見せ合いあり66パーティ案〜キュウコン入りスタンダード〜

キュウコン オーバーヒート、めざめるパワー地面、神秘の守り、守る@ラムの実
サザンドラ 流星群、竜の波動、悪の波動、熱風@拘りスカーフ
★Wロトム 10万ボルト、ボルトチェンジハイドロポンプ、悪の波動@拘り眼鏡
クレセリア 冷凍ビーム、電磁波、トリックルーム、手助け@オボンの実
ローブシン ドレインパンチマッハパンチ、岩雪崩、ワイドガード@食べ残し
メタグロス コメットパンチ、思念の頭突き、地震アームハンマー@拘り鉢巻


BW時代に一度も組むことのなかったトリプル晴れパーティ。
手元のメモに残っていたので、このタイミングでブログに投げておくことに((


結局、使うことはなかったのでその程度のメモ書きだけ。



BWから通じてトリプルバトルで使ったことのあるパーティのジャンルが「太鼓暗示トリパ、ドリュウズ砂、叩き暗示、零度トリパ、眼鏡ルンパ雨、輪唱、バンギラス入りスタン、霰スイクン、雨アンチ雨」といった具合になっていて一度も晴れパーティを使ったことがありませんでした。ということで、晴れパーティの案も考えてはいましたが、やりたいことのコンセプトの問題でパーティに晴れ要素を入れることよりもキュウコンを使うことを重視していたのでなかなかうまく組むことができず・・・そして、そのまま使わないで終わってしまったのですがこんなパーティを考えていたというメモがあり、それが今回の記事の内容になります。


キュウコン入りの代表的なパーティはチェリムと組み合わせたいわゆる晴れギフトパーティと呼ばれるものになりますが、キュウコンチェリムのパワーが低いのでこれを補おうとすると攻め一辺倒のパーティとせざるをえず、それを扱える気がしませんでした。そういう理由で、キュウコンの取り巻きを種族値の高いポケモンで固めて、キュウコンを天候変化要員として雨パーティや砂パーティへの対策ポケモンとして採用して且つそれなりに素早さのあるアタッカーとして扱えるようなパーティを目指すことに。
6匹のおおまかな経緯と内容は以下のようになっています。


キュウコンは高速アタッカーとして使用するために命の珠か拘り眼鏡を持たせることになります。拘り眼鏡を持たせると拘り眼鏡ラティオスの流星群を上回る晴れオーバーヒートを打ち込むことはできるのですが、キュウコンの物理耐久を全く信用していなかったので、拘りアイテムを持っても殴れない場面があるだろうということで天候変化要員として身を守ることができるように命の珠を持たせることに・・・としていましたが、最終的には火力は他に任せてキュウコンには天候変化要員として穴埋めをしてもらう方が良さそうだったのでラムの実を持たせて状態異常対策役を担います。
攻撃的な型にしていた場合の技構成としては瞬間火力の出るオーバーヒートと範囲攻撃で削りに便利な熱風がほぼ確定。ヒードランに対して強いポケモンが少ないのでキュウコン自身がヒードランに打点を持てるようにしておかなければならないのでめざめるパワー地面を採用。最後は守るを入れます。ここに神秘の守りを採用したくなりラムの実を持たせたことから火力にも期待ができなくなったので中途半端な火力になりそうな熱風をはずしてオーバーヒートのみの採用です。
雨パーティにキュウコンを交代で出してもキュウコンが打点を持てる相手が少ないせいで打ち負けしてしまいそうなので打ち逃げに便利なソーラービームを自然と採用できる拘り眼鏡を持るか熱風を切ってもよいかもしれません。


キュウコンを採用すると相手の炎ポケモンの対処が非常に面倒になり、特に厄介なシャンデラに対して強いポケモンとしてサザンドラ。スカーフシャンデラを倒すために拘りスカーフを持たせることでキュウコンより素早さの高いトルネロスなどを先手で倒すことができるようになります。キュウコン繰り出しを活かして炎技を強化できる点も噛み合っています。


次に採用したのは対天候パーティに対して安定した耐性を持つWロトム。水と地面と氷に耐性があり飛行まで半減できる点が優秀です。相手の負けん気ポケモンの対策として特性が威嚇のポケモンを採用しないことにしたので、耐久を補うためにリフレクター光の壁を使う型にすることも考えましたが、クレセリアを採用したところにロトムを補助重視の型にすると火力が足りない気がしたので動きやすい耐性を活かして拘り眼鏡型に。
技は特筆するところはなく、ボルトチェンジによる天候奪取と受け回しをうまく使っていきたいです。悪の波動は対角まで届きトリトドンなどにも一貫して打てる点を考慮して採用。


4匹目にはバンギラストルネロスに強いポケモンとしてメタグロスを採用。特殊耐久も悪くないポケモンでドラゴン技に耐性があるので雨パーティ相手に天候を奪えば有利に戦いを進めることができます。持ち物には拘り鉢巻を持たせて打ち合いに強くします。
技はクレセリアへの打点となるコメットパンチと水タイプへの打点となりタイプ一致技の思念の頭突き、格闘技のアームハンマーを採用。格闘弱点のポケモンを守るために格闘タイプを飛行ポケモンで処理する対策をするような相手に対して飛行耐性を持つメタグロスアームハンマーは強力です。最後の技には範囲攻撃の地震を採用して相手のメタグロスへの打点も確保できるようにします。バレットパンチも欲しい技ではあります。


5匹目には素早さ操作要員且つ耐久の高さから交代での繰り出しやすさが高いクレセリアを採用。ここまでで拘りアイテム持ちを3匹抱えていることから技固定の解除のために交代をすることが多くなると思われるのでクッションとして投げられるポケモンが欲しいことと相手の追い風や天候利用に対して素早さ操作技を用いることで味方の行動回数を確保するような動きをしたいことで両方そつなくこなせるのはクレセリアくらいでしょうか。
技構成としてはガブリアスランドロスへの打点となる冷凍ビーム、追い風への切り替えし手段としてトリックルーム、相手との素早さ関係が複雑でトリックルームを使えないときに素早さを動かすための電磁波、攻撃性能がないポケモンなので味方の補助ができるように手助けとしています。
持ち物は交代の繰り出しからトリックルームを決めるところまで耐久を安定させるオボンの実。


最後の1匹はドリュウズヒードラン対策を意識してローブシンを採用。ヒードランナットレイは耐久や耐性が優秀で有効打を持つポケモンが限られているので、詰め要員として最後まで温存されやすくそれらを対策するポケモンが一度攻撃をいなされている間に処理されてしまうようなポケモンでは元も子もないので耐久の安定しているポケモンを選ぶ必要があります。特性が威嚇のズルズキンも魅力的でしたが、噴火を覚えたヒードランドリュウズテラキオンを考えるとマッハパンチがかなり優秀なのでローブシンの辿り着きました。
技構成はローブシンの場持ちをよくできるドレインパンチと先制技のマッハパンチが確定。残りは2枠ですが1つ目はワイドガードを採用。守るを覚えているポケモンが少ないパーティなので味方を守れる技は重宝します。最後の1枠は岩雪崩を採用してシャンデラウルガモスなど格闘技の効きにくい炎タイプを攻撃できるようにしておきます。
持ち物は場持ち性能を上げるため食べ残しを持たせています。


こうやって6匹を見ると拘り3種でパワー出しつつオボンの実食べ残しラムの実持ちでカバーをする構成になっていて見た目的には綺麗な仕上がりになったように見えます。
命の珠キュウコンだとキュウコンである必要性が薄かったのですが、状態異常対策をしつつ天候変化要員を採用したいという要請を叶える構成となったので机上論的には理由があると言えます。それでもクレセリアの手助けを重ねれば火力に期待ができそうなので命の珠キュウコンの方が強い可能性はありそうです。


当初のコンセプトはキュウコン+炎タイプでごり押しをするもので、怒りの粉を覚えて猫騙し関連に強くなれるウルガモスを採用していたのですが最終的にはいなくなってしまいました((
使って試行錯誤することなく終わってしまったのがちょっと残念ですね。。