GS耐久振りカイオーガの育成例

私が4世代のころ使っていた耐久振りカイオーガ


カイオーガ おだやか あめふらし
207-×-130-171-178-121 H.252 B.156 C.4 D.12 S.84
ハイドロポンプ、かみなり、どくどく、まもる@たべのこし
・食べ残し回復×2でA189ハリテヤマのけたぐり2発耐え
・食べ残し回復×1でC182パルキアのかみなり2発耐え




一つ前ゼクロム構築の記事にある「耐久重視の配分」カイオーガの一例。
カイオーガといえば、特攻種族値150から天候を雨にして強化した命中100の範囲攻撃技潮吹きを使って攻めるイメージが強いですが、特防の種族値は140あり、弱点は水・草の2つのみと少なくこの2つのタイプの物理技はウッドハンマーや雷撃以外にはあまり見かけません。なので、特攻や素早さには努力値を振らずに耐久を引き上げるとかなり場持ちのいいポケモンになります。
ギラティナパルキアと違ってドラゴン技に対して交代で出すことができる点やダメージを受ける天候を書き換えて食べ残しで回復できる点が優れていて、ルギアに比べると火力が断然高いので隙を与えにくいです。


技は一つ前の記事と同じ理由でハイドロポンプと雷と守る。最後は絶対零度ではなくて毒々。カイオーガが攻撃手段を持てないヌケニンの対策になるのは言うまでもないですが、絶対零度だとルギアやギラティナに対しては4回しか使うことができません。また、身代わりを覚えるルンパッパに対しても一度はずしてしまえば不利になってしまいます。そこで便利なのが毒々で一度入れてしまえば食べ残しの回復を待つために守るを使っている間も定数ダメージを稼ぐことができます。実際にどう役立ったかというと、グラードンクレセリアの構築はクレセリアに毒々を入れておきつつ回している間にクレセリアトリックルームを使えなくなったり、ハピナスに対しても毒々を当てて勝ったことがあります。
決して、レベル50でなるべく統一したかったから絶対零度を試そうとしなかったっていうわけではないです((


相性がいいポケモンレックウザレックウザに飛んでくるドラゴン技を受けることができて、レックウザが場にいるとグラードンの日照りや砂嵐で耐久が上がるバンギラスに対してハイドロポンプを打っていけますし、相手の雷が必中ではなくなります。また、毒々を採用していた大きな要因としてはレックウザの流星群や神速で相手を縛ることができるからでもあり、レックウザもまた自分が守るを使っている間に攻撃圏内に入れて相手を縛ることで場に居座るポケモンなので毒々を撒くカイオーガと相性がいいです。
ただ、一般枠の決定が難しいです。カイオーガで天候を奪うのに厄介なユキノオーに強いメタグロスも相性はいいですが、他に安定した耐久を持っていて相性がいいポケモンがすぐに挙がってこないところが難点です。レックウザ前提であればヌケニンは結構入りやすいです。火力がない分、交代を繰り返す回数は増えるので耐久が高めなポケモンが要求されそうです。


使っていた配分は結構素早さを上げていますが、あまり恩恵を感じないようなら耐久に回した方がいいかもしれません。
余談ですが、なぜ素早さがこれくらいの値かというと、私の知り合いが瞑想身代わり眠るギラティナを使っておりまして、身代わりされる前に毒々を入れる必要があったからです((