量が増えるので、値を1上げたときにダメージが変動しやすい防御に振りました。
スカーフカイオーガは眼鏡オーガと違って体力が削れると潮吹きで火力が出せなくなるのが痛すぎるので選出回数は(眼鏡だった前回に比べて)少なめになっています。


>ルンパッパ(選出:先発2+後発2=4)
選出の幅を広げるため。特にカイオーガ+ルンパッパという形を意識させて相手の猫騙し持ちが易々と先発で出てくるのを抑止したいところです。
技は草結びは必須で、メタグロスに打点を持つためにハイドロポンプトリックルームに対する時間稼ぎの守る、最後は無難に猫騙しを入れました。GSだとルンパッパで他のポケモンをサポートできればいいので、全国ダブルやトリプルよりも猫騙しの需要は上がると思います。宿り木の種も欲しかったですが、どれも必要な技なので入れていません。
次に持ち物を決めました。ルンパッパには雨が降っていればドーブルを処理できる力も持って欲しかったのですが、ハイドロポンプでは8割の確率でしか倒せないのが不安に思えて仕方がなかったので草結びで倒す方針にして草のジュエルを持たせることにしました。これによって、パルキアの亜空切断を相手のハバンの実持ち調整パルキアが耐えてもルンパッパがパルキアを縛ることができます。また、無振りのカイオーガを一撃で倒すことができるようになるのでホウオウを動かしやすくなります。
努力値は、まず特攻をパルキアの亜空切断+ジュエル草結びでHP190D141程度のパルキアを倒せるように上げて素早さを最速ドーブル抜きまで上げて残りを耐久に振りました。ルンパッパのような低種族値ポケモンがわざわざすいすいでスカーフカイオーガ抜きをすると努力値が足りなくなって中途半端な型になる印象があるので本当はミュウツー抜き程度で抑えて耐久に振りたかったのですが、パーティの関係でどうしてもスカーフドーブルを抜かせた方がよさそうなのでそこまで素早さを上げました。ホウオウの持ち物が当初はイトケの実だったのですがホウオウの持ち物を変えたいと思ったこととここまで素早さを上げるとまともな耐久は確保できないという理由からジュエル草結びで無振りカイオーガを1発で倒せる火力を生かすためにもスカーフカイオーガを抜かせる素早さを確保することにしました。ということで最終的には素早さに全振りして特攻を確保した後に、A189ハリテヤマの根性けたぐりを意識した物理耐久を確保して残りを特防に振っています。


>テラキオン(選出:先発5+後発5=10)
ゴウカザルインファイトを耐えるポケモンを高乱数1発で倒すことができる火力の持ち主。ブレイブバードのあるホウオウが強いのにパルキアより速くて同じ火力のテラキオンが弱いわけがありません。格闘技が通りやすくなってたりすることも多いので、気合の襷を持たせて適当に上から攻撃をしているだけでも強いです。ただし、今回はコンボを重視していて袋叩きでHPが削れてしまうので気合の襷は持たせずに命の珠を持たせました。袋叩きをしただけでは火力が足りないので強化アイテムが候補に挙がるのですが、岩のジュエルだと逆に袋叩きをしなかったときに格闘技で相手を後発の攻撃圏内に入れるのが難しくなります。つまり、岩技も格闘技も強化したいので命の珠が最適です。
技は岩雪崩とインファイトと守るは確定。残りは自由なのでファストガードや手助けなども候補に挙がります。最後はパーティに先制技持ちがいなかったので電光石火を入れておくことにしました。袋叩きで攻撃ランク+4の命の珠電光石火はゴウカザルを7割以上削る力があります。
努力値は素早さを最速にしたあと、命の珠なので攻撃に全振り。ダウンロードを意識して残りは特防に振ります。イッシュダブル用の使い回しですがこれがいいと思っているので使い回しとは言わせません。


>パルキア(選出:先発3+後発5=8)
ポケモン中トップクラスのタイマン性能を生かして、今回は相手にトドメを刺す役割を主に担ってもらいます。
乱雑な扱いに耐えられるのは耐久に振ったパルキアなのですが、パルキアの追撃でトドメを刺すには火力が足りません。バランスのいい構築を作れなかったので耐久に振ったパルキアも必要ということで持ち物は強化アイテムにすることにしました。亜空切断でだいたい等倍が取れるので最初のうちは手助け亜空切断でハバンの実調整パルキアを貫通する眼鏡でもいいかと思っていたのですが、眼鏡だと伝説枠2匹がトリックルーム相手に守るを使えず逃げ切れません。したがって、ドラゴンジュエルか白玉になるのですが、カイオーガに潮吹き以外の水技を入れなかったので白玉を持たせました。何よりジュエルで相手パルキアを貫通するには特攻に全振りする必要があったからなのですが。ただ、追撃で倒したい相手の努力値の振り方によっては耐えられる可能性も考えると安定感を重視したハバンの実でもよかったかもしれません。
技は亜空切断とハイドロポンプと守るは確定。ユキノオーナットレイを意識して火炎放射を入れました。ナットレイカイオーガと組んでいる可能性も高いですが、テラキオンやホウオウで攻撃ができるようになっているのでユキノオーを意識して命中重視です。
努力値は、素早さを最速にしてC202パルキアの亜空切断を耐えるように耐久を上げて残りを特攻に振っています。


>エルフーン(選出:先発6+後発0=6)
悪戯心から追い風を決めて、生き残っていればテラキオンに袋叩き、カイオーガパルキアに手助けをするサポートポケモンです。
必要な技は袋叩きと追い風です。テラキオンが倒れてコンボが決まらない場合に備えてカイオーガをサポートできる手助けを入れました。コンボの関係上アンコールを入れることができないので、残りは挑発が無難そうですが、スイッチトリパなどに対してエルフーンが暇で放置されるビジョンしか浮かばなかったので仕方なく威張るを入れています。威張る自体は見せ合いなしだと結構組み込みやすいイメージですが、エルフーンを使う場合の選出が限られそうで感覚は見せ合いなしのものに近くまあ悪くはないかと思います。伝説枠の動きが重要になってくるGSで特殊主体のポケモンの動きを止められるのなら大きな仕事はできると思います。持ち物は相手からの挑発を防ぐためのメンタルハーブが主流だと思いますが、相手のゴウカザルなどから猫騙しと追撃を受けて退場してしまうと相手の気合の襷が残ってカイオーガを動かしづらくなるのでゴツゴツメットで気合の襷を削ることにしました。他にもゴツゴツメットで削れた潮吹き耐えメタグロスなども潮吹き圏内に入りやすくなっていたりします。
努力値テラキオンより速いのは決まりですが、ボルトロスエルフーンから挑発を受けにくくするために最速にしました。残りは全て耐久に回すのですが、種族値が低すぎて物理と特殊の両方を取ることができません。物理耐久を高くすると猫騙し+追撃で生き残ってしまい次のターンにフェイントで縛られて隣のポケモンに被害が及ぶのを防ぐために耐久を特防重視で振ります。物理耐久はテラキオンインファイトを耐えるように振ったのでゴウカザルインファイト+フェイントも耐えるようにはなっています。


>ホウオウ(選出:先発2+後発4=6)
パルキアカイオーガの代わりに入れたりします。パルキアがどのポケモンにも万遍なく戦える印象がありテラキオンは伝説枠に刺さる(1:1で失ってもこちらに分があると思える)ようでホウオウは一般枠のポケモンに強い印象があります。ただし、不意の岩雪崩にはぜひ注意したいところです。
技は聖なる炎、ブレイブバード、守るは確定です。最後に羽休めを入れるか追い風を入れるかだけ難しいところです。こちらに天候変化要員がカイオーガしかいないのにルンパッパを処理する役割を持たせたかったので最初は雨の中でも動けるようにイトケの実を持たせていたのですが、すいすいルンパッパは追い風の速さで追いつけることと妨害用に入れたエルフーンの威張るを生かすことができないかと考えた結果ラムの実を持たせて威張るからのコンボに繋げます。これはエルフーン+テラキオン+ホウオウと選出するパターンになるかと思います。結局、先発で出すことはめったにないと思ったこととパーティ全体が割と速めだと感じたことから追い風を二重に持つよりも羽休めで粘って勝てる相手を増やした方がよさそうだと判断して羽休めを最後の技にしました。羽休めがあったから勝てたという試合はなく、追い風があるとエルフーンを選出せずにミュウツーに対抗できそうなので追い風の方がよかったのかもしれませんが、羽休めがあるとないではHP管理が重要になってきてブレイブバードを積極的に使いづらいので羽休めで良かったかと思います。持ち物は先述のラムの実です。雷が通りやすいので麻痺を一度だけ回避することもできますし、モロバレルに決定打のあるポケモンにラムの実を持たせるのは自然かと思います。
努力値は、まず素早さに全振りして追い風がなくても戦える状況を作れるようにします。耐久はC202カイオーガの眼鏡雷耐えとC202パルキアハイドロポンプを意識して上げて残りを攻撃に振っています。