ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 |
---|---|---|---|---|---|
カイオーガ | 熱湯 | 濁流 | 雷 | 冷凍ビーム | 突撃チョッキ |
ルンパッパ | 草結び | 宿り木の種 | 身代わり | 守る | 食べ残し |
クチート | アイアンヘッド | 不意打ち | 叩き落とす | 守る | クチートナイト |
ボーマンダ | 流星群 | 火炎放射 | 竜の怒り | 守る | ハバンの実 |
ヌケニン | シザークロス | 影打ち | 鬼火 | 糸を吐く | 気合いの襷 |
サーナイト | ムーンフォース | サイコショック | 草結び | トリック | 拘りスカーフ |
今さらながら、2014/10/12〜10/15にかけて開催されていたwi-fi大会「ホウエンポケモン ニコニコマッチ」の構築メモ。用意ができず対戦はしていなかったのですが、下書きが残っていたので何を考えていたかだけ。
30レベルの計算は手間なので、数値は省略。
構築のスタートはカイオーガクチート。理由は単純で、まずカイオーガは弱点が少なく即死しづらい上に火力が非常に高いので名前も挙がらないようなポケモンを自然と淘汰して対策することができるからです。クチートも同様で採用することで構築に自然と威嚇と先制技を入れることができるので立ち回りがかなり安定します。
グラードンやレックウザも使えるルールでしたが、レックウザはメガサーナイトとの組み合わせを考えるもメガクチートを採用できないのが気になり、グラードンは防御的な使い方をするのが好みなのですが、それに見合う取り巻きがいませんでした。
カイオーガミラーで選出したいポケモンとしてルンパッパ、主にグラードン入りに対して選出をしたいボーマンダ、カイオーガに飛んでくる技をほぼ全て受けることができるヌケニン、ヤミラミやドラゴンを処理する能力を考えてサーナイト、という6匹になっています。
そこそこバランスの良いメンバーで揃えることはできましたが、キノガッサやヤミラミといったポケモンに不安が残ります。
カイオーガは対策としてルンパッパが採用されやすいルールなので、ルンパッパの命の珠草結びを耐えるようでないと使いたくありません。そのため、HPに大きく努力値を割くか突撃チョッキを持たせるかの選択になりますが、ここではメガサーナイトに強くなれるため突撃チョッキを採用。守るを使えませんが、ヌケニンという安定した交代先がいるので目を瞑れます。しおふきが強力なポケモンというイメージが強いでしょうが、高火力高耐久の水ポケモンというだけで強く、守るがなかったとして威嚇と突撃チョッキで手厚くなっているのでタイマンは強そうです。
カイオーガ自身がヌケニンに抵抗ができませんが、取り巻きのポケモンにヌケニンを倒せる技を積極的に取り入れることで選出や立ち回りに無理が生じないようにします。
ルンパッパはカイオーガと共に出して相手のカイオーガの動きを制限するために使います。カイオーガに攻撃を守られている間に倒されてしまうようでは困るので、役割を重視して耐久に大きく配分することにします。カイオーガを倒すまで場持ちできるように身代わりと守るを覚えさせています。それと相性が良い宿り木の種はヌケニン対策としても有効です。
カイオーガクチートなどが火力を奮う中で、宿り木の種から終盤の詰めを行えるポケモンにもなれそうです。苦手なハイパーボイスメガサーナイトに対してはチョッキカイオーガとメガクチートで圧力を掛けます。
メガクチートは採用すると構築に自然と威嚇と先制技を取り入れられる優秀なポケモンです。カイオーガのおかげで炎弱点をカバーできるので痛手を負うことも少ないです。
相手のメガクチートやサーナイトを攻撃するためにアイアンヘッドは必須。カイオーガなどで少し削れば簡単に攻撃圏内に入るので不意打ちも必須。立ち回りを安定させる守るを入れて、最後はヌケニン対策で最も汎用性の高い叩き落とすとしました。じゃれつくがないとヤミラミ・ボーマンダ辺りに抜群はつけませんが、そこまで困ることはなさそうです。むしろ、叩き落とす+不意打ちではカイオーガを倒せないことの方が困るでしょうか。
ボーマンダは対グラードンで真価を発揮してもらいます。葉緑素+グラードンの並びにも弱くなく、地震を交代で受けることができるのでクチートの威嚇と2枚合わせて制圧力を奪って耐久の高いカイオーガで有利な状況を作っていきます。持ち物はラティアス+グラードンの並びを考えてハバンの実。
草タイプやヌケニンを処理する火炎放射とドラゴン対策の流星群、流星群を打った後に暇しないように竜の怒りを持たせていますが、サーナイトに打点がほぼないのがやや痛いところでしょうか。
ヌケニンはその特性を利用したクッション役として扱います。特に、守るのないカイオーガとの相性が良好です。見せ合いで相手に掛ける圧力も強いですし、なぜか勝ち筋になっていることも起こりえそうです。
ルンパッパへの打点となるシザークロスと先制技の影打ちは欲しく、残りは鬼火と糸を吐くとして物理ポケモンを弱めたりカイオーガの素早さをサポートしたりという動きをします。勝ち筋として大事に使うなら守るが欲しいですが、交代先として投げてサポートする動きなので他の技の優先度の方が高そうです・・・と書きましたが、当時は糸を吐くヌケニンを用意できなかったので、メモを見返したときには守ると書いていました((
最後のサーナイトはしっくり定まってないままメモになっていたポケモンです。コンボの妨害やレックウザラティオスの処理速度を考えて拘りスカーフを持っています。
不意打ちと挑発を持たせた最速ヤミラミも候補でしたが、気合いの襷をヌケニンに渡しているので構築には入れることができず。
とりあえず、カイオーガメガクチートが強いのでこれらを全試合選出することを前提に組めば強い構築になるだろうと考えていたものの25秒という短い時間の中でしっかり立ち回れるかどうか分からなかったのがネックになっていたようです。
メガサーナイトとメガクチートを両立している構築はよく見かけた気がしますが、個人的にメガクチートが出しづらい相手はほとんどいないと思っていたので、どのように使い分けて併用するのかが気になっていました。
自分で書いたこの書き方を見ていると「メガサーナイトが出せないときにメガクチートを出す(メガクチートが出せないわけではないけどメガサーナイトを出した方が試合展開が楽になるパターンが存在する」)というのが最も多いような気がしています。